エルクアイランド国立公園

分野の近い客員が3人もいるためかどうか，午後からエルクアイランド国立公園に連れて行ってもらいました．エルクアイランド国立公園はエドモントンの東に位置し，市内から高速道路で1時間ほどかかります．カナダ最古の野生動物保護地区なんだそうで，バイソンやバッファロー，エルクやムースなどで有名……なんだそうですが，バイソンとバッファロー，エルクとムースの区別はよくわかりません．でっかい野牛や鹿の仲間がうろうろしているという広大な公園です．高速道路から公園内に通じる道に料金所があって，入園料を取られます．中に入ると，舗装道路や遊歩道が整備されていて，適当に駐車場や路肩に車を止めて歩き回ることができます．なにせ広いところなので，バイソンなど見られるのか心配していたのですが，あっさりと群れに遭遇．でもこの群れ以外には会わなかったので，そんなものなのでしょう．

北の端に位置するAstotin Lakeの周りを散歩しました．起伏に乏しい土地なのでやたらと広く感じます．湖ではカヌーを漕いでいるひともいて，BBQをやっている団体がちらほらといて，広葉樹が黄色に輝いていて，のんびりしていいところでした．動物はなにもいませんでしたが．遊歩道は冬になるとクロスカントリーコースになるので，非常に興味深いところです．でも，クロスカントリーくらいならエドモントン市内でもできるし，カナディアンロッキーも近いし，ツアーなどはあんまりないようです．むむむ．

エドモントン市内と国立公園の間には，大きな製油所がいくつかあります．アルバータ州は石油（oil sand）と天然ガスの産地として裕福であり，それらを精製する工場がたくさんあるんだそうです．雇用も生み出されているんだそうですよ．景気がいいわけですね．物価も高いし．