日々是愉快♪

笑いながら愉快に生きていけたらいいなぁ~

高杉東行とおじぃちゃん

2010年10月22日 | 「高杉晋作」シリーズ
会社の工場の2階隅っこに筋トレの道場があります。

そこの壁にはいろいろと書き殴りの文章や詩がありまして、
おじぃちゃんが生前遊びに来た時に、「何か書いてよ」と
マジックを渡したら今日の写真のメッセージを書いてくれました。


 高杉東行の明治維新の大業のスピリットは

 何時の時代も若人の精神に通じる

 経塚卓也

 祥文君の健闘を祈る



このおじぃちゃんの独特の字、普遍的なメッセージ、 
たまたま思いついたことを書いてくれたのですが、
とても嬉しいし、励みにもなります。

隣りの高杉のポスターは後から貼りました。
もともと貼ってあったわけじゃないのです。

実はおじぃちゃんも高杉晋作のことは好きでした。
僕は偶然にも同じ高杉晋作を好きになったのです。
このメッセージには高杉晋作ではなく、“高杉東行”と
書いてくれているのが何ともいい味を出してくれています。
“東行”というのは高杉の号です。

僕が高杉にハマッたのを知ってからは、ことあるごとに
「憂国の志を~」、「憂国の志で~」と激励してくれました。

おじぃちゃんは特に遺言のようなことは言わなかったので、
このメッセージは本当に宝物です。






1位 高杉晋作

2010年10月21日 | 「高杉晋作」シリーズ
今日の日刊スポーツ「ニッカンバラエティ」より。
“日本史なんでもランキング~好きな幕末の有名人”の栄えある1位に高杉晋作が選ばれました♪

今年はね「龍馬伝」やってるからこういうアンケートの1位は坂本龍馬が独占かと思いきや、
ナントナント!高杉が1位になるとはねぇ~。

高杉晋作にハマッてから20年近くになりますが、今までこういう幕末の人気投票やアンケート
などの1位は必ずといっていいほど龍馬でしたから、嬉しい気持ちもあるのですが、何だか
ちょっと複雑な気持ちもあります(笑)

紙面にもあるように、
【龍馬より歳三より生き方かっこいい!!高杉晋作】とあります。

その行動力とカリスマ性がカッコよく映っているらしいです。
大河ドラマの影響もあるとも書いてありますが・・・(苦笑)

まぁね、ドラマなどはどうしても表面的な部分をクローズアップするからカッコいいのが
より際立つのでしょうが、高杉の魅力はそこだけじゃないと言いたいなぁ。

高杉は詩人でもありますから、あの幕末の動乱期の中での若き武士(さむらい)の内面、
父親や藩に対する忠孝心などなど、いろんなものをひっくるめての魅力があるんですよね。

暗殺ではなく病死ということで、自分の寿命を全うしたのも潔い感じがします。
そういう星の下に生まれてきたんだと。

ハマりはじめの頃、高杉晋作という人物に凄く興味を持って、本当に会いたい、会ってみたいと
真剣に思いました。
声だけでも聴いてみたいから、科学や技術の進歩で調べることってどうなのかなぁとか・・・。
叶うことのないことなのですが、そういう想いが歌になったり、下関の人たちと知り合ったり、
高杉を通じての出逢いが僕の人生の中でいかに大きいものになったか。
新婚旅行も下関でしたからね(笑)

高杉晋作に関する書物はいろいろ出てますから、興味がありましたら是非ともご一読を♪




高杉晋作ネクタイ

2010年10月10日 | 「高杉晋作」シリーズ
かなり前に下関の大丸で買ったものです。
もう10年以上前になるかなぁ・・・。

このネクタイには高杉晋作の辞世の句

【面白き事もなき世をおもしろく 住みなすものは心なりけり】

が書いてあります。

センスのいいネクタイでとても好評なのです。

遠目には何が書いてあるか分からないので知らない人は「???」という
目をしてネクタイに視線がいきます。
その度に説明するのですが・・・(笑)

大河ドラマ「龍馬伝」で高杉晋作が死にました。
辞世の句に関してのシーンがあるかなぁと思っていましたがなかったですね。

高杉晋作は、おもしろく生きようとして生きた。
辞世の句、こういう時代だからこそ胸に響きます。


ところで高杉の生まれ故郷の萩にて、今月31日に何やらイベントがあるそう。
で、そのイベントに「龍馬伝」で高杉晋作を演じた伊勢谷友介が来るとか???
近くだったら行きたかったなぁ~。
11月の長府のイベント「志士たちの夢祭」も行きたいけど遠いしなぁ~。
残念・・・。





丸に武田菱

2010年04月27日 | 「高杉晋作」シリーズ
高杉晋作の家紋は『丸に四つ割菱』と書きました。

これにつきまして、長州藩浪人・久杉殿からご指摘を頂きました。
そして高杉晋作の眠る“東行庵”に確認に行ってくれました。

正確には『丸に武田菱』とのことです。

僕と久杉殿のコメントのやり取りを読んで頂ければと思います。

世の中に出回っている高杉晋作関連グッズの表記はデタラメ
ということが判明しました。
全てが全てその表記を“丸に四つ割菱”ではないのでしょうが、
販売するに当たっては、ましてや家紋なのだからしっかりと調査
してから販売して欲しいと思いますよね。
僕のように勘違いする人も多いと思います。

それにしても、家紋というものがこれほどたくさんあるとは知らな
かったので、いい勉強になりました。

久杉殿、ご足労おかけ致しました。



丸に四つ割菱

2010年04月20日 | 「高杉晋作」シリーズ
高杉家の家紋は俗にいう“丸に四つ割菱”です。

これについては今年の頭ぐらいに最近知りました。
書こう書こうと思ってて、ついつい後回しになってしまって(苦笑)

『龍馬伝』による幕末ブームであちこちに龍馬グッズ、そして幕末グッズが
並んでいて、それと一緒に高杉晋作のも並んでいたりするのです。
だいたいのグッズには何故か家紋がついているのですね。
今まで家紋までには意識がいってなかったので初めて知りました。

この家紋を見た時に「待てよ、どっかで見たなぁ?」と思って、親父の葬儀の
時の写真を見てみました。
するとやっぱり!我が内田家の家紋も高杉家と同じ“丸に四つ割菱”だったのです!!

いやいや、これには驚きました~。
何と言う偶然、奇遇なんだろうと。
と同時に嬉しくなりましたね。

高杉晋作のことが好きで、歌にまでして、下関とも縁をもって、新婚旅行まで下関。
知らず知らず、長州藩との関わりが強くなる中で、ナント、家紋までが同じとは!

「あんまり面白味のない家紋だなぁ~」などと身内で話してたのですが、今はもう
かなり愛着のある家紋になりました(笑)

今回下関に行っても、この家紋をたくさん見ました。
特に高杉晋作の眠る東行庵には大きくありました。
おそらくほとんどの人が家紋はノーマークで、そこまでじっくり見つめることはないと
思うのですが、自分のと同じと思うと感慨深いものがありましたよね。

家紋入りの高杉晋作グッズは何だか単なるグッズじゃない気がしてしまって、今回の
旅でも何点か買って帰りましたよ。

それにしても奇遇だよなぁ~、こんなことってあるんだなぁ~って思います。
武田鉄矢だって、まさか家紋まで坂本家と一緒じゃないでしょうに(笑)








『高杉晋作』 読了

2010年04月02日 | 「高杉晋作」シリーズ
『高杉晋作』全3巻読み終わりました。
明日から下関なのでギリギリセーフでの読了。

僕が高杉晋作にハマった最初の本です。
学生時代以来の再読ということでかなり月日は流れましたが、当時受けた印象とは
違う感じで読んでいました。

というのも、この山岡荘八のを読んでからいろんな人の書いた『高杉晋作』を読んだ
ので、「あれ?あの場面無いなぁ~、他のだったかな?」という感じ方が多かったです。
高杉のエンディングにしても、山岡荘バージョンのはすっかり忘れていました。

この本をキッカケにして多くのものを読んだから、高杉晋作という稀代の生涯に魅せら
れたんだと思います。
幕末には多くのスターが全国から輩出されましたが、やはり高杉晋作はその中でも
輝き方が違うように思う。ちょっと異質です。
だから“奇傑”とも呼ばれるんだと思いますね。
そんな高杉だからこそ、当時ハタチそこそこの僕は惚れたんだと思う。

今回改めて読んでみて、高杉晋作の凄味、魅力を再確認しました。


さぁ、いよいよ下関行きです。
その魅力を再確認したことによって、歌の幅が広がると思います。
ハタチの頃に作った時の心境と、今日また改めて読んで感じた気持ちを唄うことが
出来るのは嬉しい。

高杉晋作が眠る【東行庵】でのライブ。
高杉晋作が決起した国宝【功山寺】でのライブ。
高杉晋作の発案によって建てられた日本最初の招魂社のある【桜山神社】でのライブ。

それにしても凄いスケジュールを組んだものだなぁ~と改めて思います。
下関にいる、やっぱり高杉晋作に惚れ込んだ人たちのパワーを感じます、さすがは
長州の人たち。
ちょっとこの3ヶ所ではやりたくてもやれない場所だと思うので・・・。

僕も刀(ギター)を持って乗り込みます、六弦刀を持った六弦侍としてね。

『高杉晋作』 山岡荘八歴史文庫

2010年02月10日 | 「高杉晋作」シリーズ
今年の4月に下関に行くことになっています。
ライブ、歌を唄いに行きます。

前回行ったのは2006年。
実は去年、声をかけられていたのですが、親父の病状経過もあって
残念ながらお断りしていました。
ということで今年行きます。

今年は大河ドラマで坂本龍馬をやっての影響か“幕末ブーム”。
『龍馬伝』見ていますが、実際の史実と違っている部分も多々あるため、
「これはドラマ、フィクションとして見なくちゃいけない」と思っています。

『竜馬がゆく』もかつて読みましたが、もう忘れちゃってハッキリは覚えて
ないんですよね。

僕が幕末のとりこになったのは、この『高杉晋作』です。
山岡荘八でスタートしました。
せっかくの“幕末ブーム”なら今年は下関にも行く事だし、そのブームに
乗ってやれ!ということで原点回帰しました。

20才の頃に読んで以来の原点回帰です。
この本を読んで高杉晋作に惚れ込み、大学の授業を放っぽらかして長州路
をひとり旅しました。

あの当時、高杉晋作に関する本は、片っ端から読みまくりましたね。
それに合わせて『竜馬がゆく』や『西郷隆盛』、『新撰組』などの幕末本も
読みました。
けどやっぱり、高杉がナンバー1です。
長州藩が大好きですね。

この『高杉晋作』を読んだから下関の人たちと知り合いになって、今もこうして
お祭りやイベントを開催して呼んでくれているんです。
幕末から時を越えて、志士たちの遺伝子と再会しているのです。
これはちょっと刺激的ですよ。

さて、全3巻のまだ1巻を読み始めたばかり。
吉田松陰と高杉晋作のやり取りを楽しんでいます。
「こういう感じの流れ、文章だったんだなぁ~」などと思いながら、逆に新鮮な
気持ちで読んでいます。

大河ドラマだけを見ている人がいたら、幕末本を読むことをお薦めします。
龍馬から入ってもいいし、僕みたいに高杉から入ってもいいし・・・。
テレビドラマには無い、血湧き肉踊る幕末の世界がありますから。



薩長同盟Tシャツ~「高杉晋作シリーズ」番外篇其の四~

2008年09月01日 | 「高杉晋作」シリーズ
発注してたTシャツ2枚が今日届きました。
そのうちの1枚がこちら。

“薩長同盟”は1866年に成立。
その“1866”を胸にドォーンっとプリントしてあります。

これを作った「サムライスピリット・ジャパン」さんの文章を引用させて頂きたく
思います。
以下。


『幕末の英雄・坂本龍馬と中岡慎太郎による東奔西走の活躍と、そして薩摩藩の
 西郷隆盛、小松帯刀、長州藩の桂小五郎、高杉晋作らの合意により相成った
 薩長同盟。
 この盟約により、幕府瓦解が決定的となった幕末のエポックメイキングな出来事 
 です。

 今回は1866年(慶応2年)1月21日(旧暦)に成立した薩長同盟を記念し(いまさら?)、
 薩長同盟オリジナルデザインTシャツを作成しました!

 前面には、薩長同盟が成立した西暦、下に英語で「THE SATSUMA AND CHOSU
 ALLIANCE」の文字。
 背面には、薩摩藩の家紋、長州藩の家紋、立役者である坂本龍馬、中岡慎太郎の
 家紋をそれぞれ配置。

 ブラックの生地に、白字でプリントしたオリジナリティ溢れる幕末Tシャツとなりました!』


ということで、かなりの自信作とのことですね。
字体もいい感じですしね。

僕はたま~にこちらのサイトにお邪魔させてもらっていろいろ見たりしてたんですが、
高杉晋作モノが実は2点あって、その内の1点を狙ってたんですよね。
で、1点買いじゃなく、他にもいいのが出たら2点買いしようと思って、今回のこの、
“薩長同盟”モノは見た瞬間気に入りましてね、発注しました。

何で気に入ったかというのは、“1866”なんて数字、幕末のこと知らない人には、
何の数字だか、どんな意味だかサッパリ分からんじゃないですか(笑)
「なんなの、コレ?」と聞かれたら、
「薩長同盟」と胸を張って答えますよ(笑)

それと家紋のバックプリントが渋かったんで。

超マニアックTシャツですよ、コレは。




今回購入した「サムライスピリット・ジャパン」さん、他にも幕末関連のTシャツは
いろいろあります。
こちら


「晋作フォーラム」 其の弐

2008年01月08日 | 「高杉晋作」シリーズ
(不定期連載「高杉晋作シリーズ」の続編です。カテゴリの中の「高杉晋作シリーズ」
 をクリックして頂ければ、流れが分かると思います。携帯の方、ゴメンナサイ)


会場作りがひと段落して、スタッフの方に「“晋作うどん”でもどうですか?」
と言われ、それを食べました。
関東風と違い、やはり薄味。
確か、お肉が入ってたのかなー、ハッキリしたことは覚えてないんですが、
“晋作うどん”を食べたことは覚えています。

それからぞくぞくと実行委員のメンバーの方々や、スタッフの方たちが集ま
って軽い食事タイムになりましてね、そんな時に誰からか「唄ってよ」という
声があがりまして・・・。
ギターを取り出して唄いました。

おそらくみんなの前で唄ったのはここが最初だったと思います。
普段ライブをやっているとはいえ、大きな会議室のようなところで期待と不安
の入り混じったような視線を受けるような状態でしたから、何となくやりずらい
感じはしました。
恥ずかしく、照れくさい感じもありました。
実際に下関の方たちも興味があったと思います。

今回のメイン曲である『高杉晋作よ』を筆頭に、何曲か唄いました。
『龍馬』って言う曲もありましてね、これも唄いました。
細田さんに「いい曲だね」って褒められた覚えがありますから。

今現在はこの『高杉晋作よ』は、僕と下関の方たちにとっては切っても切れ
ない歌になっていますが、この時はそんなにウケなかった気がします。
曲の内容が、江戸(東京)から長州(山口)の高杉に会いに行った、非常に
プライベートな歌なので普遍的じゃないんです。
そう言った意味で言えば『龍馬』という曲の方が内容的には普遍的で、坂本
龍馬ファンにはウケると思います。

けれども、『高杉晋作よ』という曲は、サビがハッキリとしててわかりやすいの
で、誰でも簡単に覚えられて、唄えるという強味を持っていました。
これは非常に大きかったと思います。

さて、前日の準備も終わり、いよいよ明日本番を迎えるということになりました。
僕は大野さんの車に乗せてもらい、公民館からほど近い長府旅館を宿にする
ことになりました。
いろんな想いをめぐらせていたと思いますが思い出せません。
ただ、不安はなく、期待があったことだけは事実です。







高杉晋作Tシャツ~「高杉晋作シリーズ」番外編其の参~

2007年08月19日 | 「高杉晋作」シリーズ
高杉晋作の新しいTシャツを買いました。

なかなか洒落たTシャツで一見すると高杉晋作モノというのは分かりません。
そこが実にマニアックでいいんです。

詳しく説明しますと、まず日本図があってそこに“REVOLUTION”とあります。
これは「革命」ではなく、この場合「回天」というのがふさわしいでしょう。

そして、長州藩(今の山口県)にレ点がありますよね。
しかも萩です。
ここを起点にして、維新回天が始まったということを示すレ点です。
何ともマニア心をくすぐるアイデアです。

ところが、これだけだとまだ明確に高杉晋作というのが分かりません。
で、背中の上部に目をやりますと、そこには高杉晋作の辞世の句である、
「おもしろきことも無き世を おもしろく」と書いてあります。
これでハッキリと、分かる人には高杉晋作のTシャツなんだと分かるのです。


このTシャツ、色使いもなかなかセンスありますし、内容もいいのでお気に入りの
Tシャツになっております。


ちなみに、Tシャツのモデルは僕ではありませんので。
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