日々是愉快♪

笑いながら愉快に生きていけたらいいなぁ~

『レスラー』

2010年02月27日 | 映画
本当は劇場で観たかった作品。
観に行くつもりでずっとチラシは持ってたんだけど結局行けなくてDVDで。

そのチラシによると2009年2月の段階で全世界の映画賞54冠に輝いたとのこと。
映画賞そのものの前評判が高かったのもそうですが、いちプロレスファンとしてこの
作品は観たかったです。
アメリカのプロレス界のレスラーのリアルな生活とはいったいどういうものなのか。

ミッキー・ロークの復活作と言ってもいいでしょう。
クールでカッコいいミッキー・ロークしか知らない人は驚くかも知れません。
ちょっと同一人物には思えないかも(苦笑)

けれども、今のミッキー・ロークだからこそこの役にハマリ、リアルさを表現出来たと
思います。
鍛えあげた肉体でありながらも年齢と共にくる贅肉や崩れ感などはバリバリの俳優
ではちょっと出せない味。

かつて栄光を味わったレスラーが、今ではスーパーのアルバイトをやりながら週末の
プロレスのリングに上がる。リングに上がれば、過去の栄光があるから今でもベビー
フェイスとしてのスター選手。誰もが温かく迎え入れてくれる。
それでも酷使してきた肉体は悲鳴をあげ、試合後に心臓発作を起こしてしまう。
それを機に一度は引退をするのだが、家族を失い、仕事はうまく行かず、目の前の
現実を受け入れ、戦っていこうとするのだが・・・。
やはり自分の唯一帰れる場所、輝ける場所に戻っていくのであった・・・。

誰にもやってくる肉体の衰え、うまくいかない目の前の現実。
それを体を張ってミッキー・ロークが演じている。
哀愁漂うところは現実のミッキー・ロークとも重なり合うからだろう。

ミッキー・ロークが恋心を寄せるストリッパー役にマリサ・トメイ。
久し振りにマリサ・トメイを見たがこちらもいい感じになっていた。
マリサ・トメイほどの女優ならチラッと見せて終わりでもいいだろうに、惜しげもなく
その肉体を晒している。
ともに体を張っての生活、生きていくもの同士として魅かれ合うものがあったのか・・・。

過去の栄光が大きいからこそ、現実とのギャップに苦しむ。
この主人公が特に栄光もなく、ごくごく普通に生きてきていたらバイト先でキレることも
なかっただろうし、あそこまで苦しまなくても済んだかも知れない。
そこが切ないのだ。

近年話題になる映画はCGを多用したり、更に3Dなどとデジタル路線のものばかり。
けれどもこの『レスラー』は俳優の肉体ありき、から始まっている。
デジタルなものは一切ないと言っていいだろう。逆にアナログの王道をいっている。

人間の肉体や心は、最終的にはこういったアナログなものを求めると思うのだ。
リアルな描写から伝わる心の機微。それが我々の心の琴線に触れるから感動する。
この映画はそれを証明してくれている。

良かったら観てみて下さい☆


DVD&ビデオデッキ

2010年02月26日 | Weblog
DVDトレイの開閉がどうもおかしくて修理を依頼。

その修理の前に自分で上蓋を全部外して何とか自力で直そうと試みるが、
DVDを見られるようにするところに何やら「特殊な光なので直接目に当て
ないで下さい云々」とシールが貼ってあったので、下手に深入りしないで
修理に出した。

たかだかトレイの開閉だけの修理だろうから、3000円ぐらいですぐに
出来るだろうと思ってたら、そのメーカーは修理代22000円と言ってきた
ので、未修理のまま返却してもらうことにする。

それを今日引き取りに行って来た。

帰って早速いろいろと配線をやる。
このデッキが無かったのでTVも見ることが出来なかったからだ。
それよりも本体HDDに収録されている様々な番組が無事だろうかが心配だった。

確認したら無事だったのでホッとひと安心。
何かの事故でもし消えてたりしたらこのショックはかなり大きかったと思う。
なので、早くダビングしなければと改めて思う。

ビデオとDVDの一体型は、そんなに長持ちしなく故障しやすいと言われたが、
ビデオからDVDにダビングしたいものがいろいろあったので、当時これを買った
のだった。

せっせとダビングしていたのだが、ダビングしたDVDが何度か見られなくなったりで
あの時は凹んだ。
DVDというもの(特にコピーなど)は信用しちゃイカンというのを覚えた。
けどダビングはしておきたいというこの矛盾(苦笑)

僕自身がPCにそれを取り込んでYou tubeに残しておくとかの作業が出来れば
少しずつやるかも知れないけれど、そういうことは一切分からないので自己満足的に
ダビングしている。

今でも本当に強いと思うのは、ビデオテープやカセットなどのアナログものだ。
これはそこそこ月日が経っていようがしっかりと観ることが出来るし、聴くことも出来る。

地デジとかブルーレイとか、いろいろと進んでいるようだけども、完全にそれに
乗り遅れていると思う。
多分、いやきっといま部屋にあるこのTVも間もなく見られなくなるのだろう。

ところでDVDトレイの開閉は何故か以前ほどひどくなくなり、何とか開閉してくれている。
この調子でもうちょっと長持ちしてもらいたい。

S社のDVDデッキはもう二度と買わない。
僕のおじさんも苦労したと言っていたし、いい評判を聞かないからだ。


日本選手はなぜメダルが取れないか

2010年02月25日 | スポーツ
バンクーバー五輪も終盤になり、日本のメダルは今日現在で3つ。
金メダルは0です。
日本選手と世界のスポーツ大国との差を痛感する今日この頃です。

長野オリンピックのスピードスケート金メダリスト・清水宏保が、
【スポーツ後進国日本】というタイトルで23日の朝日新聞夕刊紙上
にコラムを書いたそうです。

それを引用したものを今日の日刊ゲンダイが載せていましたので、
更に僕もそこから引用して書きたいと思います。

清水宏保も何度もオリンピックに出ているから、JOCにはいろいろと
お世話になっていただろうし、その実情を話すには勇気がいったと思う。
けれど、その勇気には拍手を送りたい。

清水は言う。
「日本には国立スポーツ科学センターがある。韓国にも同じような施設がある。
 韓国ではそこに選手が集められ、招集された時点で、日当が出る。
 日本では利用するのに料金が発生する。」

「バンクーバー五輪では、JOCの役員、メンバーが大挙して現地入りしている。
 予算は限られている。そのため、選手を手塩にかけて育てたコーチやトレーナー
 がはじき出され、選手に快適な環境を提供できていない。 
 お金の使い方が逆だろう。」

日刊ゲンダイは言う。
「冬季、夏季を問わず、選手の強化対策もお寒い限りだ。北京五輪までの1年間に
 日本が国庫負担でまかなった選手強化費は27億円に過ぎない。
 274億円のドイツの10分の1。アメリカ165億円、イギリス120億円、
 中国120億円、オーストラリア110億円、韓国106億円などと比べても極めて低い」

日本の場合はその強化費用の分配方法もデタラメで、各競技団体に渡ってもそれが
何にどう使われているかと言うのも全く不透明らしいのです。
で、最終的に選手にまわってくる費用は微々たるものというわけなんですよね。

お金が全てというわけじゃありませんが、その国々のスポーツに対する姿勢という
ものがハッキリと浮き彫りになっているのは事実。

韓国は金メダリストには終身で毎月8万円も支給されるとのことです。
徴兵免除などのニンジン作戦もあります。

僕が好きな野球やプロレスに話しを置き換えた場合、巨人が27億円、
横浜は274億円もらえたとします。しかも巨人の場合は途中で使途不明に
なるので実際の選手に回ってくるのは微々たるもの。
これでペナント戦えって言ったって無理な話ですよ。
早い話、横浜は主力だけ残して、あとは巨人の選手を全部引き抜くことも
可能なのです。

同じように新日本プロレスに27億円、ゼロワンに275億円だとします。
この時点で勝負ありですよ。
ゼロワンは全団体を吸収する力を持つでしょう。

他のものにも当てはまると思いますよ。
要するにそれだけで図式が変わるということです。

結果、そのものズバリ「日本選手はメダルを取れない」となるのもうなずけます。

清水宏保は、
「五輪の時だけ盛り上がって、終わったら全く関心がないというのではあまりに悲しい」
とも言っています。

それに追加して日刊ゲンダイはこう締めくくりました。
「こうした問題に目を背け、五輪を商売道具にとしか考えていない大マスコミ、スポーツ
 ジャーナリズムの責任も重い。それに踊らされる国民も甘すぎる。
 ましてや石原(都知事)のような“カネを出さずに口だけ出す”という輩の存在を許して
 いるようではメダルの数が増えるはずはない。」と。

そうなのです。
五輪の結果で一喜一憂している我々国民も完全に踊らされてしまっているのです。
スポーツの部分で完全に後進国になってしまったようですが(けれども野球は世界一)、
スポーツだけでなく、もっと他の部分でも我が国は後進化していると思うのは僕だけ
でしょうか?


あれから4年。

2010年02月23日 | スポーツ
トリノ五輪が開催される前に発売された缶コーヒー。

上村、岡崎、安藤の3選手がメイン。
各選手ひとりだけで写っているバージョンのものもありました。

こういった限定&記念的なラベルの缶はペン立てとして活躍。
だから4年前のものも無くならずしっかりといつもの場所にあるの
です(笑)

この3選手、あれから4年経ってのバンクーバー五輪にもしっかり
出場しています。それも前回同様の注目度で。

これはアスリートとして凄いことですよね、岡崎、上村は冬季五輪の
常連といった感じがありますが、その技術力と、それ以上の精神力
は我々には計り知れないものだと思うのです。

岡崎&上村の両選手は次回のソチ五輪も視野に入れた現役続行の
コメントを残していますからね。
安藤選手もおそらく次回ももちろん挑戦してくるでしょう。

ジョージアは今年もこの缶コーヒー作ればファインプレーだったのになぁ。
継続してサポートしてるってことを世間にアピール出来たのにぃ・・・。
他のスポンサーが絡んでダメだったのかな?

せっかくあれから4年経っても同じメンバーを起用できたのにね。
それとも各選手のギャラが上がってたりして???

何かの雑誌で上村愛子のCM契約は3000万って書いてあったからなぁ~、
となるとこの不況のご時世で厳しかったのか・・・。

あれから4年、これから4年か。
4年後もこのペン立ては健在でしょう♪


週刊『真説 歴史の道』

2010年02月22日 | Weblog
明日2月23日発売のシリーズですね。
こういう週刊シリーズ多いですよね。

今回のこのシリーズは取り上げた人物の“道”に焦点を合わせてのものらしいです。
まずは1巻織田信長、2巻坂本龍馬が同時刊行らしいので、龍馬のを買ってみるかなぁ
と思ってます。

大河ドラマに他意はないのですが、どうも自分の中の歴史観と龍馬像がズレてきちゃっ
てるので書物に帰った方がいいと思う今日この頃です。

昨日、野球のチームメイトとも大河ドラマの話しをしたのですが、やっぱり知らない人は
大河ドラマで信じちゃいますからね。
実際に坂本龍馬と岩崎弥太郎の関わりは、龍馬の晩年約10ヶ月ぐらいだけなんですよね。
ドラマ上で大きな役割を果たした吉田松陰との出会いもフィクションですし・・・。

まぁ、ドラマはドラマとして。
実際の書物、小説や史実に基づいたものもドラマ以上に楽しいと思います。
特に幕末は熱中しちゃいますね。

僕の好きな高杉晋作は11月発売とのこと。
まだまだ先だなぁ~(笑)

詳しくはこちら


「Project SHOBUN」 始動

2010年02月19日 | 音楽
40才までに自分の音楽の集大成を作るという企画のことを、ここでも何度か書いてますが、
本格的に動いていくためのミーティングをやりました。

バンドサウンドのオケを作ってくれる八木君を協同プロデューサーとし、このブログでも度々
紹介しているやぐり君をスーパーバイザーに迎え入れてやっていくということを確認。

ライブ盤の方に関しては、もうすでに今年の頭から古い音源を聴いていてセレクトしている
ので、その作業は引き続き僕自身が継続してやっていって、最終的にチョイスした楽曲の
音量統一などは八木君に任すことに。

オケ作りに関してはある程度の希望は話したけれど、ほとんどの部分は八木君に任せて
好きに料理してもらうことに。

これからまた環境を整えたり、少しずつ話を詰めていくことになります。

八木君が「Project SHOBUN X」と言っていたけど、Xはやっぱいらないなぁ(笑)

“SHOBUN”のSHO、“Show”のSHO、そして“昭和”のSHOを絡めてとのこと。
どうやら僕は古いタイプの人間のようで、平成時代にまだついていけてないようで・・・(苦笑)


格闘技界はドロップアウトの場ではない!

2010年02月17日 | プロレス
今日発売の『週刊プロレス』のコラムに朝青龍問題のTV報道について書かれた
記事がありました。

朝青龍の今後については、本人が何も語らないのでどういう方向に行くのか全く
分かりませんが、TVのコメンテーターは格闘技界に行けばすぐにでも活躍できる
という論調で話しているのが多いそうです。

それはハッキリ言って、格闘技のことをわかっちゃいない発言だ!
そもそも相撲は倒れたり、土俵を割ったらそれで勝負ありの世界。
プロレスだとか格闘技は倒れてからも勝負が続くのです。
むしろ倒れてからが勝負と思っていいです。

プロレスに関してだと、まずは後ろに倒れて受け身を取る練習を何度も何度も
繰り返しやるそうです。
かつて大仁田厚が全日本プロレスに入門した時、ジャイアント馬場から受け身の
練習を来る日も来る日もやらされたそうですからね。

総合格闘技にしたって、そこまでの受け身の練習はしてないと思います。
打撃系の格闘技は攻撃あるのみですから。

そもそもプロレスが総合より格下に見られてるのも納得がイカンのですよね。
本当に強いのなら、ただぶっ飛ばしたり、蹴り飛ばしたりするだけじゃなく、相手の
蹴りや技も受け切って、それから自分の持てる攻撃をしてもらいたいと思って見てる
んですが、まぁ、ルールもあるしね・・・。
だからプロレスラーが総合のリングに上がっちゃイカンのです。

格闘技はそのルールの下でやってはじめてそのスポーツの醍醐味が出るんですから。
亀田兄弟が土俵で勝負したって話しにならないじゃないですか。
グレイシーだってロープに振っても帰って来ないでしょ。

知たり顔のコメンテーターには腹が立つよ。
かつての力士から格闘技界への転向組、輪島や北尾、曙はどうでしよう?
必ずしも大成功したとは言えないんじゃないでしょうか?
話題性でそこそこってとこですよ。
ということで、朝青龍もちゃんとそれに向けて練習をしないとダメだと思う。

けど、素材は最高だから練習しっかりやればドームのメインは張れる。
まぁ、あとはプロレス界と本人次第なんですが・・・。

プロレスは人気が無くなって久しいですが、ロマンがいっぱい詰まってるリングはやはり
プロレスのリングだと思います。
TV放送が深夜2時過ぎからじゃなぁ・・・。
機会があったら是非ともプロレス観戦をお薦めします。

BCプレイス・スタジアム

2010年02月16日 | スポーツ
バンクーバー五輪つながりです。

開会式をご覧になった方も多いと思います。
外観が東京ドームに似ているドーム球場ですよね。
「BCプレイス・スタジアム」というらしいです。

僕はバンクーバーに行った時にあそこでアメフトの試合を見ているのですが、
ドームの名前は覚えてなかったです。
「BCライオンズ」というチームが本拠地にしていて、ルールも良く分からず
観戦していたのを覚えています。

今日の写真がその時に撮ったものです。

オリンピックの開幕式を見ていて、観客席を含めフィールドなども広く大きく
見えたので「本当にあそこだよな???」とちょっと不思議に思ったので、
昔の写真を引っ張り出しました。

これを見ると、やはり2階席もあるし大きかったです。
2階席があったかどうかの記憶が無かったもので・・・。

開会式はうまく空間を使って派手に演出してましたが、普段はご覧のように
普通にアメフトの試合をしている球場です。
お土産にアメフトの小さいボールを買ってきて、それもまだ大切に持ってます。
BCライオンズのロゴが入ったものなんですけどね。

バンクーバーにいた友だちがこのドームの近くのマンションに住んでいて、
ベランダからドームが見えました。
観戦に行った時も歩いて行ったし、交通の便も良く、バンクーバーの繁華街
からでも充分に近いです。

バンクーバーはこれといって何があるってわけじゃないけれど、住むにはいい
かも知れませんね。
自然の中で、こじんまりとした街並みで暮らしやすい街だと思います。

オリンピックのおかげで、バンクーバーをフラついてた時のことを最近はよく
思い出してます。
今みたいにデジカメがあったら、もっと写真も撮ってたと思うんですけどね。
まぁ、この写真、よくぞ撮ってたなぁ~と思いました。