こんにちは! 新日本婦人の会 王寺支部です

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10/12 「第27回 生駒市母親大会」に参加・・アーサー・ビナードさんて?

2008年10月13日 00時33分17秒 | 会員さんの投稿
新婦人王寺支部事務局長のNさんから、「生駒市母親大会」に参加し、
アーサー・ビナードさんの講演を聞いての感想が、投稿されましたので、ご紹介します。

当日の案内チラシに、アーサー・ビナードさんのプロフィールが触れられています。
「日本人以上の日本語力と感性で、中原中也賞・日本絵本賞・講談社エッセイ賞等、数々の賞を受賞。
機知とユーモアあふれるトークで、テレビ・ラジオ出演多数。(1967年米国生まれ)」

そして当日の講演テーマは、「ボクから見たフシギな日本と子どもの未来」。

それでは、Nさんの投稿文をご紹介します。ありがとうございました。

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久しぶりに生駒市まで出かけました。
アーサー・ビナードさんの講演を聞くためです。

最初に「3 ARROWS」というトリオの演奏があり、
篠笛や尺八も混じって、なかなか素敵でした。
その演奏をバックに、アーサー・ビナードさんが詩を朗読するという、
感動的なサプライズもありました。

アーサー・ビナードさんは、りりしくて、ナイーブな若武者といった印象です。
始めに〝生駒石〟に触れる詩の朗読があり、今年田植えを初めて体験し、
「泥」について語られました。

そして日本の今の政治と、アメリカの政治を比較しながら、
二大政党制の問題点を、
「レストランに行っても、メニューに2種類しか食べ物がなく、
飽きるしその店は繁盛しない」などと、ユーモアー込めて批判。
二大政党制は虚しく、
他に選択肢のない袋小路に追い込むものだと言われました。

アガサ・クリスティの「戦争に勝つことは、負けることと同じくらい、
とんだ災難だ」という言葉を、引用されたのも印象に残りました。

核兵器は人間が作ったものだからなくせる、
人間がやらなければならないことを、やっていないと言われました。

第五福竜丸が「死の灰」を浴びながら、よくも焼津に帰って来れたのは、
「23人の英雄物語」そのものと、最後に語られました。

本当に日本人より日本に詳しい、アメリカ人でした。

********  新婦人王寺支部舟戸班 Nさんからの投稿でした。

 

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