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百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

ジョニーウォーカー黒ラベル -その3-

2007年08月17日 | スコッチ・ブレンデッド

 本日のお酒。昨日に引き続きジョニ黒。3パターン目。このボトルは取扱が、コールドベックからユナイテッド・ディスティラーズ・ジャパン(UDJ)に変わり、特級表示が無くなった後の、一回目の変更後のボトルです。年代的には90年代初頭でしょう。
 特級時代との違いを見てみますと、ラベル下部のデザイン変更、たすきがけのラベル内部のデザイン変更など細かくありますが、大きな違いはこちら。


 キャップが黒に変更されています。特級時代まではキャップがゴールドですが(正確には後期はキャップの上だけが黒)、このボトルからブラックキャップになっています。ジョニ黒のブラックのイメージとあいまって、精悍さとシャープさを併せ持った見事な仕様変更だと思います。



ジョニーウォーカー黒ラベル -その2-

2007年08月16日 | スコッチ・ブレンデッド

 本日のお酒。以前にアップしました、ジョニー・ウォーカー黒ラベル。結構ラベル変更が頻繁にあり、各種ラベルデザインの繋がりが把握できないのですが、とりあえずうちにあるジョニ黒を時系列にアップしていこうと思います。
 以前紹介したラベルはどうやら、70年代半ばから80年初めまで。このストライディングマンが克明にプリントされた図柄は非常に短命だったもよう。過去の名酒事典を見てみると、どうも81年~83年あたりのラベルだったようです。750mlの43度。コールドベック取扱のボトルです。やや澱が溜まってきてます。

ベル・デキャンタ8年プリンス・オブ・ウェールズ・50THバースディボトル

2007年06月28日 | スコッチ・ブレンデッド

 本日のお酒。ベルのデキャンタボトルですが、1998年のプリンス・オブ・ウェールズ50歳の記念にリリースされたボトルです。
 プリンス・オブ・ウェールズとはもちろん、チャールズ皇太子のこと。あれ、てことはあの人は来年は60歳か。
 このボトルは8年のブレンデッド。中身は大した事は無いのでしょう。でも、こういうボトルってなかなか開けられないんですよね。 このての見た目に美しいボトルを集める趣味は無いのですが、このボトルは入手経路が不明。そんなに古いボトルではないので、覚えていても良さそうなのに、全く記憶に無し。こんなボトルを人さまからいただくいわれは無いし、買うことは余計に無し。はて?
 …なんにしてもオロカな話です。

カティーサーク12年

2007年06月22日 | スコッチ・ブレンデッド

 本日のお酒。ラベルも瓶も現行のものとは違います。80年代くらいのものでしょうか、裏面には特級表示があります。見慣れた灯台に模したランタン型と思いきや、
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 ハーフサイズの375ml、トラベルサイズなのです。実際、旅行やキャンプに持っていきましたが、厚みが無くて携帯に重宝しました。なんとなく、瓶から直接飲みたくなりますが、さすがに衛生上それも出来ません。最後の最後にそうしようかと。
 スペイサイドの甘やかな香りの反面、そこそこピートもあって、単なるライトタイプのブレンデッドより飲み応えはあります。


ホワイト&マッカイ・ゴールデンブレンド

2007年06月19日 | スコッチ・ブレンデッド

 本日のお酒。ホワイト&マッカイの日本向けブランド。いつのまにか終売になってるみたいです。このラベルは最終のラベルかと思います。
 ダルモアをキーモルトにするこのブレンデッドは、柔らかくなめらかな酒質。当然、ダブルマリッジで作ってるのでしょうが、年数その他全く分かりませんでした。
 このホワイト&マッカイ、マスターブレンダーは有名なリチャード・パターソン。その昔、この人の談話で、
 「原料の不足もあるし、当然、味は変わってくるものだ。しかし、長年ホワイト&マッカイを愛好してくれる消費者のために、長い年月をかけて全体の味わいを少しづつ変え、変化を感じさせないようにしてるのだ。」
との趣旨の文章を読んだことがあります。やはり、ブレンド技術の素晴らしさに感心したのと、「昔は美味かった」的な決め付けはいかんなぁ、との反省を思いました。
 …でも、いまだにオールドボトルを探したりするんですけどね。


パスポート

2007年06月08日 | スコッチ・ブレンデッド

 本日のお酒。スコッチブレンデッドのパスポート。リリースは1960年代というから、銘柄としては新顔のほうです。これはオールドボトルで、特級表示の750mlで43度。製造元はウィリアム・ロングモア社でキースにあるようです(今でもあれば)。そのためかどうか、メインモルトはグレンキース。性格は穏やかなタイプ。
 昔飲んだときに感じたのは甘さ。それもふくよかな甘さではありません。なんだか焼酎っぽい印象がありました。そういえばなんとなくボトルが鏡○に似てるような…
 少し変わった形のラベルは古代ローマの通行証をモチーフにしたそうです。うーん、現物を見てないのでなんともいえないのですが。

リズモア12年

2007年06月05日 | スコッチ・ブレンデッド

 本日のお酒。リズモア12年、ブレンデッドです。リズモアはオーバンの北寄りの島。「Isle of Lismore」ですね。この12年はモルトヴァージョンも持ってたはずなのですが(ブレンデッド・モルト)、何故か見つかりませんでした。うーむ、飲んだ記憶は無いのだが。
 このリズモア、使ってるモルトが全く不明。ウィリアム・ランディ社のリリースなのですが、同社は銘柄これ一本。手がかりもありません。昔飲んだ記憶ではスムースで飲みやすかったのですが、シェリーの印象はあまり感じなかったような(曖昧)。
 この銘柄のスタンダードのファイネストにはリズモア島のイラストが入ってます。そっちのデザインのほうがいいと思うんですがねぇ。

ロブ・ロイ30年・セラミックデキャンタ

2007年05月14日 | スコッチ・ブレンデッド

本日のお酒。ブレンデッドの銘柄、ロブ・ロイの長熟ものです。昨日に引き続き長期もの。
このブレンデッド、ボウモア社からリリースされてるので、メインのモルトにボウモアが使われてます。他にはオーヘントッシャンなど。もろにサントリーですね。開封してないので味はわかりませんが、長熟ボウモアで70年代あたりのモルトが効いてれば、フルーティーで柔らかい味かもしれません。あまりピーティーではないでしょうね。
ロブ・ロイは17世紀後半に実在した、スコットランド版ロビンフッド的な人物。関係ないのですが、カクテルのロブロイは大好きです。


ブルームズバリー・ブレンデッド30年

2007年05月13日 | スコッチ・ブレンデッド

本日のお酒。ブルームズバリーと言えば、ウィスキーに限らず多岐に酒を扱うロンドンの会社ですが、これは4~5年前にリリースされた同社のオリジナルブレンデッドです。
700mlで43℃はいいのですが、当時10,000円前後の価格だったかと(ちょっとうろ覚えですが)。これは今ではもちろん、当時でもかなり異常な(消費者にとってはいい意味で)値付けだった印象があります。
香りは熟成のピークをやや過ぎて、ウッディーさはあるものの、香りの甘さ十分。微細なスモーキーさあり、シェリー香ありと、ふんだんに楽しめます。味わいは若干の硫黄臭と苦味が気になりますが、上品なエステリーさと共に、甘味、酸味のバランスが良いです。実に立派な王道を行くクラシック・ブレンドです。

ジェームズ・マーティンズ17年

2007年05月08日 | スコッチ・ブレンデッド


本日のお酒。昨日に引き続きジェームズ・マーティンズ。昨日のV.V.O.はスタンダードクラス(8年)で、この17年はその上位クラス。値段はさほど変わらなかった気がするのですが。
光って見にくいですが、"JAMES"の上の金色のマークはツバメ。創業者のジェームズ・マーティン氏が学生時代、ボクシングで鳴らして、その時についたニックネームだとか。さぞやフットワークのいいカウンターパンチャーだったのでしょう。ただ、"MARTIN"自体にツバメの意もあるそうです。ダブルミーニングのあだ名だったのですね。重厚なラベルの多いスコッチの中では、軽やかなツバメのマークって異色ですね。嫌いではありませんが。
そういえば東京ヤクルトスワローズにも、マーチンという選手がいましたね。関係ないけど。
味わいは思いのほか、重厚でなめらか。著名でない銘柄の割りに旨味十分なのは収穫。
時間が経つたび美味くなり。普段飲みより、贅沢。ではいつがよいのか?困ったもの。 26/5/2013