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新宿歌舞伎町駆け込み寺

2006年10月06日 | Weblog
今日は常日頃からお世話になっている会計事務所の総会がありまして、出席してきました。

毎年毎年やることというか、パターンは一緒なんですが、楽しみにしているのは、
講演会と最後のパーティーです。

話す人があまり面白くないと、いくら有名人が来てもツマラン時間になって眠くなりますが、
話の上手な人だと時間が短く感じてもっともっと聴いていたいと思います。

僕が参加して過去一番面白かったのは、横山やすしのマネージャーをやっていたという
大谷由里子さんでしたね。
コーチングという仕事をやっていて、その話のテンポの良さに引き込まれました。

で今日は、新宿歌舞伎町で駆け込み寺の所長をやっている玄秀盛さん。
各マスコミにも取り上げられたりして知っていたのと、その経歴が普通じゃなさ過ぎるので、
どんな人なのか、どういうお話をするのか楽しみにしていました。

関西出身の方なので、全編関西弁炸裂。
しかもヤクザチックでキナ臭い話もあったりするから、興味ある人は引き込まれたでしょう。
逆に女性は引いた人もいるかも知れないです。
僕でさえ、「ヒデェな・・・」と思ったりもした部分ありましたから・・・。

玄さんが何故新宿に駆け込み寺なるものを作ったのか、どういう相談が来るか、
過去の自分のことを話したり、90分という短い時間に凝縮させて話してくれました。

世の中の裏も表も知り尽くしてると本人が豪語するように、頭の回転は速いし、
修羅場も相当くぐってきてるし、しかも比叡山延暦寺で得度まで受けているという
本当に不思議な経歴の持ち主で、こういう人が歌舞伎町というありとあらゆるものが
存在する場所で駆け込み寺をやっているというのは、不思議じゃない自然な気が
しました。

新宿駆け込み寺はNPO法人の為、財政的に非常に厳しいらしく、本を書いたり、
講演活動という出稼ぎもしなくてはならないようなことも言ってましたね。
ここを設立するまでは、守銭奴で荒稼ぎしまくってたらしいですから・・・。

歌舞伎町だからこそ玄さんがいて、この玄さんを包んでおくだけの懐の深さが歌舞伎町
なんだなぁと思ったりもします。
僕自身も、ここには10代の頃からお世話になってますからね。
僕の中では、ディズニーランドのような存在ですよ。いやそれ以上かな。
東京に新宿が無かったら、どれだけツマランものか・・・。