けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

遊んでいたせいですか?

2005-02-26 21:58:15 | football
Liga Espanola 1a DIVISION Jornada25
Real Club Deportivo de la Coruna S.A.D. - Real Madrid C.F.


デポル愛のnota del futbolさんに敵情視察されちゃいましたが、数日前のお気楽な状況から一転、現在のマドリーは大ピンチです。その理由は、この画像。

×をつけたのは私ではなくAS紙でございます)

そうです。通常スタメンで出る選手、主力選手のうち5人がデポル戦の欠場が決まっているのです。

サルガド:右膝内側側副靭帯の断裂、4週間の戦線離脱
エルゲラ:サスペンション
ロナウド:左足親指の関節炎
ラウル:インフルエンザ
グティ:右坐骨筋肉を痛める

これに加えてロベカルとベッカムはインフルエンザ治りかけだし、ジダンも膝を痛めていたし…ピンチでなければクライシス。
サルガドの代わりは先のユーベ戦でなかなかの働きを見せたラウル・ブラボ(本来は左SB)が勤めるようです。エルゲラの代わりはパボン、サムエルとコンビを組みます。
そして一番の問題、いつもの2トップであるラウルとロナウドの代わりは、オーウェンとポルティージョが勤めます。ああ良かった、代わりがいて。まあ控えのFWがいなくなっちゃったんですけどね、あっはっは。いざとなったらFWができる便利屋の無名選手、グティも怪我ですし、あとは…ソラリが確かアルヘン代表で無理やりFWぽいことをしていたと思います。
ま、最初から最後までオーウェン&ポルティで行くことになるでしょう。先発するとイマイチな感のあるオーウェンですが今日ばっかりはそんな甘いこといってられません。がんばれがんばれ。せっかく帰ってきたのにやっぱりさっぱり出番がないポルティも、今回はチャンスです。以前からジダンとはとても相性がいい印象があるので、こっちもがんばれがんばれ。

まあ確かにクライシスではありますが、オーウェン&ポルティのコンビは楽しみでもあります。

昨シーズン、リアソールでは2-0で負けています。今シーズン前半のベルナベウでの対戦も、後ろ髪がぽやぽやしているルケに1点を取られて守りきられ負けています。そして帰ってきた元ピチーチ、ディエゴ・トリスタンはこんなことを言ってます。「おでぶちゃんがプレイしないのが一番いいことだね~」。El goldo=おでぶちゃん=ロナウド。……はい。

試合はラ・コルニャのムニシパル・デ・リアソールにて、本日2月26日22時キックオフ。個人的にお気に入りのスカちゃん=スカローニがサスペンションでお休みというのがとっても残念で……って、いつのまにかサスペンション取り消しになってるし。やるな、デポル。あとは久しぶりにコロちゃん=コロッチーニが見れるのも楽しみです。
放送は日曜の深夜、というか月曜の明け方までまで待たないといけないんですけどね。

それは青かった

2005-02-25 22:22:26 | 研究
10日ほど前のことです。何度目かの論文原稿がKKC先生から変換されてきました。まだ直すところが何箇所かあり、ああ…と鬱々とした気分になりかけたところに

「今年度の予算、後どれくらい残ってる?」

早く英文校閲に出さないとお金がなくなるんですか!?
ということで即座に直すべきところを直し、校閲会社に連絡を取りました。ところが全国の研究者の皆さんが考えることは同じのようで、校閲依頼は大混雑。通常1週間くらいで上がる校閲が10日ほどかかる、とのこと。ちょっと困りましたが、研究所のSITさんのご紹介でもあるので確実だろうと思い、そのまま依頼しました。(ちなみSITさんのご紹介で…と先方に告げたらディスカウントしてくれました。コネばんざい)。

で、要するに本日その原稿が返却されてきたのです。すべて電子ファイルで。驚きました、とっても丁寧なお仕事。
元原稿のここを直しました、とはっきりわかる文書。修正後の完成文書。校正者からのコメント。元原稿の英語の完成度成績表。
すばらしい。

で、実際の修正具合はどうかというと…真っ青でした、私の原稿(校正が青で入ってた)。これはもしかしたら原形をとどめないというヤツでは……。

洗練された英文に生まれ変わった私の論文。土日で読み直して問題がなければ投稿しちゃいます。
(あー、言ってしまった…)

勝ったところで…

2005-02-24 16:55:10 | football
↓エルゲラさんのおかげで勝ちました。

サルガドさんの怪我も、当初は今季絶望なんて言われてましたが、不幸中の幸いで4週間で済む様子。良かった。

ということで、
みんなで雪遊びしてみました。


バスケなんかもしてみました。

グティさん大活躍!(結構うまいらしい)


そんなことを言ってる間に、マウロ(デポル在籍12年)とフラン(デポル在籍16年)がお出迎え。そう、週末はリアソールにてデポル戦です。

ああ、マウロの微笑みが怖いよう…


まだ風邪が治らないので引き続き手抜きです。

追加
MARCAより、ジダンとロナウドがリアソール行きをお休みする可能性がでてきました。ユベントス戦でロナウドは左足指を、ジダンは右ひざを痛めた模様。サルガドさんの例からもわかるとおり、不審な点があるときは無理してはいけないのです。私、この間と言ってることが違いますが。ええ。

さらに追加
オフィシャルAS紙より、ロベルト・カルロス、ラウル、ベッカムはインフルエンザのため、土曜日のデポル戦への出場は微妙な様子です。ラウルとロベカルは別メ調整の後帰宅、ベッカムもメディカルチェックの後帰宅。絶賛隔離推奨中であります。
しかし伝染したの、というかインフルエンザ運んできたの、だーれーだー!まさかトレゼゲのインフルエンザをユーベの誰かが運んで試合中に……まさかね~。しかし凄まじい伝染力ですね。(ちょっと、他人事ではない気がしてます)。

だんだん負傷者・故障者リストが長くなってきた…。

次だ次。

2005-02-21 02:22:22 | football
マドリー-ビルバオ戦?なんですか、それ?(ま、放送これからですし)

ていうかこの3人を温存しそれでもなおてビルバオに勝つなんて無理です、ルシェ監督。それからオーウェン…先発がんばろう。


選手の身の回りのバタバタは続いていまして、先日長男が誕生したサルガドに続き、昨日ベッカムに第3子(男の子、クルス君)が誕生した模様…ベッカム、3人とも男の子ですか。フィーゴのところ(娘ばかり3人)といい対象ですね。余計なお世話ですが、フィーゴの娘さんが毛深くならないか心配です。


CLが迫ってきて、さすがにちょっと落ち着かなくなってきました。マドリーとトリノから、気になるニュースをいくつか。
1)サルガドが微妙である
ビルバオ戦で脚を痛めた模様。マドリーの両SBは替えの聞かないポジションであります。気合で治せサルガド。
2)トレゼゲはマドリーに来ない
情報戦ではないと思いますが、MARCAによるとトレセゲはインフルエンザ(?)でお休みする模様。ユーベの選手たち、よくインフルエンザになりますね…。
3)ネドベドは?
カペッロのマドリーに連れて行くぞメンバーの中には入っているようです。実際に出られる状態なのか否かは…わかりません。

トリノからマドリーにいらっしゃるユベントスの皆様名簿
GK:ブッフォン、キメンティ、ボネフォイ
DF:フェッラーラ、ペッソット、ビリンデッリ、テュラム、ゼビナ、カンナバーロ、ザンブロッタ
MF:タッキナルディ、エメルソン、ネドベド、カモラネージ、アッピア、ブラージ、オリベイラ
FW:イブラヒモビッチ、デル・ピエロ、サラジェタ

ああモナコ。

2005-02-19 23:37:45 | football
Ligue 1 / 26ème journée
AS Monaco 1-1 Olympique Lyonnais

モナコの得点:ジュリアン・ロドリゲズ(85)
リヨンの得点:クレメント(90+4

あまりといえばあまりの結末に、土曜も早朝からしばし絶句&放心していました。何なのあれ…。

プランは完璧でした。ホームということもあり攻めまくるモナコの人々。妙に気合が入っているように見えたベルナルディは、相手に飛び掛るわ文句垂れるわの大活躍。試合を支配し、相手を退場に追い込み、攻撃の枚数を増やし、数あるセットプレイのうちの一つをモノにして先制した後は、守備専を入れて逃げ切り体勢に……あああああああ、もう。あそこで…あそこで…。

次の試合は火曜日、アイントホーフェンに乗り込んでPSVとの対戦が待ってます。リヨン戦と同様に、再び肉弾戦が繰り広げられると予想…。


ここしばらく(私に)忘れ去られていた感のあるモリエンテス、元気ですか?チームメイトのミラン君がモリエンテスについて語っています。適当に訳。
「フェルナンドはいい選手だね。彼は空中戦に強いから、俺が彼の周りでセカンドボールを狙うっていうのがいい感じなんだ。トレーニングで彼がすごくいい状態なのを見ると、そのうち彼は得点を決めるよ。
俺たちはタイプが違う。俺はチェコでヤン・コレルとパートナーを組むけど、彼も強くて空中でボールを競り勝つことができる。モリエンテスみたいにね。」

コレルはそりゃあ大きくて、そのわりには足元がうまくて、というイメージ。似てるのか。ミラン君にしてみたら「そこのでっかいの、うまいこと俺にボールを落としてよこせ」くらいな感じかもしれません。ま、うまくいけばいいのです。その辺を見越してか、ラファ監督はこの2人を同室に押し込めてみたりしているようです。っていうか慣れるまで遠征のたびごとに、モリエンテスはいろんな人のお部屋にお邪魔すればいいと思います。


LIGA 2004-2005: 1ª DIVISIÓN Jornada24
Real Madrid C.F. - Athletic Club de Bilbao


さて今夜はマドリーの試合。来週のミッドウィークにCLがあるので、バルサとマドリーは土曜日に試合を組んでもらってあります。そのお陰でまたも放送まで一日待たないといけないんですけどね。ま、バルサ-マジョでは仕方ありません。相手が悪い。

ルシェ監督は、新婚ボケ等に伴うチームの緩んだ空気を気にしているようです。私も気になっています。
本日の相手はバスクの雄、アスレチック・ビルバオ。昨年のベルナベウでは3-0と勝っていますが、常に侮ることのできない強いクラブです。でっかいのとか前にいるし(バスクが誇る電柱ウルサイス。あ、ウルサイス好きですよ)、先日のスペ代表戦で絶好調だったデルオルノとかも…あれ、両方とも出ないかも

ま、ともかくがんばれ。各紙の予想では、2トップはラウル&オーウェンになる予定。ラウルに代わってポルティが先発する可能性も。

今日書くことはただ一つ。

2005-02-18 22:17:47 | football
来週の火曜日にCLノックアウトラウンド1/8のユベントス戦を控えているマドリー。ここ数日ちゃんとニュースを拾えなかったりはしていたのですが、いいのか悪いのか良くわからない状態。なんだかいろいろなことがありすぎです。

あれだけ事前のブログで心配していたのに、オサスナには勝ちました
相手のプレッシャーが早く激しい中でワンタッチでパスをつなぎまくるマドリーの皆さんには、劣勢でリードされているにもかかわらず、わくわくしてしまいました。あれをやっていればとりあえずボールはキープできるわけです。ま、回させられてるだけ、という可能性もなきにしもあらず、なんですが。
ロナウドが来た頃から見られる回数は減ってますが(ちょっと長めのボール入れてロナウド走らせて、で攻撃できちゃいますからね)、あの容赦ないパス回し、速くて正確で「オーレ」が追いつかないほどのパス回し、大好きなんです。ジダンだのラウルだのフィーゴだのグティだのソラリだの、足元のテクニックは確かです。ロナウドやロベカルにはフットサルの素養がありますから、足の裏でボールを扱うなんてのはお手の物であります。まあパス回しだけ見ていても仕方ないんですけど、やはり気持ちいいもんです。
(あれがリバプーにも…せっかくリーガプールなんだし…いつかきっと…)

試合は、結局最後は相変わらず途中出場でいい仕事をするオーウェンと、ここ数年封印していますが実は攻撃大好きなエルゲラのゴールで試合をひっくり返しました。
エルゲラの攻撃センスはなかなかのものがあります。もとは守備的MFだったこともありますし、根は攻撃好き。先日02/03シーズンの試合ビデオを見返していましたら、イエロ&マケレレに後を任せておいて、スイスイと楽しそうに攻撃参加し、なかなか戻ってこないご機嫌なエルゲラ(CB)を見ることができました。オサスナに最後に勝った2000年の試合でも、エルゲラはゴールしてたりするのです。エルゲラはたしかサンタンデールの出身。故郷が近いぶんはりきったのかもしれません。

そして月曜日、こんな忙しい時期にダニエラちゃんと結婚式を豪華盛大にあげたロナウドは、遅刻したり足の指を痛めたりとどうにも締まらない状態です。まあ新婚ボケなんで仕方ありませんね。今週末ベルナベウで行われるアスレチック・ビルバオ戦では、ベンチスタートの可能性も。

火曜日にバルセロナで行われたチャリティマッチからはベッカムが負傷を抱えて帰ってきました。もっともちゃんと回復はした模様。

ラウルが今日の練習を休みました。親族に不幸(甥っ子らしい)があったため。

サルガドさんは奥様(前会長の娘さん)がおめでただったようです。長男がご誕生。

ま、いろいろあるのがこのクラブの面白いところですけどね。でもちょっとバタバタしている感じは否めません。2年前のCLセミファイナルでユベントスに負けたときも、ロナウドが怪我気味だったりとかラウルが盲腸から回復したばっかりとかマケレレお休みだとか、バタついていたような気も…。

ま、とりあえず今日はマドリーのことはほっておきます。今夜は大切な試合、ASモナコ-オリンピック・リヨンです。これに勝っても首位がどうこうなるわけではありませんが、絶対に勝たないといけません。事前情報はASM JAPONに。放送はCh300にて本日28時50分より。

Allez MONACO!

ぬけがらになる日。

2005-02-15 21:42:16 | 研究
昨日今日と夜になるとぬけがらになっています。昨夜は録画したマドリーの試合も見る気が起きませんでした。今も眠くて肩も背中も凝っていて何かをやる気がおきません。

それはチョコレートをもらえなかったから……ではございません。以前バイトしていたケーキ屋のおいしーい生チョコを研究室の男性諸氏に贈呈し、自ら率先して食べているほどなのですから。では何があったのか。
それは朝から夕方まで実験漬けだったからであります。今日は朝8時30分から17時まででした。昨日も同じようなもの。

私の研究分野では人間を対象とした実験をやります。この人間相手、というのがラクなようでもあり大変でもあり。実際に実験に至るまでがそう簡単ではないのです。

1)予備実験
実験計画に沿って材料そのほかを準備して、リハーサル。うまくいかない点を直したり、実験にかかる時間を概算。
2)人集め
実験の概要を書いたビラをばら撒いたり知人のツテを頼ったりして、実験協力者を募集していることをアピール。
3)日程調整
応募してきた人たち(多くが初対面)とメールなんかで連絡を取り合って日程を決める。他の人や自分の予定と重ならないように注意。実験日の前日には確認のメールを入れる。これをしないと5人に1人くらいに忘れられる。

けっこう煩雑で気を使うものなんです。でも実験当日がやはり一番大変。

まずはにこやかに実験協力者をお迎えする。課題をわかりやすく説明し、手続きをミスしないように気をつけ、時間内に収まるように努力する。最後まで協力者に失礼がないように、緊張しないように、不快な思いをさせないように、丁重に対応する。

これを1日に10人くらい対象にやりますと、現在の私のようなぬけがら状態が完成するわけです。
とにかく人間が相手ですから、初対面だろうがなんだろうが円滑にコミュニケーションをとって対応していかなければいけません。ややハイな感じで対応するのが理想。むすーっとした顔で「これやってください、あれやってください」だと、相手の方が固くなって身構えてしまう可能性があります。常態じゃない状況でデータを採るのもね…。で、こんなことをしてますと疲れるのです。いわゆる気疲れというやつでしょうか。

自身の研究ではラット(大きいネズミ。片手で掴むと体がでろん、って垂れ下がる感じ。でもかわいい)を扱っている同級生。彼女とは研究所のバイトで人間対象の実験を一緒に担当しているのですが、一通り実験を終えた後、彼女もやはり気疲れすると言っておりました。彼女曰く「だってラットは待たせておいても大丈夫だし、文句言わないし、時間に遅れてきたりしないし、しゃべらなくていいし、楽だと思うんだけど」。それはわかります、確かにそのとおり。
でもね……ラットに「こういう課題をやって欲しいんだけど?」ってお願いしてもなかなか言うこと聞いてくれなかったり、「どこがわかりませんでしたか?」ってお聞きしても返事してくれなかったりすると思うのね…。

難しいところです。

バスクがちょっと苦手なんです

2005-02-14 01:00:29 | football
今夜の試合。
LIGA ESPANOLA 1a DIVISION JORNADA 23
Club Atletico Osasuna - Real Madrid Club de Futbol


どうもマドリーはバスク方面に弱いのだそうです。アスレチック・ビルバオのカーサではここ何シーズン勝てていません。ていうか今シーズンも負けました。レアル・ソシエダのアノエタでも、やっぱりここしばらく勝てていないように思います。昨シーズンと一昨シーズンのバスク地方での成績を見てみましょう。

<2003-2004:0勝2分2敗>
オサスナ 1-1 マドリー
Rソシエダ 1-0 マドリー
ラシン 1-1 マドリー
Aビルバオ 4-2 マドリー
<2002-2003:1勝1分3敗>
ラシン 2-0 マドリー
Aビルバオ 1-1 マドリー
オサスナ 1-0 マドリー
アラベス 1-5 マドリー
Rソシエダ 4-2 マドリー
(資料はこちらを参考にしました)

ね。
特に今回対戦するオサスナ(本拠地は牛追い祭りで有名なパンプローナ)には昨年は、ベルナベウですら0-3と負けております。もっとも対戦したのが一番調子が悪かった時期(=モナコでCL敗退が決まった次の試合)ではあったのですが。ちなみにマドリーが最後にあちらさんのホームで勝ったのは、2000年にまで遡るんだとか。
はっきり言ってしまうとオサスナ、それほど強いクラブではありません。確かにアギーレが監督になってからは決して弱くないしリーグ戦を通じて好調の時期ももちろんありますが、どちらかというと「2枚目(順位表が)」のクラブ。でもマドリーは勝てない。やはり中央のクラブがバスクに行くと…なんて話を始めると面倒くさくなるので止めておきます。

さて一方のマドリーは、前節で10枚目のカードを頂戴したフィーゴが出場停止(リーガは5枚集めると1回お休みがもらえます)。この結果中盤は、遂に実現、スタメンからグティ&グラベセンの「グティとグラ」コンビです。別名、「無名選手とオッサン」コンビ。
あ、でもコンビではないのか。ピボーテがグラベセン1枚で、左サイドにグティが入るとみなされています。右はベッカム、トップ下にジダン。おそらくジダンとグティは試合中にポジションを入れ替えたりするのではないでしょうか。現在好調を維持しているグティ、代表戦でもゴールしました。ただピボーテに慣れてきたといってもやはり本職は攻撃的MF。グティはロナウドともラウルとも相性が良いので楽しみです。

そのロナウド、試合を終えたら楽しい結婚式です。
ここでどうでもいい豆知識。ロナウドがミレーネちゃん(最初の奥さん。正直新しい奥さんよりもミレーネちゃんの方がかわいい)と結婚した同じ日、実はモリエンテスもビクトリアちゃんと結婚式を挙げているという事実。たしか1999年のクリスマス…こちら

↑かわいいなあ、ミレーネちゃん(しかもこれでサッカー選手ってところがまた)。

さて、試合はまたも某有料放送局W様の「マドリーより大久保」というありがたいご判断により、アナログでの放送は月曜の18時を待つことになります。マジョルカ-アルバセテ…さすがワウ様、コアなリーガファンに向けて残留争いまで放送してくださるんですね!

……さ、寝るか。

今夜はライブ放送

2005-02-13 01:08:17 | football
リバプーの試合の放送は、モナコよりはありますが、マドリーのように毎週あるわけではありません。先週のモリエンテス、アンフィールド初ゴールも火曜日になってハイライトで確認できたくらいです。ですから今夜のライブ放送は楽しみにしていました。

相手はこの冬からパンちゃん(=パンディアーニ)が移籍したバーミンガム。1月ごろだったか、なかなか調子の上がらないデポルでイルレタ監督を批判したパンちゃんは、修行の旅に出ることになったのでした。でもちょっと意外だったんですよね。ジャウマから始まってトリスタンやルケも、監督とケンカとかチームメイトとケンカとか良くニュースになってましたから、デポルはそれくらい日常茶飯事で大したことではなかったんじゃ…と。

ま、ともあれ赤いトラック野郎が加入したバーミンガムとの試合は現在ハーフタイム。2点差で負けてますしリバプーのチーム状態は目も当てられませんしモリエンテスは悪い方のモリエンテス。はぁ…

2:00
Barclays Premiership Week23
Birmingham 2 - 0 Liverpool
バーミンガムの得点:パンちゃん(38=PK)、グレイ(45)

終わったー。何ごともなく低調なまま終わりました。リバプーに良かった選手など存在しない、そんな試合。
唯一の収穫は、モリエンテスが嫌いというよりは要するにリーガ絡みの人々が嫌いなのね、という東本氏にモリエンテスが初めて褒められたこと。

「モリエンテスはね~、動いてボールをもらうのはいいんですよね~」

そうでございますか?じゃ、動け動け動きまくれモリエンテス。

さてリバプーの次の試合は22日のCLレバークーゼン戦。大丈夫?と心配しても仕方ないので、がんばれ。

疲れましたか?

2005-02-11 01:09:22 | football
昨日はインターナショナル・マッチデイ。研究所で仕事中に体調を崩してヘロヘロしながら帰宅し、お布団の中で日本代表-北朝鮮代表の試合をボーっと眺めておりました。
やがて少し元気が出てきた…ところで、TVEではスペイン代表-サンマリノ代表の試合を放送しないと判明。一旦上昇しかけた気分は一気に落ち込みました。だって1チャンネルであんなに高い視聴料金で、しかもやるといった番組をやらなかったりスポーツニュースが12分遅れでスタートしたりのストレスがたまるチャンネルに、スペイン代表の試合以外にどんなメリットがあるっていうんです?(すみません、言い過ぎです)

ま、私が(というか日本在住TVE契約者が)試合を見られなかったところで、代表の試合がなくなるわけではございません。スペイン代表は無事にサンマリノ代表に勝ち、W杯ヨーロッパ予選グループ7で2位に浮上しました。いろいろ情報を調べて書きたいのですが、日曜日にBS1で放送があるそうなので詳細はまだ見ないでおこうと思います。無駄な努力。

さて、前から何度か書いていますが、インターナショナル・マッチデイのたびにマドリーのオフィシャルでは「FIFAウィルスがやってきた」とひどい書き様をしています。今回も

スペイン(5-0サンマリノ):ラウル、グティ、イケル、サルガド
アルゼンチン(2-2ドイツ):ソラリ
イングランド(0-0オランダ):ベッカム、オーウェン
ブラジル(7-1香港):ロベカル
デンマーク(1-2ギリシャ):グラベセン

と5カ国9人が招集されていきました。確かに大変な数ですけど、実はモナコのほうがすごいんですよ。ベルナルディが怪我で不参加だったりしましたけど、トップチームの召集人数だけでいったら8カ国12人。どうだ。

モナコについてはASM JAPONの方で書きましたので、マドリーの人々のがんばり具合を記しておこうかと思います。

フル出場
○イケル・カシージャス・フェルナンデス
○ミゲル・アンヘル・”ミチェル”・サルガド・フェルナンデス
○マイケル・オーウェン
○トミー・グラベセン

先発途中交代
○ラウル・ゴンザレス・ブランコ(~46、ゴール)
○ロベルト・カルロス(~60)
○デイビッド・ロバート・ジョゼフ・ベッカム(~82)

途中出場
○ホセ・マリア・グティエレス・エルナンデス(46~、ゴール)

出場なし
○サンチアゴ・エルナン・ソラリ

お疲れ様です。日曜日、フエラで試合がありますよ。


ラウルはこの試合で82キャップ(歴代2位)、通算41得点はもちろん1位。この記録はまだ伸びるはず。

96年10月に代表デビュー、12月に初ゴール


数々の歓喜と屈辱を経て


ラウルの歴史は続いていく。

目標3つ

2005-02-10 21:29:11 | 研究
短期目標
○2月中に実験をはじめて3月中に終える
○3月までに論文2本出す(少なくとも英語の方は!)
○5月までにもう1つ実験を終える

中期目標
○9月の予備審に博論を間に合わせる

長期目標
○どこかで働けるようになる


今日、久しぶりにAYBさん(my師匠)が研究室にいらっしゃいました。月曜からやる実験の打ち合わせと機材を運ぶために、です。そして私の書きかけの論文を指導してもらい、今後やる実験に助言を頂き、来年度とその先の目標のためにはっぱをかけていただきました。ということで上のような目標(ひどくおおざっぱですが)を。今は結構やる気です。今は。

今は。(いや、やらないといけないのですが)

モリエンテスの取扱説明書

2005-02-08 20:35:37 | football
国内ではよくあるんです。旅立っていく我がクラブの選手たちが出向先でうまくやっていけるように「取扱説明書」がつくことが。たとえば「トゥット」取扱説明書1分で分かる!「アラウージョ君」簡単取扱説明書。「町田忠道」(通称:マチ)取扱説明書3分位で分かる「森 勇介」簡単取扱説明書三浦淳宏の取扱説明書とか。ということで私もちょっと試しに作ってみました。ええ、おもっきりパクってます。


フェルナンド・モリエンテス・サンチェスの取扱説明書

リバプールF.C.の皆様

この度は時期はずれにもかかわらず、弊社の製品フェルナンド・モリエンテス・サンチェスをお買い上げいただきまことにありがとうございます。この取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。

製品名:スペイン産純正FW フェルナンド・モリエンテス・サンチェス(通称:モリエンテス、愛称:ナンド、モロ)
原産地:スペイン、カセーレス
加工地:アルバセテ、サラゴサ、マドリード、モナコ
内容量:186cm/79kg
使用期限:2012年くらいまでは持つと思われますが、保証は致しかねます。
販売元:レアル・マドリー・クルブ・デ・フトボール(マドリード)

基本的な使用方法と機能
○当製品は純正FWです。最前線にてご使用ください。
○トップ下に置くオプションもございますが、この機能はモナコでしか確認されておりません。
○足が速くスペースに飛び出すのが上手なFWと併用してください。当製品の特徴である「ポストプレイ」が生かされ、得点機が生まれます。
○良質のクロスを与えてください。当製品の最大の特徴である「美しいヘディング」を見ることができます。
○足元へ良質のパスを与えてください。当製品の「右足」「左足」の性能が生かされます。
○ゴールをしたらハグ等で喜び褒め称えてあげてください。なおいっそうの機能の向上が期待できます。
○ファンの方は積極的に当製品を愛してください。クラブに対する忠誠心が生まれます。

応用のお楽しみ方
○大舞台にて用いると非常に頼もしい働きをします。しかしここ一番でコケることもございますので、そのドキドキハラハラ感をお楽しみください。
○褒めるとさらに性能を発揮します。特に監督として当製品を御使用になる方は「信頼している、素晴らしい」と常々声をかけることをお勧めします。
○チームメイトの方は「お手本になる、素晴らしい」などと声をかけていただくのがよいでしょう。調子に乗って活躍すること間違いなしです。
○ファンの方は「ナンド」「モロ」など当製品の愛称を呼びつつ、お行儀よくサインを求めていただけるとよいでしょう。当製品の特徴の一つである「スマイル(やや崩れ気味)」が見られるはずです。
○スペイン産ですので、時折こじゃれたフェイントやヒールパスを見せます。驚いたふりをして大きな拍手を送っていただけるとさらに調子に乗ること間違いなしです。
○一旦絶好調になると手がつけられません。しばし絶好調期間をお楽しみください。
○当製品が出場できない試合に、当社より『スペイン産純正FWラウル』を招待してスタンドで観戦させると、チームが大量得点で快勝するオプションがありますが、保証の限りではありません。(モナコで確認済み)。

取り扱い上の注意
絶対にベンチに置きっぱなしにしてはいけません。出場時間が短いと著しく性能が低下します。
○一旦不調になるとしばらくそのままになることがあります。温かい目で性能が戻るのをお待ち下さい。
○足元へのタックルに対し倒れやすい傾向がありますが、プレミアシップに慣れるまでお待ちください。
○パスが回らず相手DFに張り付かれると試合から消えることがありますが仕様です。当製品のプライドが傷つかないタイミングで交代することをお勧めします。
○近年は改善傾向にありますが当製品は非常に壊れやすい製品です。壊れても「またか」とか言わず温かい目で見守っていただけるようお願いします。

アフターサービス
○当製品がホームシックにかかった場合のみアフターサービスを行います。飛行機にてマドリードまで輸送してください。
○返品は(受け付けたいところですが)基本的には受け付けてはおりません。ただし弊社の会長が交代した場合には、返品が可能になることもないとは言い切れないかもしれないように思わないでもありません。


※カップは付属品ではありません。別途お求めください。

裏クラシコ

2005-02-07 23:05:26 | football
LIGA ESPANOLA 1a DIVISION JORNADA 22
Real Madrid C.F. 4-0 Real Club Deportivo Espanol de Barcelona
, 日本語
マドリーの得点:ジダン(13)、ラウル(30,76)、トミー・グラベセン(84)

やはり前でプレイしてこそラウル。ピボーテがグティになりパスの供給源ができたからなのか。ジダンが前節に比べてはるかに切れていたからか。それともヌマンシア戦のビデオを見て、ラウルが自分で反省したのか。
この試合、ラウルはほとんど後ろに下がることなく前線でプレイし続けました。その結果が2得点。ラインの際で裏に抜け出るタイミングを計り、こぼれだまに容赦なく飛び込んで行くラウル。いいときの感触が戻ってきたような気がします。(その代わりといってはなんですが、ロナウドがひどかった…)。

フィーゴのシュートのこぼれだまに詰めていくラウルの様子を見て、何シーズンか前のリーガの実況で倉敷さん(かな?)に「人でなし」と呼ばれていたことを思い出しました。確かロベカルがFKを打った時のことだと思います。その瞬間ペナルティエリアの中に突進していったラウルは、なんとかキーパーがはじいたボールをゴールに蹴りこむことに成功しました。それを評して「ロベカルが失敗するかもって思ってるから詰めていくんだろう、ひどいなあ」といった感じで、言われていたような……もちろんこれはFWに対する褒め言葉。

しかし気持ちいいですね。無責任に大衆を煽り立てるスポーツ紙に「黙れ」とばかりのこの結果……AS紙とラウルは仲悪くなったんですかね。インタビュー拒否したりとか(ラウルなら拒否しそうですが)。

ところでエスパニョールはバルセロナにあるクラブ。マドリーvsバルサがクラシコなら、この対戦は「裏クラシコ」ということになるのでしょうか。もっともエスパニョールの成り立ちはバルセロナに住むマドリード出身者による、という話を聞いたことがあります。クラブ名に「レアル」を冠しているのも、カタランの系ではないということでしょうか。つまりはそれほど仲が悪いというわけではない?実際、もとマドリーでプレイしていたアマビスカが交代で入るときは拍手が聞こえましたからね。ダニの場合は…一回バルサにいったしなあ…。










さて、面白いことにマドリーがエスパニョールと「裏クラシコ」をした今節、こんなカードが組まれていました。
LIGA ESPANOLA 1a DIVISION JORNADA 22
F.C. Barcelona 0-2 Club Atletico de Madrid S.A.D.

アトレチコの得点:フェルナンド・トーレス(2, 94)

バルサ対アトレチコ・マドリー。これも「裏クラシコ」。
アトレチコ。フエラ(アウェイ)の苦手なアトレチコ。今シーズン、カンプ・ノウではどこもバルサに勝てていないのに、フエラの苦手なアトレチコ。それがバルサに勝利です。
フェルナンド・トーレスさま、アトレチコの皆様、ありがとうございます。これで首位バルサと2位マドリーとの勝ち点差は4にまで縮まったのでした。
デルビー・マドリーとなるといがみあうマドリーとアトレチコですが、こんな対戦ならマドリディスタは心からアトレチコを応援し、そして感謝するのではないでしょうか…たぶん、今日だけ。

では最後に、今シーズン2点目を決めたモリエンテスさんのご真影を飾って終わりにします。

7番はどこへ行く

2005-02-06 00:43:29 | football
どうせリバプールもモナコも放送ないしね、と思ってのんびりしていたのですが、放送がないだけで当たり前ですが試合はあります。

現在試合中:リバプール - フルハム
スタメンは、前回のチャールトン戦と全く同じ。もちろんモリエンテスもスタメンです。今日もまたお役に立っていただきたいところです。何回も言うようですが、放送はないですけど。
――なんて言ってたら、モリエンテス前半9分に先制点!アンフィールドでの初得点、ファンの皆さんも喜んでくれているのではないでしょうか。その後同点に追いつかれたりさえしなければ、もっといいんですけどね。

20時キックオフ、つまり日本時間で4時から:ナント - モナコ
ASM JAPONの方にもかいてありますが、この試合からチェバントンが復帰します。去年の最後の試合以来のベンチ入り。リーグカップ敗戦をひきずらないようにして欲しいところです。

22時キックオフ、放送は5時55分から…LIVE!:レアル・マドリー - レアル・エスパニョール
最近日曜日に試合をすることが多かったので、試合が今日だと知ったのはわりとついさっきです。

ルシェンブルゴが中盤の構成を変えてから数試合。ピボーテをグラベセン1枚にして、右にベッカム左にジダン、トップ下にフィーゴを置いてFWが2枚、ラウルとロナウド。たしかにルシェ監督になってから、システムを変えても、リーガでは負けていません。しかしポジションチェンジの結果、生きない選手を生み出したのも事実。
それがフィーゴとラウル。トップ下のフィーゴと、ロナウドより少し下がり目のラウルは、同じエリアでぶつかり合うことになります。混雑を避けるためにフィーゴはサイドに流れることができますが、ラウルはピボーテの位置まで下がらなければ動けるエリアがない。下がらなければいい、という向きもあるかもしれませんが、ピボーテの位置からボールをはたける選手(グティ)がいないので、ラウルが下がってボールを取りに行かないといけない…と。逆にこのシステムで生きたのがグティ。というか要するに守備専から解放されたことがいい方向に働いてるんでしょう。ヌマンシア戦では途中出場ながら、「らしい」パスを何本か通していました。

ということで今週は「ラウルをベンチに下げてグティを先発にしたらいいんじゃない?」という至極無責任なアンケートがAS紙あたりで行われたりしてました。その是非はおいておきますが、昨日久しぶりにオフィシャル・インタビューに出たラウルは、もっぱらその件を突っ込まれる始末。ただラウルもさすがで「誰も先発を確約された選手なんていない。マドリーにおいてさえも。自分はただマドリーの勝利のために尽くすだけ」…さすがカピタン。そつのない発言です。とはいえ状況が苦しいことに違いはありません。今まで何度も批判をゴールという結果で跳ね除けてきたラウル。今度も、ぜひ。

いつもなら「(2部に)落ちそうで落ちない」のに今シーズンは絶好調のエスパニョール。今シーズンの最初の対戦では敗れています。さて実際の試合はどうなりますか。

最後に。こんなところに書いても無意味なのかもしれませんが、マジョルカの試合を放送したいがためにバルサ-Aマドリーの放送をすべてデジタルにし、抗議が殺到したのでアナログ放送に変更…と思ったら、本来放送されるはずだったバレンシア-Rソシエダの放送を取りやめにしてしまったWOWOW。もう4試合放送しろだの、ライブにしろだのごちゃごちゃしたことは言いません。ただ一言。

一刻も早くリーガ放送権を手放してください。
さっぱりサッカーから手を引いた方が嫌な抗議受けたりしなくてすむと思いますよー。

2:05
Liverpool 3-1 Fulham
リバポのゴール:モリエンテス(9)、ヒーピア(63)、バロシュ(76)
やったー。おやすみー。