くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

静岡リレーカーニバルに参加だ!・・・悔しい結果

2009-04-28 23:45:07 | 陸上競技

2009_003 4月26日 強風で爽やかに晴れました!

前日の雨がすっかり上がり、青空の下、恒例の静岡リレーカーニバル陸上競技大会が草薙陸上競技場で開催された。

この大会は来る静岡国際陸上のサブイベントとしてのリレー大会の予選を兼ねる。上位16チームが5月3日エコパスタジアムで開催の静岡国際陸上に参加できる。陸上シーズン開幕の県大会規模の大きくて、これからのシーズンを占う大事な大会となる。

三島陸上JCは8チームで参加。私たちコーチ陣の目標は、全チーム16位以内で静岡国際陸上参加資格を勝ち取ること!まあ今までも全チーム出場は難しいもので、ましてここ数年は全体の競技レベルが飛躍的に伸びていて、静国出場は狭き門なのだ。

今日のコンディションはズバリ強風。5~7メートル/秒の風速の中、400mリレーをどうまとめるか?!これが難しい。風も舞って、競技場内を回っている状況をどう克服するか?が問題だ。1、2レーンと7、8レーンを比べると、7、8レーンが1,2レーンより成績がいい気がする。実際のレースのとき風がどう吹くかは運次第で、これを考えると難しい。

さて・・・子供たち、コンディションは上々と分析できるが、まだシーズン開幕で大会慣れした感はなく、どことなく緊張感が漂う雰囲気。新キャプテンも板に付いていないで、キャプテンが静かで皆に声をかけていない。まだ自分のことで精一杯って感じ。コーチ陣もちょっと気負ってるところもある。まあ、いい意味の緊張感を持って草薙競技場に入ったと思いたい。(ちょっとの)気がかりは・・・、木曜日に6kmものランと加速走。長距離陣は加えて1000mのタイムトライアル。レース前のメニューじゃない距離と量を走ってること。金曜、土曜に遊び回っていれば筋肉の疲労も抜けないでベストの走りができないのじゃないか?なんてことも不安。まあほとんどの子供は筋肉痛もなく超回復期に入って絶好調のコンディションに調整できるか?!という期待もあるが、丁と出るか半と出るか・・・。

結果は、8チーム中、5チームが静国出場をゲットできた。多くの小さなクラブチームでは1チームも参加できなかったり、1チーム程度の参加もある中で、全学年5チーム参加は大したものだが、実は実は残念なチームもあった。こんな大会ではやってはならない「失格」。それもバトンのオーバーゾーン!風があって難しいコンディションは判るが、この本番で何故失敗するのか?悔しいし、残念だ。

6年生のアップ&バトンチェックは(課題はないので)問題も無いだろうとタカを括っていた。他のコーチ陣から特別な話しもなく、(当然)仕上がり状況も聞かないでいた。問題の2走ー3走は、2走は強風の追風。普通であれば2走はサブグランドの中と比べてかなり速く走ることになり、そのためバトンをもらうタイミングが速く、手が伸びきらない詰まったバトンになる。だから飛び出すタイミングをちょっと速くする調整をする。ほかのチームは(サブグランドでバッチリのタイミングに調整できていたので)風の様子を見て半歩程度伸ばすことを子供に指示していた。6年男子の3走の場合も悩んだけど、レース直前に2走は筋肉痛が取れず上手く走れていないと聞き、バトンの歩数は伸ばさないことと決めてこれを指示した。風もブンブン上がってしまうので詰まってしまうのじゃないか!と心配だった。けど、結果は引っ張りオーバーゾーンの判定で失格。残念だ!真横でバトンパスを見ていたけど、ギリギリゾーン内でバトンを渡した状況だった。ここに挙げている写真は問題のバトンシーン。果たしてこれが失格のバトンだろうか!?

2009_110 2009_111 2009_112 2009_113

斜め後ろ側から連続写真を撮っていて、これでチェックしてもセーフの状況だった。しかしお爺さん審判は黄色旗を揚げた。子供たちがどれだけ努力してバトンを完成させて、この日のために精進してきたか?!・・・ぼんやりしてる審判爺さんには分かるまい。WBCでもボケ審判がいるように、陸上競技でも目を開けていない審判がいるようだ。きっと誤審の過ちの良心の呵責もなにも無いのだろう・・・。誤審であってもまあ、それを認める気も、自分の結果を省みる気も無いのだから、良心の呵責もあるはずがない・・・。監督曰く、「まあグレーなバトン渡しをしてしまったのは事実なので、これがダメ。審判にダメと言われてしまえばたとえ審判が間違っていても、ダメはダメだ。あきらめよう。」・・・監督、・・・なんて大人の返答だ!(前はこうじゃあなかったのに)

さて、私はコーチとして、どんなことが出来ただろうか?果たしてこのレースの失敗を防ぐことが出来ただろうか?数日悩んでいる。コーチ陣の連絡用に無線も持ってるのだから、6年生の仕上がりをN先生に聞くぐらい出来たのじゃないか!とか、選手ともっと上手いやり取りをして、半歩縮めることが出来たかもしれない。でもあの風を考えて縮める選択は無かったと思うし、・・・と思えばコーチ指示としては多分正解・・・かな。じゃあ、この日の2走の走りをどう分析できていたか?強風追風でも、3走に逃げられるほどの力無い走りだったのか?3走が速く出たか?・・・これは見ていて問題ないとすると、まさか歩数を数え間違ったか?・・・きっと、何か原因があるのだけど現在不明のままだ。

2009_137今年の裾野陸上は強い。金メダルを総なめって感じ羨ましいし、悔しい。やっぱり強いチームには理由があるわけで、どんな練習をしているのか気になるところだ。

勝負は静国で!今回の勝因と敗因をしっかり分析して次に繋げていこうと思う。

今回も140枚の大会写真を撮った。さんか全員じゃないけど、選手の雄姿、バトンチェックの様子など皆で確認してください。

「くるたのしき・・・語録27」

『感謝は、・・・ ・・・敵を作らない!』

2009_084 2009_085 2009_086 2009_099 2009_094 2009_097 2009_098 2009_103 2009_104 2009_105 2009_118 2009_119 2009_120 2009_125 2009_126 2009_127