Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

季節はめぐる

2010-04-07 19:05:10 | が~ん、その後の療養日記



花の季節。。。なんか、今年は満開を楽しむ間も無かったなあ。。。

今日は、6ヶ月ぶりのCTと、3ヶ月ぶりの血液検査の日でした。退院後2年目に
入り、フォロー検査のインターバルが、1→3ヶ月に延びてから最初の検査でした。
本当に久しぶりという感じがします。検査結果は、腫瘍マーカーAFP/HCGともに
異常はありませんでした。問題なしです。(ほっ)
ただ、先日の人間ドックで、eGFRという腎機能評価が「経過観察」になったのが気
になっていたので、聞いてみました。主治医は泌尿器科なので。。。
主治医曰く、「抗がん剤を使った経緯から、腎機能に影響を与えた可能性は否定
できないが、普段の生活は問題ないでしょう。これで血圧が高ければ大いに気に
するところですが、血圧は極めて正常なので、これからも生活習慣病に気をつけ
た生活をして貰えればOKです。」とのこと。
やはり、抗がん剤、恐るべしです。普段の生活には影響が無いですが、万一、別
のがんを患った場合、再び抗がん剤が使えるのかどうか、、、そんなところに影響
があるようです。。。


ところで、今日は衝撃のニュースを告げられました。主治医のI医師が、別の病院
に異動になるとのこと。3ヶ月後の検査時は、もう担当医師が変わってます。。。
考えてみれば、私が初めてこの病院に来て、I医師の診察を受けたのが、およそ
2年前。。。大病院では2~3年で異動があるようですから、致し方ないところでは
あるのでしょうけど、患者としてはやはり不安です。。。
できればフォロー検査が無事終わるまで診て欲しいのが本音ですが、さすがに5年
は無理ですね(笑)。でも、このままじゃ、更にもう1回先生が変わっちゃうかも。。。

・・・

紹介で訪れた病院で、紹介状の宛名とは違うI医師が主治医に。。。
私よりもうんと若い女性医師。失礼ながら、最初は頼りないところもあったのです
が、でも命を預けたのです。初診から手術の執刀、転移発覚・告知、入院・抗がん
剤治療、治癒・退院、フォロー検査と、これまでおよそ2年に渡って、一通りの
面倒を見て戴いてきた訳で、今ではとても信頼していました。だから、これまでも
ドックで再検査とか言われても、必ずI医師に相談してましたから。。。関係ない事
まで。。。そんな訳で、今日はとても複雑な心境でした。。。


季節はめぐる、ということですね。患者には患者の、医師には医師の人生がある。
ひとつの季節が終わり、また新たな季節が始まる、ということ。I医師には感謝の
気持ちで一杯です。新しい病院でのご活躍を応援してます!

Toshi