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けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

冗談とか嘘とかなら良いんですが

2006-11-30 19:48:46 | football
今日のバレンシアのトレーニングでは、レゲイロが負傷しタンカで運び出されたそうです。詳細はまだ不明(現地時間ではまだ練習中)。

MARCAですと、
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レゲイロはバラハとぶつかり、非常に痛がるジェスチャーを見せてタンカで運ばれていった。レゲイロは大腿部と膝を気にしており、動けなかったためタンカでロッカールームへ運ばれることとなった。

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(左膝らしいです・・・)


後刻
レゲイロの負傷は左膝前十字靭帯の断裂で全治6~7ヶ月。今シーズンの残りはほぼ絶望的に。

良いニュースとしては、11月5日に左膝内側靭帯部分断裂で全治3ヶ月の怪我を負った左SBのエミリアーノ・モレッティがピッチでのウォーキングをスタート。


こんな縁起の悪いもの…と自分でも嫌に思いますが、重傷選手の復帰の目安。

再離脱

2006-11-29 22:24:42 | football
MARCA

モリエンテス、水曜日の練習開始前にメディカルスタッフと話しあう。マドリー戦の出場を阻んだ箇所についてもう違和感は感じないとのこと。全体練習に合流。
紅白戦の最後の辺りで同じ箇所に痛みを感じる。練習を中断し、クラブのフィジオセラピストと話し合った後、最後のストレッチも行わず明らかに慌てた様子でロッカールームに引き上げた。
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またやったんですかね。だから無理するなってのに……。


後から追加
正式な診断なのか本人の判断かわかりませんが、

フェルナンド・モリエンテス
週末の試合はまず無理だろう。痛みは、先週末に感じたものよりも少し大きくなっているように感じるから。あれから5日たって、そのうち3日間は休んでいた。そしてまた痛みが戻ってきたから、おそらくウエルバに行くのは無理なのではと見ている。
CLローマ戦については、それまでの感覚次第だとは思うけど、ローマでの試合に僕たちは何もかかってはいないし、僕が戦力となるかどうかはわからない。
http://videonoticias.vocento.com/videoplayer/index.cfm?id=235308&mode=normal&quality=2&pid=lasprovincias

素人考えを承知の上で、もう数日様子を見れば良かったのに。何日で戻ってこられますか。筋肉の怪我については非常にデリケートな印象がある選手ですから、焦らずまったりが一番良いと思うのですが…そうも言ってられないチーム状況が、さらに選手の身体に負担を強いている気がします。
そういえば筋肉系の怪我が増えてきたのも気になります。選手の疲労、からだの変化に、メディカル、フィジカルの予防が追いついていないのか。
ビジャ、モリエンテス、ミゲル。ここ最近立て続けに負傷したのは、レギュラーでかつ先日のインターナショナルウィークに代表にしっかりドナドナされた選手たち。フィジカル的にもメンタル的にも、かなりギリギリのところまできているようです。

molestias

2006-11-28 21:03:38 | football
molestiasもそろそろ覚えて良い単語かもしれません。トラブル、問題、違和感、軽い痛み。どこか痛めたらしいけれど詳細が不明な時点で使われることが多い単語です。


MIGUEL SE RETIRA DEL ENTRENAMIENTO
Miguel Brito no ha terminado la sesión de trabajo al sentir unas molestias・・・
ミゲル、練習を中断
右SBミゲル・ブリート、違和感を感じ本日の練習を完遂できず。



科学的であろうとなかろうと、やはり祟りか呪いか何かあるのかもしれません。新スタジアム建設予定地でコウモリのコロニーを壊滅させたりとかやってませんか? 絶対何かある。
ふざけてる場合ではないのは承知の上で…。

後でParte Medicoに載ると思いますが、モリエンテス、ビジャ、シルバは違和感により本日のトレーニングを回避。一方ミゲル・アンヘル・アングロは、個人的な理由でクラブの許可を得て楽しんでいます。
…楽しんでるのか。いいな。


スーペル記事早いなあ。さすが。
ミゲル:左大腿部の筋肉の伸展。MRI検査へ。
シルバ:マドリー戦で足首を打撲。
モリ&ビジャ:ともにプールでトレーニング。モリエンテスは明日にはピッチでの練習に合流できるらしい。


少し後:Parte Medico
やっぱりふざけてる場合ではありませんでした。ミゲルは左大腿四頭筋の拘縮、平均的な回復期間は2~3週間? は…?

バロン・デ・オロ2007

2006-11-28 03:50:14 | football

カンナバーロ、受賞でございます。Mr.いんちき、眉毛笑顔、ルパン大好き、脱ぎたがりぃの見せたがり、飛びかかる筋肉の塊、なんでもこい。おめでとうございます。
お世話になってます、France Football誌のサイトよりバロンドール特集ページ

カンナバーロのことはあまり詳しくございませんが、el mundo見に行きましたら…カンナバーロにもこんな頃があったんですね。

ナポリ入団。18歳。細身。



いまやアッズーリ主将としてW杯を制覇し、キャリアの円熟期を迎えております。ちょっとマドリーでは苦労してるようですけど、そこは白い歯キラリの笑顔で乗り切ってます。

これからもがんばります

行方不明

2006-11-27 05:01:27 | football

試合画像は見るとため息が出るのでまたパエージャの画像でお楽しみください


06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 12
Valencia C.F. 0-1 Real Madrid

マドリーの得点:ラウル(51)



行方不明1:ファン・ニステルロイ
ごくたまに確認

行方不明2:フェルナンド・モリエンテス
名前を聞いたような気がする。

行方不明3:バレンシアの得点
未確認。


レギュラーFW2枚がいなくなったバレンシア対レギュラーCB2枚がいなくなったマドリー。こういうことになりました。
マドリーもバレンシアも好きですから、複雑といいますか、いやラウルが点入れて勝ったのはうれしいですけど(前半消えてたし)、でもバレンシアはここで負けたらリーガがかな~り厳しくなってしまい…いえ、まだまだまだまだ。

試合の所感はまた後ほど…書くかどうかわかりませんが。


後刻:27日17時
どうがんばっても決まらない日もあるから、この日のバレンシアに決定力が欠けていたのはもう仕方ないことで、それはあきらめます。もちろん文句は言いたいけど、仕方ない時は仕方ない。内容自体はマドリーにまともにボールを回させなかったし、シルバやアングロはサルガドやカンナバーロを困らせていた。ラウル・アルビオルもニステルロイに勝てていた。
が、どうも用兵がうまくなかった気がして、それがすっきりしない。時間がなくてじっくり記事をみてないのですが、Las Provincias

「ビジャは出場を直訴し、キケは先発を与えた。しかしグアヘ(ビジャ)は15分もたなかった。交代を選ばなければいけなかったが、アップ中にモリエンテスに何か問題が発生した様子。最終的にキケはビセンテを起用」

15分でビジャがダメになったのは結果論? いくら本人にやる気があろうと、それがチームスピリットだろうと、全治2週間の選手が4日後に出たいといったのを聞き入れることが良いかどうか。人がいないとはいえ、タバーノを最初から使うとかビセンテを最初から使うとか…。モリエンテスも結局使えない状態だったんでしょう。カンテラのFW、代わりにベンチ入りさせることもできたのでは。
この日はなかなか目覚しい働きをしていたMFパジャルドと代わる形でタバーノが入りましたが、結果、中盤でボールをおさめられなくなった。そのせいか、その後ウーゴ・ヴィアナを起用することになりましたが、最後に粘って押し込まなければいけない時間帯でボール保持が落ちたのは痛かったように感じました。

・・・研究会に出てきます。

28日になってさらに追加
ジェーニャさんに、行方不明のMさんが映像に捉えられている情報を教えていただきました。消息を心配されていた方のためにもリンク2つです。
http://www.telemadrid.es/video/noticia.pag?codigo=164251
http://www.antena3.com/a3noticias/servlet/Noticias?destino=../a3n/noticia/noticia.jsp&sidicom=si&id=11851759

VCF-RM、前日

2006-11-25 18:10:41 | football
Rがいっぱい
MARCAより「カペッロは“トリプルR”でバレンシアに臨む」

Ruud (van Nisterooy)
Raul
Ronaldo
Robinho
Reyes
Robert Carlos
Raul Bravo
Ramos (Sergio)

はい、トリプルRとは誰のことでしょう?
もうちょっとわかりやすく見出しをつけて欲しいものです、MARCA。正解はラウル、ロビーニョ、レジェス。この3人とニステルロイの組み合わせで攻撃を作る、ということのようです。

現地時間は朝10時。どちらのクラブもそろそろ前日練習が始まる頃でしょうか。これから日曜日の夜までの間に、玉石混淆、いろ~んなニュースが出てくると思います。


お互い様の歴史
シルバのサスペンションが取り消されたのはどうやら本当のようですが、実はどこからも公式な発表はまだないようです。すべてはスタメンが発表されてみないとわかりませんね。
イケルはインタビューで「いつもマドリー戦の前ってそうなんだよね」と愚痴ってます。ASは「これで3回目~」という記事を載せています(2001年のアジャラ、2004年のバラハ)。私も自分のブログ記事を探してみました。2004年10月24日

 >昨シーズンの対戦はレフェリーの判定を中心に2試合とも荒れました。
 >ベルナベウでの試合では、終了近くなってPA内でラウルが倒れてPK。
 >バレンシア側からすると「やってないよ!」って感じのものでした。
 >まあベルナベウでラウルですし…そういうものだと思います。
 >またメスタージャでの試合、フィーゴがその前の試合で受けたサスペンションが取り消されたりもしました。
 >スペインでは珍しい話ではないのですが、いろいろな力を疑いたくなりますね。
 >もっとも今回は逆に、7節でバラハが受けたサスペンションが結局直前になって取り消しになりました。
 >ま、どっちもどっちってことです。


そういうことです。


バレンシア側の現状
日本時間21時30分、メディカル情報召集選手が発表になりました。
●メディカル情報
タバーノの名前がないので、タバーノはおそらく問題なし。
モリエンテス:右大腿部後側の過負荷。物理療法とトレーニングを実施。
ビジャ:右大腿二頭筋の微細繊維の問題。物理療法とトレーニングを実施。
下の2人は、共にほぼ通常通りの練習をこなしたようです。良かった、というより、大丈夫か?

●ということで、召集選手
Porteros: Cañizares y Butelle.
Defensas: Miguel, Curro Torres, Navarro, Ayala, Albiol y Cerra.
Centro del campo: , Pallardó, Regueiro, Baraja, Hugo Viana, Joaquín, Jorge López, Silva, Angulo y Vicente.
Delanteros: Morientes, Tavano y Villa.
面倒くさいので、そのまま。負傷からの回復が心配されていたダビ・ナバーロもビセンテも復帰。シルバもいる。モリエンテスもビジャも呼ばれている。ですが、20人もベンチに入れたかな…18人くらいだったような(リーグ・アンと混同してるかも)。


マドリー側の現状
こちらも練習は終えたようです。試合前ということもあり、本日は非公開。ていうかカペッロは非公開練習がすき。ここ数日は、バレンシアのサイド攻撃を警戒した練習をしているようです。
●こちらも気になる負傷者の情報。
カンナバーロ、カッサーノ、エメルソン:共にCLでどこか痛めていたらしい3人はいずれも通常通りの練習をこなした様子。
ロナウド:高いモチベーションを持ってトレーニングに取り組み、全体練習を行う。バレンシアに来そうです。
エルゲラ:一番心配なのがこの人。リヨン戦で受けた打撲が酷かったようで、血腫ができているとのこと。開始早々から脚を痛そうにしていたのがこの怪我だったのでしょうか。今日も結局通常の練習には戻れませんでした。治療を受け、プールでのトレーニングを実施。厳しそう。
ベッカム:左膝の半月板を痛めており、医学的治療、物理療法を受ける。ジムとピッチでトレーニング。たぶん無理…

ということは、CBがカンナバーロとS・ラモスで右ラテラルがサルガド、ということになるでしょうか。

●召集選手
PORTEROS: Casillas, Diego López, Kiko Casilla.
DEFENSAS: Sergio Ramos, Míchel Salgado, Cannavaro, Pavón, Mejía, Raúl Bravo, Roberto Carlos e Iván Helguera.
CENTROCAMPISTAS: Emerson, Diarra, Robinho, Nieto, Reyes, De la Red y Raúl.
DELANTEROS: Cassano y Van Nistelrooy.
こちらも20名。ただしこれは、カペッロのお好みでGKを3人連れて行くからです。エルゲラはバレンシア旅行のOKをもらった一方で、復帰が噂されていたロナウドは結局お休みとなりました。

モリエンテス、練習をリタイア

2006-11-24 19:30:06 | football
そのまんま、MARCAの見出しに。も・・・


Morientes tambien puede perderselo :モリエンテスも同様に欠場の見込み
右太腿の後部に痛みがあり練習を中断。肉離れで、日曜の試合はおそらく無理だろうと。
しかもタバーノも足首を強打して練習を離れたとのこと。なんていうかもう・・・

いやもう本当に泣きたい気分です。なんでこのタイミングで。
ピボーテ、左ラテラルと来て、今度はデランテーロの番ですか・・・

※シルバのサスペンション取り消し、と書きましたが、確証がないので消しました。公式の希望的観測なだけかもしんない。


現地13時過ぎ日本時間21時過ぎ、バレンシアの公式「Parta Medico」より。
フェルナンド・モリエンテスは、右大腿部裏側の過負荷により金曜日のトレーニングを中断。今日は物理療法を受け、明日最終テストを行う。

タバーノ:脛骨の打撲により、練習を中断。物理療法と薬物療法によるケアを受ける。明日最終テストを行う。


「肉離れ」とか「筋繊維剥離」とか「筋断裂」とかでないのは、当初よりは軽めでまだ見込みがあるのか、最後まで希望を持たせてあげようという公式の優しさ(?)なのか・・・。
ともあれこの最初の診断結果から、各紙は「プレイできるかもしれない」としています。キケも「プレイするのに問題ないかもしれないと思う。モリエンテスは問題があると感じ、ケアを受けている。明朝の回復具合を見ることになるだろう」とコメント。その通りなら、望みが持てそうです。

現地14時30分日本時間22時30分過ぎ、公式より
MRI検査を実施、負傷した部を特定。先の発表に変更なし。

ligamentos

2006-11-24 14:44:34 | football
大一番、バレンシアvsマドリー戦を前にして、ビジャの出場は厳しそうだけどビセンテは間に合うらしいとか、ロナウドがリスト入りするかもだとか、モリエンテスの公式インタビューだとか、ベッカムは出られなさそうとか、ちょいと裏技を効かせてシルバの出場停止が取り消しにできるかもだとか、ニュースはあるのですが、今日はこれ。



数日前から、MARCAのトップに出てきたアイコン。止まらない「膝の靭帯」に関して、遂に特集が組まれるようにまでなってしまいました。なにしろ1ヶ月前のリストに、さらに名前が増えていっている(el mundoより、負傷者一覧)。

メインのこの記事についてはlivedoorで日本語訳が読めます。

この記事では、膝の靭帯を断裂した場合の回復過程が記されています。難しい用語だらけなのでざっと。
1.十字靭帯の断裂は回復に6ヶ月を要する。手術に際して、断裂部位の腱を特定し、機能が戻るかどうかを検査する。
2.できるだけ早く手術。負傷後数日以内に行われることが多い。
3.術後は2,3日安静に。
4.退院。ここから6~8日は休息して「膝を安静」にし、術創を治癒させる。
5.保護具を付けたまま生活。4~6週間かけて、両松葉杖→負傷した側のみ松葉杖→保護具のみ、とゆっくり復帰させていく。重要なのは膝に負担をかけないことだが、この辺りからは個人次第となる。回復を焦ると再発を招く。
6.ハイレベルのトレーニングが可能になるのは術後6~7ヶ月からである。

Diario Medico(医学誌?)の編集委員からは「毎日のトレーニングで無視されている側面がある。ストレッチやウォーミングアップ、マッサージ、筋肉トレーニング以前に、食物摂取、水分の代謝、休息といった面が軽視されている」というコメント。

●同じく靭帯の怪我に悩まされ、9回の手術とリハビリを繰り返した結果、引退せざるを得なかった元マドリーの選手、アルバロ・ベニートのコメント。「サッカーへの要求は常に高い。人間の身体の限界を求められる。負荷の高すぎる日程が組まれ、怪我を増やすだけでなくリハビリも急かすことになる」。

●いずれも靭帯の断裂により、全治6ヶ月超と診断された選手たちの画像

●WEB記事になるかどうかはわかりませんが、本日付のMARCA紙には、現ラシン・サンタンデールに所属するDFパブロ・アルファロ(医師資格あり)が現状を分析した記事が載るとのこと。

●特集記事とは別ですが、こちらでは、レバンテのドクターが靭帯の負傷問題に関してクラブ間での話し合いの必要性を訴えています。
「多くの意見が出ているが、確かなことは我々の誰も何がこの種の怪我を引き起こしているのかわからないということ。食物摂取なのか、生体組織の変化なのか、スパイクの問題なのか、疲労なのか、筋肉がアンバランスなのか。私たち皆で話し合わなければならない。
悪い要因をみつける機会だと思う。私たちはレバンテでジムを使った筋肉の予防トレーニングを行っているが、これは全チームにもやってもらいたいと思う。効果があると確信しているからだ」

レバンテで膝の靭帯をやった選手はいませんね。



負傷した選手の国籍に特徴があるわけでもなく、特定のスタジアムに偏っているわけでもなく、共通するのは「リーガの選手である」ということ。もう一つ踏み込むと、負傷者が集中しているクラブがあることも気になります。バレンシアやビジャレアルのように。だからといってバレンシア州に問題があるのではなく、結局各クラブのトレーニングと選手の日常生活に関係してくるのでしょう。膝の靭帯を負傷する瞬間は、それ自体は避けようがないのですが、靭帯を保護する筋肉、とっさに踏みとどまったり避けたりしなければならない時に働く筋肉、そこが弱いか負荷をかけすぎているか。食事が問題なのでは、というのも興味深いです。少し前にアジャラが「クラブの食事制限が行き過ぎているのでは」という主旨の発言がありましたが、間違った管理がされているのかもしれない。
専門家ではないのですべては推測するしかないのですが、レバンテのドクターが言うように、クラブが連携して悪い点、良い点を見つけ出し、原因を突き止めてほしいと思います。これ以上選手の泣き顔は見たくないですし、負傷に怯えてプレイする姿も見たくない。リーガが好きだから、心からそう願っています。

今日もまた

2006-11-23 08:31:48 | football
とある現地バレンシアファンが集まる掲示板、試合前のオリンピアコス戦スコア予想トピックでは、

「2-0、怪我なしで」
「3-1、怪我なしで」

という感じでしたが、また…

06/07 UEFA Champions League Group D Matchday5
Valencia C.F. 2-0 Olympacos

バレンシアの得点:アングロ(45)、モリエンテス(46)

ローマがシャフタール相手に敗戦したため、バレンシアはグループリーグ首位通過が決定しました。勝てない試合が続いていた中での、無失点勝利。自信を取り戻す意味でも価値のある勝利でした。

が。

前半20分ほどで今日先発していたビジャが負傷交代。現時点(試合後1時間)ではまだ詳細がわからないのですが、MARCA辺りには「筋肉に鋭い痛み」としているので軽い肉離れかな…。
キケのコメントでは「ビジャの怪我は、2年前にサラゴサ時代に痛めたのと同じ箇所。可能な手は尽くすが、今は何も言えない」とのこと。
古傷か…全治に数週間ということはないと思いたいところですが、2日3日で回復できるかどうかはかなり微妙かもしれない。日曜日のマドリー戦までになんとか間に合わせてほしいのですが、無理すると酷くなる可能性があり、危ういところをかばってプレーするのはもっと危険。とにかく軽くて済みますように。

ということで、ここ何試合かフル出場が続いていた(セレクシオン含む)ためか、今日は先発をはずしてもらえていたモリエンテスですが、結局緊急出動となりました。そして後半立ち上がりにゴール! 映像はまだ見てませんが、シルバのアシストからカベッサで決めたみたいです。得点ランキングトップに並びました。
(※ハイライトだけ見ました。アングロのゴールは「ゴラッソ!!」。モリエンテスのゴールは、シルバのきれいなクロスのおかげです。ホアキンにもものすごく惜しいシーンが。)

あとは試合を見てから。

いろいろあります

2006-11-22 20:10:38 | football
コパ・デル・レイ 組み合わせ抽選会
たった今行われています。日程は年が明けた1月10日と17日。レバンテとアトレチコは、レバンテのピッチ状態により延期されたまま、まだ続きをやってません。ラージョが唯一セグンダBからエントリー。

ベティス (1a) vs レアル・マドリー (1a)
レバンテ (1a)/アトレチコ (1a) vs オサスナ (1a)
マラガ (2a) vs サラゴサ (1a)
バジャドリ (2a) vs ビジャレアル (1a)
セビージャ (1a) vs ラージョ (2aB)
マジョルカ (1a) vs デポルティボ (1a)
バルセロナ (1a) vs アラベス (2a)
ヘタフェ (1a) vs バレンシア (1a)


06/07 UEFA Champions League Group E Matchday 5
Real Madrid C.F. 2-2 Olympique Lyonnaise

マドリーの得点:ディアラ(38)、ルート(82+PK大失敗)
リヨンの得点:カリウ(10)、マルダ(30)


ごめんなさい


攻め気で始めたのに先制を許し、グティが相手ファウルにより負傷退場。その後さらにリードを許す。選手はどうか知りませんが、これで途中からは「何が何でも首位通過」という気もなくなり、半分ネタ的な気分で見守ることになりました。そんな朝5時。

立ち上がりはそれなりに攻める気があったのですが、ラシン戦で負傷気味なのを間に合わせてきたカンナバーロ、どうも腰高で落ち着かない感じ…と思っていたら妙にさっくり抜かれてしまいました。失点。
ここで気落ちした感が出てしまうのが、まだマドリーが強くなってないところだなあと思います。数年前、02/03辺りまでだったら「2点取られたなら4点取ればいいじゃない」というマリー・アントワネット的(?)思考で戦っていた気が…。

グティがいなくなったことにより、図らずもバレンシア戦の演習をすることができました。が、2つ前の記事で書いた「ラウルをグティの位置に置いて、左にロビーニョ右にレジェス」は、ちょっと撤回したい感じです。MARCAはレジェスが攻撃のアクセントになっていたことを褒めてましたけど、私はレジェスのミスパスに苛立ってしまいまして…。パスは入れられないし、突破もできないし。回復して間に合うようだったら右をベッカムにするか、トップ下にカッサーノを入れてロビーニョとラウルを両サイドに置くか。

とはいえレジェスだけが問題なのではないわけですよね。試合中にいわれていた通り、やはりグティがいないとパスの出し手がいない、攻撃の有効な形ができない。ラシン戦で少し良くなったかなあと思ったエメルソン&ディアラは、プレスの厳しいリヨンの中盤では良いつなぎはできませんでした。前につなげそうだったのにバックパスしたディアラには、即ブーイングが飛んでたし…。
イエロがCBコーチになるかもというニュースが先日ありましたけど、イエロが教えるべきはディフェンスではなく、CBとピボーテのパスの散らし方ではないかと思われます。

ともあれディアラのダイビングヘッドと、ラウルのヘディングがポストをヒットしたところからルートの押し込みとで、なんとか引分け。最低限許される終わり方だったのではないでしょうか。

あとは金子氏に「Mr.いんちき」呼ばわりされたカンナバーロの笑顔とか、オフサイド取られてジタバタ暴れているニステルロイとか、両チームが揉めてる中から両腕にラウルとセルヒオ・ラモスを抱え込んで引きずり出してくるカリウの男気とか、そんなネタを楽しむ試合でした。楽しくないかもしれませんが。


おそらくスペイン語とフランス語とポルトガル語で同時に話しかけられていると思われるJP(長いから略)



ボート!?

CLのニュースをあちこちで読んでいましたら、「Dario Silva~」という見出しを見つけました。あの事故から2ヶ月。既にダリオはテレビの仕事を始めているようで、肉体的にも精神的にも、改めてその強さに感心してしまいます。で、今日の記事が何であるかといいますと、

Dario Silva quiere dedicarse al remo y competir en los juegos olímpicos de Londres 2012
ダリオ・シルバはボートに集中して、2012年のロンドンオリンピックに参加したいとしている


え?

「remo」という単語、いろいろ調べましたけどどう調べても「ボート」、いわゆる漕艇を指すようなんです。シングルスカルとか、クォドルプルとか、エイトとか、ああいうの。最近で言うなら「がんばっていきまっしょい」、懐かしの方向で言うなら「愛という名の下に」です。ちなみに私、高校時代やってました。
いや、私のことはどうでもよくて、なぜボート。いつからそんなことしてたんだろう。というか、それでオリンピック目指すって。今33歳。6年後のオリンピック。ダリオ・シルバ、何者ですかこの人は。生死の境をさまようような事故からまだ2ヶ月、でもこのバイタリティ。そのエネルギーはどこから来るんだ。
残念だけれど片脚を失ってしまったダリオにとって、オリンピック種目としてのボート競技参加は難しいのではないかと思ったのですが、少し調べてみましたら、北京オリンピックからパラリンピック種目のボート競技がスタートする様子。どっちをやるんだろう。なんかダリオなら何でもいけそうな気がしてきた。

とはいっても、「3歳の息子ディエゴが僕のサッカーを見たいと言うのが悲しい。時々涙が出てしまうんだ」という箇所にはやっぱりしゅんとしてしまいましたが。でもがんばれダリオ!

終身雇用

2006-11-21 03:36:47 | football


金曜日に契約延長が決まるはずだったのに上手くいかなかったので悲しくなって土曜日の試合でラフプレイをしてしまったんだ…というよくわからない記事が出ていたグティですが、本日改めて契約延長交渉に臨み、無事に合意に至りました。ちょっとうまくマスコミを使ったかなあという気がしないでもないですが…ま、それは別のこと。2008年までだった契約を2010年まで延長し、賃金は現行に13%上乗せ…El Mundoは240万ユーロとしてますがこれはさすがに安すぎるんじゃないかなあ。この辺ははっきりしてなくて各紙で違うようですが、でもいずれにしても安い。仮にもレアル・マドリーの副カピタンで、今シーズンはずっとレギュラーはってるのに…いわゆるギャラクティコ系だったらこの2~3倍くらいはもらってるんではないかと思われます。
マドリーは、外からの選手には大盤振る舞いするんですが、カンテラあがりは安い給料で抑えこんじゃうんですよね。ラウルはさすがに別ですが、イケルだって本当にごく最近お給料が人並みになったくらいだし(とはいえ働きから言ったら一番もらっていい人だと思う)、グティも数シーズン前まではもっと安かったはず。

でもグティが偉いのは、さすがに「いくらなんでももうちょっと積んでくれないか」という要求はしつつも、基本的にお金は問題ではないと言っている事。過去にはアーセナルだのミランだのからかなり好条件のオファーが届いていたこともありましたし、この夏にはアトレチコもオファーを持ってきた(それもどうかと思うけど)。でも、結局全部断って今に至っているわけです。いっつも満足にポジションもらえなかったのに、それでも生涯白色で通すつもりでここまできました。

正式な契約はリヨン戦が終わったあと、水曜日か木曜日になるようですが、とりあえずおめでとうグティ。2010年にはグティは34歳です。きっと今とたいして変らず、たまにラフプレイして退場したりしてるでしょう。

ちょっと後刻
オフィシャルサイトでも公式に発表がありました。同時にロベルト・カルロスの契約延長も発表(2008年6月30日まで+オプション)。
ロベカルは、正直言いますと昨シーズンの状態ではもうマドリーでやれるだけのフィジカルもメンタルもなくなってきているのでは…という気がしていました。オフにフェネルバフチェへの移籍の話があったときも、そういう時期かもなあなんて思ってました。でもカペッロが来たのが効いているのか、セレソンからきっぱり引退したことで気持ちの整理がついたのか、はたまた私生活が充実し始めたのか、今シーズンのここまでは十分な働きです。さすがに往年の攻撃攻撃たまに守備、ということはしなくなってますが、もうしばらくはマドリーのラテラル・イスキエルドはロベカルでいけると思います。


最後におまけ
スペイン労働社会問題省の「反ジェンダー差別、暴力運動」に協力しているらしい、ラウル、モリエンテス、プジョル、ホアキン。
elmundo.es video

紅葉の季節なので

2006-11-19 18:52:36 | football
06/07 LIga Espanola 1a Division Jornada 11
Real Madrid C.F. 3-1 Racing Santander

マドリーの得点:セルヒオ・ラモス(5)、ホセ・アントニオ・レジェス(58)、ママドゥ・ディアラ(71)
ラシンの得点:ガライ(76)

ラウルのあのゴール、絶対に入ってた。前半12分の、後からのパスに相手の最終ラインから抜け出して、左脚できれいにきめたゴール。ラウルの真骨頂といってもいいくらいのきれいなループシュートが! オフサイドじゃないじゃないですか。よく見ろレフェリー。

とはいえ、たいして危なげもなく勝ちました。相変わらずカシージャスがファインセーブ連発しなければいけなかったりもしたわけですが、攻撃になるとわりと良く連動してるなあと思う場面もありました。特に今日良いなあと思ったのが、エメルソンとディアラがいつもよりかなり積極的に前線に絡んでいたこと。レジェスの得点にも2人とも絡んでいたし、ディアラはゴール決めた時は最前線にいたわけですしね。中盤でパス回しに加わると、リズムを乱しがちでしかも少しプレッシャーを受けただけで下げてしまう2人、カーサだとむしろブーイングくらっているくらいですが、今日くらい攻撃に良い感じで絡めるのならこうるさいマドリーファンも納得していくのではないかと思います。ディアラ、バイクには気をつけて。


ムニティスと、やはりカンタブリア州出身で友人のエルゲラ。エルゲラにはラシンへ移籍するという話もありました


対戦したラシンにはムニティスがいて、ルベンもいて、試合が中断した時なんかはわりとお互いの間に和やかな空気が感じられました。そのわりにはアマリージャ10枚ロハ1枚と華やかにカードが乱舞してましたけどね。終了間際のセルヒオ・ラモスへのアマリージャから返す刀でエメルソン、ラウルと出たのはいったいなんだったんでしょう。結局ラウルには出ていないことになっているようですが。

非常にさらりとロハをくらったグティですが、カペッロを怒らせてしまいました。「あの退場は2つの点で気に食わん。まずグティが次の日曜日にプレイできなくなったこと、それから若いのがベルナベウでデビューするチャンスを奪ったこと」。若いの=昨夜初めてトップチームに帯同してベンチ入りした、マドリーCのニエト君のことを指すんでしょう。残り数分間、グティか誰かに代えて出すつもりだったのが…グティはやっぱりグティだったということでしょうか。三つ子の魂百まで。
あの極悪プレイではいくらなんでもお取り消しは発動しないでしょうから、カペッロの言うとおり自動的に次節のバレンシア戦はお休みとなるでしょう。ありがとう、グティ。ぼろぼろのバレンシアに気を遣ってくれたんですね。
そういえばFKを蹴るグティが眉を上げたり下げたりしてたのは、何かのサインでしょうか。カメラにばっちり映っているので、他クラブに分析されてしまうのでは…ま、どうでもいいか。

次節、今シーズンのマドリーでは一番のキーになっているグティの穴をどう埋めるかが問題になりますが、個人的にはラウルをグティの位置に置いて、左にロビーニョ右にレジェス、後はそのままで良いかなあと思います。というかそれが見てみたい、ってだけですが。



一方のバレンシア。「不当なジャッジ」で試合を壊され、セビージャに虐殺され、またも2名の負傷者を出しズタズタ状態…今はただもう身体と心の傷を癒して欲しいと思います。CL2位通過でいいからミッドウィークの試合不戦敗とかできませんか? 試合しないで休んでほしい。

※エドゥの負傷はまだ詳細は明らかでないながらも、昨シーズンやった右膝十字靭帯断裂の可能性が高く、そうなると全治6~7ヶ月。ピッチに倒れたエドゥ、泣いてたようです…なんで昨夜バラハは出なかったんだろう?

後刻
診断が確定しました。右膝前十字靭帯断裂で全治6ヶ月。「昨シーズンやったのと同じ箇所」ではなく、正しくは「昨シーズンやった左膝の負傷と同じ、右膝の箇所」になります。辛いです。

神も仏もない

2006-11-19 08:17:09 | football
未放送のセビージャ-バレンシアの結果に触れています。放送まで知りたくないという方は、パエージャの画像のみお楽しみください。



結果は書きたくないので書きません。

●前半17分でシルバが2枚目のアマリージャ→ロハ。1枚目は仕方ないにしても、2枚目は競りにいったシルバの肘がある場所にダニエウアウベスの顔があっただけ、というか…。
●メヒアダビラめ。
●しかもそのファウルからのFKで失点。ワンタッチされてからだったのでカニェテの対応が遅れたか。
●手も足も出ないバレンシア。途中でポゼッション56%:44%とかあったと思うけど、体感的には70:30くらい。
●ひとりアンダルシアダービーのホアキン、一番元気そうに見える。ボールを持って果敢にドリブルを仕掛ける…が、中まで良いボールを入れることができません。
●1-0が奇跡のような状態のまま後半へ。
●奇跡が長く続くわけもなく、失点。
●フィジカルが万全でないエドゥ、パジャルドに代わって出場。
●こんな状況でビセンテ復帰。ホアキンと交代。
●3失点目。まさに目も当てられない。ので見るのをやめる。
●ビジャがアングロと交代。ビジャ、左脚の筋肉を痛めたらしい…。
●交代枠がなくなった状態で終了間際にエドゥが負傷。相当重症らしい。
●いろいろな意味で終了。

マドリーの試合はこれから見ます・・・

プスカシュ

2006-11-17 19:57:55 | football
Ferenc Puskas フェレンツ・プスカシュ 1927年4月2日~2006年11月17日 享年79歳


レアル・マドリーのレジェンドの1人フェレンツ・プスカシュ、病が高じ、生国のハンガリーで没しました。

改めて、おなじみの熱狂さんのプスカシュ氏の情報を読みましたが、時代背景もあったとはいえその数奇な運命にため息が出ます。

偶然数日前の記事で、プスカシュの名前を出しました。セビージャのハビ・ナバーロについて、
>32歳での代表デビューは、プスカシュに次ぐ遅さなのだそうです。

以前見に行った映画「ベルンの奇蹟」ではW杯スイス大会(1954)での西ドイツ代表の活躍が描かれますが、そのファイナルの相手が当時プスカシュがいたハンガリー代表だったわけですね…。その後ハンガリー動乱があり、マドリーに加わったプスカシュはスペイン国籍を取得して遅いスペイン代表デビューを飾ることになったと。
近年はアルツハイマー病を発症し、十分な治療を受けられるようにするためマドリーが親善試合をやったりもしました。昨年の夏ですね、これも記事にしてありました。

プレイを見たこともなく名前を知っているという程度でしかありませんが、曲がりなりにも好きでいるクラブが今存在し発展を遂げているのは、そのクラブなりの積み上げてきた歴史があるからです。文字の知識しかなくあれこれ語ることはできませんが、ただ偉大な選手にお悔やみを申し上げたいと思います。

さて。

2006-11-16 07:58:19 | football
(選手寸評を追加)

親善試合 スペイン代表 0-1 ルーマニア代表
ルーマニアの得点:マリカ(59)


・・・・・・何をしているんですか?
ていうか、バレンシアの4人全員フルタイム起用されてる・・・


今日の試合はCADENA SERで聞いていたのですが、代表の試合でしかも親善試合だからなのか、

試合の実況2割:代表にまつわるおしゃべり3割:それ以外のおしゃべり3割:CM2割

こんな感じでした。その実況約2割の中でも、シルバとビジャの名前はわりと出るけれど、モリエンテスとアングロの名前があんまり出てこない…どんな試合していたか想像したくもないですが、そんな感じだったようです。
モリエンテス久々だとか、ビジャとのいつものコンビなら結果出せるかもとか、ピボーテはイングランドセットだとか、CBがアンダルシアダービーのカピタンどうしだとか、それなりに面白そうだったのに…期待しては裏切られる、いつものスペイン代表でした。やれやれ。

シルバについては、概ねかなり好ましい評価。かったるげな試合の中での良いアクセントになっていたようです。それだけでも良かった。


バレンシアのネタばっかりになってしまいますが、この後土曜日には、フエラでセビージャと戦うことになっています。スペイン内における、カディス、セビージャ、バレンシアの位置関係図。

帰ってこないでそのままセビージャのどこかでリカバリートレーニングでもしていたほうが良いんでは…。

追加:ASの選手寸評
カシージャス:キブのシュートをファインセーブ。ほとんど入りかけたマリカのシュートも片手で防いだ。
アンヘル:不安定なデビュー、ニクレスクのフィニッシュと、ニクレスクからマリカへのロングボールの2つの要因に混乱した。
ファニート:最終的に(CBの)左側でプレイするのが厳しいことがわかった。イケルを助けて良いクリアがあった。
ハビ・ナバーロ:可もなく不可もなく。イケルがヘッドでクリアすることになったボールに関しては責任あり。ファニートとは最後まで理解しあえなかった。
A・ロペス:攻撃が豊富に過ぎて、シルバのスペースを妨害することも。守備は悪い。ルーマニアの充実さを目測し損ねて戸惑っていた。
アングロ:スペインの中では最悪のでき。(運動量の?)豊富さもなければタッチの正確性もなかった。本当にダメな日だった。
X・アロンソ: 組織という以上に行政管理的な働きを見せた。プレミアは彼に線を引くことを教えたようだ。
セスク:フォワード陣に参加。早い展開を見せたが、ラストパスの運だけが欠けていた。
シルバ:スペインの中ではベスト。豊富な運動、可能性のあるクロス。失敗したがシュートを打つ所まで持っていった。
モリエンテス:ほとんど消えていた。試みはしていたが、最終的にルーマニアのCBの間でシュートはつぶされた。2つのヘディングシュート以外はほとんどなにもない。
ビジャ:いつものように試合に参加、しかしポゼッションを濫用した。ラモン・デ・カランサのファンは、最後には彼にブーイングした。
オウビーニャ:後半からX・アロンソに代わって出場。セナとかぶってしまい、スペインは2つに寸断された。
セナ:後半からセスクに代わって出場。ラストパスの勇気に欠け、簡単なパスをミスした。
S・ラモス:74分にアンヘルに代わって出場。彼も技術に長けたルーマニア選手と対峙することになったが、攻撃面に危険な雰囲気をもたらす貢献をした。
ロポ:代表デビューはお預け。引分に持ち込まなければいけないのにディフェンダーしか残されていなかった。
アラゴネス:前半に起用した中盤の菱形は試合に良いものをもたらした。ドブレ・ピボーテの交代は後々非難されることだろう。

ハイライト動画
http://www.canalsur.es/Informativos/Multimedia/2006/11.Noviembre/16/seleccionm.rm