けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

違うんだな

2010-07-30 21:10:58 | football
ケディラ獲得
マドリー公式はまだですが、シュトゥットガルト公式では「合意しました」という記事が出ていました。一応、移籍の詳細は明らかにされていませんが、移籍金は、1000万~1200万ユーロと見積もられているようです。


7
昨夜というか、L.A.時間だと昼間なんだと思いますが、金曜のマドリーのプレスカンファレンス担当はクリスチアーノ・ロナウド。で、もうご存知のとおり、「7番は俺がもらう、ラウルも喜んでくれるよ」とかいう、あさってな方向の発言が飛んでまして、少々物議を醸しております。
クリスチアーノを擁護してやるなら、プレスカンファレンスの場面で自分から「7番はいただく」とか言ったわけではなく、

Q:ラウルが移籍しましたが、背番号9を7に変えるのでしょうか?
C:ラウルの7番を付けたい。それに、ラウルもそれを誇らしく思ってくれると思う。僕たちは、同じ考え肩を持つ選手だから。できるなら、9番を7番に変えたいよ。

と、一応、聞かれたから答えたわけです。でもなあ……不合格。
ラウルがお別れの挨拶をして、まだ3日程しかたっていないんです。「まだそういう話をする時ではない」くらいで濁すべきだっただろうな。勝手を言わせていただくなら。
もっとも、このクリスチアーノのコメントを報じたMARCAやASの読者コメンタリオをざっと見ましたが、クリスチアーノが「7」を背負うかもしれないことに賛成しない人、今回の発言に批判的なファンはけっこういる感じ。CR9はマドリーでまだ何も獲得していないだろう、「7」は、スペイン人、カンテラーノに受け渡されるべき、という意見がちらほらと。
クリスチアーノも、ユナイテッドで付けていたエースナンバーで思い入れもあるんだと思いますが、マドリーの「7」はエースナンバー以上の意味がある。少なくとも、現地のマドリディスタにとっては。

「ほんの少し」

2010-07-30 00:23:40 | football


プレゼンテーションにて
遅れましたし、あちこちにもう出ているものだと思いますが、載せておきます。el mundoの記事から。
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16年をレアル・マドリーで過ごした後、ラウル・ゴンサレス・ブランコは、異なるユニフォームを着てポーズをとっていた。シャルケ04のオフィシャルプレゼンテーションが、水曜日、ヴェルティンス・アレーナで行われた。ラウルは、自身のキャリアでの次のステップを踏み出していくという「夢」を示し、新しいファンたちからの愛情を受けていた。

ラウルは、ずっと微笑み、このイベントの間中嬉しそうにしていた。チームのユニフォームを身につけた子供たちが作る花道を通って、ラウルは新しいスタジアムに初めて足を踏み入れた。その後、新しいユニフォームをお披露目し、ゲルゼンキルヒェンがあるルール地方の鉱山労働者から石炭を贈られた。ラウルには、監督であるマガトが、ずっと付き添っていた。

「僕にとって、今日は本当に特別な日です。16年間同じクラブにいた、そこを離れてきたのですから。ですが、新しいチャレンジを始めるんだという希望も持っています。」 白のクラブのカピタンであったラウルは、そう話した。
ラウルを獲得するというフェリックス・マガトの野望は、このドイツのクラブへの移籍を決めるひとつの要素となった。「シャルケは僕に信頼を寄せてくれました。特に監督は、このことが実現するように、最初から大きな興味を注いでくれました。他のオファーも受け取っていましたし、レアル・マドリーに残るかどうかと言うことも考えていました。たくさん考えて、一番力を注いでくれたこのクラブに決めるのに、数ヶ月かかりました。」

大志は変わらない。ラウルは、「とにかく一生懸命やるために」、「ファンに楽しんでもらうために」、「自分自身と家族が素晴らしい経験を楽しむことができるために」、ゲルゼンキルヒェンに来たのだと話した。「これは重要なチャレンジですし、ファンの皆さんには、何よりもチームを、僕を楽しんでほしいと願っています。僕たちの目標を達成するために。」
そしてラウルは、この「競争力のあるクラブ」にあって、ブンデスリーガとチャンピオンズリーグのために戦っていくことを信じ、「できる限りの自分のベストを尽くす」が、個人のゴールのことは標榜しなかった。「僕にとって興味があるのは、自分のゴールよりも、チームがタイトルを取ることです。」 そう強調した。
未来に目を向けて、ラウルはレアル・マドリーと対戦する可能性を排除しない。「そうできないという条項はないですから。」 そうは言いながらも、「そうなったら本当に特別なことになるだろう」と言う。「いくつかの状況がなければ。チャンピオンズ・リーグのずっと上の方で、それが実現してくれたらなと思っています。」

33歳のラウルは、シャルケと2シーズンの契約を結んだ。年俸は300万ユーロ弱だという。
水曜日、ラウルはメディカルチェックを通過し、彼の新しいユニフォームと共にプレゼンテーションに臨んだ。クラブショップでは既に、ラウルの名前と7番がプリントされたユニフォームを買うことができる。これまでこの番号をつけていたHao Junminは、新しいシーズンにラウルが7番をつけることを認めてくれた。
ラウルがシャルケ04に加入するのに、最も力を注いだフェリックス・マガトは、このストーリーがハッピーエンドになった喜びを示している。「シャルケにとって素晴らしいニュースだ。類稀なフットボーラーであり、ワールドクラスのストライカーを獲得できた。ブンデスリーガにおける我々のチームの戦いに、刺激を与えてくれることだろう。」
マガト監督は、ラウルを加えた自身のチームの、フットボールの飛躍を強調し、ラウルのクオリティが「我々の向上を助けてくれるだろう」としている。「彼の加入は、このチームの強化と、将来の構築のために、きわめて重要なものとなるだろう。」

ラウルは、デュッセルドルフの豪奢なホテルで妻のマメン・サンスと娘のマリアと共にいて、Bild紙によれば、火曜日には既に新しい家と子供たちの学校を探していたということだ。ラウルは、子供たち(ホルヘ10歳、ウーゴ7歳、エクトルとマテオの双子が4歳)も含めた家族全員のための環境を整えているということだろう。
また同Bild紙によれば、ラウルは土曜日には、ハンブルクと対戦するFCシャルケ04のチームに加わるだろうとされている。またシャルケは、7番ラウルのユニフォームを、5万枚売ることを狙っているとのことだ。
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でも、素直にシャルケの公式で英語記事読んだほうが早かった気がします。
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Q:こんにちは、ラウル。シャルケへようこそ。たくさんのファンが、あなたの公式のお披露目を見ようとヴェルティンス・アレナにやって来ました。シャルケの選手として、初めてスタジアムに足を踏み入れるのは、どんな感じでしたか?
R:圧倒的なものでした。僕は、このアレナに、特に僕を見るために来てくれたすべてのサポーターたちに感謝したいと思います。今日は、僕にとって特別な日です。マドリーでの時間は終わり、シャルケでの新しい時が始まったところです。シャルケ04とフェリックス・マガトに、僕に示してくれた信頼に対して感謝したいと思いますし、その信頼に応えたいと思っています。僕の目標ははっきりしています。このクラブとファンタスティックなファンの皆さんと一緒に、この先の2年間で、大きな成功を祝いたいということです。

Q:これまでの数週間、または数ヶ月の間に、世界のいくつかのクラブがあなたと結びついていました。シャルケ加入を決断させたものは何だったのでしょうか?
R:第一に、この数ヶ月の間に、このクラブが示してくれた大きな興味です。僕は、最初から、シャルケが僕の獲得にとても一生懸命になってくれていることを感じていました。それが印象的でした。他にもオファーを受けていましたが、最終的にこの決断を取ることは容易いものでした。今は、家族と共に新しい国を知っていくことが楽しみです。ドイツの最初の印象、特にシャルケの人たちについては、とてもポジティブな感触を受けています。

Q:レアル・マドリーの新監督ジョゼ・モウリーニョは、最後まであなたをとどまらせようと、非常に懸命に説得したといわれていますが…。
R:そのとおりです。僕たちはもう1度話し合いの機会を持ちましたが、でもその時には既に、シャルケで次のチャレンジを求めるんだということを決めていました。マドリーでは、僕はファンタスティックな時間を過ごしました。それは決して忘れないものですし、いつでも愛情と共に振り返ることでしょう。でも今は、何か新しいものに向かう準備ができています。

Q:シャルケは、ドイツでも最も大きなチームの1つです。新しいクラブについて、どれくらいご存知ですか?
R:多くのことを。もうクラブの歴史について学んでいるので。それに新しいチームメイトたちからも情報を集めています。そしてチームメイトたちと一緒に、成功を納めたいと思っています。クリストフ・メツェルダーとは顔なじみです。マドリーで一緒にやっていました。彼は僕に、シャルケについて良いことをいろいろ教えてくれました。ファンタスティックなファンの前で、最初の試合をするのを、楽しみに待っています。

Q:ロイヤル・ブルーを身につけた、あなたの個人目標は何でしょうか?
R:それは僕の優先事項ではありません。全体としてのチームの成功が一番です。僕は、リーグ戦の頂点にチャレンジした意思、DFBカップの長い道のりを勝ち上がっていくこと、そして少なくともチャンピオンズリーグのグループフェイズを通過すること。こうした目標すべてを、僕のチームメイトたちと一緒に実現するために、僕はたくさんのゴールを決めたいと思っています。

Q:ヨーロッパのコンペティションのゴールランキングで、あなたはフィリッポ・インザーギと共に、68ゴールでトップです。すぐにでも、この記録を自分のものにしたいと思うでしょうか?
R:もちろん、素晴らしいことだと思います。チャンピオンズリーグでゴールを挙げることを狙っています。でも先ほども言ったように、チームがうまくいくことこそが重要です。僕はチームプレイヤーですから。

Q:もう1つお願いします。ドイツ語を話しますか?
R:Ein wenig(ほんの少し)。言葉は、チームメイトやファンの皆さんとコミュニケートできるようになるために、できるだけ早く学びたいと思います。簡単なことではありませんが、うまくやりたいと思います。僕は、ここを家のように感じたいので。そうするためには、言葉を理解する必要があります。
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ラウル、(ほんのちょっとだけ)ドイツ語しゃべれたのか……。


メツェがスペイン語できるので、とりあえず大丈夫。


トレーニングの様子も少し入ってる映像



アジアマーケット
LFP(Liga de Futbol Profesional)は、アジア市場(この場合、東~東南アジアの辺りを指すと思われる)への本格的な進出を検討しており、2つの計画を発表。アジアでは既に、マンチェスターUtdやリバプールなど、プレミアリーグのクラブが絶大な人気を誇っている、そこへの参入を狙う。代表チームがワールドカップで優勝した今が、まさに時宜を得ているのだ、という感じのようです。

○時間変更
アジアでの試合視聴の便宜のため、まずは今シーズンの試合のうち、だいたい17試合の開始時間を早める試みをするようです。
でも、そんなことしても日本には何の効果もないですね。WOWOWの放送したい時間枠内に入ってなければ、放送はナシ、っていうだけだろうから。でも、もう日本はターゲットになってなさそうな気もする。

○ミニトーナメントの創設
Copa Internacional LFPなるミニトーナメントを、プレシーズンの期間に開催。スペインの3チームと、東南アジア(sureste de Asiaって東南アジアでいいんですよね?)の1チームとで争うというもの。これは、やるとしたら来年からだそうです。


メヒア、フランスへ
唐突ですが、09/10シーズンでセグンダB降格が決まったムルシアのメヒアは、クラブと協議の結果契約を終了し、フランスのアルル-アヴィニョンへ加入するようです。アルル-アヴィニョンは、今シーズンからリーグ・アンに昇格するチーム。でもまだ公式には出てなかった。メヒア、もう28歳かー。


混乱ですね
スペイン語、ドイツ語、英語、フランス語、にほん語。日本とスペインの時差に加えて、アメリカ遠征のおかげで、さらにL.A.との時差も計算しないと。シャルケの練習スケジュールはまだよくわからないし、グティの情報はもっとわからない……。
慣れていかないと、少しずつ。