だからちがうんだってば.

ブログ人から引っ越しました

採点結果

2014-07-29 11:55:46 | 授業ネタ
採点が終わりました.結果はこんなかんじでした.

経済政策論aの定期試験は3問構成で,問1の平均点は26.3点(満点54点),問2が7.9点(満点20点),問3が2.9点(満点26点)で,合計すると100点満点で平均点が37.1点でした.全微分して整理するだけの問題なんですが,あんまり経済学的なことを聞かなかったので得点しにくかったのかもしれませぬ.でも平常点があることですし.

財政論Iの定期試験はマークシート部分の平均点が44.7点(満点66点),記述部分の平均点が17.7点(満点40点)で,合計すると106点満点で62.5点でした.106点満点なのは出題ミスで6点分増えてしまったからです.こちらも平常点があることですし,カリキュラム上わりと平常点が高い人が多いのでなんとかなりそうです(?).

受講生の人数が多いと採点も苦行に近くなりますが,今回の採点のお供(?)はこちらでした.高校のときの代数の川喜多先生は,年を取ると同窓会とかしたくなると昔おっしゃってましたが,その兆しでしょうか.しかしなんで長州やねん.学者さん出すんだったらゲンダ先生出せばいいのに,と思ったり.

もうひとつがこちら.日清戦争や毛利元就が強調されるあたりに時代を感じさせますが,西には宇品の新港とはこれいかに.南じゃないのか?

ところで鉄道唱歌には各地の名産名物名所旧跡が歌いこまれているわけですが,東北線の古賀・間々田のあたりは「次に来るは古河間々田 両手ひろげて我汽車を 万歳と呼ぶ子供あり 思へば今日は日曜か」という歌詞になっていて,えーと名物とかなかったのか,と思わずにはいられません.


採点

2014-07-29 00:49:34 | 授業ネタ
定期試験のシーズンなので採点をしているのですが,どうにも.たしかにわかりにくいところを出題したような気もするのですが,小学生みたいな整っていない字の答案は多いし,分かってないままにつらつら書いたので文が日本語として成り立ってない答案もしょっちゅうあるし,でがっかりです.子供みたいな読みにくい字で「板書が読みにくいことがありました」とか,なんの冗談かと思いました.得点が低い答案に限って「卒業がかかってるんで単位ください」的なことが書いてあるのも趣深いです.あと,意外と誤字が多いです.奇付とか行意とか郊率とか.ほんとに入試受かったのかしらん,と思うのですが,入試受けてない学生が混じっているので迂闊なことは言えません.うーむ.

「お疲れさまです」

2014-07-02 13:19:54 | 生活
ゼミの教室に「こんにちは」と言って入っていくと,ゼミ生の何人かが「お疲れさまです」というのですが,あれはいったいなんなんでしょうか.うちの大学の特性なのか,最近の大学生はみんなそうなのか識別できませんが,「お疲れさまです」なんていう言葉を自然に使う機会が大学生にあるとはあんまり思えないので(サークルとかで使い走りをさせた下級生にかけるくらいですか),痛々しさというかイタさというか(同じですね)を禁じ得ません.

たしか,「お疲れさま」とか「ご苦労さま」というのは目上から目下に向けてかける言葉なので(そうすると,おつかれさま「です」という丁寧語はあんまり根拠がないんでしょうか),学生から教員に向けてかける言葉ではないはずです.部下が先に帰るときに上司がかけるのが典型例だと思います.上司が先に帰るときには部下としては「失礼します」で十分だとたしか習ったような.しかも今回のばあい,ゼミが始まる時点ですから,まだかんじんの仕事が始まっていないわけで,疲れてはいないはずです.……とか考えると,なにかというと役職とかつけたがるうちの学生の特性のような気もします.

しかし,学生が目下で教員が目上と決まったわけではない(とくに本学では対等な位置づけであったはず)ので,うちの学生は教員のほうが立場が下だと正しく認識していて,ゼミが始まる前までの各種の仕事(官僚からのわけ分からん申し出に対応するとか)に対してねぎらいの言葉をかけていただけかもしれません.感涙にむせびそうです.