https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210615-OYT1T50214/
読売新聞が、東京オリンピックのコロナ対策「プレーブック」第3版について報じている。
「帰国後の発症も報告」「違反時の処分明記」とある。
どんな処分?
規則を守らない選手に対しては警告をするほか、大会参加に必要な資格認定証の 剥奪 や、大会からの除外などの処分、制裁金を科すことも決めた。
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これでは、具体的な内容がわからない。
私は何でも具体的に考えないと気がすまないので、あれこれ考えるのだが。
選手が選手村を向けだして「金メダル祝賀会」を開くとすると、それは金メダルを獲得したあと。試合前は、コロナ感染が心配な選手は、羽目を外さない。でも、金メダルをとってしまえば、どんちゃん騒ぎ。これは、不思議ではないね。
私が金メダル候補の選手だったら、絶対、そうする。試合前は気をつける。しかし、金メダルをとってしまえば、絶対気が緩む。「いいじゃないか。ワクチンも打っている。日本は感染対策が万全。感染するはずがない。せっかく東京へきたのに、東京の町で遊ばないなんて意味がない」と仲間を誘うだろうなあ。
で、そのとき。
「プレーブックに違反したので、金メダルを剥奪する」というところまでするんだろうか。ドーピング違反のように金メダルを剥奪するのなら、「処分」の効果はあるだろうけれど、どうなんだろうねえ。あのドーピングでさえ、それでも違反を根絶できないんだから、試合終了後の行動を制限するなんて、無理だろう。
感染症防止のために選手村で、浮世絵いりのコンドームをくばるほど「配慮深い」対応をするのなら、当然、試合後の選手の行動がどんなものか想定しているだろう。その試合後の行動にルールをあてはめるとき、どこまで厳密にするか、それは「明記」してないんじゃないかな、と私は疑問に思うのだ。
もし行動規則に違反したらメダル剥奪、というのなら、そういうことを「見出し」にとり、記事でも詳しく書いてほしい。そうすれば「五輪開催支持」も少しは増えるかもしれない。(私は、反対をかえないけれどね。)でも、「選手村から出ただけでメダル剥奪」となると選手は「参加したくない」というかもね。