けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

2試合分

2018-01-28 19:13:10 | football




2017/2018 Liga Española 1a division Jornada 21
Valencia 1-4 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(PK)、クリスチアーノ・ロナウド(PK)、マルセロ、クロース

後半1点返された時、悪い結果を想像し覚悟を決めた(諦観ともいう)のは私だけではなかったかと思いますが、ナバスのパラドンもあり、我慢した上で最後に追加のゴールが決まり、難易度は屈指のスタジアム、メスタージャから勝ち点3を持ち帰ることができました。PKだろうと何だろうと、前半にゴールが決まったこと(しかも2点)も大きかった。クリスチアーノの「Suuuuuuu!!」を目にするのは、ずいぶん久しぶりですね。
試合内容は…サイド攻撃が左に偏り、マルセロのクロスは少々繊細さを欠いていたり、カゼミロがちょっと大味で守備はバタバタ、モドリッチが頼もしく、ベイルはあまり生かされておらず…と良くないところもかなり目につくわけですが、何よりもまずは勝つこと、少しでも良い要素を見つけていくことが、今のチームには大切なことではないかと思います。

なので、水曜の国王杯の結果はいまも腹立たしい…。いわゆる「Bチーム」でベルナベウで敗れ国王杯から敗退したわけですが、この結果、避けることができたかもしれなかったのに、と思ったので。今シーズン国王杯では「Bチーム」が起用されて来ましたが、残念ながらここまで「Bチーム」に安定感を感じることはほとんどありませんでした。大きな試合の経験が少ない若手を何人も補強した結果だから、それは仕方がない。であれば、「Aチーム」とうまく混ぜながら試合に出すようにしないと、良い試合の経験は積めないんじゃないかと(まあAチームでも良い試合できていないじゃないかと言えばそれまでですが)。ジダンは昨シーズンのABどちらでも結果を掴んだ手応えが残っているのかもしれませんが、ここまでの結果を振り返って柔軟になれなかったかと残念です。ベテランのクリスチアーノやモドリッチ、いつまた怪我するかわからないベイルを休ませるのはまだわかりますが、クロースとかカゼミロとか、まだ若い選手までも稼働率50%にする必要はあったのか。リーガ下位のレガネスが相手だったとはいえ、今シーズンのマドリーが下位チームを舐めた真似をしてる場合ではないだろうし、結果的に、カルバハルやモドリッチが出て来てから持ち直した様子が見えただけに、最初から万全の姿勢で勝ちに臨んで行っていたら。
たらればですね。とりあえず無理やり良かった点を探すとしたら、これから休養十分で試合に臨めるということでしょうか。

後半戦(1試合少ないけど):デポル戦、召集選手

2018-01-21 19:37:07 | football
デポルティーボ戦、召集選手
GK:ナバス、カシージャ、モハ
DF:カルバハル、ヴァラン、ナチョ、マルセロ、テオ
MF:クロース、モドリッチ、カゼミロ、アセンシオ、イスコ、コバチッチ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベイル、ベンゼマ、ルーカス・バスケス、マジョラル

負傷欠場:セルヒオ・ラモス、バジェホ、ルカ・ジダン
監督判断による欠場:アクラフ、マルコス・ジョレンテ、セバージョス

国王杯レガネス戦の勝利でホッと一息…というよりは、また頭を抱えたくなる試合展開の上での勝利に不安の上塗りという感じがしなくもないですが、次々とまた試合はやってくる。1試合消化は少ないですが、後半戦がスタートします。ベルナベウでのデポルティーボ戦。この試合、いつ以来か思い出せないくらい久しぶりにBBCが揃って召集されました。揃って先発かもしれません。何かが変わるなら何をしてもいいよ…と思うくらいですが、あまり実験をやりすぎてCL出場圏からどんどん離されていくのは大問題なので、まずは安定した試合を、で、ゴールをネットの中に…頼むから…。

国王杯で負傷交代したバジェホは、右ハムストリングを痛め、どうも一説では2ヶ月の離脱とのこと。ちょっと怪我が多すぎますね。肉離れは、癖になるのか筋肉の質なのか、やりやすい選手は何度でもやってしまう印象がありますが、バジェホまだ若いのになあ…身体ができてくるまでもう少しかかるのか。ヴァランも怪我が多く、ラモスもベテランの域に入ってきてるし、背中(首?)の爆弾を抱えていて…セントラルもやはり補強がいるのかも。とにかく今は、ナチョがいてくれるのが大きいです。今シーズンここまでもっとも長く試合に出ているのは、26試合2143分のカゼミロですが、なんと2番手がナチョで、26試合2080分。多そうな印象のあるクロースは3番目で24試合で2019分。怪我をしないのがナチョの素晴らしいところの一つですが、そうは言っても疲労もあるだろうし…ナチョがあと2、3体欲しい。

実に悩ましい

2018-01-14 11:29:53 | football
2017/2018 Liga Española 1a division Jornada 19
Real Madrid C.F. 0-1 Villarreal

年が明けたところで何かが劇的に変わるというのはさすがに楽観が過ぎたようです。低空飛行どころかもはや墜落しそうですが。ここ数試合でパターン化してるのは、すごく良いわけではないけど頑張ってる前半、頑張りが実らず意気消沈する後半、どうにか始末をつけようとして失点する終盤……という、悲しい流れ。
今日のビジャレアル戦だって、それほど悪かったわけではないと思います。というか、むしろ良くやっていた方だと思います。前節セルタ戦で破綻したマルセロサイドのディフェンスにも気が配られていたし、十分には程遠いけどクリスチアーノもベイルも守備に行くシーンがあった。そして何より、何度もチャンスを作っていた。アセンホが良すぎたのが不幸の大きな要因ではありますが、それでも優位に試合を運べていたのだから自信を持ってやっていけばよかったと思うんですが…実らないまま時間が経つと焦りが出てきてしまったり、どうしても漫然とした時間の使い方になってしまうのは仕方ないのか。失点した後に、まだまだ取り返してやるっていう感じでもなく意気消沈してしまったように感じられ、気持ちの面でも辛いなあと思いました。いや、本当に辛い。
カウンターのチャンスも何度かあり、クロス一辺倒では単純になりがちなところを、イスコやクロースも積極的にエリアの中に入って可能性を広げようとしたり、工夫はしていると思います。クリスチアーノの不調は、不調が不調を呼んでいるというか、なかなかシュートが決まらないからこそ安全にいこうとして持ちすぎてディフェンスにがっつり囲まれてからシュートする羽目になるとか、却って狙いすぎて入らないとか、そういう感じなのかと。点が入っていけば変わると思うんですが、その点が入るところに苦悩しているわけで、とにかく悩ましい。
何をしたら変わるんでしょうかね。ジダンの地位も、これではかなり崖っぷちと言わざるを得ず、ただ一応まだかろうじて国王杯(次はレガネスと)とCLは残っている中で、大ナタを振るうことがあり得るのかどうか。今がどん底だとしても、大きな変化は、悪くすればさらに墓穴を掘って自分たちで埋まりに行くことにもなりかねない。
幸か不幸か、次々に試合は巡ってきます。落ち着いて対処する時間はないけれど、逆に言えば、実戦の機会は常に目の前に。とにかくもう1試合1試合に向き合って、少しずつでも改善を積み重ねて行くことかと思います。


ナチョはバッカに勝っていたと思う

2018年リーガ再開

2018-01-07 21:34:55 | football
セルタ戦、召集選手
GK:ナバス、カシージャ、モハ
DF:バジェホ、ヴァラン、ナチョ、マルセロ、テオ、アクラフ
MF:クロース、モドリッチ、カゼミロ、アセンシオ、イスコ、コバチッチ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベイル、ルーカス・バスケス、ボルハ・マジョラル

サスペンション:カルバハル
負傷欠場:セルヒオ・ラモス、ベンゼマ、ルカ・ジダン
監督判断による召集外:マルコス・ジョレンテ、セバージョス

国王杯ヌマンシア戦は、3-0で勝利したものの、「Bチーム」はやはり期待以上のものは出せなかった印象が…一朝一夕に変わるものではないし徐々に力をつけて行ってくれればと思うのですが、もう少し覇気とか、ベテランの選手たちを食ってやるレベルの何か…もう少し何かの片鱗が見たいところです。テオ、もうちょっと守備も攻撃もどうにかならないかなあ。ジョレンテとバジェホはミスをなくす方向でぜひ。セバージョスも目立った感じがしないなあ…。あ、でもマジョラルは、試合終了間際で、アクラフからのクロスをゴールにつなげたところは評価したい。できたらリーグ戦でも出番が回ってくるといいなと思います。

というところで、リーガも再開。前節レッドカード退場だったカルバハルが欠場の上、どのタイミングで負傷したのか、セルヒオ・ラモスも医療情報が出まして、2~3週間ほど欠場とのこと。右にアクラフでセントラルがナチョとヴァランか、セントラルがヴァランとバジェホで右がナチョか……まだ前者のほうが安定感はあるかなあ。
あとはベイルが安定的に活躍できるか(先発からか途中交代か)、だれが活躍してもいいけどゴールが入る、良い試合をぜひ。

試合は本日20時45分、バライードスにて。

ヌマンシア戦、召集選手

2018-01-04 22:42:50 | football
あけましておめでとうございます。
2017年最後の記事をご覧いただいた皆様、コメント、ご挨拶をいただいた皆様、ありがとうございました。
同じマドリーファンでも、好きな選手、戦い方、補強方針に思うこと等、いろいろなものの見方があると思いますが、常に勝つ、強いマドリーであってほしい、良い試合を戦うマドリーであってほしい、そして多くの喜びをもたらしてほしい…という思いは一緒であると思います。
その気持ちで…本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


ヌマンシア戦、召集選手

GK:ナバス、カシージャ、モハ
DF:カルバハル、バジェホ、ナチョ、テオ、アクラフ、テヘロ
MF:カゼミロ、マルコス・ジョレンテ、アセンシオ、イスコ、コバチッチ、セバージョス
FW:ベイル、ルーカス・バスケス、ボルハ・マジョラル

負傷欠場:ベンゼマ
監督判断による欠場:セルヒオ・ラモス、マルセロ、モドリッチ、クロース、クリスチアーノ・ロナウド

2018年最初の公式戦は、国王杯ヌマンシア戦(F)です。ラモスやクリスチアーノなど主力の何名かが召集外ですが、これまでよりは、レギュラークラスの選手の人数も多め。普段出場機会が少ない選手にチャンスが与えられると思いますが、フエンラブラダとの2試合ではかなり難ありな試合展開であったことから、中心的な選手たちももう少し起用していくのではないかと思います。というか、そうあってほしい…。完全なAチームBチームと別れるやり方よりは、選手が何人か入れ替わってもマドリーとしての試合ができる、という方が、チーム作りとしてはいいんじゃないかなと思ったり。
いずれにしても新年最初の、しかも久しぶりの試合。楽しみです。

試合は本日21時、日本時間5時キックオフです。