けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

マルセロ得点王

2016-07-31 09:44:18 | football



International Champions Cup
Real Madrid C.F. 3-2 Chelsea

マドリーのゴール:マルセロ、マルセロ、マリアーノ

事前に大雨で試合が予定通り開催できるかわからない…という情報があり、開催自体も、ピッチや気象状況で怪我のリスクが上がらないか等の懸念がありましたが、最終的にミシガンスタジアムには「10万5千人」が入り、無事に試合も開催されました。そして、今季初勝利。

先発は、カシージャ、カルバハル、ヴァラン、ナチョ、マルセロ、カゼミロ、コバチッチ、バスケス、アセンシオ、モラタ、マリアーノ。このメンバーでやっていた前半〜後半20分くらいまでの時間帯は、ほとんどの時間を優位に進めることができていたと思います。やはりクロースやモドリッチのいない中盤は、秩序を欠くというかバタついた感じはしますが、それでもコバチッチが攻撃によく絡んでいたと思いますし、前の試合で3失点したディフェンスも強かったし、カシージャも堅固で、いろいろ改善され、意識も切り替わってきているのかなと思います。決まったゴールは、マルセロの右脚、マルセロの左脚、マリアーノのゴラッソと、個人技に負うところも大きいとは思いますが、攻め込み続けていたからこそ、ゴールになり得るシュートチャンスがあったわけで、これも一定の成果ではないかと思います。
MVPは、2ゴール1アシストで、文句なくマルセロ。ここまで2試合で3ゴール!という素晴らしい成績、チーム得点王です。アセンシオと絡んでチャンスを作ろうとすることが多く、これはアセンシオにとっても良いことだと思います。アセンシオ、マルセロとのコンビもそうですし、ドリブルで前へ運ぶ→ファウルで止められるというシーンがいくつかあり、とにかく良い印象を残せているように思います。マリアーノは、先発で結果も出せて、今シーズンhはカスティージャなのか何か別の案があるのかはわかりませんが、これも自信になったのではないかと思います。モラタがんばれ。

後半途中から一気に選手が入れ替わり、キャプテンマークがナチョ、ナチョが下がった後はなんとダニーロ(2年目!)になるというくらい若手チームになって、そこから2失点。リードしているのに、妙に前がかりに急ぎすぎで裏を取られやすくなり、GKの対応もまずく…というところもあったわけですが、まあそれはそれで良い経験にもなったかと思います。

遅れて合流した3人、ナバス、ベンゼマは引き続き欠場。イスコはトレーニング中にどこかを強打したことが理由で欠場(前日のトレーニングの様子にも姿がなかったので…大きな怪我ではないようで安心)。ヘセに関しては、試合後のジダンの会見から、現在移籍話が進行中のため出場させなかったとのこと。






最初の試合は

2016-07-29 06:35:11 | football
北米時間は厳しいなあ……試合、まだ見られてません。

INTERNATIONAL CHAMPIONS CUP
Real Madrid 1-3 PSG

マドリーのゴール:マルセロ(PK)

前半だけで3失点、試合の流れがわからないのでなんとも言えませんが、失点シーンだけでいえば、ゆるいなあまだまだ……。プレシーズンのトレーニングを始めて10日ほど、フィジカルメニューが多めで疲労もあるだろうし、まあ仕方ないですかね。それでも、3失点って。攻撃は、何か良いところがあったのかな。

27日にチームはモントリオールを発って、試合が行われるオハイオへ移動しました。ラモス、モドリッチ、ハメスがここで合流。もちろんこの3人は出場しませんでした。ナバスもまだですし、好調に見えたベンゼマも、背中や腰に違和感があるそうで温存。ベンゼマは、28日のトレーニングでも、普通にミニゲームにも出ているようで大きな問題ではなさそうですが。
チームは先ほどミシガンへ移動。土曜にチェルシー戦があります。






後半から出場したカルバハルは、おそらく、トップチームで初のカピタンマーク


1週間が経過

2016-07-26 06:49:00 | football






モントリオールでのプレシーズントレーニングが始まり、平穏に、ハードな1週間が過ぎて行きました。

平穏というのは、例年にないほど、選手の出入りが静かなこと。レンタル組の復帰とマジョラルの武者修行が決まった以外は、実に静か。CLで優勝したほどのチームを大きくいじる必要はないという点ではいいといえばいいのですが、コエントランが11月頃まで復帰できないらしいということとか、移籍関連の制裁が実行される可能性が高いこととか考えると、大丈夫かな?という心配も。

まあでも、そんなことがないせいか、日々トレーニングに励んでいる選手達、落ち着いて集中して、良い準備ができているんじゃないかなという好感触もあります。特に、ピントゥス(モリエンテスがモナコにいた頃、モナコのコーチやってましたね)のフィジカルメニューが相当ハードそうです。よく走ってる。さすがに筋肉の疲労などもあるのか、時々選手が離脱したりしていますが、怪我になっている選手もいないようで、着々とベース作りが進んでいる感じがします。ここ数日でミニゲームっぽいものも始まったようですし。

28日には最初のプレシーズンマッチ(PSG戦)があります。今日(26日)には、モドリッチ、ラモス、ハメスも合流するとのこと、また新シーズンの始まりが近づいてきました。


この夏、2人目
マジョラルに続き、ナバスの理容室のお世話になったのはイスコ……ナバス、こんな特殊技能があったなんて知らなかったよ。手さばきは、さすがGK。


2日目、3日目

2016-07-21 07:14:30 | football
2日目からはフィジカルみっちりの2部練が始まったマドリーのプレシーズンですが、チームを離れる選手が出てきそうです。以前から噂になっていましたが、ボルハ・マジョラルがブンデスリーガのヴォルフスブルグへ、ローン移籍することになりそうです。
マドリー的に珍しいのは、きっちりとした「公式発表」の前にオフィシャルHPに、マジョラルの「ヴォルフスブルグへ行ってきます」インタビューが載ったこと。マジョラルは水曜のトレーニングを終えた後、欧州に戻り、ヴォルフスブルグのメディカルチェック、契約に進むものと思われます。

ボルハ・マジョラル
「経験を積んで、ここに戻ってくるのに十分なほどのパフォーマンスができるよう期待しているよ。僕は、世界最高のクラブのためにプレイしてきた、こんなチャンスを手にできる選手はごくわずかなものだ。僕のチームメイト、監督やコーチ、フィジオ、毎日サポートをしてくれていた皆に感謝している。」
「僕は、忘れることのできない9シーズンをレアル・マドリーで過ごしてきた。今、いろいろな感情を感じている。でもそういうものをすべてまとめるとしたら、クラブが僕に与えてくれたものすべて、そしてそれがどれだけ長年僕の助けになったかに、心からの感謝しかない。ここに帰ってこられるよう、僕のベストを尽くしていくつもりだ。」




モラタとバスケス
EUROに出場したため合流が遅れている選手のうち、モラタとバスケスが、木曜にバルデベバスでメディカルチェックを行いました。本当ならもう数日余分にバカンスがあったはずですが、少し早めに合流することになったようです。今後、今シーズンからカスティージャに加入したセルヒオ・ディアスとともに、カナダにいるトップチームに合流します。

トレーニングスタート

2016-07-19 06:54:34 | football





無事にカナダに到着したマドリーの選手25人、現地でのトレーニングをスタートさせました。怪我でシーズンを終えたりシーズンオフ後に手術をしたりした選手たち、最初から普通のメニューができているようです。ケイロル・ナバスだけはGK全体とは別メニューだそうで、まだ完全ではないのかもしれませんが、それでもちゃんとピッチでトレーニングできている。問題の箇所に負担をかけないようにやっているのかなと思います。


アセンシオ28番
エスパニョールのレンタルから復帰したアセンシオですが、公式のトップチームの選手ページに載りました。背番号28というのがちょっと微妙ですが。18番が空いているような気がするし…。

初日

2016-07-17 07:40:36 | football
土曜日、プレシーズンキャンプに参加するトップチームと一部の下部組織の選手たちが集合しました。フロレンティーノ・ペレスに出迎えられ、再会を喜び、メディカルチェックを実施。日曜には、最初のキャンプ地であるカナダのモントリオールに出発します。

GK:ケイロル・ナバス、カシージャ、ルベン・ジャネス、アレックス・クラニンクス、ルカ・ジダン
DF:ヴァラン、ダニーロ、カルバハル、マルセロ、ナチョ、リーエンハルト、テヘロ、アシラフ
MF:カゼミロ、イスコ、コバチッチ、マルコス・ジョレンテ、アセンシオ、ウーデゴーア、エンツォ・ジダン、フェバス
FW:ベンゼマ、ヘセ、マジョラル、マリアーノ

コバチッチはEUROもあったのに早めの合流ですね。各所からレンタルや移籍の話が出ている選手もいますが、まずはこの25人でカナダへ。

2016/2017シーズン

2016-07-16 18:15:50 | football
現地報道が合っているならば、今日からプレシーズンがスタートする予定です。既に、カルバハルやマルセロ、ヴァラン、ダニーロ、ナバスといった、シーズンを怪我や手術で終えた選手たちは個別トレーニングをスタートさせていますが、とにかく、やっとマドリーの新シーズンが始まりますね。

昨日は、2016/2017シーズンのリーガのスケジュールが発表されました。開幕は8月21日(日)、フエラでレアル・ソシエダ戦。気になるダービーは、前半戦は、第12節(11月20日頃)にビセンテ・カルデロンでのアトレチコ戦、第14節(12月4日頃)にカンプ・ノウでのバルセロナ戦。フエラで連続ってのはちょっと苦労しそうというか、ここが山ということになるでしょうね。ちなみにその次のフエラの試合がバレンシア戦(第16節、12月18日頃)の予定なのですが、クラブW杯が12月8日〜18日(マドリーの試合は15日から)なので、前倒しか先送りか、どちらかになるかと思われます。後半戦のダービーは、アトレチコとは第31節(4月9日頃)、バルサとは第33節での対戦。もちろん、ベルナベウで。
その他の予定は、リンク先(公式)を。


まとめて
ハメス25歳の誕生日おめでとう(7月12日)、ダニーロ25歳の誕生日おめでとう(7月15日)、ベイル27歳の誕生日おめでとう(7月16日)。


フォント
今シーズンの背番号フォント、見やすいもので(変に凝ったデザインじゃなくて)よかったです。

白と紫

2016-07-14 18:33:10 | football




2016/2017シーズンのユニフォームが、公式に発表されました。
1stユニは、襟が復活し、三本線が紺色ではっきりアピール。昨シーズンの隠れた三本線が好きでしたが、まあこれはユニスポンサー様のためということで仕方ないか。引き締まった感じがして、その点では悪くないとも思います。
2ndは濃いめの紫。紫は久しぶりですね。Tekaの頃が紫系だった印象。光の具合で色合いが変わってきそうですが、こちらもけっこういいかなと思います。
ま、選手が着てしまえばたいていのものは格好良くなるので、なんでも良いんですけどね。ピンクもグレーもそれなりに着こなされていたと思うので。

また、新ユニ発表と共に、背番号の入れ替わりも明らかになりました。カルバハルが15番から2番に、ヴァランが2番から5番に、ルカス・バスケスが17番に。カルバハルとヴァランの番号は、よりスペインらしいポジションと番号のマッチングになった感じがします。ラテラルで2番って、サルガドさんだなー。バスケスの17は、アルベロアの後継ですね。アルベロアのさよならの試合の後に、バスケスが番号を引継ぐよ、という話があったと思いますが、その通りになりました。
また、復帰組ではモラタが21番、コエントランが15番。スペイン各紙は、マジョルカから戻るアセンシオに番号が用意されていないが?というところに注目。大きな動きはまだないですが、これから出入りが多少ある…かもしれません。

クリスチアーノの負傷

2016-07-13 06:59:50 | football
クリスチアーノの負傷
喜びに終わったEUROポルトガル代表でしたが、クリスチアーノが負傷した事実は変わらず。報道によると、左膝内側側副靭帯のグレード1の捻挫で、離脱期間はおよそ3週間〜4週間。思ったより酷くなくて良かった、というのが率直な感想です。離脱期間から推定して、8月9日のシーズン最初の公式戦、セビージャとのUEFAスーペルコパにはおそらく出場不可ですが、そもそものチームへの合流が8月1日の予定で、休養期間はたった3週間ほど。しっかり休ませられるなら、それでも良いかなと思います。


ルーカス・シルバの状況
こちらも報道で出ていることですが、昨シーズンはフランスのマルセイユにレンタル移籍していたルーカス・シルバ、新たにスポルティング・リスボンへの移籍の話が持ち上がったのですが、メディカルテストの際に心臓に問題が見つかった…ということで、こちらはご破算に。しかし、シルバによると、その後2日間様々な検査をした結果、何も問題は見つかっていないとのこと。リスボンへの移籍の復活はないようですが、プロとしてサッカーを続けられることを確認するため、今後、改めてマドリーで検査を受けることになるようです。何事もなく、またサッカーに戻れたらいいなと思います。




おめでとうポルトガル

2016-07-11 07:10:31 | football
UEFA EURO2016 Final
France 0-1 Portugal


ドラマチックなファイナルでした。マドリー目線なので、とにかくクリスチアーノ、ぺぺばかり注目してしまうわけですが……。

何よりもまず、クリスチアーノがタックルを受けて負傷し、わずか20分ほどで交代したこと。こんなことになるなんて想像もしていなかったです。ストレッチャーで運ばれるロナウドなんて、初めて見た気がするほどです。フランスの方がゴールチャンスを作っていたし、これはポルトガル厳しいかとも思いました。

でも、がんばりましたねポルトガル。特に守備陣強かった。UEFAが選ぶマンオブザマッチは、ぺぺです。完璧でした。すごかった。GKも当たってましたね。

あとはやはり、クリスチアーノ。延長が始まる前にロッカールームからベンチに戻ってきて、仲間に声をかける。コーチングエリアで監督と並ぶかの勢いで指示を出し、鼓舞しまくる。ゴールが決まって夢中で喜び、顔中笑顔にしてトロフィーを掲げる。本当に本当に、ナショナルタイトル欲しがってたんだなあ、と。あれは、やっぱりマドリーのクリスチアーノとはちょっと違うクリスチアーノですね。こういうのもキャプテンだなあと改めて感じました。

2016/17シーズンの最初の公式戦まで1ヶ月、クリスチアーノの負傷状態が気になりますが…ぺぺもクリスチアーノも、とにかくお疲れ様でした。あと、改めておめでとう!!!!




ポルトガルがファイナルに

2016-07-07 06:18:34 | football



UEFA EURO 2016 Semi-Final
Portugal 2-0 Wales


クリスチアーノが1ゴール1アシスト。ポルトガルがウェールズを下し、04EURO以来のファイナル進出を決めました。
ウェールズがつくるゴールチャンスの方が怖さがあった気もしますが、試合は全体にポルトガル優位な感じ。前半は少し低調な感じもしましたが、後半切り替えたのか、立て続けにゴールを決めた勢いがよかったのかな。リードしたためか、その後もポルトガルには余裕があった感じでした。

クリスチアーノ、ゴールおめでとう。高い打点のヘディングでしたし、やっぱりチームを引っ張っているなと感じます。途中でカードをもらっていたのにはちょっと心配しましたが、その後トラブルなく終えられてよかった。ベイルも…惜しいチャンスもあったし、チームのためにがんばってたとは思うんですけどね。残念ながらここまででした。試合後の、クリスチアーノがベイルと何か話し合っていたの、穏やかで良いチームメイト同士って感じがしました。

この試合、ぺぺが怪我で出られなかったのは残念でした。ファイナルまで間に合うかな。間に合わせて欲しい。






必ず決勝へ

2016-07-06 18:03:31 | football


EUROに残っているポルトガル、ウェールズ、ドイツのマドリー4人は無事にQFを勝ち上がりました。ヴァランとベンゼマがいたら、本当に完璧だったのに。返す返すも残念。
今夜からセミファイナルということで、ついに、クリスチアーノ&ぺぺ vs ベイルの対戦実現です。どうしてもマスコミは、クリスチアーノ対ベイルとしたいようですが、ぺぺがベイルをどう抑えるか、ベイルがぺぺをどう突破するかの方が本質的な気もします。勢いのあるウェールズ、物足りなさがありつつ粘り勝ち上がっているポルトガル。楽しみです。