書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

こどもの日に

2009-05-05 14:49:02 | 思う事
子どもらが小さい時、田舎には大きなこいのぼりと名前旗を飾った。

無事に子ども達は二人とも成人し、今年は帰ってこれなかった。

昨日とは大違いの爽やかな五月晴れ。
今日は節句のお祝いをして、こいのぼりを見上げている家庭もあると思う。


今日の善き日に
世の中の子ども達とわが子に そして自分に贈ります。

「すずめらも 海かけて飛べ 吹流し」(石田波郷)

吹流しが海へ向ってなびいている。すずめたちよ、お前達もあの吹流しのように元気よく、海を目指して飛べ!!!
   
長男は大阪で次男は東京で其々の夢に向っている。
次男は今夜国立のライブハウス地球屋でライブらしい。

それから・・・。
子どもらにそして私にも夢を勇気を与えた忌野清志郎さんが先日亡くなった。
ご冥福を祈ります。
清志郎さん、天国でロックやってください。
きっとティアラ(10年間唐津や阿蘇のロックのお祭りに連れて行っていた)
ギターの音に惹かれてうかれ、きっと喜ぶに違いないと思います。

ともちゃんとピンキー

2009-05-05 14:36:58 | うちのワンコ
ピンキーも昨日に引き続き阿蘇に。
外は雨。

ピンキーは昨日もともちゃんとずっと一緒にいた。
「etu」に就くや否や昨日ともちゃんと遊んだ場所に車から飛び出して行き、ともちゃんの姿をさがした。

雨の中ピンキーは濡れながら庭を走り回ってお店の中に入る様子はない。
20分ほどして、ともちゃんが帰ってきた。
ピンキーは目をうるうるさせて走りより、ともちゃんと会えたのを喜んだ。

ティアラが天使になる少し前には大好きなティアラ、お兄ちゃん二人、ともちゃんと私とみんなで雪遊びをした「etu」。

ピンキーにとって特別な場所には違いない。

2日続けていっぱい遊べたピンキー。

帰りはともちゃんとティアラと車の後ろで熟睡していた。
夢の中では、ティアラ姉ちゃんと会って一緒に遊んだに違いない



北島雪山の書

2009-05-05 14:20:53 | 書について
古代の郷美術館で私が足を止めたもの。

「明(みん)の香りがする!!!」


北島雪山
(1638~1697)、父は加藤清正の侍医。加藤家改易の後は細川藩医となった。雪山は、幼少期から青年期に長崎に遊学。そのときに明(みん)国亡命者の黄檗僧雪機、独立(どくりゅう)即非に就いて中国の書を学び、文徴明の書風を習ったが、江戸幕府が急に陽明異学禁止事件で、多くの学者とともに追放され、長崎、京都、江戸と流浪、筆旅を送った。(熊本県大百科事典より)

「やっぱり・・・」

雪山の名前は知っていたが、追放を受けたとは知らなかったし、直筆はこんなにシャープなものとは認識していなかった。
当時、和様の書が主流?だった中、熊本の中では群を抜いてシャープな線を引いた人に違いない。

とても嬉しかった。

沢庵の書

2009-05-05 13:40:38 | 書について
沢庵の書状は7年ほど前に180通ほど読んだ。
と、言うのも、熊本大学の図書館には、永青文庫の文物資料があって、熊大の森山先生を通してそれらの資料を読む機会を得た。
細川忠利と沢庵との手紙のやり取りを生で感じることが出来た貴重な体験だった。
沢庵の手紙の書はおっとりし、しかも剛直な感じの書きぶりだったと印象がある。

この軸は「教外別伝」と書いてあった。

阿蘇2日目・古代の郷美術館

2009-05-05 13:20:14 | 思う事
昨日に引き続き、今日も又阿蘇。
今日の阿蘇行きは公代さんと。

私のお勧めスポットに公代さんの運転で連れてきてもらった。
それは「古代の郷美術館」
阿蘇氏の歴史はもとより、コレクションが凄い。
私は、共通の趣味のある方は必ずご案内するところ。阿蘇一ノ宮のかんぽの宿から少し行ったところ、阿蘇アゼリアのすぐ近く。

全てが阿蘇家のコレクションなのかは分からないが、とにかくいろんなものがある。
以前来たときから作品がいくらか変わっていたから、所蔵物もまだあるに違いない。
となりは田舎料理の囲炉裏のお店。ちょうどお昼時だったので、お客さんで駐車場が満車だった。
私達は美術館に入ったが、受付には「となりのお店に声をかけてください」と書かれていて無人だった。
私が、お店に言いに行くとしばらくして美術館の係りの方(今までお店のレジにいた方)が受付をしてくれて案内用のテープを持って館内の簡単な案内をされた。

正面にあるのは尾形光琳の六曲屏風。
白い菊の花びらは胡粉に漆を練りこんで盛って描いてあった。
そして緑の色は緑青(さび)だそうだ。
こんなに凄い作品がほとんど誰も来ない美術館にそれも無防備にあっていいのだろうか?と思う。

「tean tean」で、ティータイム。

2009-05-05 13:07:10 | 食べる事、飲む事
「etu」さんのとなりにある「tean tean」でティータイム。

ここの場所には龍命泉と命名された湧水があり、「etu」さんも「tean tean」さんも湧水のお水でのコーヒーや紅茶は格別。

「tean tean」さんには今フランスからの雑貨がたくさん入ってきて、又違った空間を演出されていた。

どんどん湧き出す水が、たくさん自生のクレソンを育てていて、命が洗濯できるスポットだ。

阿蘇の「etu」で張り子展

2009-05-05 12:37:49 | 季節物
連休中から10日ぐらいまで阿蘇の「etu」で張り子展が開催されている。

張り子といえば私は「張り子のトラ」しか浮かばなかったが、今回「etu」さんに並んだ張り子は飛騨高山の作家さんが作られた(鯛、滝をのぼる鯉、かつお、ぶり、金魚などそして、干支の丑。)縁起の良い物たち。

姿かたちはとても愛らしく、勢いとかわいらしさと同時に感じる素晴らしいものばかりだった。(きっと作家さんのお人柄だろう)

私が大きな鯛の作品をみたとき

「この鯛は、大だいどっこいの鯛に似てるよ」とetuのみきちゃんに・・・。
「おおだいどっこいてなに?」とみきちゃん。

私の記憶によると・・・。
お正月に初詣に行くと、藤崎八幡宮や熊本城で、縁起を担ぐ為に砂糖菓子の鯛を大声で威勢にいい売り言葉で売っていた。
商売繁盛の熊手や羽子板のような意味合いだったと思う。
大きい鯛が売れるとその周りに居る人たちもその鯛を買った人と一緒に一本じめで拍手した。
そんな感じの記憶だった。
その大鯛は砂糖を型にいれ膨らませ、赤やピンクで彩色してあった。

今回ここの張り子の鯛もふっくらして愛らしく、私の記憶の底に眠っていた「大だい」を思い出させてくれた。
と同時に、祖父母と一緒に初詣に行っていた幼い自分にも会えた気がした。

たくさんの張り子は、昔着物の洗い張り用に使われていた板や、野菜箱にセンスよく並べられていて、昭和のレトロな感じの普段の「etu」の空間がいっそう華やかになっていた。

張り子の作家さんの「平野明」さんの作品が見事に演出されて素晴らしい。
張り子展の様子は(器季家倶楽部で)。


わんこのグラス。

2009-05-05 12:20:23 | お友達
里山美術館から、今度は阿蘇の「etu」にむかう予定だったので、一日をたっぷり過ごすこととなった。

お昼は、地元のお母さん達が作られた「ご汁セット」を頂いた。
「ご汁セット」は炊き込みご飯と、季節のお野菜などのお煮しめと、蕨の酢の物、ひじきと大豆とお味噌汁に大豆をすったものを入れたもの。だった。

美味しく頂き、ガラス工房、布の工房を見た。

ガラス工房でkumiちゃんがグラスを見ていた。
「夏用のビアグラスを選んでいるのかな?」と思いきや。

長距離を運転する私の為にみんなから!と選んでくれたのだった。

わんこのついたグラス。

とても嬉しく有り難かった。