日々是愉快♪

笑いながら愉快に生きていけたらいいなぁ~

西荻の会『ロング・ロスト・フレンズ』

2011年02月26日 | 芝居
下北沢の本多劇場に行きました。
久しぶりの演劇鑑賞。

奥方が西荻窪に住んでいたということもあり、2人して観たいねと
話していたのです。

そもそも“西荻の会”とは、伊東四朗を中心にドラマで共演した
のをきっかけに飲みに行くようになった役者仲間の集まりだそうです。
飲み仲間というだけで芝居をやろうという話はまったく無かったらしい
のですが、メンツがメンツだけにマネージャーがもったいないという
ことであれよあれよと舞台になった、と伊東四朗がパンフに書いていました。

そのメンツとは、、、
伊東四朗、角野卓造、佐藤B作、あめくみちこ(B作の奥さん)、松金よね子の
5人のメンバーみたいです。
皆さん西荻在住なんでしょう。
実際に角野卓造とは広島焼きの「かずみや」さんで隣の席になったことも
あったぐらいでしたから。

芝居の内容はコメディです。
詳しい内容はまだ公演中なので書きませんが、とても練られた脚本に
役者陣の魅力がちゃんとハマッていて本当に面白かったです。

こんな楽しく、充実した芝居を観たのは本当に久し振りでした。
いつもは知り合い関係の小劇場モノを観ているので、全然違う別物を
観た感じがしましたね。
人生の円熟、演技の熟成というものを感じられました。

特に伊東四朗の存在感は際立っていましたよね、さすがと言うしかないです。
もういい年だと思うけど、あれだけの台詞量をきっちり覚えて表現するという
のは大変だと思うのですが、いやいや凄いです。

終わった時の観客の拍手がこれまた全然違いました。
心の底から賞賛しているといった感じでなかなか止まらない。
僕も同じ気持ちだったから、あの場に居た人たちはみんなそうだったんでしょう。

久し振りに劇場でいい時間を過ごせてハッピーでした♪


ふるやかずゆきプロデュース公演「相談相手は・・・」

2010年10月11日 | 芝居
久し振りに芝居に行く。

2006年に劇団「創劇舎」というところで一緒にやったふるや君が
プロデュースするということで町屋まで。

ふるや君はプロデュースと演出ということで出演の方は無し。
2006年の時にやっぱり一緒にやった高椋君が今回出演していて、
彼の演技を久々に見る。

今年の芝居はこれが見納めかも。
映画館も久しく行ってないなぁ。




劇団創劇舎『ジャンク』観劇

2009年12月14日 | 芝居
先週土曜日の昼の回を観ました。

前回自分が参加した作品を客席から観るということで、
いろんな意味で楽しみでしたよね。

僕がやった時もA班、B班に分かれてのダブルキャスト
での公演でした。
今回観たのはBプロの方でしたが、やっぱりAも観たか
ったですね。

やはりこのお芝居は脚本の完成度が高くて、最初から
最後まで緊張感のあるものでした。

改めて客観的に見ると「なるほどな~」と思ってみたり。
自分の役をやってる役者の演技を見ては「そこは俺なら
こうだなー」とかね。

昨日は自分がやった時のDVDを見直しちゃいました(笑)
自分がやってたことなのにすっかり忘れてましたね。
多分いまやったらまた違うものになるだろうなぁ。
あの時のタイミングで出合えた芝居、出合えた役柄だった
から良かったんだと思います。

自分の事を棚に上げましたよ(笑)





劇団創劇舎『ジャンク』’09

2009年12月04日 | 芝居
『ジャンク』のチラシが送られてきました。

この芝居は創劇舎の代表作で、3~4年置きに公演している作品です。
僕は’06年にこの芝居の主役をやらせてもらいました。
懐かしい想い出です。

バイト生活とかだったら、きっとまた出演していたと思います。
それぐらい魅力ある作品だったし、とてもチャレンジングな役でした。

今回は客席から見ることになります。
今年はほとんどの芝居のお誘いを断ってきましたが、この作品はやはり
どうしても見たいので・・・。
主役がしょっぱかったら俺が出ていきますよ、なんて(笑)


以下、紹介です。
お時間ありましたらご観劇を♪


『ジャンク』
“絞首刑囚の真実の叫び”

L.ミドルマス H.ホォール共作
作,演出 浜田道彦

<話の内容>

戦争で勝利したアメリカが舞台。
第一次世界大戦の戦場で仲間をかばい上官を殺してしまうダイク。
そして牢獄に収容され、絞首刑の判決がくだる。
刑の執行直前、自分の生き別れた兄ではないかと刑務所に
乗り込んできた一人の娘。
二人を見守る人たちの葛藤。
戦争で勝利したアメリカでさえ'親子'が、'兄、妹'が
引き裂かれてしまうという戦争の悲劇を訴えた、
旗揚げ以来ロングラン公演中の、

★【劇団の代名詞的作品】★

会場
●pit 北/区域●
東京都北区王子 1-13-18 B1・B2F

料金
前売り 3,000円
当日  3,500円
中高生 2,500円(前売り、当日共)
◆全席自由 期間中有効◆

タイムテーブル
12月
10日(木)  19:00 A
11日(金)  15:00 B
        19:00 B
12日(土)  14:00 B
        18:00 A
13日(日)  14:00 A
        18:00 B

※開場は開演の30分前です。

キャスト

浜田 道彦
金澤 柱
土田 仁一

Aプロ

にいみ啓介
山下 舞

大森 俊裕
礒崎 隆志
木村 理座

馬屋原 由加

Bプロ

穴原 辰宣
団野 郁

山下 将
澤田 晃平
鈴木 隆浩
国枝 聡美

武藤 アサ子



小野寺さんのお人柄

2009年09月18日 | 芝居
前にも書いたかも知れませんが、僕は23才の時から約3年間ぐらい小野寺さんの
付き人をしていました。

丸々ずっと付いていたわけではなく、小野寺さんが芝居に出演する時は基本的に
僕でした。
あとは小野寺さんが出ていたドラマに一緒に出させてもらったりした時は楽屋に挨拶
に行ったりでした。

好きで小野寺さんの付き人になったわけではなく、入った事務所に小野寺さんがいた
ということです。縁ですね。
けれどその縁が今でもこうして続いていることは、小野寺さんにとても感謝なのです。

今年もいろいろと多くの芝居仲間からお芝居のDMをもらいます。
けれども全てお断りしていました。

それは自分がいま社長としてのルーキーイヤーであるということが大きいのですが、
芝居を観て“変な気”が起きたら困るというのもあるのです。
“変な気”というのはもちろん「芝居やりたいなぁ~」ということです(苦笑)
今さら役者として売れたいとかそんなことではなく、純粋に演技を楽しむということを
またやりたいと、どこかで思っている自分がいるのです。
けれど今はそれを封印なのです。15年ぐらいは封印するつもりなのです。

で、小野寺さんのお芝居に今回何故行ったのかと言うと、それは付き人時代にお世話
になった義理もありますが、頂いた芝居のDM、手紙の文面がとても良かったのです。

普通、芝居のDMというのは同じ文面のものを何枚もコピーして、下の方のスペースに
一筆書いて送ってきます。僕もそうしてました。

けど最近は一筆さえもなく、メールだけで案内を送ってくる人が多々います。
芝居やるならチラシを作るんだから、ましてや観に来て欲しいのならチラシぐらい送って
来いよ、となります。
最低限、チラシからの情報を得て、行くか行かないかを決めたりするわけですからね。

小野寺さんは違いました。
最初から最後まで僕だけに宛てて書いてくれていました。
「社長業はどうですか?人の上に立つというのは中々大変ですよね?」

こういうふうに書いてくれる人は小野寺さん以外にいません。
封筒の住所もすべて手書きです。
「小野寺さんらしいなぁ~」と思って大切に机の中にしまってあります。

小野寺さんは終演後、大きい劇場だと楽屋で、小さい劇場だと客席でファンサービスを
します。
昔ながらのファンの方たちが来てくれますから、付き人はそのフォローをしなくてはなり
ません。シャッターを押したり、黒マジックを用意したりです。

今回もファンの方たちがいらしてましたから、僕は最後でいいやと思って一番後ろの客席
でその光景を懐かしいなぁ~と思いながら待っていました。

しばらくすると、小野寺さんは今のお付きの人に「内田くんは?」と言って気にかけてくれ
てましてね。作業着のままだったから分からなかったかも知れません。

「雰囲気変わったんじゃないか?」と言われました。
どんなふうに変わったんでしょうかね(笑)

ファンの人たちとまだ写真も撮り終わっていないのに僕のことを気にかけてくれまして。
小野寺さんはいい人だなぁ~って改めて思いました。

少しだけ立ち話をして、今回僕からサインをお願いするというのは初めてだったんですけど、
小野寺さんの付き人時代の気持ちを忘れないようにと思ったのと、小野寺さんに叱咤激励
してもらいたいという気持ちがあって、サインをお願いしました。

会社の事務所の僕の机から見える場所に飾りました。
それと会社のみんなにお土産ということで、ポスターにもサインしてもらいました。

芝居の世界に飛び込んだとき、まさか自分が誰かの付き人をやるなんて考えてもいません
でした。
けれど、付き人を経験して良かったと当時から思っています。
それも小野寺昭の付き人で良かったなぁ~と、常々思ってました。

今回また、小野寺さんのお人柄に触れ、その想いが強くなりました。




小野寺さん手作りのホームページはこちら。



『時の刻印』

2009年09月17日 | 芝居
小野寺昭さん主演の芝居に行って来ました。

“創造集団”生活向上委員会第20回公演とチラシにありまして、小野寺さんは
この劇団の客演ということで、主役の国定忠治を演じてました。

小野寺さんのことはTVで目にしていましたが、生の芝居を観るのは本当に久し
振りのことでした。

小劇場での芝居ということで、行ったことのない芝居小屋だったもんですから、
「どんな感じなんだろう?」と思ってたら、予想してたのより狭い劇場で、どの席
でも舞台は目の前という感じで臨場感たっぷりでした。
狭い小屋で芝居を観るのは結構好きです。

コメディということで、これも「どんな感じなんだろう?」と思ってました。
最近は芝居を観に行くとき、大きな期待はしないようにしています。
純粋に楽しむには、予備知識とかもあまり入れず先入観なしの状態で観るのが
一番です。

ということでこの『時の刻印』、良かったのです。
芝居の流れ的に「どうせハッピーエンドで終わるんだろうなぁ」と思ってたら、いや
本当にハッピーエンドで終わったのですが、いい形で裏切られたのです。
悪者のいない、全員が本当に良い人になった最高のハッピーエンドです。

国定忠治、時代劇なのでTVで観るような勧善懲悪のパターンだと思ってたらそう
じゃなかったんですよね。

「そうきたかぁ~、脚本うまいなぁ~。」って思いましたもんね。
後味のいい終わり方で楽しかったです。
こういう芝居は観て良かったなぁ~と思いますね。

終演後、久し振りに小野寺さんとお会いしました。


そのことは明日書きます。






創劇舎『夏の詩』観劇

2008年12月13日 | 芝居
久しぶりに劇場に行きました。
5月に通ってた小屋なんで気楽な感じでのんびりと。

劇団創劇舎第31回公演『夏の詩~思い出は波とともに』

創劇舎の芝居は、まぁ、お世話になったということあって比較的他の劇団よりも
観に行ってます。

ちなみに僕は2回出させて頂いたのですが、いずれの作品も原作に基づいての
もので、今回のように原作・脚本・演出・出演ともろもろをこなしている浜田道彦
さんのオリジナルには出ていません。

浜田さんの作品は、基本的に人情劇で訴えるテーマを含みつつ、笑いがあって、
最後にホロッとさせるパターンです。

2回も一緒にやらさせてもらってるので、稽古模様や本番までの道のりとか裏の
ことが分かっているので、やはりそういうものをついつい思い出しながら、この場面
の稽古はどうやったのかなぁ?とか、今回は大太鼓のシーンがあって、和太鼓を
稽古場まで持って行ったのかなぁ?とかいろいろと雑念を持ちつつの観劇になって
しまうのです。

今回の内容は、人口の少ない島で民宿を経営する男と、その幼なじみの男が島に
カジノを作りリゾート開発を進める計画を持ってきて対立している構図。
それを軸にして民宿にやってくるわけありの人たちと島民との群像劇。

これと似たようなものを過去に何度か見たことがあって、題材的には目新しいもの
ではなく、僕の中では「またか・・・」というのが観る前の気持ちでした。

全体的にもっと掘り下げればまた変わったかも知れないし、やりようによっては
更に深いものになるかなーと思いつつも、最後は浜田マジックにやられてしまい、
ホロッとさせられてしまいました。

最初から最後までホロッとするそんな感じは自分の中では無かったので、「いやぁ~
参った。」と思いましたよね。
だから逆にいい思いが出来て良かったです。
最後の役者陣のセリフのやりとり、演出がかなり光ってました。
もっとぶっちゃけ言っちゃえば、そこだけが光ってたと思います。

けれど、その一瞬の輝きを見て、ホロッとさせてもらって良かったかな。
ああいう瞬間を5月では逆の立場でやってたから、芝居の虫がね、どうも・・・。
まぁ、長い長い冬眠に入ってるんで(笑)

僕の場合、芝居はたま~に観るのがいいのかも・・・。
普段あまり見ない皆さんは、機会あれば劇場に是非足を運んであげて下さい♪






創劇舎「夏の詩」

2008年12月10日 | 芝居
ちょうど今年の5月半ばに、創劇舎のお芝居に出させてもらって、
あれから半年ぐらいになるんですねぇ~。

つい最近のような、遠い昔の出来事のような・・・。

その創劇舎が舞台をやります。

第31回公演『夏の詩(メロディ)~思い出は波とともに』

内容は、
《八丈島のそばの小さな島にある旅館が舞台。
その旅館は、島の再開発による立ち退きを迫られていた。
一人の女性の死を中心に、島の行く末と訪れる人々の心の傷を描く、
心に語りかける物語。》
とのことです。

僕は土曜日に観に行く予定です。
5月にやった劇場で今回もやるらしいので、今度は観客席に座る側。
きっと5月の出来事をアレコレ思い出しながら観るんだろうなぁと
今からそう思ってます。

お時間のある方、是非とも♪
“創劇舎”ホームページはこちら






『B→chot ~V~びーちょっとぶい』

2008年07月05日 | 芝居
今日は5月に共演した濱田龍司君の芝居を観に行きました。

劇団「B→tops」の『B→chot~V~びーちょっとぶぃ』という
ショートコメディ6本立て。

場所は中目黒にあるウッディシアターというところでした。

久し振りにコメディの芝居を観るということで、ずっと楽しみにしていました。
しかも、知ってる人が出てるっていう楽しみもあったし。

おまけに今回は、ナント!女子プロレスラーの植松寿絵とKAORUが出演
ということで、それも楽しみのひとつでした。

6本立てということで、いろいろと楽しませてくれました。
盛りだくさんって言ったらいいでしょうか。
全編コメディと思ってたら実はそうではなく、サイレントもあったり、シリアスな
ラブストーリーもあったり・・・。

濱田龍ちゃんはかなりハジケてまして、楽しそうに演じてましたよ。
彼が主演の作品もありましてね、喋りっぱなしで声が枯れてたぐらいです。

その5月にやった時は、僕はホントに龍ちゃんにお世話になったんで、彼が
芝居に夢中になってる姿を見れて嬉しく感じました。

今回のでも、きっと稽古終わってからたくさん飲んでんだろーなーとか、そう
いう事も思ったり・・・。

芝居全体を通しての感想は、やっぱりね、こういう小劇場でやってる人たちは
本当に芝居が好きなんだな~って思いましたね。
まぁ、いつも思うことなんですけどね(笑)

世の中には芝居が好きっていう人、相当数いるんですよね。
けれどもマイノリティーみたいな感じがして、それは残念なことです。

今日もどこかの劇場で、誰かを感動させる芝居が上演されています。
ただ、そういう情報っていうのがなかなか伝わってこないし、公演期間が3日間
とかだと、どうしても観に行く人は関係者や知り合いとかになっちゃうんですよね。

多くの人に芝居を観て欲しいなぁ~☆







「a・la・ALA・Night」

2008年06月30日 | 芝居
土曜日のことですが、野球観戦後、観劇に行きました。

先日共演させて頂いた、あらりんさん企画の催しです。

「アラアラナイト」。
ご本人曰く省略して「アラナイ」とのこと(笑)

一人芝居あり、パントマイムあり、ダンスありということで、
いろんなパフォーマンスをオムニバスで魅せてくれました。

45人キャパという、こじんまりしたところでのものだったんですが、
いやいや、僕は今までいろいろ観て来ましたけど、こういったものは
初めてでしたねー。

何と言っていいのか分かりませんが、あらりんさんはある意味壊れてます(苦笑)
あそこまでハジケちゃうと怖いものナシだろうなぁ~と思いました。

これはねー、表現するのが難しいです。

という事で、偶数月の最終土曜日に新井薬師special colorsというスペースで
開催してるらしいので、興味のある方はご覧になって頂ければと思います。