2017/2018 Liga Española 1a division Jornada 21
Valencia 1-4 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(PK)、クリスチアーノ・ロナウド(PK)、マルセロ、クロース
後半1点返された時、悪い結果を想像し覚悟を決めた(諦観ともいう)のは私だけではなかったかと思いますが、ナバスのパラドンもあり、我慢した上で最後に追加のゴールが決まり、難易度は屈指のスタジアム、メスタージャから勝ち点3を持ち帰ることができました。PKだろうと何だろうと、前半にゴールが決まったこと(しかも2点)も大きかった。クリスチアーノの「Suuuuuuu!!」を目にするのは、ずいぶん久しぶりですね。
試合内容は…サイド攻撃が左に偏り、マルセロのクロスは少々繊細さを欠いていたり、カゼミロがちょっと大味で守備はバタバタ、モドリッチが頼もしく、ベイルはあまり生かされておらず…と良くないところもかなり目につくわけですが、何よりもまずは勝つこと、少しでも良い要素を見つけていくことが、今のチームには大切なことではないかと思います。
なので、水曜の国王杯の結果はいまも腹立たしい…。いわゆる「Bチーム」でベルナベウで敗れ国王杯から敗退したわけですが、この結果、避けることができたかもしれなかったのに、と思ったので。今シーズン国王杯では「Bチーム」が起用されて来ましたが、残念ながらここまで「Bチーム」に安定感を感じることはほとんどありませんでした。大きな試合の経験が少ない若手を何人も補強した結果だから、それは仕方がない。であれば、「Aチーム」とうまく混ぜながら試合に出すようにしないと、良い試合の経験は積めないんじゃないかと(まあAチームでも良い試合できていないじゃないかと言えばそれまでですが)。ジダンは昨シーズンのABどちらでも結果を掴んだ手応えが残っているのかもしれませんが、ここまでの結果を振り返って柔軟になれなかったかと残念です。ベテランのクリスチアーノやモドリッチ、いつまた怪我するかわからないベイルを休ませるのはまだわかりますが、クロースとかカゼミロとか、まだ若い選手までも稼働率50%にする必要はあったのか。リーガ下位のレガネスが相手だったとはいえ、今シーズンのマドリーが下位チームを舐めた真似をしてる場合ではないだろうし、結果的に、カルバハルやモドリッチが出て来てから持ち直した様子が見えただけに、最初から万全の姿勢で勝ちに臨んで行っていたら。
たらればですね。とりあえず無理やり良かった点を探すとしたら、これから休養十分で試合に臨めるということでしょうか。