2015年(平成27年)10月7日
第18回 集改塾 (塾生13名)報告
テーマ「これからの集改塾」
集改センターは、10月7日(水曜日、午後7時~8時30分)、18回目の集改塾を開催しました。
この日は、これまでの集改塾を振り返り、これからの集改塾を初心に帰っての座談会でした。
< 塾生(徳田保 ダイワテック㈱)の声 >
今回は、集改塾を振り返ってもう一度スタートラインに立つ。というような意味合いの会になりました。新しく参加者も増えてきたことによる集改塾のアンケートの再提出の連絡等があり、再度自己紹介をする運びとなりました。
それぞれが自己紹介をして、最後に松山先生から自己紹介を兼ねて集改塾を開くきっかけのお話がありました。改修業界に携わった松山先生は、
・ 改修業の業界の技術力が低い。
・ 改修業に関わる人が勉強をしていない、勉強する気がない。
ということを感じていたということです。
そこで「改修業に関わる人に勉強する機会を作りたい」という思いがあり、出来る事はないかということで、集改センターの賛助会員の方に勉強する機会として私塾である「集改塾」を開くに至ったということでした。
「これからの集改塾」今までの集会塾では、松山先生の思いや経験から、私たちに伝えておきたいこと。さらにはよくおっしゃっている「技術屋になれ」ということにつながる勉強や資料配布、セミナーの開催、松山先生や㈱カシワバラコーポレーション白石氏の発信での各自の失敗例や事例の発表の機会をいただき、講習を行ったりしてきました。しかし、集改塾もこのままのスタイルで行っていくのではなく、
・ 業者間の垣根を越えて意見交換等して欲しい。
・ 集改塾を自分たちで盛り上げて、意味のある会にしていってほしい。その為にやってほしいテーマや、必要なメーカーの講習等もリクエストして欲しい。
などの、「これからの集改塾はこうしていきたい」ということもよくおっしゃっています。
そんな話の折、㈱幸和の山野さんから「マンション計画修繕工事のトラブルと対策」という本の紹介がありました。良い本があったのでとの紹介で、良い刺激になりました。
そしてトラブルということでは、㈱カシワバラコーポレーションの白石氏が最近あった失敗例を紹介してくれました。この流れを、話を聞きながら感じたことが、
・自分達から意見が挙がる(本の紹介)→失敗という項目がテーマになる→ならばこんな事があったと声が挙がる。(白石さんの話)→皆が問題について考える。(勉強になる)
となっていました。聞いていて面白かったし、勉強になったし、何より松山先生の望んでいる集改塾の形に近い内容だったのではないかと感じました。
また失敗事例についても、「事故を防ぐか?良い仕事を取るか?費用の問題・人の問題」など、深く考えさせられる良い事例(失敗なんでホントは悪いんですが)だと思いました。個人的には失敗例の資料を会社内に回覧したいと思いました。
これからはもっと自分も、白石さんや山野さんのように意見を出し、「こんなことがしたい」とリクエストしていきたいです。私としては、自分たちで盛り上げる集改塾に一歩近づいたのではないかと感じた回でした。
< 塾長の声 >
常に新たな気持ちでこの塾に参加していただきたいですね。そしてそんな魅力ある塾に育てなければと思う一日でした。
以上。