NPO法人 集合住宅改善センター恒例のフリーセミナーが行われました。
<開催日時> 2009年(平成21年)3月26日(木曜日)午後3時~5時
<テ ー マ> 「コンサルタントから診る大規模修繕工事」
< 講 師 > 松山 功 氏(NPO集改センター 専務理事)
<開催場所> 大阪建築会館 3階 会議室
<参 加 者> 43名
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1. コンサルタント業務の流れ
2. 大規模修繕工事の本当の意味はなんだろう?
3. クライアント(管理組合)・コンサルタント(設計監理者)・コンストラクター(工事業者)3社各々が「求めること」「すべきこと」とは?
3.工事業者さまへのご提案
<セミナー内容・感想>
満席で簡易椅子まで出る盛況なセミナーで感じたことは、「大規模修繕工事は住民が作り上げるものである」ということ。
立場的に普段言えない本音を聞けたお得感あふれるセミナーでした。通常の講演スタイルではなく「講師の自問自答」で始まり、「参加者の声」を採り入れた「対面型セミナー」でした。
さて、その内容は、
・ 「施工前検討会」の実施によって、業者との意見交換を施工前にすることでロスのない「正確な工事」を進めることができる。
・ コンサルタントの選択のポイントは、価格ではなく「自分たちの大事な住処の治療を委ねることができるの人なのか」ということ。
・本気で自分たちのマンションの修繕工事(住処の治療)をしたい人材を修繕委員にすえること。
最後に今回のセミナーは業者さまの参加が多く「ご提案」がありました。
・ ヒアリング担当と現場代理人の温度差がないようにすること。
・ 「施工前検討会」「施工後反省会」の実施など。
今回の内容はぜひ「修繕工事」を考えられている「管理組合」の方にも聞いていただきたい内容でした。
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*「NPO法人 集改センター」は「NPO法人 集合住宅改善センター」の略称です。