けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

0-1 Atletico Madrid様

2013-09-29 19:13:34 | football

13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 7
Real Madrid C.F. 0-1 Atletico Madrid様
マドリーのゴール:


引き分けても負けても、「マドリーのゴール:」と書くのが癖になってたので、何もないのが違和感……。
試合の方は、やっぱりそんなに世の中甘くないですよね…という、敗れるべくして敗れるという結果でした。むしろなんで1点差で済んでるんだろう?と思ったり。ディエゴ・ロペスが最後の最後でアトレチコを威圧してくれたおかげか、絶体絶命の場面でも、シュートを上に外してくれたりポストに当ててくれたり、どうにかこうにかクリアしたりで…まあ、1点差だろうが5点取られようが、負けは負けですが。
問題は選手起用だけではないですが、先発にも交代にも「なぜ?」と思うところがあちこちにあり、もう少しどうにかなったのではないか、というフラストレーションも。まず、なんでモドリッチがベンチスタートだったのか。失点の起点になったとはいえ、前線をかき回してくれる貴重な存在の、かつリーガには十分慣れているディ・マリアを、なぜベイルと換えたのか。なぜモラタの交代がイスコなのか。2トップにしたかったから、だそうですが、前半からマークに張り付かれ、サポートもほとんどなくて苦労していたイスコ、それでも後半は何とかボールをキープして前へつなげたりできるようになってたのに。
特にこの試合「でも」、パッとした仕事ができなかったベンゼマが交代要員だろうと思っていたところに、イスコ→モラタだったため、ベルナベウがまたヒートアップ、アンチェロッティにブーイング…。確かにベンゼマにはなかなか良いボールが入りませんでしたが、逆に言えばベンゼマがもっとサイドなり裏に抜けようとするなり、動きを付けるべきだっただろうと思います。密集で身体を張るいわゆるセンターフォワードらしい仕事も苦手なようで、どうにかこうにかつないだボールをキープできずにあっさり敵に取られたり……。わずか15分ほどしかチャンスがなかったモラタが、その中でも2回3回とゴールチャンスを作り、果敢にシュートを打っていたのと、つい比べたくなってしまう(そしてため息をつきたくなってしまう…)。モラタ、いいですね。本当にもっともっとチャンスをやってほしい。リーガはモラタ、くらいの役割分担しても良いかもしれない。

守備が毎試合失点をする、というのはとりあえず置いておいて、どうしたら攻撃ができるようになるのか、どうしたら守る相手を崩せるようになるのかなあ。とりあえずFWには頭からモラタ使ってくれ、と思ってますが、あとはクリスチアーノをど真ん中トップにしてしまうとか。この試合でクリスチアーノがボールに触る機会が少なくて、サイドでも孤立してしまうし……これはマルセロが復帰したら多少は解決するかなあ。これでも、根本的な問題解決にはなってないか……。
あとは、カウンターアタックを磨いてほしいというか、開き直ってもっと正々堂々と使ってほしい。パスつなぐことを意識しているのか、カウンターのキレがない、一気に行ってしまえばいいのにスピード落としている感じなのが、これもどうもフラストレーションで。

で、次の試合は水曜にCLコペンハーゲン戦です。またベルナベウです。リーガのチームでなければ、マシな戦いになるかな……後ろ向きですみません……。


おまけ

削ったりパンツ引っ張ったり、いろいろやり合ってたコエントランとアルダ・トゥランの、このシーンについてはあまり重要視されなかったみたいなんですが、これだけみごとな背負い投げ?(その前にコエントランが掴まれて引っ張られている)があって、どちらにも何もお咎めなしでスルーだったのが、この試合数少ない楽しかったポイント。

アトレチコ戦、召集選手

2013-09-28 17:07:11 | football
アトレチコ戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:ケディラ、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、ベイル、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ヘセ、モラタ

治るまでもう少し:マルセロ
まだまだリハビリ中:シャビ・アロンソ

日曜、水曜、土曜と中2日で、あっという間に次の試合が回ってきました。開幕から連勝中のアトレチコさんとのダービーということで……どうにか良い形、機能する形が作れれば良いなと思うんですが、良い方に転ぶかグダグダになるか、その時になってみなければわからないとしか言いようがないような。今まではアトレチコとの試合だと、ちょっと余裕をもって見てたようなところがありますが、もう今となっては…怖いです。
メンバー的に新しい点としては、ベイルの復帰。先週の試合直前に離脱してから、1週間で戻ってこられたのは良かったです。肉離れだったらこうはいかなかったので、妖しいと思った時点で留めておいて良かった、というところかも。一方で、このダービーに間に合うだろうと言われていたマルセロは、結局間に合わず。水曜の試合が久しぶりの出場だったコエントラン、まだ完調だとは思いませんが、エリアに近づいての攻撃参加も守備も、必死でやる様子があったのは良かったです。この試合も左はコエントランでしょう。
後はアンチェロッティはそんなに冒険しなさそうだから…ディ・マリア、イスコ、ベイルから中前目の2人を選び、ピボーテはモドリッチと…イジャラかなあ、ケディラかな? それ以外のメンバーは、水曜と変わらなさそう。


シャビ・アロンソの回復状況
MARCAの記事によると、シャビ・アロンソの回復状況は順調で、来週の初めにもピッチでのランニングがスタートできるのでは、とのことです。現在は、バルデベバスにある反重力トレッドミルを使って、ランニングを始めているとのこと。このマシーンを使うと、足にかかる負荷を体重の20%に減じることができるんだそうで、その負荷を少しずつ上げ、現在は80%程度にまでなっているんだとか。メディコからOKが出れば、100%で、ピッチの上でランニングができるようになるだろうということだそうです。
あとは鼠蹊部の問題。実際治っているのか、中足骨が治ったらそのまま試合に出られる状態になるのか……。

2度絶句

2013-09-27 00:09:48 | football

13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 6
Elche 1-2 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド×2

2度絶句。なんでその時間に失点するんだよ、っていうのと、なんでそこでそんなんでPK取ってくれるの? っていう。こちらとしては、「引き分けかー、この出来じゃしょうがない、今シーズンのリーガも、もう終わりかな」とか言うくらいの心の準備をしてたのに。スタジアム中からアシ・ガナ・マドリー言われても仕方ないほどのレフェリングでの幕切れでした。
ムニス・フェルナンデス、つい最近バルサvsセビージャでもバルサ寄りと言われる謎采配をしていたような…。

昇格組との試合だから、ダービー前だから、なんて気を抜いたようなところがあったのか連戦の疲労だったのかわかりませんが、また良い試合ではなかったですね。試合開始すぐの、エルチェがまだ落ち着かない時に一気に自分たちのペースに持ち込もうとかできればよかったんですが、試合を決められずペースもつかめず。開幕からここまで、チームを活気づけてキーになってきたディ・マリアも、疲れなのか、プレイ全般、パスにしてもクロスにしても雑な感じで、これもチーム全体がのっていけない原因だったのかもしれません。後半開始直後にクリスチアーノのFKで先制したものの、その後もあまりぱっとした感じもなく、交代も状況を変えるようなものもなかった。ので、なんで勝つことになったんだか。
ここまでまだ数試合ですが、アンチェロッティの交代は、勝っている状況であれば、攻撃の選手を次々繰り出すよりも、守り逃げにシフトチェンジしていくような蛍光を感じてます。そして、何か状況を一気に動かせるようなものもないという…。せめて交代して良かった、状況が好転した、って言えるような選手起用ならこちらも気持ちが盛り上がるような気もするんですがあとはモラタやヘセの使い方も。まだ不器用なところもあろう若い選手が、残り5分や10分で起用されても、どれほどのこともできないだろうに……。チーム自体がもう少し調子を上げ、ある程度の形を構築できるまでは、選手起用の冒険ってしづらいのかもしれませんが、もう少し見ている方に希望やワクワク感を与えてくれるような、前向きな目的が感じられるような交代ならいいのにな、と思ったり。

こんなマドリーですが、次節は大絶好調のアトレチコさんと。

エルチェ戦、召集選手

2013-09-24 20:43:16 | football

エルチェ戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:ケディラ、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ヘセ、モラタ

バラン復帰、コエントラン復帰、イケル復帰。いっきにDF陣が充実した感じになってきました。ぺぺもしばらく出続けているので、少し休ませるということで、バラン出てくるかな。コエントランも出場するか、ちょっといろいろナーバスなベンゼマも、休養ということにして、頭からモラタかヘセ使ってみるのも良いんじゃないかと思いますが、アンチェロッティがどこまで冒険をするかしないか……ま、楽しみですね。
試合は25日22時、エルチェのスタジアム、エスタディオ・マヌエル・マルティネス・バレーロにて。




「カピタン」アルベロア、ベンゼマのボディガード
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カリム・ベンゼマは、レアル・マドリーの中で心配されている。当然のことだろう。良いシーズンスタートを切った後で、彼のコンディションの欠如と、フランス代表でのベンチ行きに向けたベルナベウからのブーイングが、鬱屈と落胆の間に足を踏み込ませている。ベンゼマ自身は、なぜ彼が批判されるのかだけでなく、最近の運のなさへの懲罰も、全く理解していない。このケースの対処は、おそらく容易なことではないだろう。
先日の日曜日に、カルロ・アンチェロッティがベンゼマを交代させると決めたとき、監督の取った方法は、予想した通りの結果に至らなかった。ベルナベウにいた誰も、9番が2度のはっきりしたゴールチャンスを逃し、どれだけ観客のざわつく声と驚きを引き出したかを見た後で、こうしたことが起こるとは思っていなかっただろう。交代の際には恐れがあった。ベンゼマはブーイングされると。
アンチェロッティとしては、こうした点にやや考慮をしているようだ。トロフェオ・サンチアゴ・ベルナベウでは、ディエゴ・ロペスをHTの5分前にウォーミングアップに出したところ、半数がディエゴ・ロペスにブーイングをし、イケル・カシージャス(その日先発していた)に拍手を送り、またその逆の事態も生じていた。
日曜のレアル・マドリーvsヘタフェ戦に戻ろう。9番の交代がボードで示されたとき、彼はベンチを見た。彼がいた場所から交代を待つモラタまで、40メートルもの「道」があった。およそ40mの恐怖の道。いくらかブーイングが聞こえ始めた。同時に、いくらかの拍手が起こった。それは、彼の新しいボディガードから生まれ出たものだった。
アルバロ・アルベロアが彼のチームメイトに近づき、温かく元気づけ、そして自身の両手を上げてベルナベウに向かい、ベンゼマに対して拍手をして見せた。スタジアムは、ある部分はアルベロアのジェスチャーに誘導されて、ある部分は自身の意思で、このフランス人ストライカーに拍手を送った。
実際のところ、「風の音」(ブーイングのことか)は残っていた。しかし他の試合に比べれば、それほど大きくは聞こえていなかった。そのジェスチャーでアルベロアは、チームメイトへのひどい対応を和らげたのだ。
この試合でアルベロアのこの行動が見られたのは、これが最初ではなかった。交代の数分前に、アルベロアはクリスチアーノ・ロナウドと間の素晴らしいコンビネーションを経て、左からペナルティスポットに向かってクロスを送っていた。そして後はゴールするだけというところで、ベンゼマがヘディングで合わせたのだが、驚いたことにこれは高く飛んでいってしまった。ほとんどゴールだったのに。入れるより外すほうが難しいほどだったのだ。
観客は頭を抱え、彼らのアタッカーに批判を浴びせようとした。しかしアルベロアが立ち上がり、エリアに向かっていってベンゼマを褒め、このフランス人へのサポートのしるしとして(この数分後にしたのと同じように)両手を上げて見せた。ファンの一部から起こる愛情を知って、アルベロアは、観客席からカリムに向けた多くの素晴らしい拍手を引き出した。
こうしたことが起こるのは今回が初めてではない。イスタンブール(ビジャレアルとの緩慢な試合の次)でのベンゼマの「マッチ・ボール(?)」で、アルベロアは特に目立ってベンゼマを勇気づけていた。それは、この記事に付けた画像からもわかるだろう。彼は、自チームが挙げたどのゴールについても祝福の場面でムードを盛り上げ続けた。ベンゼマ自身が挙げた2ゴールについてもだ。

「保護主義」といったものが、観客からの好意を引き出し、ラモスでもペペでもなく、アルベロアこそが、イケルがいないレアル・マドリーのカピタンであるとの声をオープンにさせている。
彼への好意に対する議論としては、5シーズンにわたってベルナベウを離れていたということが、彼が白のカンテラで培ったステップを覆い隠すものではまったくありえない、という事実がある。最終的にこの主導力が実を結ぶことは難しいだろうが(レアル・マドリーでは、カピタンはトップチームへの在籍シーズンによってのみ決まる)、しかしこうしたことは、アルベロアの彼のチームメイトたちに対する深い関わりを示すものだと言える。
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いい話だなー……ベンゼマ、もうちょっとプラスの方向に気持ちが見えると良いんだけどなあ……。


集中すること

2013-09-23 13:06:59 | football



13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 5
Real Madrid C.F. 4-1 Getafe

マドリーのゴール:ペペ、クリスチアーノ・ロナウド×2、イスコ
画像

試合前のウォーミングアップでフィジカルに問題が生じたベイルが急きょ先発から外れ、イスコが先発(バランがベンチ入り)。ラモスを休ませるという前情報のとおり、セントラルはぺぺとナチョ。ピボーテがケディラとイジャラの組み合わせで、これもモドリッチを休ませることが狙いだったんだと思いますが……もしベイル先発でイスコもベンチスタートだったら、つまり当初の予定通りの先発だったら、前へボール出したりつないだり、なんて役割は誰がやったんだろう……イジャラ1人? もしかしたら停滞してたんじゃないか…。とそんなことを思ったりしました。ま、起こらなかった事態なのでその辺はいいとして。
でも、やっぱりまだ今シーズンのマドリーは調子が上がってない感じがします。一番思うのは、キックオフから自分たちのペースで試合を進めるケースが少ないこと。つまり相手の出方を見ているような、受け身に回って、やがてリアクション、という…ほとんど結果が出ているんで良いんですが、ちょっと不満というか、この先心配というか…。その時間帯での失点は、最後ぺぺの脚に当たって方向が変わってしまったのは不運でしたが、やはり集中力の欠如というか、受け身だったというか。クリスチアーノのファウルアピールの間に最終ラインまで突進されてしまったわけで……。でも、そのせいかどうかわかりませんが、その後のクリスチアーノは試合が終わるまで、かなり集中力の高い状態が維持されていたように思います。最後の最後、終了間際の4点目も、どんな体制でもゴールにもっていこうとする姿勢があったからこそではないかと思います。
守備は、ラモスがベンチにいましたが、セントラルはぺぺとナチョで良くやってたと思います。ナチョは、ラテラルに置かれた先週はどうにも不安定でしたが、この試合ではずいぶんと落ち着き払って、ガッチリ対処できていたと思います。あまり不安感がなかった。ラテラルが比較的高めに位置していることが多かったですが、ピボーテの2人がうまくバランスを取っているというか注意を払っているようでしたし、ディ・マリアやイスコも積極的にチェイスするし、守備の連携は完璧とは言わないまでも、試合の場面で構築されていっているのかなと思います。アルベロアが、意外に攻撃に絡んでいるのが、新鮮で楽しいです。エリアの近くでのテンポの速いパス回しに加わってたり、エリアの傍でしっかりファウルを取ったり。
急きょ先発になったイスコですが、イスコ出場していて良かったなあ…という、あの3点目。チャンスの場面でエリア内に切り込んでいって、パスを選択するのではなくあそこでゴールを取りに行く姿勢がいいです。クリスチアーノや周囲との連携もよくなってきてる。あと、イジャラの動きには、何か引き込まれる感じがします。なんていうか、動きが滑らか。ボールを受けて次に渡すとか、ターンしてパスを出すとか、そういうのが一つながりの動きになって流れているようで。
残念だったのは…というか、残念な反応をもらっていたのがベンゼマで…うーん。CLでは結果が出てたのになあ…シュートミス、パスミス、飛び込んでほしい瞬間に飛び込めない、観客のブーイングが大きくなる、モラタコールが起こる、ベンゼマ消極的に、さらにミス……悪循環な展開になってしまいました。モラタやヘセがアップを始めてから、結局ベンゼマを交代するまでかなり時間がたっていましたが、アンチェも、観客のブーイングが最高潮の時に交代するよりは、なにかしら良い結果を手にしてからの交代の方が良いと思ったのかもしれませんが……。最後は、観客も嫌味なのか呆れたのか、拍手の中でベンゼマ→モラタの交代になりました。ディ・マリアやアルベロアが交代するベンゼマを元気づけるように送っていて、見てる方も気まずいというか切ないというか……。
次の試合は、水曜です(日本時間木曜の朝)。


ベイルの負傷について
ウォーミングアップ中、左大腿部(大腿四頭筋)に痛みが走り、大事をとって欠場を決めた、とのことです。肉離れの一歩手前くらいの状態ではないかと…今後の様子は月曜に検査を行って、とのことですが、アンチェロッティの試合後のインタビューでは、水曜のエルチェ戦は無理でも、来週のアトレチコ(デルビーですよ)には…といった感じだったので、軽度ではあると思いますが。


アニモ・ピラータ
試合前、マドリーの選手たちは、先日のCLで膝の靭帯を断裂し長期離脱が決まったグラネロに向けて、「Animo Pirata(がんばれピラータ)」のメッセージ付きTシャツを着用。

グラネロ:「5日目。レアル・マドリーからの贈り物に感激している。ありがとう会長、クラブ、選手たち、そしてマドリディスタ・ファミリー。」




ヘタフェ戦、召集選手

2013-09-22 19:54:58 | football
ヘタフェ戦、召集選手
GK:ディエゴ・ロペス、ヘスス、トマス・メヒアス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:ケディラ、ベイル、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ヘセ、モラタ

負傷欠場:イケル、シャビ・アロンソ
もう一息:バラン、コエントラン、マルセロ

ヘタフェ戦で復帰かと言われていたバランや、全体練習に復帰したコエントランですが、どちらも召集外になりました。バランはすっかり全体練習に定着していますが長期離脱の後だけに、またコエントランは全体練習だったり一部個人メニューだったりでまだ万全ではないようで、無理はさせないということのようです。
召集リストに入ってはいますが、セルヒオ・ラモスは、CL後は別メの調整が続いていました。アンチェロッティ曰く疲労があるとのことで、場合によってはベンチスタートの可能性も。その場合、先発セントラルは、ペペ&ナチョとなります。DFギリギリだなあ相変わらず…。


ディ・マリア
「Rock and Pop Radio」というところでのインタビューをASの記事から。
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マドリーに残ると決めたこと
「僕は残ると決めた。重要で、価値の高い選手が来て、自分がプレイすることが難しくなるだろうとわかっていた。でも僕はそうした。代表にいても、プレシーズンをチームと共に過ごしても、今の僕は良い状態にいると思っているし、ありがたいことに正しい子とあができている。監督は僕を信頼してくれていて、僕はこうしていられる。それが何よりも重要なことだ。」

ラベッシ(PSGに所属)と話して
「ポチョ(ラベッシのこと)と話したけど、僕は彼に言った。でも、あそこ(マドリー)へ行ってみろよ、世界でも最高だよ、と。僕はポジションを争いたいと思った。それが僕の決断で、僕はうまくやっているよ。」

イグアインの移籍
「彼とは話をしたよ。ここに7シーズンいて、彼は自分のサイクルが終わり、空気を換えることが必要だと考えていた。ピパには大きなプレッシャーがかかっていた。周囲やファンの人々、毎日のスポーツ紙……ゴールが決まらない時に9番でいる、それで頭の中には何も入らなくなってしまう。彼は多くのことに耐えていた。時に、ゴールしないということが理由で、彼は殺されそうになっていた。だから変化を選んだんだ。」

エジルの移籍
「メストとは最近は話していない。彼が出て行ったのは、新たな選手たちが来たからだと言われている。でも本当のところは僕はわからない。僕が知っているのは、僕は残りたいと思ったこと、そして僕は幸せだということ。」

レアル・マドリーでの将来
「僕には2018年までの契約があるし、それに到達できればと願っているよ。僕にとってそれは特権だ。毎日、僕はここにいるためにすべてを尽くそうとしている。がいなくなるその日まで、僕は死ぬまでこのユニフォームを守るつもりだ。」

ベイルの加入
「監督が言っていたのは、彼のどこが優れているか、今後プレイする中で示していくだろうと話していた。どの試合にも望まれるチームの武器だ。移籍してくるまでトッテナムでトレーニングできていなくて、前クラブと交渉していたことが、最終的にスタメンに慣れていない理由なのだと思う。ビジャレアル戦ではスタメンで僕はベンチスタートだった。監督が、その試合に必要なことを考えてそうしたんだ。」
「ベイルがプレイできるポジションは、僕自身もプレイしているところだ。監督に、先発の11人に入れるようにすべてを尽くしている選手を抱えているのだということをわかってもらえるように、全力を尽くしていきたい。」

クリスチアーノ・ロナウドとメッシ
「メッシとやるときはいつも、ボールを見ないでも、どこにでもボールを出す。クリスチアーノとは、脚(サイド?)を替えて、ニアポストにボールが落ちるようにセンタリングを出さないといけない。どちらも素晴らしい選手で、いつでもすべてのものを勝ち取ろうとしている。彼らの間に争いがあるのは当然のこと。どちらもシーズンに50ゴールあげるんだからね。そういう競争があるのは当然だよ。」
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それぞれの復帰に向けて

2013-09-19 07:20:36 | football

CL翌日のトレーニング
ガラタサライ戦に途中出場または出場しなかった選手を中心に、水曜もトレーニングが行われました。何をおいてもグッドニュースは、バランとコエントランが、他の選手と一緒に全体練習ができたこと。週末のリーガは、日曜にベルナベウでのヘタフェ戦。どちらも復帰できればいいなと思います(もちろんいきなり先発でなくても…先発でも良いですけど)。
まだしばらく離脱が続きそうなのはマルセロとシャビ・アロンソ。月曜のMARCAの記事によると、シャビ・アロンソは先週金曜日に、8月終盤に受けた手術以来の検査を受け、負傷箇所の固定を外したとのこと。今後はプールやバイク、ジムなどでのトレーニングを行えるようです。経過が順調であれば、1ヶ月でピッチでのランニングを始められるようになるだろう、だそうです。


イケルの負傷は打撲
水曜日にマドリーで検査を受け、左肋骨の打撲、だそうです。まだ経過観察が必要のようですが、とりあえず骨折までいってなさそうだったのは良かったです。あとはヒビが入ってたりしなければ…あれ、痛いし、痛くなくなるまで放置しておくしかないし…。
とりあえず、マドリーへ戻ってくる機内でこんな写真を撮らせてるくらいなので、まあ大丈夫だろうと思います。


ラモス:「誰かさんが僕を殺したがってる! 何でもないよ、彼はすぐに戻ってくる。」


グラネロ、負傷で長期離脱
CLの試合は、マドリーとレアル・ソシエダが同日だったので、時々スコアとかマルカのテキスト実況をチェックしている程度でしたが、グラネロが出て来たのが後半の終盤、その後そんなに時間が経たずに、どうも痛んでいるらしいというテキスト実況。最初は目を抑えている、とか書いてあったので、相手の手でも入ったのかなとか思ってたんですが……痛みと、重傷だろうと思ったのとか、あったのかな……。
右膝の前十字靭帯断裂および内側半月板損傷で全治6か月の見込み。せっかくリーガに戻って来れたのに、6ヶ月って……。

エステバン・グラネロ
「1日目。膝が痛む。でも、僕のチームとともにいられないことがより辛い。皆のメッセージに、心から感謝しているよ。」

CL:ガラタサライ1-6マドリー

2013-09-18 06:37:46 | football

本日のゴレアドールたち

13/14 UEFA Champions League GroupB-1
Galatasaray 1-6 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:イスコ(33)、ベンゼマ(54、81)、クリスチアーノ・ロナウド(63、66、90+1)
画像

正直、ここまで得点差が付くとは思ってませんでした。試合の流れ的に大きかったなー、と思うのは、前半のイスコのゴール。大観衆を味方に付けたガラタサライ、試合開始からガンガン寄せてきて、チェックは早いし、裏に抜けようとするし、マドリーは受け身で、自分たちのペースを握るのが大変そうでした。何とかしのいで、後半向こうが疲れてきたころに勝負かな…と思ってたら、イスコゴール。ディマリアからのボールをトラップしたら相手DFがコケていて……ナイスゴールでした。あと流れ的に大きかったのは、前半終了間際にペペと接触したドログバが、結局後半は出場できなかったこと…他の選手の怪我を喜ぶつもりではないですが、流れとしてはドログバ不在は大きかったと思う。ガラタサライのプランも狂ってしまっただろうし、後半はおそらく疲労もあっただろうと思いますが、大量点ということになりました。
妙な髪形をやめたベンゼマ、今日はわりと動きが良かったように思います。やっぱりリーガよりはCL向きなのかなあ。中央でがんばるセンターFWではなく、ボールをさばいたりする特徴が生きてたなと思います。クリスチアーノは、自分の1点目が決まるまではまた少しイラついたような力んだ感じがありましたが、1点決まってしまえば後はすっかり機嫌を取り戻した感じで、遂にはハットトリック達成。攻撃面では、自分自身でのゴールはなかなか決められないものの、やっぱりディ・マリアの存在が大きいなあと感じました。後半途中からのように、イスコを外してベイルとディ・マリアも併用というのが、よかったとはあまり思えませんが……これからどうしていくのかな、アンチェロッティは。

負傷者がまだまだ多い中、CL初戦、地獄のアウェイで、3ポイント持ち帰れたのはとにかく良かったです。


フィールドプレイヤー全員(クリックで大きい画像へ)


イケル
GKのローテーションには賛否両論あったものの、せっかくマドリーでの公式戦出場のチャンスをつかんだのに。それが開始10分そこそこで交代になるとは…。開始直後のラモスと接触した直後に、既に「どこかやったか?」という感じの顔をしていて、嫌な予感がそのまま的中という……横腹の筋肉に問題があるのか、肋骨に影響が出てるのか……。
MARCA経由のマドリーメディコの最初の診断は、「骨折はないが、軟骨組織に影響が出ている。左肋骨への打撲で、MRI検査を行う」とのこと。
前の怪我もアルベロアとの接触、今回はラモスと……何ともついていないというか…残念です。

クリスチアーノ・ロナウド、2018年まで契約延長

2013-09-16 11:57:51 | football

日曜のトレーニング:アルベロア復帰
ビジャレアル戦を欠場したアルベロアが復帰したのが、グッドニュース。トレーニングの画像を見ると、ハムストリングあたりにテーピングがしてあって…実際に出場できる状態なのかはわかりませんが、アルベロアがいたら守備もうちょっとマシになるかも…。
他に、コエントランとバランが、ピッチでリハビリトレーニング。バランはボールを使ったトレーニングも継続しています。


ガラタサライ戦、召集選手
2日前(日曜日)ですが、ガラタサライ行きの選手が発表されました。
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、ケディラ、カルバハル、アルベロア、ナチョ、カサード
MF:ベイル、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラメンディ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ヘセ、モラタ

さりげなくケディラがディフェンスに入れられていました(公式)。どういう扱いなんだろう…。


クリスチアーノ・ロナウド、契約延長
契約延長へのサインをするところからカメラが入り、パルコで会見、食事会まで…と、賑やかに行われました。契約は2018年まで延長され、今後の給与は1700万ユーロ。
一時はフロレンティーノ・ペレスとクリスチアーノ・ロナウドとの仲が冷やかになっているとか言われたり、そんなそぶりも見えましたが、納得のいく結果だったと見えて(すくなくともクリスチアーノは)、終始和やかで笑顔のあるイベントでありました。
コメントは長いので、マドリー公式日本語で。





モラタから
「La excelencia en el deporte 2013(2013スポーツ部門のエクセレント賞)」という賞をもらい、授賞式に出席したモラタのコメント。

クリスチアーノの契約延長について
「クリスチアーノが契約を延長したのは、マドリディスモにとって、またチームにとってグッドニュースだ。彼は世界最高の選手で、世界最高のチームでプレイしないといけない。」

ベイル
「彼はチームにうまく馴染んでいっているよ。でもコンディションをまだ取り戻さないといけないね。」

状況
「僕は十分に快適に感じているし、チームを他q透ける準備ができている。火曜日にチャンピオンズ・リーグでプレイできたらと願っているんだ。」

チャンピオンズ
「僕たちは勝ちたいと思っている。チームのモチベーションはすごく上がっている。チャンピオンズ・リーグではどんな試合も重要なものだからね。」


グランデ・ディエゴ

2013-09-15 11:57:59 | football
引き分けで良かったね……。


13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 4
Villarreal 2-2 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ギャレス・ベイル、クリスチアーノ・ロナウド
画像

大量に選手を持っていかれた代表ウィーク明け、怪我人だらけで不安のあるディフェンスライン、イスコにイジャラと怪我明けの選手がいて、コンディション万全ではないベイルはリーガ初出場……ま、こういう試合になりますよね。勝てなかったのは残念ですが、試合を見ていたら、これはもう仕方ない…。
というグダグダな試合を壊すことなく救ってくれたのが、ディエゴ・ロペス。何度ビッグセーブをしてくれたことか。失点も、どちらもいったんは弾いた後だったり、手に当ててそれでもボールがゴールに入ったりと、ギリギリまで守ろうとしてくれていた結果で、とにかくもう、4失点、5失点くらいしていてもおかしくないくらい、何度も最終局面まで持っていかれてたのを、試合が壊れることなく引き分けで終えられたのは、ロペスのおかげだったと思います。

前半は特に30分ごろまでが酷かった。ぜんぜん攻撃できてないし、ベンゼマなんていたのかどうかわからないくらいだし、イスコやモドリッチも良くボールを奪われるし、中盤の守備も素通りされて、サイドを破られるシーンも多々あって、おまけにセントラル2人もミス多発(特にぺぺは軽いプレイが多かった…)。
ただ30分頃から、攻撃らしいものができるようになって、それまでまったくなかったCKを取れたりして、流れがマドリー寄りになったように感じました。とはいっても、前半のうちに点が取れるとは思ってませんでしたが。だからベイルのゴールは、かなりエキサイトしました。ベンゼマとモドリッチが絡んで、カルバハルがきっちり中へ流し込んで…あそこに詰めてくるのがベイルだとは予想してませんでした。誰か決めた!ベイル!?って感じで。ベイル自体は良かった、と言えるような出来ではなかったかと思いますが、デビュー戦でゴールを決めてしまうところも、そしてあのゴールをきっかけにマドリーの流れがよくなっていった(不十分でしたが)ことを考えると、大きなゴールでした。
ただ、ベイルのゴールも、後半クリスチアーノが決めてくれたゴールも守り切れなかった…。ピボーテでは、イジャラメンディが、少し前へチェイスしすぎなのかな、という気がしました。追いかけていって、でもボールを通されると中盤はガラ空きという感じで。時間がたつにつれてパスを出したり他の選手と関わる動きは良くなっていたと思いますし、次でもっと良くなってくれればと思います。

試合のトータルで言えば、ベイルとディマリア、イジャラとケディラが交代した後の方が、全体にやりやすそうな感じになっていて、これは去年までの積み重ねもあるんだろうし…クリスチアーノ含め、ベイルに気を遣ってた部分もあったのかな。イスコも、2人交代の後の方が存在感が出てきてましたし。ディ・マリアに、代表戦&長距離移動による疲労等の理由もあったんだと思いますが、せめてベイルは後から30分間出場くらいの方が良かったんじゃないかな、と思ったりしました。

そんな不安とドタバタとサン・ディエゴのセーブで終わった試合でしたが、ほぼこのままの面子で火曜日はCLガラタサライ戦(アリサミイェン)です。マルセロとコエントランは無理でも、せめてアルベロア復活しないか……不安です、こんなまんまじゃ。


ディエゴ・ロペスの試合後インタビュー
(リーガではディエゴ、カップ戦ではイケル)
「僕たちは、監督に敬意を払わなければいけない、彼が決める。そしてプレイする仲間をサポートすること、この場合はイケルをだ。多くの人々が何か話をしているが、僕たちがしなければならないのは、敬意を払うこと、そして監督が僕たちに与えてくれるどの試合でもプレイするということ。僕はこのことについての議論に関わるつもりはない。毎日同じように身を捧げて、1つのポジションのために戦う。そしてもし僕がプレイするなら、その機会を生かそうとする。」

(敬意を欠いていること)
「僕が感じているのは、多くの意見があるということ。フットボールでは誰もが意見を持つが、僕はそのことについて何もできない。見たり聞いたりもし過ぎないで、自分の仕事に専念している。この機会は素晴らしいもの、そしてそれを掴もうとしているんだ。」

(GKの分担は、きわめてまれなこと)
「おそらく、2人のGKがこれほどイーブンだったことはかつてなかっただろう。監督が決めた何をするかということが、プレイする仲間と共に命を懸けるべきことだ。こうしたことはほとんどのポジションで起こること。多くの競争があり、チームは高いクオリティを持っているから。僕たちはこれまでにないほど一帯のグループにならなければいけない。そうでなければ大変なことになる。今日のように。」


ディフェンス5人

2013-09-13 21:57:11 | football

ビジャレアル戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、カルバハル、ナチョ、ジョレンテ
MF:ケディラ、ベイル、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラメンディ、ホセ・ロドリゲス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ、ヘセ

負傷欠場:マルセロ、コエントラン、アルベロア、バラン、シャビ・アロンソ

木曜のトレーニングで室内調整だったアルベロアも回復せず、ディフェンスが5人。トップチームだけで言えば4人。なんで同じポジションばっかり怪我するんだ……。
コエントランも、左脚ハムストリングの軽度の負傷だそうで、およそ10日の離脱の見込み。


アンチェロッティの試合前日会見から
ベイルについて:この夏のマーケットでも最高の選手の1人。トッテナムには、彼に対しより高いオファーが届いていたが、彼自身の希望が決定的な違いを産んだ。望むチームに行きたいという彼の望みに私は感銘を受けた。彼は謙虚な選手だ。

エジル:多くの人々が彼のことについて話し、彼を保持したがっていた。彼は、信頼を欠くことについて話していたというが、リーガ3試合のうち2試合で先発していたのだ。イスコとベイルがいることで、大きな競争があるとみて、チームを出ることを求めた。監督の判断として、良いオファーがあれば出て行くことも可能だとした。彼の幸運を祈っている。

イジャラメンディ:彼は準備ができている。明日、プレイするだろう。おそらく先発から。

カカ:彼は出て行くことを望んだ。快適ではなかったし、もっとプレイすることを望んでいた。彼はよく知っているミランを選んだ。ファンも彼のことをよく知っているのだ。彼の幸運を祈っている。あそこで素晴らしい活躍をするように。

クリスチアーノとベイル:2人揃って素晴らしい選手であり、共に、チームをよりよくしてくれると確信している。

FIFA Virus:17人の代表選手たち抜きで試合をするのは簡単なことではないし、ビジャレアルは強い熱意を持ったチームで、リーガで3連勝している。難しい試合になるだろう。我々が準備ができているかどうか…それに、重要な時期にいる。チャンピオンズ・リーグも始まるし、我々には全員の選手に心理的な準備ができているように会ってほしいから。我々は代表選手たちに問題を抱えている。4人が負傷した。イスコは回復したが、マルセロ、コエントラン、アルベロアはダメだった。負傷を避けるために、より良いコミュニケーションを取っていく必要がある。チェリシェフも代表で負傷したし、今回はマルセロとコエントラン、そしてアルベロアも。筋肉の問題が起きたのは仕方のないこと、コエントランはプレシーズンの試合に出ていなかったのだから。左ラテラルはナチョがプレイする。

これまで指揮した中で最高のチームか:私にはファンタスティックなチームがいるが、比べられるものではない。このチームには素晴らしい才能が有り、私は満足している。最高のものを出せるよう願っているが、「私が最高のものを出すつもりだ」と言うことはできない。

ベンゼマと「9番」:カリムは良い仕事をしている。リーガの最初の2試合で2ゴールを挙げ、ビルバオ戦でも素晴らしいアシストを2つ供給した。競争がアル。モラタはU-21で素晴らしかったし、そのことは、このチームにいるカリムにとって良いことだ。彼のモチベーションをさらに上げ、集中させるのに役立つことだろう。私はベンゼマに満足しているが、彼はディ・マリアやモドリッチと同じではない。特徴は異なるのだし、それはどのアタッカーにとっても同じこと。

イスコ:彼には足首の問題があったが、この2日間で回復した。明日はプレイする。
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GKはディエゴ・ロペス。イケルについては、火曜のCLで先発させるとのこと。
DFは右から、カルバハル、ペペ、セルヒオ・ラモス、ナチョ。ピボーテは、イジャラがついに先発で出てきそうで、後は代表戦2試合目を回避したモドリッチか、マドリーに残っていて元気なはずのカゼミロか、ケディラか。モドリッチかな。
アンチェはベイルがプレイするだろうとも言ってますが、先発ではなさそうな。イスコは怪我明けですが、先発からいきますかね。ディ・マリアは合流が相当遅れただろうけど…前目の方はどうなるのかな。ヘセを下がり目で使うとかしないかな…しないだろうな。

第3のオレンジ

2013-09-12 21:57:33 | football

全員帰ってきたところで
木曜のトレーニングは午前中、代表からの帰りが遅れていた選手たちも戻ってきて、それぞれビジャレアル戦に向けてどういう状態か見えてきたところでしょうか。
この代表ウィーク中に負傷してしまったマルセロとコエントランについては、シャビ・アロンソと名前が併記されて、施設内でケアを受けている、との公式情報。やはりこれはもう、少なくとも週末の試合は無理なんでしょう。もう仕方がない。
他にコンディションが万全でないようなのは、たぶん移動が一番大変だったディ・マリアと、アルベロア。左ラテラル専門職が2人とも負傷してしまい、代替案はアルベロアかナチョか。アルベロア、あくまでも万全を期した調整なんだと思いたい…。
グッドニュースは、足首痛が言われていたイスコが、全体練習に合流したこと。ビジャレアル戦、いけそうですかね。クリスチアーノ・ロナウドも、昨日までは別メの部分もあったようですが、今日は全体練習をこなせたそうで、こちらも大丈夫かな。イジャラメンディもすっかり完調でここしばらくのトレーニングをこなしてきたようで、ビジャレアル戦で出場機会があるか、楽しみです。


ベイル2日目
昨日水曜が、バルデベバスでの初トレーニング。トレーニング開始時間の1時間半前にバルデベバスに行ったら、既にそこにクリスチアーノがいるというのが、ま、仕込かもしれませんけど、さすが「一番に来て一番最後に帰る」と言われるだけあるなあ、と感心…。
ベイルの話でした。移籍マーケット終盤に揉めていた頃は、本当なのかどうかフィジカルに問題があってスパーズでの試合出場を回避、トレーニングにもまともに参加していなかったそうで、状態としてはどうなのかな、という心配もあります。ただ代表戦では、30分ほど出場したそうで、100%には遠くとも、試合に出られなくもないのかな…。いきなりビジャレアル戦で出てくるかどうかはわかりませんが。



にんじん色
第3ユニフォームのお披露目会がありました。前にも出てましたが、やっぱりオレンジ色でした。いまマドリー公式に行くと、「夕焼け…?」という雰囲気になります。オレンジ色です。ま、綺麗な色だとは思います。
お披露目会の出席者は、チームのAdidasユーザーたちを代表して、マルセロとベンゼマとベイルでした。


こうするとなかなかかっこいいな



おまけ
ニベア for MenのCM、新バージョン。イスコ男前。

コエントランも負傷…?

2013-09-11 12:31:24 | football
試合を見てないのですが、MARCAの記事から。
ブラジル代表との親善試合に出場したコエントランは、筋肉に痛みを感じ、歩くことが難しい状態で、53分で交代したそうです……。

カルバハル右の、アルベロア左か。アルベロアもフルで使われていたけど、大丈夫かな。


カンテラーノから代表へ

2013-09-10 23:23:59 | football
ナチョ
今夜のチリ代表との親善試合で、スペインフル代表デビューが見込まれています。実現すると、マドリーカンテラーノの代表デビューは、2002年8月22日にイニャキ・サエスの下でデビューしたラウル・ブラボ以来11年ぶりのことなんだとか。
ナチョ自身のコメントも混ぜた記事を、MARCAから
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スペインサッカー協会が彼の召集を発表した時、ナチョの携帯電話は動かなくなった。突然のこと、予想もしていなかったことで、「シャイな」この選手は、衝撃を受けていた。「僕たちは自宅のソファでTVを見ていた。そうしたら、電話がメールのせいで鳴り止まなくなった。僕の人生でも嬉しい出来事だったよ。」とナチョは、決して失われない笑顔でそう言う。
「僕がマドリーでデビューした時よりもたくさんのメッセージをもらった。皆熱狂していたね。今もそうだよ。モウリーニョからは、もらってない。トリルからは来たよ。」と、質問されたナチョは答えた。彼のキャリアにおけるさらなる一歩で、これまでもすべてのものが訪れていた。代表とレアル・マドリーの両方で、下部のレベルからこれだけ長くのキャリアを積んでいる選手はほとんどいない。ナチョは、下部の組織から生み出された。8年間も、ラ・ロハのユニフォームを着ているのだ。「最初に代表に入ったのはU-15。その時のチームには、カマーチョやフラン・メリダ、イジャラメンディ、ロチェル、デ・ヘア、ジョエル、ボージャンがいた。まだ連絡を取り合っているよ。」
スペイン国歌を聞いた数は多い。「数えてないよ、たくさんだからね。U-15からU-21まで。様々な試合を経験した。公式戦、親善試合、ヨーロッパ大会、世界大会。僕は幸運なことにキャリアを通じて代表に招集されてきて、そして今、この何よりも素晴らしいステップを踏み出している。」

ドン・ビセンテへの感謝
フェルナンデスの兄の方のキャリア(弟のアレックスはエスパニョールに移籍した)は、デル・ボスケの温かい手なしで理解することはできない。彼はカンテラチームの監督であり、マドリーで育ったカンテラの価値を理解するためには、譲れない条件だ。「僕はビセンテのおかげで、ラ・ファブリカに入った。僕は10歳で、デル・ボスケは、僕をこのクラブに入れるよう父に話してくれた人の1人だった。だからラス・ロサスに集合した時、何よりも先に、僕のキャリアがこれほどうまく進んでいることについて、彼にお礼を言ったんだ。デル・ボスケは僕をマドリーに入れてくれて、そして今、彼は僕をここへ連れてきてくれている。」
デル・ボスケに対する感謝の言葉は止まらない。「彼は既にマドリーで、カンテラの監督として、僕たちに注意を払い、プレイするのには若い選手だということも気にしないことを示していた。代表でも、素晴らしい仕事を成し遂げている。こうして代表の下部カテゴリーににいる選手を扱ってくれるのは、下から上がってくる選手たちにとってはとてもポジティブなことだ。」
彼が召集されたことは、多くのフットボールの組織にとっては驚きであったが、どこにいても謙虚でいるナチョは、自身の見解をこう述べる。「昨シーズン、僕はレアル・マドリーで多くの試合に出場して、よくやれていたと思うし、少しずつ経験を積んできていると思う。」 彼のポリバレントさ(ポジションの多才さ)も好まれるところだ。「誰もが、僕がセントラルでプレイするのが一番好きだということを知っている。そこが僕のポジション、キャリアを通じてやってきたポジションだ。でも監督たちにとっては、右や左のラテラルでもプレイできる選手がいるというのは、とても良いことなんだ。皆は、僕の身長が足りないと言う。でも、僕にはジャンプ力がある。重要なのは、どこであれプレイするということだよ。」

お手本
間もなくINEF(マドリード国立体育大学)を卒業し、監督の国内ライセンスを手にするナチョは、彼のお手本についても話した。「子供の頃は、いつでもイエロがお手本だった。成長するにつれて、カンナバーロを知った。それほど身長は高くなくても、彼がどんなふうにジャンプしてるかを見てよ。それからラモス、彼も特別な多才さを持つ選手だ。」
ナチョは、既に別の夢も達成している。マドリーのトップチームの選手となることだ。「たくさんのオファーを受け取ったよ。でも、僕はいつでも残りたいと思ってきた。僕たちカンテラーノは、このクラブのために日々戦う、そして自分たちの人生を通じてこのクラブのために戦う、という感覚を持っている。僕たちは、誰よりもマドリディスタなんだ。」 もしそうであらねばならないとしても、最近、彼の弟はクラブを離れることになった。「辛い、痛手だった。彼が決断を下すのを助けたよ。いつか、また彼と一緒にプレイしたいと願っている。」 あらゆる点が、明日(チリ戦)で、彼が代表デビューするだろうということを示唆している。「代表の試合にはいつでもワクワクする。夢の中にいるようだよ。」
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ヘセのインタビュー
昨夜のアルバニア戦よりも前に出ていた記事です。
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Q:U-21でデビューし、ゴールもきめました。不可能なんてないでしょう?
A:このデビューは本当に嬉しい。予選の試合は上手くスタートしなければならないけど、僕たちはうまくやった。でも、まだ向上させなければいけないことがあるとも感じて終わったよ。

Q:あなたは控えでした。ここでは多くの競争があります。
A:(前の)U-21から引き続きやっている選手も、U-20から上がってきた選手たちもいて…素晴らしい選手たちがいる、それはポジティブな点だ。僕たちには素晴らしいチームメイトがいて、共に戦える。

Q:ウルグアイとトルコのことを思い出しましたか?(今年のU-20世界選手権のことかと)
A:嘘はつくつもりはないから、イエス、何度か思い出したよ。ああいった形で世界選手権から敗退するというのは辛いことだ。でも、フットボールの世界、自身のキャリアでは受け入れなければならないことがある。うまく受け入れて、その細かい点やその時のことから学ぶ。より良い人格を持ち、手綱を引き締め、より賢くあるようになる時だ…。

Q:U-21で、心に残ったとげを抜くことができるかもしれません、そうでしょう?
A:またウルグアイと対戦して、勝ちたいよ。それで、心に引っかかるものをすべて取りされる。

Q:今シーズンの目標をどこに定めますか?
A:シーズンの終わりに今よりも良い選手になっていること、僕のクラブそして代表での目標を達成していくこと。

Q:あなたはマドリーでプレイしています。トップチームです。これを想像できますか?
A:誰ができないって? 夢は決して終わりがない。プロフェッショナルのフットボール選手にとって、重要な目標がある。ビセンテ(デル・ボスケ)の信頼を得て、フル代表に到達していくことだ。僕たちは一歩一歩進まなければいけない、今はU-21にいるんだからね。

Q:まだ満たされていない夢はありますか?
A:もちろん、いろいろね。代表では、できるだけ上まで行きたい。マドリーで執着しているのは、デシマだ。そして個人として、最高のところまで到達しようと試みていくこと。最高であることを夢見ない人なんている? でも、もちろんとても難しいことだけど。

Q:オリベルについて何か言うことは?(アトレチコのオリベルと一緒にインタビューを受けていたらしい)
A:オリーは仔犬ちゃんだな(笑)。彼は素晴らしい選手だよ。とても面白くて、素晴らしい人間で、そのクオリティには疑いの余地がない。彼の監督(シメオネ)は、とてもうまく彼を扱っていて、少しずつ起用し、よりアグレッシブであることとか一貫性を持つとかいうような、彼がまだできていないことを要求していっているね。
コケと共に、アトレチコと代表で上に立っていくだろう。彼は物事をとてもはっきりさせている。彼はオリベル、1人の選手であって、彼個人に集中させる。物事を、チャビやイニエスタのように扱っている。でも彼は天才だ。フットボールを、スペクタクルなやり方で見ている。彼と一緒にプレイするのはとても簡単なことだ。
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コエントランのインタビュー
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Q:ポルトガル代表には、フィジカルの問題を抱えて合流しましたね。北アイルランドに勝利して、コンディションはどうですか?
A:僕はいま100%の状態じゃない。でも、停滞していた選手なら当然のことだ。2か月の間で、2~3試合でしかプレイしていなかったから。フィジカル的にフィットした状態にあるというのは無理な話だ。でも、いつでも自分のベストを尽くして、チームを助けるよ。

Q:マドリー、そしてポルトガル代表で、良いシーズンを送る準備はできていると思いますか?
A:もちろん、それが目標だ。昨シーズンより良い状態でいたい。マドリーでは本当に高いレベルでいることが求められてきていたとしてもね。僕の最初のシーズンは良いものではなかった、でも2シーズン目はよりよくなった。この3シーズン目で、僕がマドリーに値する存在であることを皆に示したい。

Q:むしろマンチェスター・ユナイテッドに行きたかったでしょうか?
A:ノー。マンチェスター・ユナイテッドに行く可能性はあった。でも僕はマドリーに残ったし、それが大切だ。頭の中にマドリーのことをおいていなければ。僕が幸せでありたいと思う場所だ。僕は、世界でも最高のクラブにいるんだ。

Q:でも移籍市場が閉まる夜、ユナイテッドに移籍できなかったことを残念に思ったのでは?
A:ノー、もちろん違う。移籍の可能性はあったが、そうはならなかったということ。そして僕は幸せなはずだ、世界最高のクラブにいるんだから。

Q:マルセロはブラジル代表で負傷しましたが、彼は、マドリーの左ラテラルの最大のライバルです。彼とのポジション争いはどうなるでしょうか?
A:普通の争いになるよ。僕は2シーズンマドリーにいて、マルセロは常にそこにいて、多くの試合を戦っていた。僕はプレイするためにトレーニングしていく、マルセロとでもほかの選手とでも、それは当然のことだ。僕が望むのはプレイするということ。

Q:オ・ジョゴのインタビューでは、マドリーに残りたくないと言った、ということでしたが、同じ見解のままですか?
A:この機会にこの問題をはっきりさせておきたい。それは、ファンやクラブの誰かにその話をした、ということだったと思うけど、クラブの人間の誰にもその話をしたことはない。それに、もし僕がファンにその話をしたとかいうなら、不快なことだ。最初のシーズン、僕のパフォーマンスが、僕を残念に思うファンをなだめるのに十分じゃなかったというのは、皆が知っている。でも2シーズン目は、僕自身のパフォーマンスも上がって、ファンの愛情を得ていた。そんな内容のことを話すなんてありえないことだった。マドリーで、クラブのニュースを売っている人のことを考えたけれど、なにがしたかったのかわからないよ。
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おまけ
「未来のスポーツ・ディレクターたちだよ。次のベイルは、僕たちが連れてくるよ。」
と、アルベロア。スポーツ・ディレクターの修了証書を掲げた4人ですが、この画像を紹介していたスポーツ紙の読者コメントには「ラモスが取れたのか!?」的な……。