書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

町づくりの書道教室。

2009-05-12 23:27:38 | 習字教室
とにかく、書をしていると楽しい。
そして書を楽しんで頂けるとなお楽しい。

今夜は町づくりの書道教室だった。阿蘇から自然の力をもらって猛スピードっで帰ってきた。
気持ちはハイテンション。
今日は、町づくりの女性の方には色紙を仕上げて頂いた。

最初に消しゴム印をつくり、今日のお題「愛」を練習してもらい其々の「愛」を最後に色紙におさめてもらった。
作品の横には、今日作った消しゴム印を・・・。

あっという間に「世界に一つの作品が仕上がった。」

誰しも、この一刻一刻が「死への旅路」
刹那的だけれども、今の一刻を十二分に満足して頂きたい。

お父さん方は半紙を抜けて、半折二分の一の大きさに「自然の力」と書いてもらった。初めての大きなサイズの紙。
其々の個性も違うし、其々の書き具合も違うし、又楽しみに作品を観させてもらった。

南阿蘇

2009-05-12 23:16:54 | お仕事
6月から、単発でとある高校に書道の授業に行く事になったので場所の確認と打ち合わせに行った。

場所は南阿蘇。

今日はお天気もよくとっても気持ちいいドライブ日和だった。

これから秋まで度々阿蘇まで足を運ぶことが出来ると思うととっても嬉しくなった。

阿蘇はどこから廻ってもいつ行っても素晴らしい。
阿蘇も身近になった。今日は新緑の爽やかな香りがして本当に幸せだった。
ドライブの途中「幸せは、幸せと思える人だから幸せなのだ。」というような話が
ラジオから流れた。
「ここまでこれる機会を得ることが出来て幸せ!!!」と思った。
放牧されている赤牛を見た。
阿蘇には心もからだも癒してくれる壮大な自然の力が満ちている。

文房四宝・筆(唐物青貝十六羅漢文筆)

2009-05-12 00:00:39 | 書について
書を書くのは大好き(しかし、苦悩と隣り合わせ)、書を鑑賞するのはもっと好きで、いける範囲で直筆を見に行く。見にいけなかったら、本でうっとりながめる。
そして、うっとりながめる物に文房四宝がある。

墨、紙、硯、筆を「文房四宝」という。

文房とは文人の書斎の意味。
書斎で使う物の中でも特に欠くことが出来ないものを「文房四宝」といった。

画像は清代の筆。
この時代には多くの文房四宝が作られた。
この筆は螺鈿(らでん)が羅漢さんの形に埋め込まれている。

北京の故宮博物院や上海博物館には驚くような文房四宝が並べられている。

実用的ではないものも多いが、文人のコレクションだったのだろう。