けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

再び引き分け

2016-09-28 06:45:26 | football




16/17 UEFA Champions League
Dortmund 2-2 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、ヴァラン

今度こそ勝てるかと思ったのに…。3戦連続黄色いところに引き分けるという結果となりました。まあ、以前ほどではないにせよ、苦手には違いないドイツでのCLの試合、しかも最近の調子や怪我人のことを考えると、引き分けで終われたのはよかったと言えるかもしれません。

試合は、なんというか…トータルの評価に困るという感想。影も日向もあるというか。引き締まった良い試合であり、2回もリードする展開にもっていけた。その一方で、2失点、ドタバタした時間も苦しい時間もありました。
多くの選手にも、良いところ悪いところがあったと思います。久々の復帰となったナバス、キャッチングを嫌う傾向が目立ち、パンチングのミスが相手の1点目に。とはいえ、何度スーパーセーブをして、さらなる失点から救ってくれたことか。直近のリーガ2試合では失点につながる残念なプレイがあったヴァラン、今日の試合ではMOMをあげても良いと思うほど、徹底した守備の仕事で目立ち、さらにはゴールまで決めた…ものの、2失点を目の前で見る羽目に。中盤の中心選手でありながら、時折びっくりするほど簡単に相手を通過させてしまうクロース。ゴールのお膳立てをしたものの、試合全体への関与が薄く動きが遅いハメス。ダニーロも守備は徹底して良かったですが、攻撃参加はしてもその後が…これは慣れたサイドではないから仕方ないか。ベンゼマは、実質2点目でもありますが、チャンスを逸しすぎ。クリスチアーノは、ラス・パルマス戦で持ち上がった周囲の騒ぎをあっさり一蹴するようなゴールを決めてくれたことに加え、いつもより低い位置を取ったり、守備の意識もあったと思います。でもあと1点でも…これも贅沢か。表裏なく、プラス方向だけなのはモドリッチくらい。相変わらず、さすがでした。

特に最近のリーガでは前半になんとも微妙な展開になることが多かったわけですが、今日は試合開始から前線に守備の意識もあり、守勢に回ってもどうにかしのぎ、一転攻撃となればBBCのカウンター、ラテラルに中盤も含めて切り崩そうとする姿勢、良いところが観れたとも言えます。守りきれなかったこと、3点目が取れなかったこと、残念さは残りますが、緊張感と集中力のある試合だったと感じました。

また落とす

2016-09-26 07:02:47 | football






16/17 Liga Española 1a division Jornada 6
Las Palmas 2-2 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:アセンシオ、ベンゼマ

やはりカゼミロの不在が大きかった。悪いなりに、2-1で逃げ切るべき試合でもあったのに、再び勝ち点2を落としてしまいました。クリスチアーノのキレがまだ出てこない上に、じゃあ代わりにとなるほど、ベイルも試合を引っ張れるほどではない、と攻撃にももちろん問題はあるのですが、2点取れているのにそれを守りきれないようでは…。ただ、ドブレピボーテのクロースやモドリッチが悪かったとは思わない…というかむしろ本当によく働いてくれていたと思います。でもカゼミロの仕事には足りなかった(この2人が攻撃にも重要な役割を果たすことを考えると、仕方ないのですが)。リーガのホームでの試合、ラス・パルマスもそれはもう、攻めますよね。アセンシオ、モラタ、ベイルなども協力していたとは思いますが、中盤の守備は苦しかった。最後はディフェンスに2失点に至るなんらかのミスやクリアしきれなさがあったわけですが、攻め込まれる機会を減らさないことには…。カゼミロの役割というか、中盤からの守備をどうにかしないと、ドルトムント戦どうなっちゃうんだろう。
ゴールシーンは、まずナチョ! 基本的に守備のユーティリティなナチョですが、攻撃で仕事をしてくれました。ガツガツ早いドリブルからのシュートが、アセンシオの先制点につながりました。後半、例によって多少持ち直すマドリー、アセンシオに代わってベンゼマが入り、2点目のシーンはモラタ、クリスチアーノ(シュートがGKに弾かれ)、ベンゼマが蹴り込む!という、ある意味ジダンの采配が当たったシーンでした。
この試合、一番の注目を集めたのは、このゴールのすぐ後にクリスチアーノが交代になったこと(バスケスが出場)。ゴールを決めて満足したところの交代ではなく、シュートを失敗しゴールを決められないままの交代と見えてしまうのが今までとは違うところで、さすがにクリスチアーノも不満足な表情ではありました。この交代、罰則というほど悪かったわけではなく、実際ベンゼマのゴールではあったけどクリスチアーノで決まっていてもおかしくなかったし、相手にとっては十分脅威ではあったでしょう。ただ、やはり本調子には遠いなあと感じる試合が続いていることもあり、ここは飲み込んでもらうしかないなあと思います。だからこそ、試合は勝つべきだったんですけどね……。勝って終わっていたら、チームの勝利のためだと、皆で勝つものだからと言えますが、同点をくらった後は「クリスチアーノがピッチにいたら何かしてくれたかもしれない…」とやはり思ってしまいましたから。まあでも、交代させられた悔しさ、チームのピンチに助けられる場所にいられなかった悔しさを、次の試合に、結果につなげてくれればと思います。

ラス・パルマス戦、召集選手

2016-09-24 06:40:10 | football
ラス・パルマス戦、召集選手
GK:ケイロル・ナバス、カシージャ、ジャネス
DF:カルバハル、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、ナチョ、ダニーロ
MF:クロース、ハメス、コバチッチ、モドリッチ、アセンシオ、イスコ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ベイル、ルカス・バスケス、モラタ

負傷欠場:マルセロ、カゼミロ
コンディション不良:ぺぺ、コエントラン
監督判断:マリアーノ

ディフェンスラインも中盤もギリギリ感がありますね…。前の方は困るくらい揃っていますが。
グッドニュースは、ついにナバスが召集リストに復帰したこと。カシージャもよく頑張ってくれていたけど、ナバスが復帰できる状態なら、ナバスも見たい。

マルセロ、カゼミロ離脱

2016-09-23 06:51:51 | football
替えが効かない選手ばかり…というか、怪我人が出たらまずいポジションで離脱者が出てしまうというのが痛いです。まして、ラス・パルマス、ドルトムントと、9月の連戦の最後の山場を残して。

カゼミロのメディカルレポート
本日、サニータス・ラ・モラレハ病院でカゼミーロ選手の検査を行った結果、左足腓骨損傷と診断されました。今後、選手の回復状況を見守ることになります。

以上が公式発表。その他はMARCA等からの情報ですが、腓骨に亀裂があり、最低でも3週間の離脱。場合によってはそれ以上。打撲で済んでくれればと思っていましたが、予想以上の重傷でした。上にも書いた通り、ラス・パルマス、ドルトムント、エイバル、その後のインターナショナルウィーク、ブラジル代表としての出場が不可能な状況となりました。代表ウィーク明けのベティス戦(10月15日)でもまだどうか…。
この夏の補強で、カゼミロのポジションだけバックアップがいないことが心配されていましたが、早々に不安が現実に。クロースにモドリッチでやり過ごしていくか、思い切ってぺぺをコンバート……。


マルセロ2週間

公式のメディカルレポートは出ていませんが、マルセロは右腓腹筋を痛めており、離脱期間は2週間の見込み。出場不可能とみられる試合は、ラス・パルマス、ドルトムント、エイバル、ブラジル代表としてのW杯予選。

1ポイント

2016-09-22 10:40:59 | football
16/17 Liga Española 1a division Jornada 5
Real Madrid C.F. 1-1 Villarreal

マドリーのゴール:セルヒオ・ラモス

連勝ストップも残念ですが、どうにかあと1点取れなかったか…。難しい相手ビジャレアルとはいえ、あと1点を取って勝てる試合でもあったと思うのでそこが残念です。カゼミロが負傷欠場な上にモドリッチも休養で、酷使はできないからこのローテーションも仕方ないと思いますが、モドリッチがいたらもう少し違っていたかなあ。
前半は、ここのところの前半と同様で、マドリーが支配する時間帯が長くてもあまりチャンスにつながらない。しかも攻撃の起点の1つだったマルセロが負傷で交代。失点場面は、マルセロが負傷して下がっていながらカルバハルが入る前、1人少ない時間帯だったと思います。ささいな点だったのかもしれないけど、これも甘かった点。後半早々に、山ほどあったCKがやっと生きて、ラモスの(自作自演)ヘディングゴールで同点。その後、前半よりはチャンスも増えたと思いますが、中を固めるビジャレアルを崩せず、サイドに開いてクロスの繰り返し。カルバハルからクリスチアーノの本当に惜しい場面もありましたが。
ベンゼマとクリスチアーノの調子がなかなか上がってこないこと、ペースが変えられないまま攻め続けるしかないこと…交代は今日はもう少し早くにして欲しかった。2試合続けて最初の交代枠が負傷に取られていて、残りの交代枠に慎重になっているのもあるのかもしれませんが、でもモラタはもっと早くから入れても良かったんじゃないか……。

マルセロはどうも筋肉系のようで、そうなると数試合は欠場することになるかと思います。コエントランはまだ無理だと思うので、今日のようにダニーロが左をやるか、ナチョの左か。ダニーロも悪くなかったですが、個人的にはナチョを使ってほしいなあ。そして、カゼミロの怪我は打撲だけで済んでいるかどうか。次はモドリッチも復帰するはずで、この残念感を払拭してくれるような試合にしてほしいです。勝ち点を積んでいるのがまずは重要ですが、そろそろ上昇の気配も見たい。


チェリシェフ

ベルナベウの観客から拍手を受けられていて、良かったです。

エスパニョール戦

2016-09-20 06:18:27 | football
16/17 Liga Española 1a division Jornada 4
Espanyol 0-2 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ハメス・ロドリゲス、ベンゼマ

CLスポルティング戦で負った打撲のためベイルが欠場、さらに喉の痛み(=風邪)でクリスチアーノも欠場で、BBCのBCがいない今節。特に前半に関しては、上手くいかない感が大きかったです。守備にしても攻撃にしても。カシージャのセーブに助けられたところもあるし、ピッチのせいもあったのかもしれませんが、ファウルも目に付いた。ラモスなんていつ退場するやら…とひやひやしたし、カゼミロは負傷交代。攻撃では、前へ飛び出したり中で要求したり、というのがあまりなかった感じ。シュート数も少なかった。アセンシオもバスケスも良いところは見せられず、ベンゼマもスポルティング戦同様にもっさりした感じで、ハメスも影が薄く……1人でするするっとエスパニョールDFを交わして先制ゴール決めちゃってくれましたが。さすが。ハメスは出場時間が少なくて、苦労しているとは思いますが、ゴールへの関与(アシスト含む)の率はすごいですね。ただもう少し言うなら、時間全体でプレゼンスを上げるというか、どうしても影が薄くなるところがあるので、もっと試合に関与していけるといいなと思います。
後半、さすがにHTに指示が出たりいろいろ整理が付いたのか、だいぶ持ち直した感じがしました。カゼミロが悪いというのではないですが、クロースが入ったのも、試合の流動性を上げるのには良かったと思う。モドリッチの守備へのサポートもよく、次第に余裕をもって試合を回せるようになった感じがしました(ファウルとかは相変わらず多かったけど)。2点目は、公式曰く「8人の選手が関与した」ゴール。最終ラインのぺぺ&ラモスに始まり、クロース、アセンシオがドリブルで持ち上がり、イスコがキープしてベンゼマへパス、攻撃参加してきたカルバハルに渡り、右サイドのバスケスへ、クロス折り返してベンゼマがゴール! こういうのが見たかったんだよ!という、チームの流れの改善が出た鮮やかなゴールになりました。
これでリーガ16連勝、記録タイ。ジダンが監督になってから、リーガでは24試合で21勝1敗2分だという記事を見て、何かすごいなと改めて感じました。ジダンが有能監督かどうか、まだまだ走り始めたばかりでわかりませんが、ここまでうまくいってるのも事実。しかも今季は開幕から怪我人やコンディション不良の選手も多くて、ローテーションや様子見出場で毎試合メンバーが異なっている。追い詰められる展開の試合もありました。その中で結果を残しているし、交代の仕方もシンプル。長いシーズンが始まったばかり、連戦や怪我人やリズムの低下、これからいろいろな問題もあるかもしれませんが、ジダンらしさを作りながらこのチームで乗り切っていって欲しいなと思いました。

エスパニョール戦ということで、カシージャとアセンシオ、バスケスにとっては「古巣」。しかもエスパニョールのGKがディエゴ・ロペスで、カシージャとは、数年前はお互い逆のチームだったんだ…と、なんだか不思議な感じになりました。試合中はお互いに荒っぽいところもありましたが、試合前後の友好感は良かったです。



月曜日
今週はミッドウィークにもリーガがあるため(水曜にビジャレアル戦)、試合翌日の月曜もトレーニング。グッドニュースは、クリスチアーノもベイルも全体練習を問題なくこなしたこと。特にベイル、長引かせる怪我にならなかったようで安心しました。カゼミロは、ぺぺとともに室内での調整とのこと。メディコの見立てでは打撲だろうとのことですが、検査自体は腫れがおさまってから。ということで、少なくともビジャレアル戦への出場は不可のようです。エスパニョール戦同様、クロースとモドリッチ中心にカバーすることになるかと思います(モドリッチは少し休んでもらいたいところですが)。


ルーカス・シウバ
マルセイユからレンタルバック後、スポルティングへの再レンタル…のはずが、メディカルチェックで心臓に問題があるとされ破談になっていたルーカス・シウバ。その後、病院で調整と検査を繰り返し、心臓に問題はないとの結果に至ったそうで、明日からバルデベバスでのトレーニングを始める、とのことです。もちろん登録できていないのでマドリーの選手としての出場はできず、冬のレンタル移籍を目指してのトレーニングになるだろうとMARCAは書いていますが、とにかく無事に選手に戻れるようで良かったです。

終了間際の逆転

2016-09-15 06:31:08 | football

16/17 UEFA Champions League
Real Madrid C.F. 2-1 Sporting CP

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、アルバロ・モラタ

勝ってしまった……今日はもうダメだと思っていたのに、ゴールが入った。勝ってしまった!!!! 褒められた試合ではないですが、最後まで諦めない、最後まで魅せてくれるのはさすがマドリー、と言っておきます。

マドリーは良くなかったですね。今シーズン初めてBBCが先発しましたが、第一にベンゼマがまだフィットしていなかった。とにかく動きが悪くて、残念な出来だったと思います。ベイルはBBCの中では一番良かったですが、前半終了間際の打撲の影響か、後半は低調な感じに。クリスチアーノも、トラップやパスがずれたり、ボールへの関与も少ないしまだ完調ではないのでは、と感じました。加えて今日辛かったのは中盤、特にクロース。悪い時の昔のクロースというか…動きも判断も緩慢でパスミスもあり、冷静さも欠いているのか、何かおかしかった。モドリッチもいつもの鋭さに欠けていた…と良くないところを挙げていくとキリがない内容だったと思います。もちろん、スポルティングが真っ向勝負で攻めてくるし、守備もしっかりしていて、フィジカルもある。バランスよく強いチームだったから、というのもあったかと思いますが。
マドリーは、ベンゼマとベイルをモラタとバスケスに替え、ここからやっと調子が出てきたと思います。右からバスケスとカルバハルがクロスを試みる、とにかく突っ込んでいこうとするモラタ、とようやくガツガツした動き、勢いがが出てきたし、これに伴ってクリスチアーノやマルセロの状態も良い方向に変わった感じ。さらにハメスがクロースと交代で入って、さらにチャンスが増えました。ただ、チャンスはなかなかゴールに繋がらず(ポスト叩いたり、カルバハルが惜しかったり…)、今日の悪い試合からこれは仕方ない帰結かなあと諦めかけていたら。いたら。

FK!入った!!クリスチアーノ!!! 
これが最後のチャンス……ハメスのクロス!モラタ!モラタ!!

CL初戦から気を抜いた訳ではないと思いたいですが、抜けてましたね…こんな試合、もう二度としないように、このヒヤヒヤ感を良い反省材料にしていただきたいところです。




DFゴール

2016-09-12 07:19:23 | football
16/17 Liga Española 1a division Jornada 3
Real Madrid C.F. 5-2

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、ダニーロ、セルヒオ・ラモス、ペペ、モドリッチ

微妙な試合になりがちなインターナショナルウィーク明けですが、今期初出場のクリスチアーノがゴールを決め、DF陣がゴールラッシュ? モドリッチのバースデーゴールと、楽しい試合になりました。
マルセロやカゼミロを休ませて、両ラテラルはダニーロとナチョの今シーズン初出場。このインターナショナルウィークの間、2人ともずっと全体練習で一生懸命やっていた。こういう努力にジダンがちゃんと報いてくれるというのと、2人ともその信頼にしっかりしたプレーで応えたこと。しっかりやっていればどこかでチャンスが巡ってくると感じられる、良い空気でチームが回っているなと思いました。ナチョは移籍の噂が出ていたけど、残ってくれて本当に良かった。
1点目のクリスチアーノ、復帰即ゴールなところはさすがですね。ただ、正直なところあまり試合に関与できたという感じはなくて、これはコンディションの問題か、モラタと一緒だと多少かぶる感じがあるせいか…まあ、まだこれからですね。ダニーロ2点目、こぼれてきたボールを落ち着いてシュートしたのが良かった。やっぱり攻撃に縁のある選手なんだなあ…ある意味とてもマドリーらしい。積極的に前へ関与していった成果だと思います。3点目、4点目は、これは今のマドリーらしい飛び道具。身長があってフィジカルも強い、ヘディングの強い選手が何人もいるわけで、困った時に頼れる武器のひとつという感じがします。最後のゴールは、今日は(今日も)スーパーだったモドリッチ。後半のはじめの方だったか、急速ターンで相手選手2人を同時に置き去りにするプレイとか、もうたまらないですね。ゴールシーンも、前に3人くらいオサスナの選手がいてごちゃごちゃしているところを、エリアの少し外から突き刺すゴール。バースデー(+1日)ゴールになりました。ゴール後即だったのもあったかとおもいますが、交代の時のベルナベウの沸き方が良かった。
クリスチアーノは途中で下がり、ベンゼマも今季初出場。ゴールは決まらないものの何度か惜しいシーンがあり……惜しくて決まらないベンゼマらしさとも言えるかもしれませんが、まずは元気に復帰してくれて安心しました。

UEFAスーパーカップとここまでのリーガ3試合で、ジダンはすでにトップチーム24人のうち、離脱中のナバス、コエントラン、第3GKのジャネス以外の21人を起用したことになるんだとか。モドリッチ下がってから2失点とか、ベンゼマポストに当ててないでゴールしようよとか、まあいろいろありますが、今シーズンも試合数は多く、日本への遠征もあり、また移籍禁止の可能性もあるわけで、今いる選手をうまく回して強くして、さらに良いチームにしていってほしいと思います。







CL準備
試合翌日ではありますが、日曜もトレーニングが行われました。朗報はイスコが全体練習に復帰できたこと。長引かないで良かったです。トレーニング後は、選手スタッフの家族も招いて、バルデベバスで食事会があったとのこと。間もなくCLが開幕。いよいよです。


オサスナ戦、召集選手

2016-09-10 14:35:32 | football
オサスナ戦、召集選手:4人!?
GK: カシージャ、ルカ・ジダン、ルベン・ジャネス
DF: カルバハル、ペペ、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、ナチョ、ダニーロ
MF: クロース、コバチッチ、モドリッチ、アセンシオ
FW: クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ベイル、ルカス・バスケス、マリアーノ、モラタ

コンディション不良:ナバス、コエントラン、マルセロ、カゼミロ、ハメス、イスコ

最初に召集リストを見た感想は、あれ、MFこれだけ?! 遠距離移動があり合流が遅れていた南米組(カゼミロ、マルセロ、ハメス)が揃って休養。イスコもまだ間に合わず、MFはこの4人だけです。足りないわけではないけど、ちょっとびっくりしました。
カゼミロのところはクロース? それとモドリッチかな。クリスチアーノとベンゼマが召集リストに復帰。クリスチアーノは間違いなく出てくるだろうし、前目は相変わらず熾烈な争い、ということになりそうです。誰が出てくるかはジダン次第、お楽しみで。


モドリッチ、31歳
9日はモドリッチ31歳の誕生日だったそうで、マドリーの選手たち(元マドリーの選手の一部も)のSNSでは、Happy Birthday Lukitaのメッセージが見られました。


ラモス11年目
461試合、59ゴール、加入から11年。ラモス本人が記念にアップした画像はこちら。

2005年8月、9月 加入、プレゼンテーション、デビュー
2005年12月6日 白いユニフォームを着て、初ゴール
2007年6月17日 レアル・マドリーで最初のリーガタイトル
2007年
5月6日 センテナリオ。マドリーで100試合。
2008年5月4日 2度目のリーガ制覇
2011年4月20日 このクラブで、僕には初のコパ・デル・レイ
2012年5月2日 マドリディスタとして、3度目のリーガ制覇
2014年5月24日 ラ・デシマ。ゴール、そして12年ぶりのヨーロッパタイトル
2014年12月20日 レアル・マドリーの選手として、初めてのクラブW杯タイトル、そしてMVP
2015年8月 10周年、契約延長、カピタンに
2016年5月28日 キャプテンとして、ウンデシマを掲げる

公式声明

2016-09-09 07:08:27 | football
公式声明
本日発表されたFIFAの上訴委員会の決定に対して、レアル・マドリードは以下のことを表明します。

1. 今回のFIFAの決定に関して、制裁処分の対象となった選手たちが本来持つべき権利に抵触するものであり、クラブとしては著しく不当な決定であると判断せざるを得ないため、ここに遺憾の意を表します。

2. 今回のFIFAの処分が取り消され、クラブが持つ権利が認められることに確固たる自信を持ち、スポーツ仲裁裁判所 (CAS)に上訴する予定です。

3. レアル・マドリードC.F.は、CASが早急な対応からの決断ができるように、できる限り迅速な形で申請します。
————————————————————
一部の未成年選手の獲得が規定に反しているとして、2回分の移籍禁止の話が出ていましたが、この程FIFAが、マドリーとアトレチコの上訴を棄却したとのこと。従う場合には、2017の冬・夏のマーケットで、新たに選手を獲得することができなくなります。これを受けてのマドリーの公式声明が上の通りで、スポーツ仲裁裁判所に上訴し反論していくというものです。
まあ、ある程度覚悟はしてますが、でもジダンの息子の上の2人も対象というのが何だかもう訳がわからない。生まれがフランスだからといったって、父親に立派なマドリードでの仕事があり、だからマドリーに来て住んでチームに入ったわけで。どういうルールなんでしょうかね。
ちなみにこの罰則が適用されると、レンタル選手の復帰は可能でも、買い戻しオプションの行使はできないようです。具体的に名前を挙げると、マルコス・ジョレンテ(MF、アラベス)、ボルハ・マジョラル(FW、ヴォルフスブルク)、ヘスス・バジェホ(DF、フランクフルト)、ディエゴ・ジョレンテ(DF、マラガ)、ブルギ(MF、スポルティング)、ラウル・デ・トマス(バジャドリ)の6人は復帰可能性。ヘセは買い戻しオプションか優先交渉権があるようですが、こちらは不可と。


ハメス?
木曜のトレーニングは午前中。ブラジル代表の2人が合流して、ランニングなどのメニューをこなしました。同じ試合に出ていたはずのハメスは間に合わず…(チームと一緒に一旦コロンビアに戻らないといけなかったそうで)。

週2

2016-09-08 07:03:36 | football
静かに過ごすインターナショナルウィーク、どうやら無事に終わりました。現地のお客さんたちは嬉しくないかもしれませんが、月曜・火曜に代表戦をやってくれると、選手たちも休養が取れて、クラブも全体練習の時間に余裕が取れて、良いことです。

マドリーはここから当分の間、週2試合ペースが続いていきます。
9月10日(土)オサスナ(C)
9月14日(水)スポルティング・リスボン(C)
9月18日(日)エスパニョール(F)
9月21日(水)ビジャレアル(C)
9月24日(土)ラス・パルマス(F)
9月27日(水)ドルトムント(F)
10月2日(日)エイバル(C)

ラス・パルマス、ドルトムントのフエラ続きのところは、移動距離も多くちょっと大変そうですね。この怒涛の期間が終わると、再びインターナショナルウィークに。


BBC揃う
水曜日夕方から、各国代表選手たちも合流して(ブラジル対コロンビアの3人はまだですが)トレーニングが再開されました。ペペとヴァランは室内で調整。カルバハルが、少しフィジカルに問題があったためリヒテンシュタイン戦には出られなかったそうで、全体練習には出ているものの少し心配ではありますが、右ラテラルはダニーロがみっちりトレーニングしていたので、ここはローテーションでも良いかな。
留守番組では、クリスチアーノとベンゼマが今週の月曜から全体練習に合流して、順調なら週末の試合にも出られるかもしれないとのこと。元気なベイルが帰ってきて、久しぶりに全体練習にBBCが揃ったことになります。ナバスも、ミニゲームでGKを務めるようになったので、こちらも復帰が近づいてきているのではないでしょうか。イスコとコエントランは別メニュー調整が続いていますが、ずっと室内だったイスコが水曜からはピッチに出ていて(足元はまだスパイクではないですが)、回復しつつあるようです。


ラモスのスパイク
MARCAの記事、今シーズンからラモスが黒塗りスパイクで試合、トレーニングに出ている…というニュース。あまり気にしていなかったけど、確かにスパイク黒かった…最近は華やかなカラーのものばっかりの中で。黒塗りのスパイクというのは、要するにNIKEとの契約が終了して、次の契約先を探してます(決まっていません)ということなんですね。個人的にNIKEにもAdidasにも特に思い入れはないのですが(ユニフォームのデザインではPUMAが好きですが)、マドリーもスペイン代表もAdidasと契約しているだけに、そのどちらでもキャプテンを務めるラモスなら、Adidasになると諸々話が落ち着くだろうなあ、と単純に思います。まあAdidasと交渉していないはずはなく、まだ決まっていないということは、何か問題がクリアできてないということなのかと思いますが。



モラタのインタビュー
一応スペイン代表の試合は、ざっとでありながら見てました。ベルギーとのフレンドリーマッチで先発したものの、打撲で途中交代したモラタ。腿のあたりを触っていたので最初は肉離れか?と心配しましたが、大きな問題にならなくてよかったです。リヒテンシュタイン戦は途中出場で、すでに試合の流れは決まっている中でもありましたが、勢いのある2ゴールを決め、帰ってきました。その試合後のインタビュー。

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Q:ロペテギ監督のスペイン代表の最初の2試合を終えて、個人として、チームとして、あなたの評価は?
A:個人としては、とても嬉しい。とても良い感触だったし、常に難しいものであっても、ここにいられるということが。でも何よりも、チームにとってすごく嬉しかった。ホームで僕たちがどんな戦いができたかということがね。EUROではコケとチアゴはプレイできなかったし、セルジ・ロベルトとカルバハルは出場できなかった。でも、彼らを信頼するだけの理由がある、ということが示された。それにまだイスコを欠いている。他にもここにいるはずの多くの選手がね。これが、戦い続ける理由になる。

Q:ベルギー戦で受けた打撲は?
A:怖かった。痛かったし、あのまま走り続けていたら骨折するのではと思った。だから、ピッチを出るのがベストだと感じたんだ。その後は、フィジオと一緒に毎日数時間努力を続けた。それでリヒテンシュタイン戦でプレイできたし、パーフェクトだよ。

Q:代表でのジエゴ・コスタとの争いがありますが…。
A:僕たちのどちらもが2ゴールずつ決めたんだ! ジエゴのためにも良かったと思っている。

Q:代表の前線でモラタとコスタが併用されるというのはあり得るでしょうか?
A:プレイできるならなんでもやるよ! 僕が中盤としてプレイするのでも。コスタはチームにとって非常に素晴らしい。クラックだ。

Q:来月、スペインはイタリアと対戦します。そしてモラタは再びトリノの地を踏む…
A:キエッリーニが退場になったのを知って、すごく喜んじゃったよ。もちろん彼は、僕が彼のことを大好きだって知っている。彼は僕を助けてくれて、たくさんのアドバイスをくれたから。でも僕の足首は、ありがとう、って思っているよ(笑)。

Q:トリノでのイタリア戦をどうみますか?

A:もう楽しみにしているよ。見に行きたいと思ってくれる友人たちや家族のために、座席を取らないと。そして、リベンジしたい。イタリアに負けてEUROから敗退したんだから。

Q:そしてアルバニアとの試合もあります。
A:アルバニアとイタリアとの、フエラ2試合は、とても難しいものになる。勝たなければいけない。

Q:そしてレアル・マドリーでの日々に戻ります。ベンゼマも復帰しそうです。競争が始まりますね。
A:最高のチームには、どこでも競争がある。マドリーでならなおさらだ。僕の夢は、マドリーで勝利をおさめること。もしそうでないなら、もっとプレイできるとわかるチームに行っていたよ。僕の夢はマドリーで勝利すること。マドリーのために戦っていくよ。そのために僕は戻ってきたのだし、ここにいるんだ。

Q:BBCはアンタッチャブルだと感じますか?
A:彼ら3人は、世界最高の選手たちだ。でも僕は常にプレイするために戦っていくつもりだし、監督を悩ませられるよう、すべてを尽くしていくよ。シーズンは長くて、サスペンションや怪我もあるだろうし…もちろん、そんなこと多くない方が良いけど…。

Q:ジダンが、BBCの誰かをベンチに置くことはあると思いますか? ローテーションすると?
A:ジダンがローテーションをしてくれたらと思うよ。皆にとって良いことだからね。誰かが休養して、誰かがプレイするんだ。
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アルベロア、ウエストハムへ

2016-09-01 06:31:10 | football
アルベロア、ウエストハムへ
15/16シーズンでマドリーを離れることが決まっていたアルベロア、移籍マーケット最終日に、プレミアリーグ、ウエストハムへの加入が決まりました。契約は1年。一時は、ミランへ加入というニュースがほぼ確定状態で出たりしていましたが、その後何も音沙汰がなくなり…無事に決まって良かったです。プレミアリーグについてはまったくと言って良いほど知らないことだらけですが、ウエストハムの監督は元クロアチア代表監督のビリッチだそうで、アルベロア曰く「モドリッチとコバチッチは、ビリッチ監督をとても良いと話してくれた。多くのことを学びたい。監督はできるだけ早くトレーニングする自分を見たがっている」とのこと。