くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

子供たち全員富士山登頂成功だ!

2006-10-15 22:20:27 | 山岳マラソン

10月9日 快晴・・・(富士山山頂は!)

昨日(10月8日)は中学生陸上競技新人戦県大会が草薙陸上競技場であった。私の子供はなんとかかんとか県大会出場までコマを進めてくれて、その応援に競技場に行った。競技場からは青い空に映えて、ひときは素晴らしく綺麗に富士山が臨めた!よくよく見ると富士山山頂が白く雪景色!初冠雪だった。Imgp0056 大会からの帰りの車中で、富士山の頂上はどうなってるか?の話題になり、明日は富士山に登って「どんな景色になってるか?確かめようゼ!」ってことになった。

朝7時半に自宅を出発。適当に食料などを買い込み5合目(富士宮口)に到着。出発は10時前。

私の今までの経験で富士山を歩いて登ったことはない。富士登山競争か、クライマソンなどの練習で「走る」のみだった。大体3時間あれば登って帰ってくる。子供だからまあ倍の6時間でOKだろう!と安易に計画して、(山を歩く方々からは怒られそうだが)かなりの軽装で登り始めた。子供は8歳、10歳、14歳の3人。山頂を目指すのはみな初めて!なんと、山頂到着は2時ごろ。5合目の下山は5時半を過ぎてしまった。Imgp0108 それでもはじめての富士山山頂に感激。特に山頂は雪景色。長男は火口の大きさに驚き興奮。次女もクラスで初めて富士山に登ったことが自慢のよう。約8時間ほども歩き上り、下ったことは子供には大きな自信になったとも思うが、誰もが「もういやだ!」「8合目で十分!」とも言う。私も先週キナバルに登ったばかりの体だけど、ちょっぴり高山病。高い山は長居するものじゃない!ってこともよくよく身にしみて判った。

上りは快晴。帰りは雲海を眼下に見て、雲海に沈む夕日も堪能。素敵な連休最終日となった。


2 コメント

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お天気に恵まれて、本当によかったですね。 (ヒヨッ子)
2006-10-16 18:28:27
お天気に恵まれて、本当によかったですね。
好条件を選べるのは、地元民ゆえの特権なんでしょうけれど・・・・

実は、冠雪を見て登頂したという話を聞いて、多少の気がかりを感じていました。
私は、富士山は、山開きの期間にしか登ったことはありませんが、シーズンオフの富士に登ることがあるという人が、9月中旬以降に初心者数名を連れての登山は、引率する自信がないと言うのを聞いたことがあります。
この6月中旬にも、富士登山競走の練習で登った、恐らく何度も登頂経験も富士登山競走の完走経験もある方が、試走途中で亡くなられています。お山終い後の富士山には、営業している山小屋は、ほとんど無くなります。体調が悪くなった子がいて、天候が変わっても、避難する場所はありません。
何度も登っていて、登頂だけならたやすい・・・と、私達はついそのように捕らえがちになるけれども、どうか3千㍍超の単独峰ということを、軽く考えず、今回はお山の御機嫌がすこぶる良かったからこそ、シーズンオフでも気持ちのいい山行が出来たのだということを、忘れないでください。こんな事を言っても、釈迦に説法とは思いますが。

ついこないだ、私の仲間で、あの人がまさかと思っていた方が、気象遭難に遭って亡くなられました。本当に悔しくて悲しくてやり切れません。
私とて、山の厳しさを語れる程に、山の事を知っているとは言えませんが、素人だからこそ、より山に対して謙虚な姿勢でいなければと思っています。
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富士登山競争の練習登山での遭難の話、知っています。 (J-Skyrunner)
2006-10-17 06:31:32
富士登山競争の練習登山での遭難の話、知っています。
数十回の富士山への入山、今のこの時期、この季節はよく知っています。3連休だったので前日に登った方の情報、気象条件も得ています。山への恐れはあっても、山への過信や驕りもありません。子供たちの体調、装備等は当然十分んなモノを装備して、天候の急変の前兆には敏感でもあります。山の方と同様、本来は20年来のウインドサーファーなので天気図を見て、雲の流れや形、気圧の変化など感じ取ってます。山ではないですが大海原の中で遊んでもらってます。大自然の中では人が如何にちっぽけな存在で、自然の力には立ち向かえないこともちょっとだけ、海を嗜む物として、ちょっとだけ知ってます。得意でない山で、大切な子供を連れて行くのですから、・・・さらに慎重に行こうと思ってもいます。過信は禁物です。子供には「9時間以上睡眠時間がないと連れていかない!」とも言ってます。言葉足らずのブログ内容では「お叱り」も当然だと思っています。
「自然との向き合い方」またブログの中で考えていこうと思っています。山のベテランの方々、ご指導ご鞭撻をお願いします。
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