200万ユーロ
ルート・ファン・ニステルローイの獲得話が一気に進展している、とスペイン各紙。これまで、ルートの獲得はフリーでなければならないと言われてましたが(マドリーからHSVへの移籍がフリーだった)、マドリーは150万~200万ユーロで公式にオファーをした、んだそうです。もっとも、まだあまり確実な感じではなくて、記事によっては、クラブ間でほぼ合意というものから、現時点でHSVからの反応は出ていない、というのも。
HSVは、金曜夜にアイントラハト・フランクフルトとの試合がありました(1-0でHSV勝利)。ルートはフル出場。ゴールを決めたのはペトリッチで、ルートについて「彼はスーパーフォワードであり、彼を留めたいと願うものだろう。でも、我々は、彼の状況も理解しなければ。」とコメント。一方で監督のアルミン・フェーは、「どんなことも除外できないだろうが、私はファン・ニステルローイが残ると確信している」。
ドイツ紙によると、HSVのスポークスマンWolf氏は「何も聞いていない。我々の知るところにない。我々の態度は何も変わっていない」。またバルダーノも、「ルートはまだ我々が取る選択肢のひとつだ。」としか言っていないようです。
ルートは、露骨に声を上げることなく、でもマドリーに戻ることを強く希望している状態。そんな中でのホームゲームでしたが、
El Mundoによると、HSVのファンは「ルート、ここにいてくれ!」というチャントを歌ってくれていたそうです。
国王杯セミファイナル日程
CLとかELのないこの時期に、一気にセミファイナルまで終わらせてしまう国王杯。第1戦の日程。
2011年1月26日(水)
20時:セビージャ vs レアル・マドリー
22時:バルセロナ vs アルメリア
良かった、20時キックオフなら出勤前に見終われる。第2戦は2月2日水曜日で、時間は未定です。
クリスマス休暇後から、切れ目なく週2試合ペースが続いています。ディマリアあたりの疲労とか、気になりますね。
watermark入りですがケディラ&アロンソの表情がよかったので
2010/2011 Copa del Rey CUARTOS (Vuelta)
Atletico de Madrid 0-1 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(23)
GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、カルバーリョ、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ(82、ガゴ)、マルセロ、ディ・マリア(68)、エジル(74、カカ)
FW:クリスチアーノ・ロナウド
アトレチコは、試合開始から力強くハードで、第1戦と同じようにデルビーらしい熱さが選手たちから感じられる流れでした。マドリーもチャンスもなかなか作れず、勢いに押されてましたが、あの時間帯でのクリスチアーノのゴールは大きかった。チームが落ち着けたと思う。良い試合ではなかったけど、最低限必要なことができた試合だったと思います。
前線は、再びベンゼマ抜きでクリスチアーノ1トップ。エジル、ディ・マリアと、いつもの選手が使われてましたが……さすがにディ・マリアは、休ませるべき、と思いました。開始10分くらいでもう疲れてるように見えたし、ボールに絡む機会がいつもよりかなり少なく、ボールコントロールミスも多かった。ここはペドロ・レオン使ってほしかった。
守備は、失点さえしなければいいと思ったのか、マルセロを最終ラインから中盤に上げて、左ラテラルは久しぶりにアルベロア、右はセルヒオ・ラモス。でも、マルセロ、アルベロアサイドがレジェスに突かれて、けっこうアタフタしていたような感じがしました。故意ではないにせよ、結局アルベロアは数回レジェスと危なそうな絡みがあって、足首を負傷させてしまうことに…。後半にはケディラも接触プレイからの負傷交代になってしまって、ちょっと後味の悪いところもありました。
ケディラの負傷は、ようやく久しぶりに出てきそうだったカナレスの出場チャンスを打ち消してしまうことにもなりました。残念だったな、これ…。先発濃厚と言われながら結局ベンチスタートだったガゴに、出番が回ってきたのはそれはそれで良いんだけど、カナレスには数少ないせっかくのチャンスだったのに。
国王杯
シャビ・アロンソ
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「アトレチコは強さを持って試合をスタートした。でもゴールのおかげで僕たちは落ち着き、試合をコントロールできた。たくさんチャンスがあったわけではないけど、彼らも同じだ。」
「セビージャも非常に強烈に来るだろうが、でも僕たちがファイナルに到達したいのであれば、彼らを撃破しなければならない。」
「僕たちはモウリーニョにとても満足しているし、彼も同じだと思う。彼は、僕たち皆が望んだ監督だ。」
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アルバロ・アルベロア
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アルバロ・アルベロアは、使命感にあふれた国王杯の勝ちあがりに希望を示し、しかし同時に、クラブ内の団結を求めた。「モウリーニョは、僕たちみんなのサポートがあることをわかっている。僕たちは、皆が同じ方向に進めるよう、クラブの中で一体になる必要がある。自分たちで自分たちを撃つようなことはできない。」
試合についてアルベロアは、早い時間帯のゴールが、アトレチコの希望に終止符を打ったという考えを示した。「僕たちがゴールするとすぐに、彼らは沈滞していった。また僕たちの穴も見つけられなかった。」
「今シーズンはまだ非常に良いもので、僕たちはチームと共に幸せでいる必要がある。難しいチャレンジをしている。僕たちはバルサのようなビッグチームと戦っているのだから。僕たち皆が一体になるべきだ。マドリーが、国王杯を戦わなかったというのは、ノーマルなことではなかった(早い敗退が続いていた事?)。素晴らしいファイナルまであと2試合だけど、何よりも強固なセビージャに勝たなければならない。でも幸いなことに、第2戦が僕たちのカーサだ。」
タックルを受けて交替になったレジェスとの間の出来事について、アルベロアは、決して傷つけるつもりはなかったのだと言っている。「予測してチャレンジしたんだけど、意図しないで彼を踏んでしまった。あれはアクシデント、決してレジェスを傷つけたいと思ったわけじゃない。」
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モウリーニョ:
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モウリーニョは、チームが「多くをかけずに」アトレチコに勝利したこと、それは「消耗しすぎないことだった」と述べ、また同時に彼は、ームをサポートするアトレチコのファンたちを称賛することを望んだ。
ジョゼ・モウリーニョは、問題なくアトレチコ・マドリーに対して勝利をおさめ、国王杯のセミファイナルに進んだことを喜んだ。プレスルームでは、ベンゼマ、カカ、トリエンソ・アルバレス(主審)、アトレチコのファン、自身の将来などの話題が取り上げられた。彼は、「シーズンの終わりまではいるつもりであり、それから我々でどうなるか見ていこう」と述べた。また次に控えるセビージャとの対戦は「非常に難しいセミファイナルだ」としている。
純粋にスポーツ面の話題について、モウリーニョは、この試合について予想していたよりも苦しまなかったと評価した。「何も問題はなかったと思う。我々は、多くをかけずに勝ち上がりを手にした。守備的には我々はコンパクトにしていたし、彼らには5回もチャンスはないだろうとわかっていた。」
また、彼個人に対するビセンテ・カルデロンのチャントについても触れた。「アトレチコのファンはファンタスティックだ。前半20分から勝ち抜きの見込みがなくなっても、最後まで残っていた。ああいったチャントは、どのスタジアムでも聞こえてくる。私にしてみれば、それはファンタスティックなファンであり、彼らに敬意を表したいと思う。」
今日は、主審のトリエンソ・アルバレスを非難することはなかった。「重大なエラーはなかったし、絶対欠かせないものもなかった。おそらくテレビで試合を見直して、ベンチから見た意見を変えるかもしれないが、エリア内でのエラーはなかったと評価している。」
カカとベンゼマをベンチに置いたことについては、次のように述べた。「カカがプレイしなかったのは、彼が他のやり方でプレイすることを望んだためだ。我々は3-1の状態でここに来て、もしこちらが失点しなければ、勝ち抜きは我々のものだった。そしてベンゼマは、リザーブにしたいとは思わなかった。私は各試合のことだけを考え、ディ・マリアとマルセロ、2人のしっかりした選手でサイドを閉じる(守備する?)ことを考えた。そしてクリスチアーノをアタッカーにした。良い決断だったかどうか? 我々は勝利し、ゴールもした。」
自身の将来については、何も明らかにしなかった。「真実の噂はほとんどない。私はシーズン終わりまでいるし、それから、契約はあるとしても、我々全員が幸せかどうか見ていこう。もし皆が幸せなら、私は続ける。」 またバルダーノとの関係については何も話したがらなかった。「ノーコメント」で締めくくられた。
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がんばれベンゼマ
おまけ
ビジャとチャビはよく似ていると思う。イニエスタはひどすぎる。10番と21番って誰だったっけ?とだいぶしばらく悩んだ。