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旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

[CD Review] Solo Concert / Ralph Towner

2014-01-26 13:17:31 | CD Review / My Favorite
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先日、ネットでギター関連の調べものをしていて、偶然にも出会ってしまったCDがあるのです。それは、ラルフ・タウナーの「ソロコンサート」というアルバム。
ある方が、ナイロン弦ギターに目覚める切欠になったアルバムだと言っていて、気になって早速購入して聴いてみた次第。まあ、1979年の録音でして、今更、私がCD Reviewでもないのですが。。。

いや、それにしても、衝撃の1枚です。オーディオのPlayボタンを押して、音が出だしたところから、ハッと聴き入ってしまいました。もう、クールな出だしに、グッと心を鷲掴みにされたた感じ。。「くぅ~、カッケ―」ってなもんです。(笑)

  クラシカルギターにして、空間的なサウンド。
  幻想的で美しい壮大な曲想。
  時に激しく、時に静かに流れる、ストーリーが浮かんでくるような展開。

はぁ~、聴き惚れました。

これは、ソロコンサート。。。たった1人で演奏しているとは思えない程のリッチな音世界。

あとで知った訳ですが、12弦ギターと変則チューニングを効果的に使ってると。。

しかも、どの曲も即興演奏によるものだそう。。なるほど、ECMレコードはジャズを主としたレーベル。。でも、これはジャズではないよね。

このアルバムを聞いていて感じるのは、改めて音楽はジャンルなんてものを超越している世界なのだなと。。
また、以前、師匠から「ギターは小さなオーケストラ」だと聞きましたが、これは、まさにそれを実感するものです。

押尾コータローやエリック・モングレインを聞いた時もスッゲーと思った訳です。
アコギの可能性って広がってると。。。しかし、彼らがデビューするおよそ20年も前に、既にこんな演奏があったなんて、これまた衝撃。なぜ、リアルタイムで知り得なかったのか?悔しさが募ります。(私、当時はアリスでギターに目覚める頃かと。。爆)

この演奏はスゴ過ぎて、とても私なんぞの目標にはなりませんが、でも、改めてギターって、スゴイ楽器なんだと、再認識した次第です。。。
いつか、機会があれば、12弦ギター挑戦してみたいですね。。

■収録曲

[ 1] Spirit Lake
[ 2] Ralph's Piano Waltz
[ 3] Train of Thought
[ 4] Nardis
[ 5] Chelsea Courtyard
[ 6] Timeless

Toshi
【2014.3.30 加筆】
 後日、このような本人によるEssayを見つけたのです。
 このEssayによれば、
~まるで音楽が複数の楽器によって奏でられているかのような印象をかきたてるのも好き。。。
~ひとつのギターによって演奏されている音楽であることを忘れさせるようなやり方。。。

こんな記述があったりして、「あ~、やっぱり~」と、にんまりした訳です。(笑)

Toshi

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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
どうも~ (amamian3)
2014-01-27 08:54:50
あ、あ、音源聴きたいです!!

ついに「2ヶ月更新がない・・・」広告が・・
仕事と会議に追われ 息切れしていますが
そろそろ!?です
返信する
amamian3さんへ (Toshi)
2014-01-29 10:10:31
amamian3さん、おはようございます。

音源ですが、12弦ギターの演奏をYoutubeで探して
みました。

http://www.youtube.com/watch?v=38k2W5UFyjM

如何でしょうか?

そろそろ!?ですか?(笑)
楽しみにしています。
お忙しそうですが、お身体大切に!

Toshi
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