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詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。

安倍の嘘をあばく

2017-09-27 07:38:45 | 自民党憲法改正草案を読む
安倍の嘘をあばく
            自民党憲法改正草案を読む/番外120(情報の読み方)


 読売新聞(2017年09月27日、西部版・14版)1面に1段見出しの小さな記事がある。

「リーマン級で」/増税再延期も/首相

 こう書いてある。

 安倍首相は26日深夜のテレビ東京の番組で、2019年10月に予定する消費税率10%への引き上げについて「リーマン・ショック級の経済的な緊縮状況が起きれば判断しなければならない」と述べ、経済が大幅に悪化すれば再延期もあり得るとの認識を示した。衆院選では増税分の使途変更を問う考えを表明している。

 まったく無責任である。消費税を10%にあげる。それを財源にして「全世代型社会保障」を実施すると言ったばかりなのに、「財源」のメドを放棄している。財源のメドがないにもかかわらず、「全世代型社会保障」を実施すると言っている。
 有権者に「嘘の公約」をしている。気に入りそうなことばを並べているだけなのだ。
 だいたい経済危機を含め、あらゆる危機が起きないようにするのが政治家なのに、安倍は自分の都合に合わせて「危機」を捏造している。「危機」と「好調」をつかいわけている。

 「リーマン・ショック級の経済的な緊縮状況」に似たことばは昨年の参院選のときにもつかわれた。サミットの総括で「リーマン・ショックの前段階に似ている」と危機をあおって、参院選で「アベノミクス」の継続を訴えた。
 しかし、最近は、現在の景気は日本は「いざなぎ景気」(1965年11月から1970年7月までの57か月間続いた高度経済成長時代の好景気の通称)を超えた、と主張している。「現在の景気回復は2012年12月から続いており、9月も回復すれば4年10か月(58か月)となり、いざなぎ景気を上回る長さとなる見通しだ。」というのが最近の主張だ。
 そうであるなら、昨年の参院選の前、あるいは期間中は、「好景気」が持続しているということであり、「リーマン・ショョク」は無縁ということだろう。それなのに「不況」を装い、状況打開にはアベノミクスしかないと言った。アベノミクス(経済政策)を前面に出して参院選を戦うために嘘をついたということになる。
 そして、参院選で大勝すると、一転して「アベノミクスの継続」については知らん顔して、「政局のテーマは憲法改正だ」とぶち上げた。「選挙で争点にして来なかった」という批判には、「公約には書いてある」と言い逃れをした。

 いままた「リーマン・ショック」を言い出すのはなぜなのか。これこれの政策をするから、リーマン・ショックは起きないと言わないのはなぜなのか。景気は拡大する。消費増税は確実に実施でき、「全世代型社会保障」の財源に不安はない、と言わないのはなぜなのか。
 「全世代型社会保障」を実施するつもりはないのだ。
 今回の衆院選で議席を守る(さらには拡大する)ことができれば、それでいいとしか考えていない。議席を拡大するために、嘘をついているのである。
 議席が確保できれば、いまの安倍の主張は、どうかわるか。
 北朝鮮情勢が緊迫している。国の安全を守るために、憲法を改正し、自衛隊が「合憲」であることを保障するために憲法を改正する。さらには軍事費を増やす。「社会保障よりも軍事費が大事」と言うだけである。
 軍事費に重点を置き、そのために経済が疲弊したとしたら、それこそ安倍にとってのチャンス。今度は、「消費税を上げない」を「公約」にして選挙を勝ち抜く。そういう「想定」が安倍の頭の中で動いているのだろう。
 安倍は、3期どころか、永遠に「独裁者」となって日本を支配するつもりなのである。そのためには、どんな嘘でもつく。その場限りで何でも言う。

 「消費増税分から全世代型社会保障の予算を捻出する」ということは、必ず消費税を上げるということでもある。これに対して、ある若者がテレビのインタビューで「消費税があがるのはいやだなあ」と声を洩らしていた。私はテレビを見ないが、安倍の「解散表明」会見のあと、会社のつけっぱなしのテレビを偶然見たら、若者がそう言っていた。
 「リーマン・ショック級のことがおきれば消費税をあげない」と言うことで、この若者のような不安を封じようとしている。こびている。もし消費税を上げなければ、日本の国家予算が破綻するのに、である。
 安倍は独裁者になって、若者を戦場に駆り立て、「最高指揮官」として軍隊を指揮することだけを夢見ている。そのために、あらゆる嘘をつく。
 
#安倍を許さない #憲法改正 #天皇生前退位
 
詩人が読み解く自民党憲法案の大事なポイント 日本国憲法/自民党憲法改正案 全文掲載
クリエーター情報なし
ポエムピース

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