くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

陸上講習会に参加した!

2009-11-12 00:09:04 | 陸上競技

11月7日 暖かで爽やかな追風!

草薙陸上競技場で静岡陸協ジュニア育成行事として、県大会8位入賞した子供たちを対象とした陸上講習会が開催された。

Imgp9002 子供たち、保護者の方々には意外なほどこの講習会を楽しみにしている。どうやら(県大会入賞者対象で・・・)という対象者募集が彼らの気持をくすぐるのだろうか?その気持はわからないでもない!初めて我が子が参加したときは、ちょっと参加することが誇らしくもあった!私は数年引率で参加させてもらって、『短距離』の指導をまたまた見学させてもらった。

さてさて、この県下ハイレベルな小学生の子供たちを集めた陸上講習会・・・。参加した方々の感想はどうだったろうか?

こんな練習は毎回やってる!いつものドリルと同じ・・・。目新しいものがないなあ・・・。拍子抜け・・・、つまらない!期待が大きかった分で、子供たちや保護者の方々からはこんな感想を持ったことだろう!

でも、ここでみんなには気がついて欲しい!と言いたい。

Imgp8969 「足が速くなりたい!」「もっと自己ベストを更新したい!」って思ったとき、皆は何をすればいいのか?やはり、姿勢や歩行、正確な足や体の動きに磨きをかけることこそ速くなる基本だってこと!すごいマシンを使ってみても、変わった練習方法を取り入れてみても、結局「基本動作」が出来ていないと足は速くならない。本屋に行っても「足が速くなる・・・」類の書籍がここ数年増えた。何か目新しい方法があるのか?と本を読み漁っても、どの本も結局は「正しい基本動作」を記しているだけ。ハードルや幅跳びの専門的なことは数ページであって、ほとんどは(書き方が違っても)基本動作&陸上ドリルのことばかり。

みんなに何が言いたいか?っていうと、足が速くなりたかったら、いつもの陸上ドリル練習を確りやること!劇的に足が速くなる指導方法&練習方法はなく、日々のドリルの積み重ねこそ足が速くなる最短の方法だってこと!

足が速くなりたいと、むやみに長いJOGを重ねてみても、基礎体力はアップしても、けして足は速くならない。キレイでないフォームでJOGなんてしたら、一生懸命努力して足が遅くなるようにがんばっていることにもなりかねないのだよ。そんな苦労をするより、毎日毎日陸上ドリルを確りやることが足が速くなる秘訣。今日講習会に参加して、改めてこの大切なことを振り返ることが出来た!(簡単なことを毎日続けること・・・、これも意外と大変なんだけどネ)

Imgp9001 皆の冬季練習、家で自主トレするのなら、JOGなんかやめて毎日20分間の陸上ドリルをやろう!春にはビックリする自己ベストをだすことが出来るはずだ!(多分、本当だよ!!)

短距離の講師は浜松大学の杉本先生。

彼が冒頭、子供たちに諭したことが「ヅキン」と胸に響いた。子供たち誰もが、これからの人生の中で「大切にしてもらいたい」と思えることなので、ブログに記して〆たい。

「足が速くなりたい」って心から思うのであれば、「速くなりたい」という強い意思を持つことです。講習会に参加するときは、積極的に「教わろう」という気持をもって参加することです。人の話を正しく聞くことは才能です。(努力すれば身につくものです。)講師の先生が「何を言っているのか」遠慮などせずに積極的に聞き、判らなかったら質問し、参加して欲しい。

こんな気持が大切で、こういう気持をもった子は特別な練習をしなくても(自然と)足が速くなる!

今日の話は・・・、小学生には難しいかなア・・・!よく判らなかったら、まあ三島陸上の練習にしっかりついて来てほしい!