外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

3年生の授業 ゼロ

2010年12月06日 | 日記
12月6日(月) 晴れ

朝の気温が3度、数字だけを見ればここ最近の平均なのですが
今日は少し風があり、体感温度はもっと寒く感じました。
しかも昼になっても気温が上がらず、タイツを穿いているのをあざ笑うかのように
冷たい風が身体を襲ってくれました。

さて、今日は3年生の授業開始日、、、なのですが
先週の初めに包先生には『3年生は来週からでいいですよね』と確認は
しているのですが、どうやら3年生には伝えられていなかったようで、昨日
受験会場で出会った3年生は何も知らない様子。

とはいえ、こんな状況は今に始まったことでもないので、特に気にすることも無く
一応直前までどんな授業をするか考えておりました。
Kさんがやっていらした授業は日本概況。日本の歴史や文化といったもの。
なにせ日本の古来のおもちゃとか和服をお持ちですし知識も豊富ですから
拝見した資料も素晴らしいものでした。
しかし、当然のことながらその授業内容は完結しているわけで、私はね・・・。
日本のビデオを見せながら、いろいろと質問してみるかな。。
某大手航空会社のCA(昔で言うスチュワーデス)を育てるドラマ。
ここにある一挙手一投足が日本のサービス文化を象徴していて面白い。
「笑顔」なんて中国のCAのマニュアルにはないようですから。

授業は15時50分から。我々教師にとっては嫌な時間帯です。
こちらの授業はだいたい45分もしくは50分の2コマが1時限となっており
午前は1・2、3・4の二つ。午後が5・6と7・8そしてたまに9・10で3つ。
中国人教師の授業は午前が主で我々外教は時間に関係なく当てられます。
Kさんの場合は週に3つだけだったのですが、うち2つが7・8。
午前に仕事が終わるのと、午後最後に授業が残っているのでは気分が違う。
幸い私は1年生が1・2、2年生も5・6で終わっていたので終了後は解放
されるのですが、Kさんは授業が終わるまで落ち着かないとこぼされてました。
当然ですね。

生徒もサボりたくなる時間帯でしかも私の授業があることが伝わっていない。
『はて、生徒は来るんだろうか?』
ただでさえ、私にはあまり懐いていない生徒達ですからね・・。

午後はドアに鍵がかかっている教室が多く、生徒が鍵を調達に行きます。
しかし、教室は鍵がかかったまま。授業開始のベルが鳴っても誰も来ない。
これが通常の授業であれば、生徒に電話なりメールなりで確認するのですが
なにせ取ってつけられたような授業ですからね。
特に試験があるわけでも無し、出席を取る気もありません。
『よし、帰ろう』
こちらとしてはやるだけのことはやりましたのでね。
頭の中は既に明日の1年生の授業のことに切り替わっておりました。
コメント
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