けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

セスク負傷

2010-07-06 20:53:30 | football
セスク負傷
セスクが、セミファイナルに間に合わなさそうだ、というニュース。
月曜日夕方にポチェフストルームで行われたトレーニングで、セスクは腓骨を打撲。夜のうちは問題なかったものの、火曜の明け方に違和感が出てきたとのこと。これが、CLバルサ戦で痛めたのと同じ箇所で、再び腓骨にひびが入ったと見られているようです。セスクは、火曜午前にチームと一緒にダーバンに移動したものの、現地の病院でMRI検査を受け、負傷箇所の状態を見極めるとのこと。セミファイナルに間に合うかどうかは決定できないものの、極めて疑わしい状況に。

RFEFから追加
検査の結果、骨に問題はないことが明らかになり、明日の試合でプレイする可能性は残されているとのこと。


MARCAでは、特にセンシティブな部位(どこ?)に強い血腫があり、痛みは和らいでいない、出場の可能性についてはやはり疑わしい状況にある、とのこと。
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スペイン代表は、現地18時からダーバンのPrincess Magogoというスタジアムで、前日練習を行うそうです。この時点でセスクがどういう扱いになるのか、というのが気になります…。



クリケットクラブでのミーティング
誰から出てきたネタ?と思わないでもありませんが、EL Paisから、こんな話。

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チリ戦の前、チームの中心選手たちが、ワールドカップで勝つために共に動いた

チリ戦の2日前、デル・ボスケのチームの中心となる人々が、ワールドカップのファイナルを戦うのだ、という目標のために集まった。「このチャンスを不意にするような、バカげたことになってはいけない。」 ベテランたちが集まったこのミーティングに加わったイエロはそう言った。スペイン代表が生き残りをかけたグループステージ第3戦目の数日前の、ビセンテ・デル・ボスケの言葉が、チームを揺り動かした。
「もし敗退するようなことがあっても、何ということはない、落ち着いていなさい。責任は私にある。」
監督は確かに、ラ・ロハのユニフォームを着た者たち、レギュラーGKでカピタン、チームリーダーである背番号1番のイケル・カシージャスから、8シーズンに渡ってバルセロナのゴールを守っている23番のビクトル・バルデスに至るまでの(バルデスは12番のはずですが…ここは原文ママ)、勝利者のチームの誰もが直面したことがない、プレッシャーを取り去ろうと試みていたのだ。
「彼らは飢えている。彼らのやってきたことではまだ十分ではなく、彼らはそれ以上のものを望んでいる。」
デル・ボスケはプレスカンファレンスで、この飛び抜けた世代の選手たちについてこのように認めている。彼らは、努力を重ねるということ以上に、ワールドカップを制するという大義を負って、それを増大させている。「最大の強みは、彼らが確信を持っているということだ。」 コーチングスタッフの間では、そう理解されている。

ラ・ロハで奮闘してきた中心となる選手たちは、もし彼らがチリ戦に勝てなければ、それはデル・ボスケの優しく包む保護を越え、酷い事態になるだろうと悟り始めた。EUROで優勝した後で、ワールドカップを勝ち取るだけの十分なチームができていると確信できるのに、グループリーグだけで家に帰ることになり、人生にはバカげた思いが残るのだ。マスコミが、デル・ボスケに罪があるとするかどうかに関わらず、選手たちは、このようなチャンスを失うことは許されないと理解した。

そして彼らは、同じように考えた選手たちがいたことに驚いた。その日、ほとんど計画したわけでもなく、ポチェフストルームのキャンプ地にあるクリケットクラブのラウンジに座っていたのだ。「スイス戦で、僕たちは恐怖をもってしまった。そうあってはいけなかったのに。」 そういう話が出た。目撃した人たちによると、そこに集まった選手たちは、メッセージをチームの残りのメンバーにも伝えるべきだと決めた。そこには、カシージャス、プジョル、シャビ・アロンソ、フェルナンド・トーレス、マルチェナがいた。それからカプデビラとイニエスタ、さらに何名かが加わった。彼らと共に座っていたフェルナンド・イエロは、彼らに理性を与えて締めた。
「バカなことにはならないようにな。この列車は、お前たちの人生に二度と訪れないかもしれないんだ。」 (列車=一連の流れ、という意味も)
クリケットクラブのミーティングがあったこの日の午後、スペイン代表はセミファイナルにまで至る列車に乗り込んだ。彼らにはまだ十分ではない。その午後に、彼らはワールドチャンピオンまで進むと決めたのだ。
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今は信頼

2010-07-06 06:32:42 | football
月曜日のスペイン代表
トレーニングが非公開なので、情報がほとんどなく、したがってドイツ戦の先発がどうなるかは多分に各紙記者の予想力次第、という感じ。MARCAは昨日、トップで「トーレスの代わりにシルバが入って中盤を厚くする」と大々的にやってましたが、たぶんたいした根拠ないんだろうな。強いて言えば、世論を誘導したかったくらいだろうか。だってもう、トップページからのリンクが見当たらない。
で、ASなら根拠があるのかといわれたらわかりませんが、

固定の10人+トーレスかセスクかジョレンテか。デル・ボスケは、フェルナンド・トーレスを使い続けるのか、ジョレンテを換わりにするのか、5人目の中盤を置くのかを決めていない。

だそうです。これまでと同じ布陣を取るか、動かぬトーレスの役割をジョレンテに求めるか、中盤の充実したドイツに対してスペインも中盤を厚くしてビジャ1トップか。5枚目の中盤置くなら、そこがシルバでもいいんじゃないか…と思いますが、守備の意識の方が高いのかな。ま、どれもこれも予測にしか過ぎませんが。

月曜日午前中は、自由参加のジムでのトレーニング。非公開だった夕方のトレーニングでは、アルビオルを除く選手たちは問題なくトレーニングを終えたとのこと。肩を痛めていたセスクについても特筆されてませんし、そもそも予想の中に入っている状態なので、大丈夫なんでしょう。
アルビオルはチームに戻るため、ボールを使ったリハビリメニューをいっそう強化しているとのこと。マドリー公式は、水曜の試合に戦力となるだろうとまで言っていますが…。
火曜日にチームは試合が行われるダーバンに移動。またもやピッチ保全のため、スタジアムでの前日練習は許されず、スペイン代表はスタジアムから15分ほど離れた場所でトレーニングを行う予定だそうです。



皆で守る
正直、フェルナンド・トーレスがスペイン代表チームにフィットしないのは、今に始まったことではないのですが、それでも使われるのが当たり前の存在だった。クラブで結果を出しているのは事実ですし、アラゴネスも使い続けていた。なので、ここまで逆風が吹いているのをみると、逆に変な感じもします。

ペペ・レイナ
「彼には信頼が寄せられている。第一には監督からの、第二には彼の仲間たちから。それに特に彼自身からの、それが重要だ。彼はとても成熟しているし、これがフットボールだということも、メディアがそういうものだということもわかっていて、落ち着いている。EUROでは、ファイナルに彼の時が訪れた(ファイナルでゴール)。そのストーリーが繰り返されるといいし、それが俺たちには重要なことだ。」

ヘスス・ナバス
「(トーレスは)良く強さをもって仕事をしている。絶対にうまくやり遂げるはずだ。」
ナバスのはもう少し。
「僕は出場してプレイできるように最大の力でトレーニングしているし、同じペースでトレーニングし続けていくつもりだ。とても素晴らしいチームがあって、ここで戦い続けられるように、すべてを尽くしていくつもりでいるよ。」

イニエスタ
「トーレスは僕たちに多くのものをもたらす。おそらく光り輝いて見えないかもしれない。でも、才能を持った選手に疑いはない。ウィーンの時(EURO)と同じボールがあればね。僕たちは彼に全幅の信頼を置いている。」
(ボールの問題ではないと思いますが)

ジェラール・ピケ
「彼はこのワールドカップで得点するはずだ。それがこの準決勝であればと願っているよ。」



試合前のこと
レイナから、パラグアイ戦でのイケルのPKストップについて。
「試合前に、俺たちは(パラグアイの)PKキッカーたちについて分析していた。(オスカル・カルドソのPKについては)俺は数ヶ月前に経験していて、彼はそういうふうに蹴るだろうと考えた。それが疑問になるのか助けになるのかわからなかったけど、うまくいったよ。」


行きます
ソフィア王妃が準決勝を観戦しに&選手を激励にダーバンに行くそうです。ファイナルに進んだ場合には、ロイヤルファミリーが勢揃いするらしい。


行きたいけど行けない
ラファエル・ナダル
「(南アフリカに)行きたいよ。僕はフットボールにはクレイジーになってしまうし、スペイン代表の選手たちとはしょっちゅうコンタクトを取っているんだ。でも、理学療法を受けないといけないから、行くのは難しい。でも、ドイツには僕たちは勝つよ。」

いつもながら、マドリー公式にはウィンブルドン優勝お祝いページが。