住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

住まいの安全性、食物の安全性、政治の危険性、感動の共有
心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

 由緒正しいドライブイン

2009年07月14日 | 直売・食の安全
 仕事が早く終わったので、久しぶりに湯舟沢温泉に寄らせてもらった。 薄い硫黄の匂いが、銭湯とは違う思いを蘇らせてくれる。 その昔、戸板に乗ってきた動けない人が、2~3ヶ月の湯治で元気になり、一人で歩いて帰ったという逸話があるが、腰の重みが一時間程の入浴でカラッとする事を考えれば、まんざらでもない感じがする。
車の通れない温泉の脇の道を2~300mほど登ると、運が良ければ一掴みほどのワラビにありつく事が出来る。 これで、明晩のおかずはショウガ醤油をかけたワラビのおひたしとなる。 だが子供は食べてはくれない。

帰りには、由緒正しいドライブイン『尾上の松』で、6個入りの『紅輝卵』という卵かけご飯用の卵を買った。 6個で360円とチョット高め。
その昔、忍者の呼び声高い『芭蕉』もここを通り、この松の下に腰を下ろして、お茶でもすすったのだろうか。 佐竹藩の飛脚『ヨジロー』殿も、お茶を飲む暇も無く、松の姿を横目に駆け去って行き東根の六田に宿を取った。 そこには、思いを寄せる娘さんが居たということでした。 今でも東根の六田には美人が多いと聞く!?。 最近新聞に載った、かの『イザベラバード』も足の短い農耕馬にまたがり、ぽっくりぽっくり歩いていった。 その節も、この松の姿をしっかり、頭に記憶して北へ進んで行ったのでしょう。

ここの、紅輝卵という卵は 『村山市うまいもの』 として、もっと宣伝しても恥ずかしくないものと思われるが?  新鮮さはもちろんであるが、生卵をそのまま味わってみると、昔懐かしい味がそのまま舌に伝わってくる。 子供時代、病み上がりの時には、おかゆの上に生卵をかけ塩をパラパラと振ってくれた母の顔がなつかしく思い出されます。 欲を言えば、歯ざわりは同じようであるが「はえぬき」より、舌触りの良い「ササニシキ」がよく会う。 だが、残念ながら倒伏しやすく、作りにくいササニシキは、今ではお目にかかることが少ない。 

個人的には、メタボぎみなので食べ物の話は避けたいのですが、今日は食べ物の話でした。
公営の『道の駅』が出来てから、昔の隆盛は夢のようです。 中央分離帯とか、新しい交通手段はいろんな影響を与えるけれども已む得ないことでしょうか。 チョット惜しい気がします。




今週のローラチャン

2009年07月14日 | 綺麗所


 中国語で、これは何ですか? ということを
ジィシー、シェンマァー→と語尾を上げます。

揚州生まれの鑑真は弘法太子の生まれる、チョット前の753年大伴古麻呂の好意によって遣唐使の船に乗せてもらい日本を訪れることができた。 実は彼は何回かの訪日に失敗し、失明に近い状態であった。 
彼はどうやって日本語を理解する事ができたか? そして、彼は日本を征服する為に日本にやってきたか? Non ! 彼の『心情』が、今の政治家に必要なのでしょう。

この辺の鑑真の経緯を考えたら、日本の英語教育(外国語教育)がどうして一般人に定着しないのがよく理解できる。
英語の先生が、英語を言葉としてではなく、学問として紹介しそれを権威付けたため英語が定着しないと思って間違いではないようです。
其の国のリーダーが、自国の言葉の発音もままなら無い様でも困りもんですが、語学学習はこの辺にヒントがあるのでしょう。
学生時代、電車で外国人を見つけたら、これ幸いに練習で話しかける“スワ”クンという男が居たが、ひとかどの者に成ったといううわさは無い。ナツカシイ~。

同時通訳の人が言っていました。 大まかな意味を掴めばいいんです。 一つ一つの言葉に拘り過ぎてはいけません。 まさに其の通りではないかと思います。