江東区図書館生活

本棚の本をずいぶん少なくすることができました。

ぼくらが愛した「カーネーション」 [単行本(ソフトカバー)]

2013-05-06 00:06:25 | ★★★☆☆おもしろかった
ぼくらが愛した「カーネーション」 [単行本(ソフトカバー)]
宮沢 章夫 (著), ほっしゃん。 (著), ANI (著), 石原 壮一郎 (著), 宇野 常寛 (著), 岡室 美奈子 (著), 石田 美紀 (著), 佐野 華英 (著), タンブリング・ダイス (編集)



場所:江東区図書館

カーネーション祭り、再び。
カーネーション好きにはおすすめの一冊。
1.心を震わせた名台詞30は、場面が蘇ってくる。
もう一回見たいなぁ。

●<P.34>「最後に言わして下さい。
好きでした。
ほんなけです。
ほなさいなら」
「おいもです…。
おいも、好いとった。
…ずっと」
第16週「揺れる心」91回
<略>
この回から糸子の着るものが着物から洋服に変わるという演出も見事だった。
★不覚、着物から洋服、気付かなかった。


●<P.44>「もう、さみしい。
さみしいさかい」
第20週「あなたを守りたい」115回
<略>
糸子が知る由もなかった当時の勝の気持ちを、父親とそっくりの気質に育った聡子に再演させるという脚本にも唸るばかりだ。
★そういうことかぁ…


●<P.64>「長い長い記憶を持ってる。
それが、年寄りの醍醐味とも言える。
守り続けて、闇のうちに葬るはずやったもんが
うっかり開いてまうこともある。
老いぼれた身体に
轟くこと、打ちのめすこと、容赦のうて。
ほんでも、これを見るために
生きてきたような気もする」
第26週「あなたの愛は生きています」148回
<略>
「おたく…どちらさん?」と糸子が訪ねると、川上は「私は、周防龍一の娘でございます」と答えた。泣き崩れる糸子。
★このシーンはやられた。
ここに周防さん、持ってきたかぁ…


●<P.68>「おはようございます。
死にました」
第26週「あなたの愛は生きています」151回(最終回)
<略>
岸和田の病院のロビーのテレビでは、糸子をモデルにした朝ドラの第一回が流れている。それを見つめるひとりの老婆。奈津である。
★これもやられた。



【カーネーション】
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/s/%A5%AB%A1%BC%A5%CD%A1%BC%A5%B7%A5%E7%A5%F3


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