日々是愉快♪

笑いながら愉快に生きていけたらいいなぁ~

ファイターズ日本一!SHINJO劇場、ハッピーエンドで終幕☆

2006年10月26日 | 野球
おめでとう、ファイターズ!
おめでとう、新庄剛志!!

こっちまで泣けてきましたよ。
だって、SHINJO、最後の打席でもう泣いてるんですもん。
あの打席が現役最後の打席だということは、みんな分かってるし、
本人も一番それを分かってたから溢れる涙を抑えることが出来な
かったんでしょうけどね。

結果、涙のフルスイングで三振!
SHINJOらしくていいじゃないですか。
ホームランで華々しくデビューして、最後は三振で去っていくって
いうのもドラマですよ。

日本一のウイニングボールをレフトの稀哲がキャッチして、そのまま
左中間で二人で抱き合ってる姿、感動的で印象的でした。
一番ウルウルきたかなぁ、あそこが。

そしてその外野の方へ、チーム全員で迎えに行くんですから。
今までそういう光景って見たことなかったです。
おそらく過去にもそういうことって無かったと思う。

しかも胴上げって、普通監督からされるものなんだけど、SHINJOが
最初でしたもんね。ヒルマン監督は最後でした。
パ・リーグを制した会見でガッツ小笠原が「4連勝して、ツーさんを
胴上げしたい」っていう思いが全員の胸にあったんでしょうね。
実際、最初にひとつ負けたけど、その後は4連勝だから、ガッツの言った
通りの結果になったわけです。

最高の役者に最高のステージが用意され、しかも最高のシナリオもあった。
元々スポーツって、よく“筋書きのないドラマ”って言われますが、SHINJOが
ファイターズに入団した時から、3年計画で計算されていたものがあったような
気がしないでもないです。「SHINJO劇場」という名の舞台が。

この男には、常人には計り知れないような何かがあって、生きてる土俵も、
確実に違う感じがしますもんね。
何かに書いてあったんですが、オールドファンには不愉快かも知れません、という
前置き付きで、「SHINJOは長嶋茂雄の域まできている」っていうのがありました。

2人のタイプが似ているからなんでしょうけど、僕は長嶋は長嶋、SHINJOは
SHINJOで、迫ったとか超えたとか、そういうレベルじゃないですよね。
長嶋はプロ野球を盛り上げ、巨人というところに生涯こだわった、またこだわらざるを
得なかった。
対してSHINJOは自由奔放、阪神の5年12億を蹴って、メジャー2200万を
選び、夢を叶えた。アメリカでやることやったら今度は北海道へ行って、盛り上げ、
ここでもまた夢を叶えた。

背番号にしても、長嶋は「3」にこだわり続け、SHINJOは「1」は来年から
弟分の森本稀哲に付けて欲しいと、サラッと言ってました。
この潔さがSHINJOらしいなぁ~。
普通なら、大功労者だから永久欠番にするとか、そのままにしておくとか・・・。
オリックスの「51」、巨人の「55」は未だに空き番ですからね。

本人も言ってましたが、ここまでの選手って後にも先にもSHINJOだけでしょう。
だから僕は今年、結構無理もしたけどSHINJOの追っかけをしたんですよね。
生きる伝説、唯一無二の最後の勇姿をこの目に焼き付けようと思って・・・。

本当に観て来て良かったなぁ~って思います。
今こうして書いていて、いろんな場面を思い出しますよ。

きっとこの胴上げシーンは、中日のファンだって苦々しく思わないでしょう。
多くのファンに愛され、いいチームメイトと野球が出来て、しかも最後は日本一。

良かったなぁ~、新庄!
おめでとう、新庄!
それと、ありがとう、新庄!