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百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

ジェームズ・マーティンズV.V.O.

2007年05月07日 | スコッチ・ブレンデッド


本日のお酒。ジェームズ・マーティンズはブレンデッドの中でも、それほど知名度が高い方じゃないかもしれません。しかし長く高島屋さんが代理店をやっておられるので、百貨店で見られた、あるいは贈答に使われた方も多いのじゃないでしょうか。
キイモルトはグレンマレイ。グレンマレイあたりが出てくるのが、結構マイナー(失礼)かも。
表記にV.V.O.は"Very Very Old"の略でしょうが、"Vatted Very Old"の略でもあると、土屋守さんの著書にありました。バッテッドモルトもちょっと飲んでみたい気がします。土屋さんの著書によると、有名な「ウィスキーガロワー」の元になった、座礁船から引き上げられたウィスキーの銘柄として有名になったそうです。この本は、ほんとに細かいエピソードも上げてあり、大変重宝します。もうちっとつっこんであれば嬉しいのですが、同様の分野の本が無い以上、求めうるかぎりの最良の書です。


ホワイトホース・オールドボトル

2007年04月26日 | スコッチ・ブレンデッド

てなわけで、この「白馬亭」はオールドボトル。70年代中ごろから終わりにかけてのものです。30年ほども前ですかね。近所の酒屋さんの店仕舞いで購入。2,000円でした。未開封なので味はわかりませんが、30年以上前のモルト、特にラガヴーリンのエッセンスがどう感じられるのかは興味があります。聞くところによるとシャープな印象があるという話です。
私はいまだにホワイトホースというと、イッセー尾形さんのCMが強烈にインプットされてます。こういうのも困りものですね。

ホワイトホース

2007年04月25日 | スコッチ・ブレンデッド

本日のお酒。このボトルは90年代初めくらいのものでしょう。
現行のボトルはなんだかずんぐりとして、あんまり見栄えが良くない気がします。
アイラ(ラガヴーリン)がキーモルトで、メジャーブランドというのも珍しい気がしますが、思ったほどアイラが厭らしく出てない気がします。ブレンドの技なのでしょう。最初のスクリューキャップ銘柄でも有名ですが、昨今はこれのオールドボトルがオークションですごい金額で落札されているのにビックリします。

カティーサーク・プライベートリザーヴ

2007年04月21日 | スコッチ・ブレンデッド

本日のお酒。なんか懐かしいお酒になっちゃいました。しかし、カティーサークのアップは初めてで、よりによってこれにしなくても、とも思ったのですが、たまたま手近にあったのでコレ。当時、割と廉価だった気がします。若者向け(当時の資料によるとヤング!向け)のソフトタイプ。クセが無い分、水割りがぶ飲みにはいいのですが、今の日本ではちょっとウケないでしょうね。
特級表示と、キャンペーンシールが懐かしい500mlサイズ。

ジ・アンティクァリー21年

2007年02月18日 | スコッチ・ブレンデッド
本日のお酒。
ウィスキー好きの方、特に昔からブレンデッドを好まれる方とお話しすると、好きな銘柄にこれを推される方がいらっしゃいます。スクエアボトルの12年はよく見かけたのですが、この21年はまったく初めて。早速飲んでみました。
色は黄金色、香りは開封直後でしたのでややアルコールがきつめ。派手に主張するタイプではないようです。素朴な麦の香り。時間が経過するとレーズンやココナッツの香りも。味わいは割りとドライ。ピートも弱めながら感じます。フィニッシュはやや苦味を含みながらも好ましい甘さ。
全体におとなしい印象ですが、1週間くらいすると華やかにひろがりそうです。
アンティクァリーとは「古物収集家」を意味する言葉だそうです。スコットランドの作家、サー・ウォルター・スコットの小説のタイトルからとられたもの。
キイモルトはクラガンモア、ベンリネス。道理で派手さはないけどしっかりした味だと。

Whisky World 定期購読記念品

2007年02月10日 | スコッチ・ブレンデッド
本日のお酒。
昨日の続きのような話ですが、The Whisky Worldの定期購読も終わり、さてどうするかと思ったら、さらに継続すると先着順でミニボトルプレゼントの告知。ん?どっかで聞いたような。ま、いっか。という事でまたまたせしめたボトルがこれ。モルト・ブレンデッド・バーボンの3種。選択は不可。今回送られてきたのはブレンデッド。度数40%。当然中身の情報は一切無し。
こういうボトルって開けずにほうりっ放しになるんだよなぁ。どっかのお店で開けましょか、パーっと。

オールド・パー"500"

2006年12月29日 | スコッチ・ブレンデッド
本日のお酒。
オールド・パーと言えば、ブレンデッドの高級ブランド。最近は価格の上で随分身近な存在になりましたが、私が若い頃は高値の花のブランドでした。
その頃、BARに行ってカクテルの「オールド・パル」を頼むと、かなりの確率でオールド・パーと聞き間違えられて、「飲み方は?」と言われてあせったものでした。「?? そのままで。」と答えて、オールド・パーのストレートが出てきて、勘定を払う時に冷や汗をかいたりしましたが。
このボトルは1983年、オールド・パーのモデル、トーマス・パーの生誕500年として作られた記念ボトルです。2,000本限定で作られたという話ですが、ナンバリングはありません。中身は15年もの。ジャグはスポード製です。
甘口、濃厚、へヴィータイプのオールド・パーで、特筆すべきは現在のものに比べてかなりモルティ。昔はふんだんにモルトを使えたのですねぇ。

パイプメジャー25年

2006年11月24日 | スコッチ・ブレンデッド
本日のお酒。パイプメジャーというスコッチ、ブレンデッドウィスキーです。
写真では見えませんが、ネックシールに”OVER 25 YEARS”とあります。
このウィスキーを作るMONTROSE WHISKY COMPANY LTD.という会社は、他銘柄をリリースしているのかどうかはさだかではありませんが、このPIPE MAJORという銘柄は各種出ているようです。
ブレンデッドを飲んでいて感じるのは、せいぜい100数種しかないモルトと更に少ないグレーンの組み合わせでこうも多様な味を作り出せるものか、ということです。しかも商業ベースで通用するレベルのものを。この25年、とにかく第1印象で浮かび上がるのが蜜。糖蜜の甘さで、これがはんぱじゃない。しかし、べったりした甘さではなくとても上品な甘さです。非常にリッチで、チョコレートなどと合うかもしれません。たまたま手に入れたのですが5,000円程度でした。もう手に入らないだろうなぁ。
写真の人物は主席吹奏者(PIPE MAJOR)。戦闘時、軍の先頭に立ってマーチを吹き、全軍を鼓舞する役目です。
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ロイヤル・サルート21年

2006年11月17日 | スコッチ・ブレンデッド
本日のお酒。シーバス社の高級ブレンデッドです。
そのお酒にはなんの罪も無いのに、私自身なんとなく気恥ずかしくなってしまう種類の酒があります。主にファンシー系陶器ボトルや、バカラなどを使った高いクリスタルデキャンターものなどです。もちろんこれらのボトルはコレクションとしても大変人気ですし、中身自体も外身に負けない特別仕様のものがほとんどです。明らかに私の偏見に根付いているものです。外身のコストが結構あるし、だったら同価格でもっとグレードの高いものを買ったほうがコスパが高いはず、という思いが強すぎるのでしょう。どうも高級感というものに縁のない人間なのです。
…ところがストックを調べてみると、意外にこの種の酒がある事がわかりました。ほとんどはオークションなどで購入したものですが、開封するタイミングが難しく未開封のまま安置されています。とほほ。
今回のロイヤル・サルート。これはそういったボトルほど抵抗感はありません。
もちろんその中身は申し分なしです。香りは、甘さからミントっぽさ、ちょっとエキゾチックなスパイシーさありと複雑多岐、ピーティーさが少ない位のものでまさに香りの宝庫。味わいもシルキーでかつ、後口はドライ。素晴らしいブレンドだと思います。
でもなぁ。ボトル入れのベルベットの袋に飾り房はやり過ぎだと思うんだがなぁ…
あ、いえいえひとえに私の貧乏ったらしい感性が悪いのです。
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ブラックボトル10年

2006年11月15日 | スコッチ・ブレンデッド
本日のお酒。ブラックボトルの10年、ブレンデッドです。
このボトルはまさに企画勝ち。発想と先の見通しが優れていた良い例です。
その昔、今ほどシングルモルトが一般に普及してていなかった頃、アイラモルトは一部の好事家の嗜好にだけマッチしていたものでした。しかし昨今では、重度のアイラ中毒者が発生するご時世。ブレンデッドにアイラ7種のモルトを使うというのは先見の明と言えるのではないでしょうか。
元々このボトルはアイラよりもハイランドモルトをキイに使い、柔らかなブレンデッドを作っていたと聞きました。しかし予想外の方向転換。香りも味もピーティー、スモーキーでドライ。しかし全体にどこか柔らかさがあるのは、元々のブレンドの形なのでしょうか。
左肩にゴードン・グラハム社の紋章があります。湖あるいは海を挟んだ島を背景に、短剣を掲げた右手。ゴードン・グラハムと入ったベルトが囲み、さらにアザミがそれを囲む。単なる意匠なのか、それとも歴史を物語っているのか…。
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