外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

質より量

2017年03月22日 | 日記

3月22日(水) 曇り

晴天続きから一転して曇天続きです。移動性高気圧?
そういえば、こちらに来て天気図を見ることがなくなりました。
CCTV等のテレビを見ないのもあるのですが、携帯の天気情報で済ませていますね。

さて、今日の2年2組の「聴解」の授業で、ため息が。
今学期開始当初に日本語科主任から、今学期中に「聴解」の教科書の内容を全て
終わらせて欲しいと要請がありました。
内心「それは無理」と思いながら、その場で論争も嫌なので「はい」と返事。
3週間終了時点で2年生から「進度が遅い」という声が上がったそうで、確認が
入りました。
「以前学校の要求通りにしなかったドイツの先生がクビになったことがあります」と
脅し付きです。
その声を上げた学生の目星はついていたのですが、どちらの組の声なのかと尋ねたら
それは答えられないと。

先学期この科目を担当されたのは同僚の先生なのですが、8課までがやっとだったと。
16課まであり、最後の1課が総合問題になっています。
当初教科書を見た時は2回の授業で1課が妥当だと思っていました。
なにせ、1課だけで15ページ、設問数13の大小合わせて問題数30以上。
録音時間が40分弱。

先学期と違って今学期は1週短い16週、最後の週は期末試験なので実質15週。
そのうち月曜日の授業は祝日で3回なくなるので12回。
12回の授業で15課を終わらせるのは最低限1回の授業で1課を終わらさせて
次の課に入らなければならない計算になります。。
授業中の予定時刻を入れる授業計画書の提出も要求されたので、時間を計って作成し
今日実際に試してみました。

解説を一切入れず、音声を流して回答させるだけならだいたい75分で終わり、
残り15分を補足説明か次の課の予習に使えるという計算。
実際ほぼその計算通りになったのですが、学生の疲労感が半端ない様子。
その声を上げたのが2組の学生ではないことは薄々分かってはいたのですが、いつ
検査見学に来るかも分からないので学生には頑張ってついてきてもらうしかない。
もしくは先に回答と解説を渡しておいて授業は形式だけにしてしまうか。

外見は素晴らしいけど、中身は脆弱というケースが中国では多々見られますが
これもその一つになりそうな予感です。

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今日の気になる話題
<沖縄の米軍基地反対運動 「逮捕者のうち4人は韓国籍」と警察庁>
http://www.sankei.com/politics/news/170322/plt1703220003-n1.html?

外国人が政治活動に加わるのは違法だったはず。

つい先日こんな記事もありました。
<「警察庁が史上初の答弁「沖縄基地反対派の一部は極左暴力集団です」>
http://netgeek.biz/archives/93614
こちらの記事に「土人」発言についても書かれてありますのでそれは割愛しますが
沖縄タイムスと沖縄新報が活動家とグルになっていますので偏向報道の凄いこと。
今はさらに東京新聞も加わっているそうです。

コメント
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