くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

静岡県ジュニア陸上クラブ選手権大会が開催された!

2008-08-05 22:50:54 | 陸上競技

8月3日 もっとも暑い夏が始まった!

朝は4時過ぎに起床し空を仰いだ!ムシムシと蒸し暑く、厚~い灰色の雲が空を覆っていた。6時前、バスの集合時間にはパラパラと雨も落ちてきた。でもこんなに曇っていても静岡市草薙の天気は暑く晴れた天気となるだろう!

2008__419 今日は待ちに待った静岡県ジュニア陸上クラブ選手権大会の日。今年の三島陸上JCはリレー13チームの参加、なんと大型バス3台を連ねての遠征となる。一年を通じて1年生からみんなで参加できる大会はこのジュニア陸上クラブ選手権だけ。年間を通して本当に一番大きく団が盛り上がる大会となる。

低学年から、ほぼ2ヶ月間をリレーのバトン渡しに費やし、この大会にかけてきた。監督&コーチの注ぎ込んだ時間と労力は計り知れないものだけど、まあ子供たちも頑張ってついてきた。『困難の大きさは自分の意思の強さをはかるものさし』とはよく言ったもので、出来ないバトンパスにイライラしたり怒鳴ったりしたこともあったけど、そのことなど全て、今日は感動と喜びに変えてみたいもんだと思う。「できないと思っているときは、始める前にあきらめている!できると思えることは、できるまであきらめない!!・・・だから成功するのだ。」そうも思って、なんとかあきらめないで、綺麗なバトンパスを目指して指導をしてきた。

2008__546 先週の東部陸上カーニバルは雨天練習場を上手く使って暑い日だったけどアップは上手くこなせた。だけど今日の草薙陸上競技場は雨天走路使用禁止。低学年も参加の大会なので、スパイクを履いて走ってきた子供と低学年が接触すれば大事故に繋がるので安全配慮のため。

今日は朝から暑かった。日差しの鋭さは先週を越えて、この夏一番の激しさだ。(筋肉の)体温はJogだけで十分ヒートアップするので、体に速い動きを蘇らせるポイントを押さえての短めのアップ。そして疲れないよう、給水に配慮して、兎に角子供たちの顔色、目力、表情に注意してアップを行った。

2008__468 2008__469 2008__470 2008__471 競技開始から、競技場には南の強い風が吹いた。風速3から4メートルを越えていた。体の小さい低学年には過酷なコンディションとなったようだ。さて、個人種目の結果・・・。(個人的には)思いのほか振るわず、低迷したものだった。今回受け持った4年男・女の100m走。メダル候補のS藤にメダルを取らせてあげれない・・・。次女も相変わらずタイムが伸びす低迷。他の学年も100m走はパッとしない。午前中のチームの雰囲気は意気消沈ムード。これじゃ本命のリレーも実力発揮できずに終ってしまいそう・・・っていう不安が渦巻く。大体、今回の大会では私はタイムテーブル表に「個人種目のメダル獲得数を5つ、リレーは3つ」と記した。今回大会の目標は例年に増して実に背伸びをして設定したのだ。(昨年目標より各1つづつ多くしていた!)責任重大!

そこで、後半のリレーアップには「チーム力を高める」独自のアップ方法をちょっと仕組んでみた。『勝つための3秒ルール』っていう自己マネジメント方法の1つを応用してみた。対象が子供たち、理屈よりも実践と行動、そして掛け声とジェスチャーで、暑い中でも、大舞台前で不安がよぎったりするとき、心を前向きに奮い立たせるある手法を使ってみた。低学年にはけっこう効いた!(と個人的には思う)高学年にも効いた?!

2008__509どんなことをしたか・・・、これは私のコーチング~ッ!のノウハウ部分なので多くは記さない。(あるルールを決めておいて)、たとえば私が子供たちに「調子はどうだい?」と声をかけたら、子供は必ず「絶好調で~す!」とジェスチャーを交えて応える。これをアップの合間合間、コール移動時、リレーの最終コールやレーンで緊張しているとき、ゲリラ的に仕掛ける!こうすれば、暑くても、明るく元気に前向きにレースに臨んでいってしまうポジティブな状態になってしまう。

2008__516 2008__517 午後の競技、特にリレーは午前中の雰囲気を引きずらないようなチームムードにはなったと思うが、どうだったろうか?『どうせ頑張るなら、笑顔で頑張る!』・・・みんな笑顔で走れたと思うよ!!2008__496

2008__497 2008__498  バトンパスの完成度合いは、お世辞にも「上手い」とは言えないものだった。コンディションでは風が強いこと。幅跳び、1000mや600mを走った子供が直ぐにリレーとして走る。暑くて競技の疲労が溜まった状態の4年生や体力に劣る子供を前に、どうしてもバトンパスのときの歩数を短く安パイになってしまっていた。勝負とすれば1歩2歩と伸ばすことも可能だったけど、失敗のリスクを犯すことに躊躇した。結局多くの子供は詰まり気味のバトンパスとなった。バトンパスの多くは連続写真で撮影したけども、その多くの写真は詰まり気味!やっぱり、リレーは難しいもんだ!と改めて思う。

あと1つ。バトンパスをするとき、バトンを受け取る子供の手の高さがみんな高くなってる。写真でみると不自然で、渡すときにロスが大きいんっじゃないか?って思う。こんな癖は早く直さねば・・・!

大会結果は県陸協HPを・・・http://www2.wbs.ne.jp/~nagata/t&f/080803HTML.htm