くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

キナバルの準備

2006-09-27 06:51:42 | クライマソン

9月27日

日曜日のマスターズ陸上からの筋肉疲労の峠は越えたようだ。愛鷹陸上競技場のタータントラックは今春「スーパーX」という超高硬度のハイグレードなタータンに模様替えしたばかり。国立競技場と同じと言うが、それ以上に硬い。年老いて、普段はナイキ派の(柔らか目のシューズを愛好する)私には、このタータンを短距離のスパイクを履いてガンガンと走ることは大変なことだ。(日曜日は「勝負」でスパイクのピンも1mm長くしたのだ。)今朝はやっと足の張りが取れてきた。

さて、出発を明日にして、昨夜は旅行スーツケースをクローゼットの奥から持ち出して下着やウエヤーなどの「キナバル旅行」の準備を始めた。

昨日キナバルの友とのメールで、昨年走っての問題点として、「丸太はしご攻略」Imgp9155 を話した。同じような問題を実は私も思っていて、9月はこの対策検討でいろんな実験(試走)をした。最終的に辿り着いた「結論」などを記しておきたい。キナバルの登りは、意外とどんなシューズでもOKと思う。現地ポーター軍団は小学生の体育館シューズのようなもので走っている。岩の階段は滑るかもしれないが、一滑りして大事に至ることはない。3400M以上はざらついた花崗岩なので問題ない。といいつつ、私は爪先(拇指球~爪先)の引っかかりを大事にするので、ラバータイプより、プラチップの付いたものが好きだ。足入れで引っかかりのないように・・・って配慮で、ナイキカタナ3の半分ラバー、半分プラチップを使う。昨年鏑木さんはラバータイプのニューバランスだったし、上位の外人選手はナイキスペクトラなどの普通のジョギングシューズだった。外人は足の裏の面積が広いタイプを好む傾向があるようです。さて、問題は下り。花崗岩の岩肌はナイキカタナ3で問題なし。厄介なのは下りの丸太はしごや階段。多分(・・・必ずImgp9157)雨で濡れているので、丸太部分はツルツルです。昨年はこの丸太にシューズのアーチに張ったプラスチックで滑って「危うく転倒」 っていうことが3回、4回あった。そこでこの対策を考えた。最初はナイキカタナフラットを購入して、昼の城山ランニングで試した。晴れの日はOK。しかし雨の後などの岩場は滑る。伊豆の山は苔むす場面が多いので、思った以上に滑る。下りは更に慎重さを要する。3回試走したけど情況は同じ。アーチ部分が掘れていないことも、下りの走りには引っかかりが無くて足元を不安定とさせる要因だと判った。「ミズノフラッシングウエーブエキデン」も使って走ってみたが、(以前富士登山競争でも失敗したが・・・)アーチ部分のプラスチックの反動があると無いでは、登りのケースで足裏の筋肉の疲労度が違う。走りこんだ方は問題ないのだろうが、私はこの足裏の筋肉疲労⇒シンスプリントの疲労に繋がって、長時間のランニングには不向きだ!ということも判明した。最終的な結論は、昨年同様のナイキカタナ3にアーチ部分に滑り止めを貼ること。写真のとおり。貼り方も滑りの方向と異なる横方向とした、一枚貼りでは剥がれたときがENDなので、2枚のパネル貼り。さらに接着剤もアーチは伸縮するので伸びに優れたシリコン系の速乾強力ボンドを採用した。アーチ部分の形状はデコボコなのでこのボンドをパテ代わりにしっかり使って貼り付けた。

昨年、鏑木さんは全日本の選手と同じユニホームを着ていた。JAPANの字はお手製だったと思う。やはりキナバルクライマソンはスカイランナー世界選手権なので、参加する私達は「日の丸」を付けてレースに臨みたい!と思う。なにかイイ日本国旗アップリケなど無いか?ってさがしたら・・・、サッカーサポーターが応援で使う日本の国旗のタツープリントを見つけた。Imgp9161大きさもGood!値段も手ごろ。早速ランニングシャツにプリントしたら・・・ Imgp9163

こんな感じです(写真)。まさに日本代表!って雰囲気というか、このランニングじゃユニフォームそのもの!!!カッコイイ・・・。(日曜日もこれで走ればよかったナ?!)

こんな感じで、色々考えて、一人で盛り上がってる。今日は早めに仕事を終えて、明日の荷作りしなくっちゃ!