eSSay

エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

抗ウイルス薬と麻黄湯

2019-02-03 10:20:55 | 実用
 インフルエンザが大流行だそうだ。何回も罹ってしまったという話も聞くけれど、特に受験生は充分気を付けてもらいたいもの。
 僕もこの冬だけで3,4回、調子悪くなっており、その都度「麻黄湯」飲んで温かくして寝て、しのいでいるところ。

 今一番使われている最新の「ゾフルーザ」にも耐性ウイルスが見つかったとのこと。最新の薬とはいえ、ウイルスもなかなか“賢い”ようだ。
 それに引き替え、インフルエンザにも効くという漢方薬「麻黄湯」は、もう2千年も使われているらしい。
 抗ウイルス薬がウイルス自体に作用するのに対し、麻黄湯はじめ漢方薬は、人の体の方に作用する。だから人体の基本的機能が変わらない限り、ウイルスがいくら進化しようと何種類流行ろうと、関係ない。

 これ、西洋と東洋それぞれの考え方に通じるものがある。
 敵か味方か白黒つけたがる西洋に対し、自分も他人も自然も含めて世界とみなす東洋と。(どちらがいい悪いは、これまた東洋の考え方に反するもの)
 西洋/東洋と言えば、米国と中国の覇権争いも気になるところ。中国が東洋的思想で以って動いているかは、よく分からない。いずれにしても日本は、自民党につくか民主党につくかで迷った経済団体みたいに悩むことになるの、かも。
 ついでながらお隣りの韓国。(失礼ながら)弱い犬ほど何とやら、とも思えるほど。とは言え、かの国のことだから、いずれ現大統領も逮捕&有罪ってことになるの、かも。

 話が思い切りそれてしまいました。
 インフルエンザとの長い長い“闘い”に関して言えば、莫大な費用を掛けて開発される抗ウイルス薬よりも、長い実績のある麻黄湯の方に分があるような気がする。
 …少々体調悪い中、こんなことつらつら考えています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする