けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

公式発表:イスコ

2013-06-27 20:22:26 | football
監督が決まったので、即発表。

レアル・マドリーC.F.とマラガC.F.は、フランシスコ・ロマン・アラルコン・"イスコ"の移籍の件で合意に至った。イスコは、当クラブと5年の契約を結ぶ。
7月3日水曜日に、メディカルチェック、ベルナベウでのプレゼンテーションを行う。


アンチェロッティ、プレゼンテーション

2013-06-27 07:12:32 | football

プレゼンテーション
水曜の13時から、サンチアゴ・ベルナベウのパルコにてアンチェロッティの監督就任プレゼンテーションが、引き続いて記者会見、Realmadrid TV、Realmadrid.comのインタビューが行われました。無事に監督が決まりました。
会見等の全内容は、日本語ページが訳してくれているのでそちらで(考えたら、日本をマーケット対象に考えていたとはいえ、日本人選手もいないのに、Twitterで日本語速報もするし、日本語訳のディレイもだいぶ短くなってるし…感謝してます)。

いくつか抜き書きすると、
〇ジダンがベンチに入る
……モウにおけるカランカ的な存在(副監督)なのか、もっとフロントとの間をつなぐような感じなのか、は不明。他に、ポール・クレメント(アシスタントコーチ)ジョバンニ・マウリ(プレパラドール・フィジコ)の名前が挙げられてますが、GKコーチや他はどうなのかはまだわかりません。

〇初日の時点では、誰を補強するとも出すとも不明
ま、初日から「〇〇は戦力外です」とは言わないですよね。マスコミとの記者会見で、いろいろな選手の名前を挙げて質問を受け、それぞれに答えていますが、チームにはCロナウド、ベンゼマ、イグアインがいる、といった感じで移籍に動いているイグアインの名前も出していたし、カカに関しても様子を見ていくとのこと。あ、でもイスコの名前は挙げていたので、これはやっぱり間違いないのかな。

〇モウリーニョリスペクト
余計なことは言わない。

〇デシマ
初日から、デシマがマドリーにとっての悲願、最大の目標であると認めていまして……今年も、デシマのプレッシャーに取りつかれたシーズンになりそうです。

〇オフェンシブでスペクタクルなサッカー
を志向するそうです。ほんとうかな。

プレゼンテーションでは、一生懸命スペイン語でスピーチをしてました。イタリア語とスペイン語は似ているからとはいえ、今までスペイン語圏で仕事はしてなかったわけだし、よくがんばっているなあと。とりあえずコミュニケーション手段の問題は薄そうで良かったです。ま、あとはジダンもいるし。




イスコ合意
フロレンティーノ・ペレスがスペインのラジオに確約。オフィシャルにはなってませんが、普段ペレスは、未決のことをペラペラしゃべるタイプの会長ではないので、まず間違いないはず。

「クラブ(マラガ)および選手と合意している。イスコは、来週プレゼンテーションすることになるだろう。メディカルチェックを終えた後にだ。」

ASによると、移籍金は2700万ユーロとのこと。


コンフェデ:ブラジル2-1ウルグアイ
これまで余裕があったように見えたブラジルでしたが、南米どうしの相性とかそういうのもあるのかな。どっちに転ぶかわからないような試合だったと思います。
マルセロ、ファイナル進出おめでとう。何かプレイが大人っぽくなっている気がする…ブラジル限定ではありませんように。

公式発表:アンチェロッティ

2013-06-25 20:06:40 | football

やっと決まったかー。

レアル・マドリーC.F.は、6月26日水曜、カルロ・アンチェロッティをトップチームの監督としてプレゼンテーションを行う。契約期間は3年。
プレゼンテーションは、サンチアゴ・ベルナベウのパルコにて、13時から。これに続き、カルロ・アンチェロッティはメディアルームで記者会見を行う。

アンチェロッティとイスコ

2013-06-25 06:59:02 | football
ちょっと間が空いてしまいました。
しばらく自宅を離れていて、コンフェデもなかなかフルマッチを見るほどの時間が取れないし、マドリーの方も噂ばかりで「オフィシャル」になるニュースはまだないし……。
でも、イスコはかなり濃厚になってきた感じです。個人的に、MARCAとASが同じニュースを報道するときは信ぴょう性が高い、というのがありまして…とはいっても、どちらも同じスペインのラジオ番組がニュースソースでしたが。でも、反論するような話はマラガやイスコからも出てきていないし、ASによると「レアル・マドリーは、僕が夢見るクラブだ」という最新のイスコのコメントを取って来たとか、ブラジルにいるモンレアルやセルヒオ・ラモスからも、マドリーでのイスコについてコメントを取ってきてたりとか…ま、ほぼ決まりなのかな。

というところで、フロレンティーノ・ペレスが20minutos.esのインタビューで、いろいろと噂になっていることに答えています。アンチェロッティとイスコは、思わぬ事態がない限り、やはりほぼ決まりのようです。インタビュー自体は長いので、関係する部分を抜き出して。

アンチェロッティについて
(水曜に新監督として発表されるか)可能性はあるが、わからない。今日の時点でサインはしていない。おそらく明日、PSGが、マドリーへの移ることを許す合意をアナウンスするだろう。すべてがうまくいくことを願っている。私の監督はアンチェロッティだ。(マドリーが動くのは)PSGがアンチェロッティと合意に達し、ブランを新監督として発表してから。時間もやり方も保たねばならない。金額的な問題については、私は普段から話さない方針だ。
(ロッカールームとの関係)どんな監督にも、それぞれのやり方がある。ジョゼ・モウリーニョは、他の人間にも自分自身にも非常に要求が高かった。アンチェロッティも同じだが、違うやり方。モウは素晴らしい仕事をしてくれた。
(アンチェロッティがイタリアのデルボスケと呼ばれていると知っているか)知らなかったが、なぜそうなるのかわからない。アンチェロッティは多くの国でチームを率い、しかし代表監督はしていない。ビセンテ・デルボスケはその反対のケースだ。マドリーの監督をし、代表を率いている。どうして似ているのかはわからない。
(交渉)大変なものだったとは思わない。PSGの会長は広い心の持ち主だ。プロのテニス選手でもあったし、非常に若い。現代的な会長だ。


イスコについて
レアル・マドリーの選手となる多くの可能性がある。彼はマドリーに来たいと思っているし、マドリーもまた彼を望んでいる。
彼とはまだ話をしていないが、マドリーへ来ることをとても喜んでいると聞いている。私も同じだ。すべてがうまくいけば、すぐに彼の契約をアナウンスできるだろう。ただ、監督の(発表の)後だ。
(後略)
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どうでもいいですが、アンチェロッティって打ちにくいな…。モウ、みたいな略称ないかな。


U-20
U-21欧州選手権に続き、U-20のワールドユースが行われてています。スペインU-20には、カスティージャからヘセ、デリク、マドリーCからジョレンテ、ルベン・ジャネスが召集中。スペインは初戦4-1でアメリカを下し、昨夜(今朝方)行われた第2戦では1-0でガーナに勝利。ヘセが初戦に2ゴール、ガーナ戦では決勝点のゴール、と好調。

スペイン好み

2013-06-21 07:22:39 | football
帰国して
U-21欧州選手権を優勝し、イスラエルから帰ってきたばかりのモラタは、さっそくアディダスのイベントに出席。そこでいくつかの質問に答えています。

イスラエルでの経験
「移動と優勝を喜ぶので疲れてるけど、でもうれしい疲れだね。僕たちが成し遂げたことが本当に嬉しいし、獣のように動いてくれた僕の仲間たちの働きで、僕はボタデオロを獲ることができた。」
「何よりも素晴らしかったのは、チームの全員が、それぞれのクラブを離れて、1つの国となり、国を守り、僕たちが最高だということを示せたことだ。」

お祝い
「レアル・マドリーの大切な人たちからメッセージをもらったのが嬉しいよ。クラブのカピタンたち、スペイン人選手たち。ガソルもチーム全体を祝福するメッセージをくれて、僕たちは興奮してしまったよ。」

感じていること
「タイトルを勝ち取るというのは素晴らしいこと、でも簡単なことではない。最初の頃の試合は大変だった。ロシア(初戦で対戦)は20日もイスラエルにいて、よりなじんでいたし。僕たちは徐々に良くなっていって、それで最後には勝つことができた。」

フル代表
「世界最高の代表チームだ。このU-21のチームメイトも、チアゴとかイスコ、デ・ヘアのように、上の年代に入っていける。僕がフル代表にどうかというのはわからないよ。」

イスコ
「彼のことは昔から知っているし、彼の能力もわかっている、驚かないよ。僕はプレッシャーをかけようとして、彼に、僕のチームは世界最高だよ、って言っているんだ。」
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イスコ曰く、「バカンスだよ、バカンス」だそうです。


日本-イタリア
また出張中でして、日本-イタリア戦は、ライブ中はテキスト実況のみ、ゴールシーンと再放送を後半途中から見ただけという残念な状態で…。この試合を伝えるマルカの記事を見ていたら、コメント欄が……日本のサッカーがこんなに褒められているのなんて見たことないかも。レイティングの高いコメントからいくつかざっくり訳。
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日本のプレイに「ポジティブ」、イタリアのに「ネガティブ」。

俺は日本をリスペクトする、なんて試合だったんだ。それに試合の最後は彼らは運が悪かった。

日本のやったフットボールに魅了されたよ。

おとなしい日本があらゆるところでパワフルなものを見せた。日本は勝利に値したし、同時に彼らは楽しんでいた。もしフットボールが公平なものなら、勝ち点3に値した…でもフットボールはこうあるものだ。

間違いなく、ここまでのコンフェデでベストゲーム。日本の試合はほとんど完璧だった、とてもエンターテイメントで攻撃的だった。でも、最も重要なものが欠けていた、勝利を決めるゴールだ(だってチャンスはたくさんあったんだから)。日本はすばらしかったが、運が伴わなかった。残念だ、グループAで勝ち上がっていたら、とても面白かっただろう。

俺は残念だ、日本はハードですばらしい試合をしたのに。なぜ彼らがアジア王者であるかということを示したし、多くの時間でイタリアを押し込めた。でもこのセントラルの2人では、どこへも行けないな。

ホンダは日本のネイマールだ。見た目もちょっと…。
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トーナメントを勝ち上がることが第一にしなければいけなかったことですが……でも、スペイン人の心をつかむ戦い方だったようです。

おめでとうU-21スペイン

2013-06-19 07:23:12 | football


UEFA U-21 Championship 2013-Final
Italy 2-4 Espana


モラタ、ファイナルで先発、というのは嬉しかったです。開始まもなく、先制点をアシスト。この大会でも何回かあった、ボール持ってディフェンスの間をぐっと抜いていくのが良かった。その後も何度かシュートチャンスがあったものの、残念ながらゴールにはならず。途中で、気持ちが合わないような、中途半端な動き方をしたりしているのが気になりましたが…それでも今大会、決して出場時間は多くなかったのに4ゴールでゴールデンシュー、大会得点王。試合に出れば磨かれるものもあるだろうし、新シーズン、マドリーで多くのチャンスをつかめればと思います。今大会であまり出場機会がなかった、ナチョ、カルバハルについても。

モラタ
「僕たちが今ここにいるとしたら、それはこのチームのおかげ、僕たちがチャンピオンになれたというなら、それが理由だ。僕は嬉しいよ、もちろん、でもそれはチームが、皆が成功したということ。それから思い出しておきたいのは、カナレスのこと。僕たちは、彼の負傷がどんなに辛いことかわかっていたし、彼がチームをサポートしてくれたことも知っている。」

「会長から電話をもらった。会長は僕に、僕が来シーズンもレアル・マドリーに残ると言ってくれた。とても喜んでくれたよ。」





Espana 2-1 Uruguay

2013-06-18 07:09:22 | football
1日遅れな上に、短い感想ですが。

2013 FIFA Confederations Cup
Espana 2-1 Uruguay

スペインのゴール:ペドロ?、ソルダード
ウルグアイのゴール:スアレス

全体に良い、という平常運転な感じで良かったです。ソルダードが先発なんだ、というあたり、ちょっと期待感のある驚きでしたが、ソルダードかなり良い感じでしたね。終始チャンスに絡んでいて、もっとゴール取れたら良かったな。試合はだいたいにおいて圧倒していた感じ。攻撃もいろいろと手があり、そちらが目立つのかもしれないけど、守備の手の抜かなさ、ハードさも今のスペインの良いところなんだな、と久しぶりに見れたラモスやアルベロアを見て、しみじみ。最後にFKで1点返されて…あれは止めるの難しいと思いますが、イケルはゼロで終わりたかっただろうと思います。

で、特筆すべきは、個人的に西村主審。あちこちでハードな当たり合いや、ハードを通り越してやり過ぎなのもあったり、本当かどうか知らないけど痛そうに転げる選手、鬼の形相で文句言ってくる選手たちに取り囲まれ……の中で、よく裁いていたな、と思います。カード少し多い気がしましたが、まあ仕方ないか。
でもな…普段のJではな……(ま、どの主審でも結局そうなんですが、裁いてもらって良かったという記憶はまずなくて、今のファウルだろう!とか、何でそれ取るんだ!とか、どこがイエローだ!的な記憶ばかりが…)



お知らせ
モドリッチのインタビュー(2つ下)、完成しました。

各種代表戦

2013-06-17 06:58:00 | football
間もなくキックオフ
Espana: Casillas; Arbeloa, Piqué, Ramos, Alba; Busquets, Xavi, Iniesta; Cesc, Pedro y Soldado

Uruguay: Muslera; Pereira, Lugano, Godín, Martín Cáceres; Ramírez, Gargano, Pérez, Cebolla; Luis Suárez y Cavani


ブラジルvs日本、マルセロ
日本については特にここで言うことは……やられっぱなしでも、前半はチャンスが作れていたんだから、ディフェンスが耐えてるうちに1点でも取れていたら……もっとやられてただろうか。大会では後になるほど調子を上げてくるブラジルが、なんか初戦からしっかり真面目にやってきてる感じがしました。マルセロ、良かったな。




モラタ!
4戦連発です。終了間際のオマケ的ゴールだったかもしれませんが、1人で持ち込んで、相手GKにはじかれたボールを拾ってゴールラインギリギリのところから…あんなに落ち着いてちゃんと入れてくるのって、本当にいま調子いいんだろうなあ。
3戦連発で臨んだこの試合でもモラタはベンチスタート。これまでの流れは変えられないものなんだろうけど…決勝(イタリア)も、そうなのかな。

で、何度も書きますが…イスコもいいけどイジャラメンディ、やっぱりいいなあ…。所属チームに失礼だし、補強の話は水物なのであんまりしないつもりなんですが…欲しいなあイジャラメンディ。でも、カゼミロ上がるのが決まってるからなあ……。
ちなみにイスコの試合後インタビューによると、モラタ、ナチョ、カルバハルが、マドリー行きを強くお勧めしているんだとか(もちろん冗談で)。




ルカ・モドリッチの1年

2013-06-15 08:34:32 | football
モドリッチのはじめてのスペイン紙へのインタビュー、らしいです。MARCAから


Q:1年前は、クロアチア代表としてEUROを戦い、まだトッテナムの選手でした。どれくらい大きな変化だったでしょうか?
A:世界レベルのビッグクラブにやってくれば、すべてが変わるもの。それは、より良いもの、とてもポジティブな変化だった。レアル・マドリーに来るという決断をしたことに、とても満足しているよ。

Q:マドリーでの初年度のバランスはどうでしたか?
A:全体に、僕たちは幸せとは言えない。レアル・マドリーのようなクラブでは、タイトルを勝ち取れないということは許されないものだから。それが最悪の部分。でもその一方で、僕たちの一番のライバルであるバルセロナに勝ってスーペルコパを手にしたことも忘れていないよ。これは、シーズンが終わって口の中に残る苦みを、ほんの少し軽くしてくれる。

Q:それでは、個人としては?
A:皆、僕がプレシーズンをできなかったことをわかっていて、シーズン当初は僕に期待するものを言わなかった。それから僕は動き始めた。僕には、彼らが知っているものを見せるための、時間と場所が必要だった。でもこれは、ほんの始まりだ。今は休んで、回復して、チームとプレシーズンで良いトレーニングをして、望まれるようなシーズンのスタートを切りたいね。

Q:悪い時期は何があったのでしょうか?
A:必然的に。僕には簡単なことではなかった。僕が加入した時、多くのこと、最大限を尽くすことが期待されていた。でもプレシーズンの準備をできなかったことが問題だった。チームを代わる時に選手にとって重要なものがあるとすれば、チームに馴染めるかということ、チームメイトを知るということだ。でも僕には、監督、仲間たち、皆からのサポートがあった。彼らが、前に進む手助けをしてくれた。
同時に、クラブからのサポートも感じていた。僕に我慢してくれて、ペースをつかみ、僕が新しい生活に馴染めるのを待ってくれた。イングランドからスペインに移るというのは、フットボールの面でも個人的な面でも、多くの違いがあるものだからね。とても親切にしてもらった。お互いに愛情関係があった。



Q:あなたの、オールド・トラフォードでの30分間は忘れられません。あなたのキャリアでもベストパフォーマンスではないでしょうか?
A:(スペイン語での質問を理解して笑って)あそこで僕に期待されたものを見せられたね。重要な第一歩のようなもので、30分間は信じられないくらいすごかった。あれはターニングポイントだった。オールド・トラフォードで爆発する、最高の時に最高の場所でできたんだ。あの日は真の僕を見せられた。でもこれはほんの手始め。これから、ああいうパフォーマンスをもっとしていくよ。マドリーに多くのものを与えたいと思っているんだ。

Q:あなたのベストの試合は、メディオセントロのポジションでやる時すね。「10番(トップ下)」のポジションよりも楽に感じますか?
A:トッテナムでの4年間、それから代表でもメディオセントロでプレイして、そのポジションだと家にいるように感じる。最大の力を出せるんだ。そのポジションで多くの試合に出られたらと思うし、チームをコントロールできる。そこだとビジョンが持てて、オーガナイズできるんだ。そここそが、僕の適正ポジションだと思っている。

Q:あなたが試合を操っている時、(パスを出す?)チームメイトを探している時、楽しんでいるような印象を受けます。どうでしょうか?
A:そうだね、オーケストラの指揮者のようだとでも言おうかな。チームの試合運び、試合を優勢にする、自分の周囲のことすべてをコントロールする。それが僕には最高に感じるよ。

Q:そういう意味では、あなたはシャビ・アロンソの穴をちょうど埋めることになったわけです。一緒にプレイすると重複しますか?
A:そうは思わないな。僕たちはもう何試合か一緒にプレイして、完璧に理解している。僕たちはいい仕事をしたよ。不便はなかったし、シャビや僕のような選手が2人ピッチのセンターにいるというのはいいことなんだ。守備的にも僕たちでうまくやれるし、僕たちのどちらも、だいたいいつもそのポジションでやってきているからね。

Q:最も印象が強かったチームメイトは?
A:(考えて)1人に絞るのは難しいけれど、外からやってきて驚かされたのは、クリスチアーノ・ロナウドだ。日々のトレーニングにかける情熱は、試合に臨むのと同じようで、驚くべきものだ。最高のプロフェッショナルだ。そして、エジル、シャビ、ベンゼマといった選手たちのクオリティを見るのも……でも、1人に絞りたくはないな。すごいチームだよ。



Q:クリスチアーノは契約を延長する?
A:(笑って)イエス、イエス。もちろんだよ。

Q:あなたはモウリーニョによってマドリーに加入しました。これはあなたの状態に影響しますか?
A:ノー。モウリーニョが僕を連れてきたというのは本当だ、それは秘密でもなんでもない。でもすべては僕次第。これから僕たちには新しい監督が来て、僕が自分のクオリティを示せるなら、何の問題もないだろう。これが僕の仕事、僕はただ良い仕事をするだけだ。そしてモウについては、ただ良い言葉しかない。彼はファンタスティックな監督だ。彼と一緒に仕事ができて光栄だった。

Q:マラガ戦で交代になったとき、モウリーニョが何か耳にささやいていましたね。何だったか教えてもらえますか?
A:耳にささやくのは何でも秘密だよ。ポジティブな内容だったと言っておこうかな(笑)。

Q:何があなたをより向上させたのでしょうか?
A:アグレッシブさを学んだこと、試合の中でよりアグレッシブに行くこと。最初からずっと。毎日戦うことだ。僕のような小さい選手はね。いつでも、できること最大限以上のことをして、どの選手も上回れるように。もし100%の力を出すことを求められたら、110%出すんだ。そしてもし最大限のことができないなら、そのポジションを失うことになるだろう。

Q:推測するのですが、モウリーニョと何人かの選手の関係について報道がされているのをご覧になっていると思います。チームに影響はあるでしょうか?
A:僕は、メディア言われていることをそんなに気にしなかったんだ。僕のスペイン語は上達しないといけないわけだからね。でも僕がチームに入った時、誤解などはなかったと思っている。誰もが勝利のために最大限の力で貢献していた。僕たちは、同じ目標を持つ一団なんだ。だから僕たちは気にしなかった。勝つか負けるか、でもそれはすべてピッチの中で起こること。もしロッカールームの中で問題があるなら、注目されるほどのものではなかった。僕たちは、同じように全員が呼吸したいと思っていた。

Q:モドリッチは来シーズンもマドリーにいるでしょうか?
A:間違いなく僕はそう思ってる。世界最高のクラブで続けていきたいんだ。僕にとってここにいるのは特別な喜び。この先もっと多くのものを示していきたいし、来シーズンも続けていくこと以上のことは考えていない。



Q:何を示す必要があるのでしょうか?
A:僕の試合というものを、まだ少ししか見せていない。個人としてももっと良いパフォーマンスができるし、チームにももっと貢献できる。この先はそうできればと願っている。僕をここへ連れてきてくれた人たちが、クラブの他の人たちやファン同様、僕を誇らしく思えるように。良いプレシーズンを送って、新しいシーズンに向けて準備をしていきたい。それが僕にとっては重要なことだ。

Q:ファンは、チャンスの場面以外でも応援してくれます。愛されていると感じますか?
A:ファンについては、何の不満もない。ただ感謝の言葉だけだ。悪い時期を過ごしていたときも、いつも彼らが背後にいてくれると感じていた。チームに加入した最初の日から、マドリディスモには本当に特別な感銘を受けている。まだほとんど貢献できていないとしても、彼らの愛情の一部に恩返ししたいと願っているんだ。彼らが僕に向けてくれる愛情と気遣いは、本当に特別重要なものだ。

Q:このインタビューの間中、あなたの真のレベルをまだほとんど見せられていないのだと強調してきましたね。でも、あなたはシーズン終盤のベストプレイヤーでもある。ご自身にそんなに批判的にならなくても良いのでは?
A:これは自己批判の問題ではなくて、常により多くを求めているということなんだ。個人としてもフットボールの選手としても、成長したい、より大きなものを求めたいという思いは止められない。毎日、朝目覚めると、新しい目標を探さなければいけない。「OK、僕はもうマドリーにいるんだ」と考えられるかい? それで? 階段を上り続けなければいけないんだ。あらゆることで、僕は、より向上していきたいという情熱と欲求を持ってやっている。でもこれは、不幸だという意味ではないよ。シーズンの後半、僕は幸せにやっていた。でも僕はもっともっともっと欲しいんだ。

Q:ここクロアチアでは(インタビューはクロアチアまで行ってやったわけですね)、サポーターはとても情熱的です。でも、ドルトムント戦の日のようなベルナベウを診たことがあるでしょうか?
A:たくさんのピッチでの経験をしてきたけれど、あのレベルのものはないよ。今も、携帯電話で撮った、スタジアムに到着した時の動画を残してある。だいたい100mを進むのに20分かかった。忘れられないよ。でもあの時のことを思い出すと、僕たちがファイナルに到達できなかった深い思いを感じてしまう。あの素晴らしい日には、最高の思いが欠けている。ほんの小さな幸運が。

Q:フロレンティーノが会長に再選されましたが…。
A:僕たちには良い関係がある。良い言葉しかないよ。彼にとっては4期目で、それがすべてを語っている。彼は、フットボールの世界のあらゆることに敬意を持った紳士だ。

Q:シャビは鼠径部を手術したばかりで、シーズンスタートには間に合わないでしょう。あなたが舵を取ることになります。
A:昨シーズンずっと続いたこの問題は僕たちにとっても残念なことだし、彼には大きな重荷になっていた。でも他の選手達が準備ができている。僕だけではない。彼の不在を感じさせないようにしていかないといけない。できるだけ早く回復して復帰してくれるよう願っているよ。

Q:マドリーはメディオセントロを探しています。ギュンドアン、ベラッティ、コンドグビア、ビダル……競争とは良いものでしょうか?
A:確かに、良いものであるはずだ。もしクラブがメディオセントロと契約すると決めるなら、パーフェクトだ。そうすることで僕たちは、もっとやろうと、もっと多くのものを示していこうとするだろう。

Q:あらゆる要素が、アンチェロッティが新監督になると示唆しています。そしてわちょうど1年前に、彼はあなたを世界最高だと言っていました。彼に指揮して欲しいですか?
A:あらゆるものを勝ち取った監督が、そんな風に賞賛してくれるなんてファンタスティックなことだ。彼が来るとしたら、一緒に仕事ができたらうれしいことだろう。どの監督も最高の結果を得ようと試みて、誰もが何らかのことを教えてくれようとする。それがアンチェロッティであってもそうでなくてもだけれど、でも彼と一緒に仕事ができるなら、それは特別に嬉しいことだ。

Q:もう1人、重要な人物がいるとすればジダンでしょう。ジダンが監督をするということには魅かれますか?
A:フットボール選手としてだけではなく、人間としてもこんなにも素晴らしい人たちに囲まれているのは、素晴らしいことだね。彼からは、多くのことを学ぶことができる。彼は最も偉大な人物の1人だ。彼の傍で仕事ができるとしたら光栄なことだ。

Q:「デシマ」がどれだけ重要か理解されたでしょうか?
A:マドリーにやって来てすぐに、チャンピオンズ・リーグを勝ち取るということがどれだけ大切なことか理解した。僕たちは、そのタイトルの重みを承知している。僕たちはデシマのために生きている。それが、僕たちをクラブの歴史の一部にするだろう。もし来シーズンのタイトルをどれか1つ選べるなら、僕はデシマがいい。

Q:マドリーはベイルと契約しようとしています。あなたは、チームの中で唯一彼を知っていますね。9000万ユーロを彼のために支払いますか?
A:僕にとっては難しいテーマだ。僕はトッテナムの選手だったからね。僕が言えるのは、僕たちは友人であり、彼は格別な選手だということ。僕が保証するよ。そしてクラブが、それがレアル・マドリーでもトッテナムでも他のチームでも、もし彼のような選手がいれば、ただ勝つだけだ。彼が契約するかしないかということに踏み込むのは、それはクラブ同士の問題。もしレアル・マドリードにというなら、僕たちにとっては最高なことだ。

Q:ベイルは、あなたがしたように、移籍を強行しないだろうと言われています。トッテナムを離れるのは、どれくらい大変なのでしょうか?
A:僕はそうしたけれど、でもそれは個人の問題だ。これは、僕にとってまだ敏感なテーマだ。このことについては話したくない。

Q:ベイルはどうしたら獲得できるでしょうか?
A:マドリーは銀河系のチームで、ベイルは完璧にフィットして、僕たちにうまく当てはまるだろう。チームにさらなる特徴をもたらすはずだ。彼のシュート、強さ、スピード、攻撃のパワー……僕たちをさらに一歩進ませることができるタイプの選手だよ。

(了)


そしてまたモラタ

2013-06-13 06:13:49 | football
現在スペインをご訪問中の皇太子殿下(もちろん日本の)が、12日、サンチアゴ・ベルナベウをご訪問されました
というご予定があるなんて知らなかったので、驚きました。サンチアゴ・ベルナベウに皇太子様…のお隣にフロレンティーノ・ペレス。不思議な感じ。どうせならシーズン中で、試合をご覧になれたら宜しかったのに……でもセキュリティとか大変だろうな。


動画を追加。殿下は、スペイン語もおできになるのですか…。


U-21欧州選手権 スペイン 3-0 オランダ
スペインのゴール:モラタ、イスコ、アルバロ・バスケス

モラタ、3試合連続ゴール! 前半26分にサラビアからの良い状況判断からのアシストを受けて足で決めました。マドリーカンテラーノルートで。また、下に貼ったハイライトの中には入ってないのですが、素早いターンから力強くかつコントロールされたシュートを打っていたのとか、やっぱりいいなあ。頼もしい。ただ、こうして同年代の選手たちとやっているのを見ると、マドリーのトップチームにいるときよりも自信がありげというか、堂々としているようにも感じました。来季はもっとトップチームに馴染んで、自分を出していってくれるといいなと思います。
これまで2試合出場がなかったナチョとカルバハルも、今日は先発フル出場。ナチョは堅実、カルバハルは位置取りが高めで攻撃に積極的、とそれぞれの特長が出ていたように思います。こちらも楽しみ。(ナチョは無茶な落下の仕方してましたが、大丈夫かなー)。










追加:モラタの試合後コメント
「入るときには、入るもの。オフサイドに判定されたものも、入っていたね。ゴールに入らなかったりGKに止められる試合もあるのに、すべて入ってしまうこともある。サラビアが僕にパスをくれた。良い位置にきて、物事がうまく行っている時には、アドバンテージを掴まないといけない。それがフットボールだ。24時間で物事は変化する。プレイできないでいて、ピッチに入ったらゴールを決めることもある。その反対もね。」


何度も繰り返しになりますが
イジャラメンディ、いい選手ですよね…。

ベンゼマ手術、カゼミロ加入

2013-06-11 06:50:53 | football
Parte Medico: ベンゼマ、右膝を手術
「カリム・ベンゼマは、本日午後、Centre Orthopédique Santy-Lyonを訪れた。同選手の右膝にある結節腫除去のための処置が行われる。この処置は、レアル・マドリーのサニタス・メディカル・サービス管理の下、Sonnery-Cottet医師によって行われる。」
昨日、フランス代表のフレンドリーマッチが終わって今シーズンが終了したベンゼマは、違和感を長く引き摺っていたという右膝の問題解決のため、この手術を受けることになったそうです。処置は難しいものではなく、離脱期間も短期間で済むものだとのことで、新シーズンには問題なく間に合いそうです。



カゼミロ、プリメーラに正式加入
「レアル・マドリーC.F.は、カルロス・エンリケ・“カゼミロ”の買取オプションを行使、今後4シーズン、当クラブのトップチームに所属する。」
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ということで、カルバハルに次ぐ2人目の加入はカゼミロということになりました。昨シーズンはカスティージャ所属でしたが、新シーズンは正式にトップチーム所属ということになります。
カゼミロは、サン・パウロFCからこの冬に加入したMF、現在21歳。U-20世界選手権で優勝、ブラジルフル代表として既に5キャップ。サン・パウロでは56試合に出場して6ゴール、カスティージャでは15試合に出場し1ゴール。4月にはベティス戦でプリメーラデビュー。
買取価格は、ASによると、530万ユーロとのこと。



OB戦1:Jリーグ レジェンド 2-2 グロリエ・アッズーレ
日本のゴール:カズ、福西
イタリアのゴール:クリスチアン・ビエリ×2
画像:Soccer King

日曜日、国立に行ってきました。さすがに両チームとも知っている名前ばかりで、選手それぞれのまだやれる感ともうダメだ感が楽しかったです。イタリアは守備陣が本気。個人的にはディノ・バッジョが良かったなー。いい選手。ビエリはゴールしたけど、後半にはへばってた。日本は、木村和司のがんばりが、会場の微笑ましい笑いを誘っていました。せめてFKはもうちょっと期待さしてほしかったな。




OB戦2:Corazon Classic Match:Real Madrid 2-1 Juventus
マドリーのゴール:フィーゴ、イバン・ペレス
ユーベのゴール:モンテーロ
画像

昼のOB戦に比べると、選手の身体の絞り具合がだいぶ違う気がしたんですが、でも前半のうちに、サリハミジッチ、エルゲラ、ラバネッリと3人が負傷で退いていくという……。
フィーゴの先制点はエリアの外からのゴラッソ。でもその後はなかなかゴールが決まらず。これは逆に昼の試合とも同じで、さすがイタリアというべきか、こんな試合でも守備が堅いせいか。ゴールチャンスはあっても、最後はなかなか決めさせない…決められない。
それでも、イエロ、レドンド、フィーゴ、ジダン…とボールが回る様子はやっぱりすごかった。現役マドリーさんたちよりもうまいような。あと、ロベルト・カルロスが元気で楽しそうで。試合しながらピッチ脇のお客さんたちに手を振ったり煽ったり、あの席に座って見たかった。
カンナバーロが前半ユーベ、後半マドリーでプレイ。ジダンは、今はマドリーの人なので気を遣ったのか、後半途中までマドリーでプレイして交代、その後でユーベユニ着て出てきました。







エルゲラ、クラシックマッチでアキレス腱を断裂
レアル・マドリーの元DFイバン・エルゲラは、ユベントスと対戦したコラソン・クラシック・マッチで、予期せぬ動きの結果アキレス腱を断裂した。現在38歳のエルゲラは、試合の前半のうちに交代、試合後にレアル・マドリーが明らかにしたところによると、明日手術を受けるとのことだ。
エルゲラは、1999/2000シーズンから2006/2007シーズン、バレンシアに移籍するまでレアル・マドリーでプレイした。今回の負傷での離脱期間(何からの…)は6ヶ月から9ヶ月となる見込み。
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エルゲラさん……。

モラタ、再び

2013-06-10 07:17:09 | football

モラタ、再び
U-21スペイン 1-0 U-21ドイツ
スペインのゴール:アルバロ・モラタ(86)

再びモラタが試合終了間際の決勝点。左サイドを1人でドリブルで持ち込んで、折り返しても良かったのを自分でシュートまで打ち、ゴール! 予想外のプレイでしたが、やっぱり大きいけどうまいなあ。後半30分ごろからの出場でしたが、もっと早く、もっとたくさん出場時間をやってくれればいいのに。

モラタのコメント
本当にうれしいよ、僕たちが勝利できたから。でも、大変な試合だった。相手のチームはいつでも僕たちをよく研究してきているからだし、これからもそうした相手と戦う難しさが増していくだろう。またゴールできたこと? いつでも僕は考えている、もし出場してまたゴールできたら?って。そして、それがまた起きたんだ。でも何回こういったことが起こり得るのかはわからない。だから僕たちはトライしていかなければいけない、次の試合でも、速くゴールできるように。それが理想的なことだけれど、どの代表を相手でもそれがどんなに難しいことか僕たちは既に理解している。」
「(次の)オランダ戦でもまた勝利しなければいけないけれど、最も難しい試合になるだろう。彼らもこのトーナメントで勝ち進んでいるから。でも僕たちは勝ちにいかなければいけない。僕は正しいことをしているし、チームは勝利している。そして今、僕たちは次の試合に集中している。」


おまけ
イジャラメンディ、いいなあ……。

カスティージャ8位

2013-06-09 09:04:55 | football
アルバロ・モラタ
Q:欧州選手権の第1戦から主役になりました。文句のつけようがないですね。
A:主役だとは思っていないよ。自分が先発なのか控えなのかとか考えることなく貢献してくことで、チームがチャンピオンになる。

Q:マドリーでのレバンテ戦の繰り返しになりました。自身で切り札だと感じているでしょうか?
A:そう、状況は似ていたね。FKの場所も同じようだった。もし映像を見たら、チアゴが蹴る前に僕はもう走り出していたと思う。そう感じたんだよ。

Q:良い助言を受けているようですね。あなたの傍にいてくれる人は?
A:両親、代理人、兄弟たち。時には、家で皆が僕がTVに映っているのを見ている。セグンダBからプリメーラへ。皆が言ってくれるのは、落ち着いていること、マドリーでプレイするのは簡単ではないこと。僕は急いでいないし、自分の役割を理解しているよ。

Q:昨シーズンはどのくらいプレイできたでしょうか?
A:たぶん自分が好きなポジションでのプレイということではなかったかもしれない。でもそれがマドリーだし、求められれば、セントラル(CB)でもプレイするよ。

Q:あなたのことよりも、ヘセの将来についての話題がよく出ていますね。これはつまり、彼が来シーズンの戦力に数えられているということでしょうか?
A:現時点、僕たちは新しい監督を待っているところだ。ヘセは、プリメーラのチームのピッチにいるだけのものを勝ち得ている。そしてもし監督がヘセのことを知って、彼がどういうプレイをしてきたかを知れば、彼は定着するだろう。

Q:イグアインは出て行くつもりでいます。あなたの時ということでしょうか?
A:それはクラブが決めること。もしピパが出るというなら、別の選手が来ることになるだろう。でもそれは新しい監督次第。クラブは、僕を戦力に数えていると言ってくれている。でももし新しい監督が、新しくFWを1人2人と獲るというなら、難しいものになるだろう。

Q:バルダーノは、イグアインはある種カンテラのようなものだ、と言っていました。彼はカンテラのお手本になるのでしょうか?
A:時々、彼のことをどう思うか迷うことがある。彼がアルゼンチンからマドリーに来た時は18歳だった。そして彼は常に最高のFWであり続けているし、いつも出場している。僕がカスティージャにいた頃は、彼と一緒にやることはほとんどなかったけれど、彼は僕にたくさんのアドバイスをくれた。ピパからは、ファイターになる必要性がある、ということを学んだ。

Q:ソルダードやネグレドは、マドリーで成功できませんでしたが、今やそれぞれのクラブをリードする存在になっています。あなたの道は、同じようなものとなるか、あるいはタブーを破るか(マドリーで成功する?)、カンテラーノは最終的に場所を見つけることができるものでしょうか?
A:それは、各自の意見次第だろうね。ソルダード、そして何よりもネグレドは、マドリーで落ち着いてプレイできたけれど、どの監督も彼らに賭けようとはしなかった。ネグレドは、欧州でも最高クラスのFWなのに。

Q:あなたはモリエンテスと比較されますね。ご自身でどう思いますか?
A:サッカー協会の人、それからカシージャスやアルビオルがそう言ってくれた。自分ではわからないよ。そうなるようにプレイしようとしている。僕のお手本としているのは、モリエンテス、ラウル。それから、フェルナンド・トーレスもいつも好きだった。

Q:イスコこのこともお聞きしたいです。
A:彼のことはU-16から見ている。今や、誰もが彼について話をするけれど、でもそれは驚くことではないよ。大きな飛躍を遂げた時も17歳だった。そして、もし彼がマドリーにこないというなら、シティに行くだろう。間違いなく、最高の選手になろうとしているところだ。彼には違いがある。彼がボールを持つといつでも、何かすごいことが起こるんだ。




ラファエル・バラン
「膝の理学療法が終わったところ。早く戻れるように一生懸命リハビリしているよ…励ましのメールをありがとう!」


本日、コラソン・クラシックマッチ

18時から、日本時間で25時から。


痩せました
コンフェデレーションズカップに向けた準備をしているブラジル代表、スコラーリ監督。
「マルセロは、(代表に合流してから)2kg体重を落として、コンディションが整った。」
マルセロ…マドリーの食事は美味しいか。


カスティージャ8位
カスティージャはリーグ戦の全日程を終了。昇格初年度ながら、順位表半分から上の8位で、バルサBより上っていうのが、何かちょっと嬉しい感じ。戦績は17勝8分17敗のイーブン。ゴール数80はリーグトップで、これはすごいことなんじゃないかな。毎試合見ていたわけではないですが、特に、カーサでの試合が強かった印象があります。ヘセも得点ランク2位。
セグンダは、まだコルドバとヌマンシアの試合が残ってますが、重要な順位の決まる部分はすべて終わり。セグンダBへの降格4チーム…これ、プレーオフとかないんですかね。ラシンがそのまま落ちていくのか。
前節だったかその前に、既にエルチェが昇格を決め、最終節でビジャレアルもプリメーラに復帰が確定。3位~6位のアルメリア、ジローナ、アルコルコン、ラス・パルマスで、残り1枠を賭けてプレーオフが行われます。

結局

2013-06-07 22:03:21 | football
戻りました。

Parte medico de Xabi Alonso
MARCA、昨日は手術しないことになった、とか言ってたくせに…。

金曜日の午前、アロンソは鼠蹊部の手術を受けたそうです。ミュンヘンの専門医による手術で、無事成功した、とマドリー公式。ASなどによると、離脱期間は2~3か月とのこと。つまり、シーズンの頭には間に合わない可能性が大(1か月半、という記事もあり)。それでも、この負傷を気にせずにプレイできるなら……。


モラタ、ゴール!
U-21欧州選手権が始まってまして、昨夜スペインはロシア(チェリシェフがいる)と対戦。モラタが81分に決勝点を決めました。起きられなくて残り25分くらいからしか見られなかったんですが…ありがたい。




拾い読み

2013-06-06 21:00:10 | football
ちょっと出張中でバタバタしてまして、目についた記事をいくつか適当に。

今度こそ実現か
ASによると、今年のトロフェオベルナベウにはアル・サッドが招待される、つまり、移籍から3年、遂にラウールがベルナベウに帰還することになるとのこと。CLでも国王杯でも敗退しリーガで2位のマドリーには、CL予備予選もなく各種スーパーカップもなく、夏の予定は余裕があり……。日程は8月19日か20日。以前、シャルケをトロフェオベルナベウに、という話もあったかと思いますが、あれは先方がELだったかCLの試合を夏からやらなければいけなくて、話が流れたんだったと思います。また同じ記事によると、ラウルは試合の半分をマドリー側でプレイする可能性もあるんだとか。
良い出て行き方ではなかった分、なんとか挽回のセレモニーを。とかそんな感じの思惑がありそうで、率直に「楽しみだなー」とは言いづらいような感じ。ところで、マドリー側で出るって、それ現役チームと一緒に? OBチーム(の中でも若い方の人たち)たちと一緒の方が、しっくりくるような気がするんですが。


そのOBたち
9日に行われるユベントスとのOB戦。例年通り豪華です。カンナバーロは両チームでプレイする予定だそうですが、ジダンは?
あと……カランカがいない。

レアル・マドリード・レジェンダス: 
ブーヨ、イルクナー、コントレラス、チェンド、ロベルト・カルロス、ゴルディージョ、イエロ、パボン、サビド、カンナバーロ、ジダン、エルゲラ、レドンド、イバン・ペレス、ブトラゲーニョ、アルフォンソ、ダニ、モリエンテス、フィーゴ、アマビスカ、カランブー、ベラスコ、フェルナンド・サンス

ユベントス: 
タッコーニ、ビリンデッリ、モンテーロ、トリチェッリ、トゥドール、ダービッツ、ネドベド、ラバネッリ、ユーゴビッチ、コバチェビッチ、ミルコビッチ、カンナバーロ、ジャンニケッダ、ポリーニ、サリハミジッチ、マッシモ・マウロ、ニコラ・アモルーゾ


シャビ・アロンソ、手術の必要なし
今シーズン、鼠蹊部の負傷を引きずっていたシャビ・アロンソ。コンフェデレーションズカップに間に合うよう調整を続けていましたが、結局マドリーのメディコの意見を受け入れ、出場を諦めることに。ただ、一時は手術の可能性もあると言われていましたが、コンフェデに出なくて済んだことで、じっくりと休養しながら治すことができるようです。

休養することでコンディションがあがるなら、手術をするよりはいいのかな。シーズンの開幕に遅れるような事態にはなってほしくないですが、何よりも、ベストに近いコンディションで長く続けてくれるのが一番なんですが…。今年の年明けから、アロンソがフル出場したのは6試合だけだったそうです。コンディションが落ちているときは、プレーの精度も悪く、パスがずれたりしていて…というのは、やっぱり見たくないなあ。
契約は来シーズンいっぱいですが、アロンソには契約延長の意思があるという報道も。


カジェホンから
「出て行きたいなんて言ったことはない。マドリーに残ってマドリーでタイトルを獲りたい。自分には2015年までの契約がある、それがすべてだ。」
「何も手にできなかったのは本当に痛手だった。でもフットボールとはこういうものなんだ。」