けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

土砂降り

2016-11-28 23:33:15 | football
16/17 Liga Espanola 1a division Jornada 13
Real Madrid 2-1 Sporting de Gijon

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(PK)、クリスチアーノ・ロナウド
 
ラモスと共にペペが先発復帰、カルバハルとマルセロを休養させるためか、ダニーロとナチョが両ラテラルで出場。中盤はドブレ・クロアチアに加えハメスがチャンスをもらい、カゼミロはベンチ。前線ではベイルの代わりをルカス・バスケスが務める(BLC?)、という先発でした。
久しぶりのベルナベウでの試合。早い時間にバスケスがPKをゲットし、これをクリスチアーノが決めて先制。盛り上がる観客席。ラテラルの仕事でも相変わらず安定しているナチョがきれいなクロスを放り込んだところに、クリスチアーノが頭から飛び込んで行き2点目。さらに盛り上がる観客席。となかなか良い滑り出しではありましたが、良い試合というのではありませんでしたね。時間の経過と共に雨がひどくなっていき、それと共にパフォーマンスも落ちていった、という感じでした。あれだけの土砂降りの中で集中力を保ったりいつも通りのボールコントロール力をキープしたりするのも、難しいのかもしれませんが…。せっかくチャンスをもらったのに自分の持ち味が出せなかったハメス、存在感がかき消えていたベンゼマ、久々の試合のためかちょっとキレがかけていたペペ、右サイドにいるとどうも空回り感のあるダニーロ、失点につながるパスミスをしてしまったモドリッチ…と、残念なところが目についてしまったところが残念でした。途中で交代になったラモスの代わりにセントラルにまわったナチョがファウルをしてPKを与えてしまったところは、さすがに同点を覚悟しましたが、何かツキもあったような…。とりあえず勝ち点3取れてよかったです。
試合後のジダンのコメントは、少々厳しいニュアンスに感じられました。いくら怪我人やコンディションの問題があってもどこかで気が抜ける癖がなかなか治らないのは、目の前にクラシコがあり、まだシーズン半分も終わっていないという現状では、危ういと感じているのかもしれません。
 
 
真・エル・ブランコ
この試合、海洋プラスチックごみのリサイクル、というコンセプトで作成されたスペシャルユニフォームが着用されました。胸スポンサーのFly Emiratesロゴ、ユニフォームのAdidasマーク、レアル・マドリーのエンブレムも薄いシルバーグレーに色調を押さえた美しいデザイン…のはずが、これでもかと雨に濡れてしまったためユニフォームが選手の肌やアンダーシャツと同化し、胸側の諸々のロゴは目視がほぼ不可能に。センテナリオユニや、はるか昔のレジェンドたちが身にまとっていたかのような純白ユニという体裁になってしまいました。スポンサーには気の毒な気もしますが、ロゴが見えないとか透けすぎだとかで各所で話題になり、そういう意味では成功したキャンペーンと言えるかもしれません。そもそものキャンペーン告知画像が、水に飛び込むマルセロの図なので、キャンペーン通りに着用されたとも言えそうです。
 



スポルティング・ヒホン戦、召集選手

2016-11-26 18:49:33 | football
スポルティング・ヒホン戦、召集選手
GK:ナバス、カシージャ、ジャネス
DF:カルバハル、ダニーロ、ぺぺ、セルヒオ・ラモス、ナチョ、マルセロ
MF:カゼミロ、モドリッチ、コバチッチ、ハメス、アセンシオ、イスコ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ルカス・バスケス、マリアーノ

負傷欠場:ヴァラン、コエントラン、クロース、ベイル、モラタ

欠場者リストが長くなってますね…。CL後ヴァランは全体練習に復帰できず別メが続き、この試合は招集外となりました。ジダンによると、過去に大怪我を負った膝に打撲を負って痛みがあるとのことで、リスクを犯さないためとのこと。また、なぜかコエントランも怪我していて…(心の傷じゃないよね)。
負傷者への心配もありますが、ついに!カゼミロが召集リストに戻ってきました。ペペもです。両者とも、この試合で確実に復帰してくるかどうかはわかりませんが、やっとここまで戻ってこられたと。それが嬉しいです。

この試合、実はセルヒオ・ラモスがサスペンションまで警告がリーチ状態。カードトラブルを避けるためにラモスをベンチに置くようなことは、ジダンはしないだろうと思いますが、ヴァランを欠いていることもあり、最終ラインは誰が出てくるか、またカゼミロに出場時間はあるのか、ベイルの代役を含めどういう布陣でくるのか。楽しみな試合でもあります。
試合は本日、16時15分、サンチアゴ・ベルナベウにて。あと6時間もないくらいですね。


おまけのグッドニュース
クロースに続き、モラタもピッチでのランニングを始めました(金曜日)。


ベイル続報

2016-11-25 06:50:29 | football
Nuevo parte médico de Bale
レアル・マドリード・サニータスの医療部門は、右足首腓骨筋腱脱臼の負傷と診断したガレス・ベイルに対して手術を行うことを決断した。手術は11月29日、ロンドンのキング・エドワード7世病院にてクラブドクターのヘスス・オルモ、ミケル・アランベッリ医師立ち会いのもと、ジェームス・カルダー医師の執刀で行われる。

ベイルの負傷の続報です。昨日は現地紙の報道として手術の可能性もありと書きましたが、その通りに。詳しい怪我の部位や状態、手術をするかしないかで何が違うかまでは把握できていませんが、マドリーのメディコたちと、最終的にはベイル自身で決断を下したとのことです。現地紙の見立てでは、復帰までは最低2ヶ月から3ヶ月程度ということに。CL決勝トーナメント頃に復調していれば良い、くらいの感じですかね…。


クロース、ランニングを開始

連日のことですが、ベイルの残念なニュースにグッドニュースを組み合わせて。木曜のトレーニングでは、クロースがピッチに出てランニングを始める姿が見られました。室内での調整でボールを触ったりもできているようです。時期的なことを考えて、無理に年内に間に合わせなくても良いだろうと思いますが、問題がなければ年明けには復帰できるのではないでしょうか。


ベイルも離脱

2016-11-24 06:37:09 | football
Parte Medico de Bale
本日、サニータス・ラ・モラレハ大学病院でガレス・ベイル選手の検査を行った結果、右足首の外傷性腓骨筋腱脱臼と診断された。今後の回復状況を見守ることになる。


スポルティング戦で相手との接触プレイにより負傷し途中交代したベイル、メディカル情報が公式で出される程の怪我であった、ということです。現時点でどれくらいの離脱期間になるのかは明確にされていません。状態によっては手術を行う可能性もあるとのことで、それ次第なのでしょう。参考までにASの記事では、全治4週間殻〜6週間、手術をすると2ヶ月程度としています。何れにしても、10日後のクラシコも、その後のCLドルトムント戦も、そしてクラブW杯も出場は無理ということです。また日本に来る選手が減ってしまいました。今シーズンここまでほぼ怪我なくやってこれたベイルが、再び長期離脱となるのが残念です…。


カゼミロ全体練習に復帰
次のリーガの試合は土曜日ということで、厳しい日程ですが、チームは水曜もトレーニングを続行。この日、カゼミロが久しぶりに全体練習に合流、コンプリートできたそうです。試合への復帰も間も無くのはず。

GL勝ち抜け

2016-11-23 19:10:03 | football
16/17 UEFA Champions League
Sporting Portugal 1-2 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ラファエル・ヴァラン、カリム・ベンゼマ

マドリー・ダービーから一転、「お疲れですか…?」という感じの試合に終始してしまいましたが、どうやら勝利。勝ち点3を積んで、第5戦目にてグループリーグの勝ち抜けを決めました。順位は第6戦目のドルトムント戦の結果次第というところもあります。ベルナベウでの試合でもあり、マドリーとしては当然勝ちに行くでしょう。他グループの勝ち抜け候補を見ると、果たして1位抜けが良いのか2位抜けが良いのかといった議論も出てくるわけですが、それはそれとして。とりあえず今日は、最低限の目標は達成しました。
試合自体は上に書いた通り、大一番の後でほとんどメンバーも変わっておらず(ナチョ→ラモス)、モドリッチやイスコを始め選手たちの疲労感が目につく感じでした。またスポルティングの守備も堅く、なかなかシュートやゴールチャンスにつなげることが難しかったように思います。それでも、さすが今シーズンは色々な選手がスコアラーになっているだけあって、誰かが取れればそれで良し、という結果になったかと思います。ヴァランは、セットプレーだからあの位置にいたのは当然といえば当然ですが、瞬間的に身を翻して鮮やかに左脚で叩き込んだゴール、最初は誰だ?と思ってしまったほどでした。ヴァラン、嬉しそうでしたね。
失点の場面は……マドリーファンの誰もが思っただろうと推測するのですが、「コエントラン、何やってんの???」と。なんであそこでバンザイしてるんでしょうか。マルセロが試合中に足首を痛がったためか早めに交代になり、チャンスが巡ってきたというのに。バンザーイ……。PKを与え、同点に。
疲労の一言で片付けられるのかわかりませんが、ボールはキープしていても、前線の動きが乏しいことやスポルティングが中を固めていたこともあり、足元で回しては下げ、少し前へ入れては下げ…とじれったいパス回し。だからこそ、決勝点が生まれたのかなとも思います。最終ラインから攻撃に上がってきたラモスが、中距離から思い切りの良いクロス。これをベンゼマがシンプルに頭でうまく合わせ、これが決勝点に。やれやれ一安心…という結果になりました。
コエントランには猛省して頂きたい一方で、負傷やコンディション不良から復帰したばかりのラモスやベンゼマが良い仕事をしている点は、嬉しいことだと思います。また、全体に疲労感が…とは言いましたが、コバチッチが妙に元気に走り回ってくれているのも頼もしく感じました。心配な点は、相手との接触で足を痛めて途中交代したベイル。クラシコのスケジュールが見えてきているだけに、大事になっていなければいいなと思います。
あと、この試合に特別な思い入れを持って臨んだクリスチアーノ。試合の方ではぱっとしなかったというのが正直な感想でしたが、試合が終わり、スポルティングの監督やスタッフと声を掛け合った後、引き上げて行くクリスチアーノにスタジアム中から拍手が送られていたのは、良い風景でした。



NIKEに決定
今シーズン、黒いスパイクで過ごしてきたセルヒオ・ラモス。スポンサー関係にあったNIKEのキャンペーンに不満で、契約解消を前提に新たなスパイクスポンサー探しをしていたためですが、この試合から再びカラフルなスパイクに(ヴァランやカルバハルと同じもの、上の画像を参照)。ラモスは、改めてNIKEと契約を結ぶことにしたようです。

スポルティング・リスボン戦、召集選手

2016-11-22 23:20:22 | football
スポルティング・リスボン戦、召集選手
GK:ナバス、カシージャ、ジャネス
DF:カルバハル、ダニーロ、セルヒオ・ラモス、ナチョ、ヴァラン、マルセロ、コエントラン
MF:モドリッチ、コバチッチ、イスコ、ハメス、アセンシオ
FW:ベンゼマ、ベイル、クリスチアーノ、バスケス、マリアーノ

クリスチアーノにとっては、少年期を過ごし、選手として育ち、プロとしてデビューした思い出の地、思い出の詰まったクラブとの対戦となります。とはいえ、前節は少々情けない引き分けで終わってしまったマドリー。グループ勝ち抜けのためには引き分け以上が必要で、必ずここで決めてほしい試合です。召集リストはアトレチコ戦と同じ。では先発は…?

ダービー勝利

2016-11-21 07:10:17 | football




16/17 Liga Española 1a division Jornada 12
Atletico de Madrid 0-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、クリスチアーノ・ロナウド、クリスチアーノ・ロナウド

苦戦するだろうと思っていた敵地でのダービー。それが、クリスチアーノのハットトリック、イスコの輝くプレイの数々、体を張ってくれた守備陣、90分守備意識を保ち続けたチーム…1人1人ここが良かった、ここで頑張っていたと名前を挙げていきたいほど、各選手が自分の仕事をし、長所を示し、それが組み合わさって結果に結びついて行った。良い方向に予想外、期待以上の結果で、素直に嬉しいです。選手たちはビッグマッチにふさわしい試合、頑張りを見せてくれたと思います。

誰よりも目を奪われるレベルの活躍だと思われたのが、イスコ。FWの一角的な役割から守備まで、よく走り、ボールを運び、パスを回し、特に前半はマドリーを引っ張るような存在であったと思います。ジダンのような、足にボールが吸い付いているかのようなトラップ、相手のタックルで転ばされてもなおボールをキープし続け、ファンタスティックでした。イスコ自身、試合直後のインタビューで「この試合がマドリーにおける自分のベストゲームかはわからない、それはあなたが判断して。でもこれまで自分がプレイしてきた中で、もっとも快適にやれた試合の1つだね」と言っていたとのこと。イスコの存在が、BBCに割り込んでいくことになるのか(すでにBICという単語が出ていたり…)、中盤の一角なのかはわかりませんが、今後もこんなイスコをたくさん見ていきたいです。

怪我あがりを気遣ったのかラモスを起用しなかったことには驚きましたが、その代わり起用されたヴァランとナチョは、最近試合に出続けていて、代表でもフル出場していて試合勘が十分だった点が、ジダンのプランにハマったのかななんて思います。しかもこの2人、昨シーズンのアトレチコ戦で苦い思い出を味わっている…それが今日のこの働き、この結果。ハイボールを問題なく跳ね返すヴァラン、体を張ってトーレスにもグリーズマンにも仕事をさせないナチョ。頼もしかったです。
この試合、正直なところ無失点で終わるのは難しいだろうと思っていました。それが0-3。クリスチアーノやベイルの守備意識も高く(ビッグマッチ限定の可能性もなきにしもあらずですが)、特に後半始まってからしばらくの間攻め込まれる時間帯も危ない場面もありましたが、よく凌ぎきったし、その後の追加点で一気に楽になったと思います。
ということで、ハットトリックのクリスチアーノ。マスコミやら何やらに「もうダメなんじゃないか、もう終わりなんじゃないか」と言われるたびに、十分以上の結果を出して返す。しかもアトレチコとのダービーでそれを示すこと。まだまだ中心選手です。しかしあのカウンターは圧巻だった…。




アトレチコ戦、召集選手

2016-11-20 00:05:46 | football
アトレチコ戦、召集選手
GK:ナバス、カシージャ、ジャネス
DF:カルバハル、ダニーロ、セルヒオ・ラモス、ナチョ、ヴァラン、マルセロ、コエントラン
MF:モドリッチ、コバチッチ、イスコ、ハメス、アセンシオ
FW:ベンゼマ、ベイル、クリスチアーノ、バスケス、マリアーノ

インターナショナルウィークの間に、大きな負傷者が2人出て、一方で怪我からの回復やコンディションをあげてきたように見える選手も。何よりのニュースは、カピタン・ラモスが戦列に復帰、ということではないでしょうか。また、別メが続いていたベンゼマですが、直前で全体練習に合流しメンバー入りとなりました。BBCが揃うことになりますが、一部で言われているように、ベイル、クリスチアーノ、バスケス、という前線で行ってみてもいいんじゃないかな、と思ったりもしています。ジダンはあまり冒険はしないかな。中盤は、モドリッチ、コバチッチ、あと1枚がイスコかハメスかアセンシオか。
新スタジアム建設のため、「ビセンテ・カルデロン」でのマドリー・ダービーは今回が最後と言われています。だからと言って何が変わるということでもなく、最近の劣勢の流れを止めること、良い試合をして勝ち点をしっかり取ること……難しい試合には違いないですが、頑張れマドリー。

試合はあと4時間40分ほどでキックオフ。

モラタ、1ヶ月の離脱

2016-11-17 08:29:24 | football
水曜日の練習前にサニータス・ラ・モラレハ大学病院でアルバロ・モラタの検査を行った結果、右足大腿二頭筋にレベル2の負傷があると診断された。今後の選手の回復状況を見守ることになる。

負傷自体はイングランド戦で受けたファウルのシーンだと言われているようですが、そもそもマケドニア戦では途中交代するほどの打撲を受けていたのに。なんでフレンドリーマッチで起用したんだ…。
現地紙では、全治1ヶ月程度と見ているところが多いです。週末のダービーはもちろん、クラシコも無理。また、来日しないことも確実になってしまいました。


ベンゼマは、この中断期間ずっと、全体練習には合流できずランニングとフィジカルメニュー、ボールタッチなどの別メニューを行なっています。土曜日に間に合うのか…ベンゼマ自身は「良い感触」と語り、召集に入るだろうとは見込まれているようですが。

それぞれのコンディション

2016-11-15 07:05:35 | football
トレーニングが再開された月曜日、一番のグッドニュースはラモスが全体練習に合流したことでしょうか。思いがけないアクシデントがない限りは、ダービーで復帰と見て良いかと思います。やや長期の離脱だったため、試合勘などの不安はありますが。
他にも良いニュース、といってしまうとやや問題ありかもですが、アルゼンチン代表との試合に快勝したブラジル代表マルセロは、警告の累積で次の試合に出場できないため、マドリーに戻ってきました。またアイスランドに勝利したクロアチア代表も、次の試合がフレンドリーマッチのためか、モドリッチはお役御免に。マルセロ、モドリッチの2人は、すでに月曜のトレーニングに加わり、通常通りのメニューをこなしています。ベイルとクリスチアーノ・ロナウドも、今回の代表の試合は終了しているため、火曜、水曜頃にはチームに戻るのではないかと思います。
と、ここまでは良い方の話。次は、怪我、コンディション不良の選手たちの様子。

まず最新の怪我人の可能性があるのが、コバチッチ。レガネス戦で足首に違和感があったまま代表に合流し、違和感があるままアイスランド戦に出場し、結局試合中に不快感を訴えて途中交代に。クロアチアvsアイルランド戦は見ていないので、どんな状況だったのかわかりませんが…。コバチッチも、モドリッチとともに代表を離脱してマドリーに戻ってきました。検査をし、状態が判明するものと思います。
状態が気になるけれどまだマドリーに戻ってきていない、のがモラタとアセンシオ。モラタは、マケドニア戦に先発していましたが、後半早々の接触プレイで負った打撲が試合中も後を引き、途中交代に。またASによると、アセンシオも試合中に打撲を負ったとのこと。どちらもこの先の2試合目には問題ないと見られており、出場する可能性が高いようですが、心配な点ではあります。

マドリーでリカバリー中なのは、カゼミロ、ぺぺ、ベンゼマ。カゼミロは、ランニングをしピッチ上でフィジカルメニューを精力的にこなしていますが、週末のダービーには間に合うかどうかまだ不明です。レギア戦でハムストリングを痛めたベンゼマ、アラベス戦で負傷したぺぺは、ピッチ上でランニング、一部ボールを使ったメニューなど。ベンゼマの状態がよくわからないのですが、少なくともぺぺは、まだ時間がかかりそうです。

最後にクロース。レガネス戦後に代表に合流して、右足第五中側骨の剥離骨折が判明し、全治6週間程度が見込まれているクロースは、14日にTwitterで「今日からリハビリ!(Recovery has started today!)」と報告。年明け復帰を目指して、無理せず進めていってほしいと思います。

カゼミロ、もう少し

2016-11-10 07:11:14 | football
グッドニュース
火曜日、代表に召集されていない選手たちは、カスティージャの選手たちとともにトレーニングを再開しました。グッドニュースは、カゼミロがピッチでのトレーニングをスタート、ボールに触るメニューもスタートしたこと。同じく別メニューながらかなりハイペースでピッチでフィジカルメニューをこなしているセルヒオ・ラモスとはまだ差がありそうですし、アトレチコ戦に間に合わせるのは難しいかもしれませんが、とにかくここまで回復してきたことが嬉しいです。もう一息、頑張れ。


各国代表、14人
コロンビア代表:ハメス
・コロンビア-チリ(W杯南米予選、11月10日)

・アルゼンチン-コロンビア(W杯南米予選、11月16日)
 


ブラジル代表:マルセロ
・ブラジル-アルゼンチン(W杯南米予選、11月11日)

・ペルー-ブラジル(W杯南米予選、11月16日)

U-21スペイン代表:アセンシオ

・オーストリアU21-スペインU21(欧州ユース杯予選、11月11日)

・スペインU21-オーストリアU21 (欧州ユース杯予選、11月15日)  



フランス代表:ヴァラン
・フランス-スウェーデン(W杯欧州予選、11月11日)             

・フランス-コートジボアール (フレンドリーマッチ、11月15日)

コスタリカ代表:ナバス
・トリニダード・トバゴ-コスタリカ(W杯中南米予選、11月12日)
・コスタリカ−アメリカ(W杯中南米予選、11月16日)


クロアチア代表:モドリッチ、コバチッチ 

・クロアチア-アイスランド(W杯欧州予選、11月12日)
・北アイルランド-クロアチア(フレンドリーマッチ、11月15日)


スペイン代表:カルバハル、ナチョ、イスコ、ルカス・バスケス、モラタ
・スペイン-マケドニア(W杯欧州予選、11月12日)
・イングランド-スペイン(フレンドリーマッチ、11月15日)



ウェールズ代表:ベイル
・ウェールズ-セルビア(W杯欧州予選、11月12日)


ポルトガル代表:クリスチアーノ・ロナウド

・ポルトガル-ラトビア(aW杯欧州予選、11月13日)

各地でW杯予選が行われ、マドリーからはまた大量の選手たちが動員されていきました。ただ今回は、ヨーロッパの予選はそれぞれ1試合のみで、第2戦はフレンドリーマッチやそもそも1試合しか予定されていないなど、少し負担が軽いのがありがたい気もします。いつもながら戻りが遅くなる南米組が心配ですが。いつものことながら、皆さん怪我なく帰ってきてください。

クロース、年内復帰不可

2016-11-08 22:23:58 | football
ドイツ代表に合流したクロースは、検査の結果、右足第五中足骨基部の剥離骨折が判明。レガネス戦で負ったものと見られています。現地紙の報道によると、全治は1ヶ月半程度、長いところでは2〜3ヶ月という見立ても。
リーガもCLも国王杯も連戦フル出場し続けていたクロースが、ついに。クロースの長い離脱は、マドリー加入後では初めてでしょうか。カゼミロもモドリッチもいないからと、無理させてしまったか、本人も無理してしまったか……。

補足。マドリー公式は詳しい情報は書いてくれませんので、MARCAやASの情報を総合して。
負傷自体はレガネス戦で相手から受けたタックルが原因のようですが、痛んだと思われるシーンでも、クロースはすぐに立ち上がり続行。結局フル出場でした。しかし日曜夜から月曜朝にかけて、タックルを受けた箇所に痛みが出たことからマドリーとドイツ代表のメディコに連絡。クロースはドイツ代表に合流して、ケルンとミュンヘンで検査を受けた結果、この症状が確定された、とのこと。第五中足骨骨折は、過去にも何人も選手が経験したことがある怪我ですが(シャビ・アロンソ、マルセロ、ハメス…)、現時点では幸いなことに手術をせずに保存的処置で回復に持っていける見込みがあり、それで1ヶ月〜1ヶ月半の離脱になっているようです。マルセロは確か3ヶ月くらい離脱になってましたよね。クロースは、すぐにマドリーに戻るか、数日間はドイツで過ごすか、何れにしても患部を固定し休養に努める、ということだそうです。

2021年まで、その先も

2016-11-08 06:54:22 | football



16/17 Liga Española 1a división Jornada 11
Real Madrid C.F. 3-0 Leganes


昼間の試合って、どうもピリッとしないですね。12時キックオフって。スペインの昼食時間がだいたい14時頃だったりするし、ランチタイムキックオフですらないような。その前の水曜の試合は夜の21時〜23時頃までやっていたわけで、体調的にも気分的にも、選手たちは調整が難しかったことでしょう。
というのが言い訳になるかわかりませんが。とにかく結果は良かったです。ベイルが効率よく良いところでゴールを決めてくれたし、モラタも、散々削られて倒されて体を張っていた中でも、落ち着いて3点目を決めてくれた。ディフェンス陣も頑張ってましたし、久々のクリーンシート。そして何よりも、モドリッチ復帰おめでとう。インターナショナルウィークとのタイミングが云々書きましたが、やっぱり元気に復帰したのを見ると嬉しいですね。ピッチにいると全体が引き締まるような気もしました(コバチッチが悪いとかそういうのではなく)。
中断期間が明けると、デルビー・マドリーです。


2021年まで、その先も…




月曜日、サンチアゴ・ベルナベウにて、クリスチアーノ・ロナウドの契約延長の締結、プレゼンテーション、記者会見が行われました。クリスチアーノのスピーチから。

「会長、レアル・マドリー、この街、チームメイトたち、そして僕がここへ到達するのを助けて来てくれた全ての人たちに感謝します。今日は僕にとってとても特別な日、僕とレアル・マドリーとの関係にとってとても重要な日です。このクラブは僕の心の中ににあります。僕の人生にとって特別な瞬間。5年間の契約延長、そしてこれは最後の契約にはなりません。なぜなら、もっとたくさんここにいたいと願っているからです。」
「フットボールには思い出がないが、でもあなた、会長、そしてレアル・マドリーにはあります。このユニフォームと、世界最高のこのクラブのために、僕のベストを尽くし続けていきたい。ベストを尽くし、ゴールをあげ、タイトルを取っていきます。とても幸せです。僕にとっての夢が叶っているのだから。」

 記者とのやりとりより
「僕には、ディ・ステファノと出会うという栄誉がありました。彼は僕に『チャンピオン、今のように続けていきなさい、君は最高だ』と言ってくれました。この素晴らしい人物、素晴らしい選手に特別な思いを抱いていました。彼のイメージを模範としていきたい。彼と、そしてラウール。このクラブのトップスコアラーたちであって、僕のことをきっと喜んでくれるでしょう。もっとゴールをし続けていきたいと願っています。」

クロース、モドリッチ、バスケス、ベイルと続いて来て、今度はクリスチアーノ・ロナウドが契約延長に至りました。イスコとカルバハルが続くか?という話も出ています。契約延長=その最終年までいてくれる、ということではないかもしれないですが、クラブの選手への姿勢、評価が示されているものだとも思います。

公式発表:クリスチアーノ・ロナウド

2016-11-07 06:55:15 | football
公式発表:クリスチアーノ・ロナウド
明日11月7日(月)13時30分(日本時間:同日21時30分)よりサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムのロイヤルボックスで、クラブと2021年6月30日まで契約延長することで合意に達したクリスティアーノ・ロナウド選手の契約延長発表会が行われます。また同イベントにはフロレンティーノ・ペレス会長と選手が出席する予定です。

試合の話はまた後で。

本日、レガネス戦

2016-11-06 17:47:11 | football
レガネス戦、召集選手
GK:ナバス、カシージャ、ジャネス
DF:カルバハル、ダニーロ、ナチョ、ヴァラン、マルセロ、コエントラン
MF:モドリッチ、クロース、コバチッチ、ハメス、イスコ、アセンシオ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベイル、モラタ、ルカス・バスケス

ビッグニュースとしては、数日前から全体練習に復帰していたモドリッチが、召集リストに入ったこと。順調な回復はとても嬉しいのですが……良いタイミングで回復したと、クロアチア代表にも召集されてしまったんですよね。今日の試合でも、出場するかどうか、してもフル出場はまずないと思われるほどなのに。帰ってきてくれるのは本当に嬉しいんですけど。
怪我人情報としては、ラモスは順調に回復中の様子で、すでにピッチ上での調整もスタート。このインターナショナルウィーク中に全体練習に復帰くらいまでは持っていけるだろうと思います。カゼミロは、まだわからない。ぺぺのハムストリング損傷も思ったより重かったようで、まだ数週間はかかる見込み。そして新たな負傷者として、レギア戦でベンゼマがハムストリングを痛めていたとのことで、今回は召集外となりました。

レガネスは、今季が初のプリメーラ。ヘタフェの隣町なので、実は大きな意味でマドリーダービーとも言えるのかもしれません。ちなみに、カルバハルの出身地でもあります。
試合はサンチアゴ・ベルナベウにて、本日12時、日本時間で20時キックオフ。間も無くです。