くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

静岡県小学生陸上競技選手権大会が開催された!

2009-10-28 00:34:27 | 陸上競技

10月18日 曇りから晴れ

天気予報は雨マークでもあった。前日の雨も朝方にはすっかり上がって行く気配。草薙に向かうバスからは、草薙駅の踏み切り辺りで朝靄に金色に輝くような空が臨めた。草薙陸上競技場は大きな水溜りがあって、サブグラウンドの芝生はぐっしょりと濡れていた。しかし時間とともに青空に輝き、雲が消えてなくなり、素敵な大会日和の開幕となった。Imgp8680

今日の大会が6年生たちの最後で、またまた1年間で最も大きな陸上競技大会。今年は参加団体も70チームを超えて、この静岡県陸上競技選手権大会が実は全国一大きな小学生の大会でもあるようだ。まさに三島陸上JCの高学年の子供たちは「この日の為に」日々の練習に耐えて走りぬいてきたのだ!長い子は1年生からで、足掛け約5年間と7ヶ月頑張ってきたことになる。最も記録が出る秋のこの大会こそが真の静岡県チャンピョンを決めるに相応しい、また多くの歴史を刻んだ大会でもあるのだ。・・・色々考えると、力が入ります!

Imgp8596 さてさて、最近の三島陸上JCは競技種目ごとのウォーミングアップが細分化&専門化されて高度になった。反面それをフォローするコーチ陣が手薄で保護者の方々にも負担をかけて苦労も多い。加えて競技のタイムテーブルは学年毎の種目がばらばらになってこれら全てをフォローすることも一苦労だ。数名のコーチの皆さんの総力で今日も子供たちを万全にバックアップすることになる。・・・力が入ります!!

Imgp8510 今日の私の仕事は、(最後の大会でベスト記録を出して欲しくって)なるべく6年生中心にウォーミングアップには力を注いだ。けしてヒイキするわけじゃなくって、「ああっつ、陸上競技やっててよかったな!」っていう感動をもってシーズンを終えてもらいたいことと、中学に行ってももっと頑張ろう!って思えるような一生彼らの心に残る競技会にして欲しいという思い。(この点なんかはN監督とはまさに同じ心境だ) そう思うと、・・・やっぱり力が入ります!!!

Imgp8527 Imgp8528 なかでも指導者泣かせの6年生男子。持ちタイム&実力ではメダル間違いなし!の彼らなのだけど、今まで大舞台でことごとくバトンパスを失敗する。「・・・これだけやれれば十分だろう!」ってまで仕上げて、大会の決勝でポカミスをする。彼らの中にはもう陸上競技がトラウマになって、中学になったらこんなに苦しい競技は嫌だ!と思ってる子がいるのじゃないかと心配なほど・・・。だからこそ、今日の大会こそ、「やっててよかった!」と感動して終って欲しいと願うのだ!今日だけは我が子が走る以上に6年生には力が入ってしまいます。

Imgp8534 結果は静岡陸協のHPを参照願うとして、新聞には出なかったが入賞者が多数出て、個人種目ではほぼ予想通りの結果となった。なんたって静岡県チャンピョンを決める大会なので、この大会で入賞できればこの先の中学生での競技も期待をもっていいのだと思う。みんな大活躍!いい大会だった。

Imgp8548 ちょっと残念だったのは400mR(リレー)でメダルが無かったこと。(私の記憶では今までこの大会に出てリレーのメダルなしは初めてじゃないかな?)目標メダルは2。手堅くは1つは持ち帰りたかったのだけど残念無念。カゼは流行って最後まで上手く仕上げられなかったり、追い込めなかったことが敗因かと思うけど、失敗は多分コーチの責任。彼らの力を信じてミスを恐れないで強風を力に変えて、攻めのバトンパスの調整をすればメダルを手に入れたかもしれないと思うと、・・・残念。(だけど、またまた失敗させる訳にはいかないので、この采配がやっぱり最善だったとも・・・やっぱり思う)

Imgp8563 リレー競技が中心の写真だけど、三島陸上JCの半年かけて育てた彼らののバトンパスを見て欲しい。

我が子も大幅自己ベスト更新。1年近く停滞していた記録更新もやっと叶い、それも向かい風の条件ながらの14秒台半ばはアッパレ!!。親バカとい言われようが、自己ベスト更新はめでたく、まさに陸上競技の醍醐味!今日現在の静岡県ランキングでは小5女子で5位。向かい風1.3メートルでは満足の結果!Imgp8602

S君のハードルも見事!N監督の指導のお家芸をすっかり体得して県チャンピョンはやっぱり大したものだ!

もう1人のS君のハイジャンも5年生ながら6年生を押さえての金メダルは大したものだ!身長も普通。特別運動神経が凄いとも一見思えないけど、ハイジャンという競技と彼の性格が上手く合った。(実は彼のお母さんとは会社が一緒で)、一年前に陸上競技の参加を相談されて、「中国拳法より陸上がいいよ!県チャンピョンに成れるよ!」と誘って、これが今日本当になった!子供たちの可能性は無限。いい環境、いい指導者、いい仲間に出会って可能性が花開いたとも思う。いろんな意味で収穫の多い大会となった!よかったよかった!