
一週間が、早いです・・
『屍鬼』 第悼と柩(きゅう)話
プロローグは人間だった頃の千鶴の記憶。
芋をむいていて手を切ったと大騒ぎ。
それは、愛する人への可愛らしい甘えだったようです・・
石が当たって倒れた千鶴。
尾崎が村人に説明をしながら胸に杭を打とうとすると、
千鶴は起き上がって彼の首に牙をむきます。
それを阻止し、押さえつけたのは大川 富雄。
そして杭を持ち、槌を振り下ろしたのは恵の父でした。
復讐の時がやって来たのです。
ん~
千鶴の人間だった時の思い出が消えていった描写。
切なかったです。
彼女だって、屍鬼になりたくてなったんじゃないでしょうに・・
辰巳は(またオモシロイ服を・・)千鶴が殺された事を
沙子に報告します。
辰巳は村を脱出する事を提案しますが、
仲間が増えてしまったのでそれは無理だと、
沙子は徹底抗戦を指示します。
ぅぁー・・
なんという的確な指示。
さすが伊達に長く生きていないという事でしょうか。
「こんなことなら殺しておけば良かったわ あなたのお友だち」
千鶴を想い涙した後の沙子の言葉。
やっぱり人間にとっては怖い存在だわ・・
尾崎は真実を話し、屍鬼狩りの協力者を募ります。
淡々と話をしていますが、
見かけは人間なのだからなんともおぞましいです。
事実は受け入れても、
もし相手が自分の家族だったら?!と言ったのは徹ちゃん父。
それもわかりますよね・・
村は、逃げ出す派と退治派に分かれる事となりました。
徒党を組んで村を回る女衆。
悪い事をしているわけではないのに、
夜の闇に浮かび上がるその顔が、とても怖いです。
これは、
屍鬼から見た「人間」たちの顔ですかね・・?
正雄には言いたい放題ですが、
夏野の事を想う時だけ乙女な恵が^^;
律ちゃんは屍鬼としての餓えに抵抗しています。
泣いて説得する徹ちゃん。
徹ちゃんたら、よく泣くよなぁ。
もぅ可愛いったら!
恵が自分を殺しに来ると怯えるかおり。
しかし、
窮鼠猫を噛む・・!
彼女は屍鬼に反撃をします。
その相手が父だとわかっても、バットを振り下ろしたかおりが、怖かった。
夜が明けると深い眠りについてしまう沙子。
辰巳は静信に彼女を託します。
頭を潰してしまえば云々は、屍鬼とて同じ事。
屍鬼退治に参加するのに、多くの村人がお面を被っています。
ええ、それは、とても残酷な仕打ちですもの。
後々、
参加者がお互いの顔を見ただけで惨劇を思い出さないように・・
という配慮でしょうか?
(追記:屍鬼に勝てたとしても、村全体に大きな傷は残りますよね
静信が屍鬼の側についたのは、
村への殺意があったから・・?!
自分を縛るこの村を、彼は潜在的に憎んでいたというのでしょうか・・
なんと、
律ちゃんの「食事」として用意されていたのは sexy やすよさん!
EDに律ちゃんが泣いている姿が映っていましたが、
まさか・・