無縁社会をまたちらっとみたのですけど,今回は若者に,なんとなくの印象では無縁社会というのは独居老人の問題で若者の問題ではないと思われるのにもかかわらず若者に,無縁社会の恐怖が浸透している,という話なんだそうでした.自分が親に対してどういう態度をとっているかはさしあたって横に置いておくにしても,年をとってから最後に頼れるのは親族ではないかと思うとき,結婚とか,現在の日本においては基本的にその「先」に位置づけられる子育てとかの見込みが立たない,立ちにくいとなれば,将来を見据えた合理的な判断のできる(まるでマクロ経済学が想定しているようですなっ)若者がそのような不安や恐怖を感じるのは無理ないでしょうなあ,と思ったり.若い時に友人がいないワタシに年をとってからできるとも期待できないしね.いや,番組見てないんですけど.
しかし,学生に侮られ,ファカルティに仲良しなひともおらず,個室を持っている大学教員なんて,十分に無縁社会に住んでますよねー.はー.