けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

不安の残る引き分け

2013-03-31 16:36:42 | football

12/13 Liga Espanola 1a division Jornada 29
Real Zaragoza 1-1 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(38)

心配どおりというか、インターナショナルウィーク明けですね、という試合になってしまいました。
ディフェンスは右からアルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、ピボーテがエッシェンとモドリッチ、前目にはカカ、カジェホン、クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン…と、代表帰りの選手を休ませたような休ませてないような先発。結局、エジルやケディラ、シャビ・アロンソ等は休めても、ペペやセルヒオ・ラモス、アルベロア、モドリッチといったところは代表でもマドリーでも出場し続けということになるわけで、やっぱり全体に選手たちは身体が重たそうに見えました。特にディフェンスは大変そうだった…ぺぺもセルヒオ・ラモスも思い通りにいってなさそうでイライラした感じがあったし、アルベロアも置いて行かれる場面が何度もあった。中盤の守備もあまり効いてなくて、サラゴサの攻撃が素通りしていくような、やたらとオープンな殴り合い的な試合展開になってしまったように思います。流れを変えるはずの3枚替えも、今日の試合ではあまり有効ではなかった。ケディラはかなり効いてたと思うんですけどね。オフサイドが多かったり、最後までかみ合わせの良くないままいって、終わってしまった。
心配だなあ…すぐにCLなのに、攻撃も守備も不安。攻撃が手詰まりでなかなか崩せないのも、どこかで失点してしまうのも、ここ何試合も続いている課題なのに。
前半はなかなかシュートまで持って行けず、クリスチアーノのゴールも、イグアインからボールをもらって、クリスチアーノが自力で密集を抜けてうまく打てた個人の力が大きかったように思います。もちろん他に惜しいチャンスもあったけど……。ポジティブな面を言うなら、マルセロの存在感が増してきた、復活してきた感じがあるのは良かった点の1つかもしれません。クリスチアーノのシュートがはじかれたのを打ち直してバーに当たったのと、相手陣内深くまで入ってクロスのようなシュートのようなクロスを打ったのと(誰も飛び込めなかったけど)。まだ周囲とのコンビネーションが完全に戻っているという感じではないし、CLはコエントランかもしれないけど、攻撃の色を変えるオプションにはなるはず。
守備の方も、もうかなり長い間完封の試合ってない気がします。失点しても追い付いてひっくり返せるだけの力はあるんだろうけど、でも最近の攻撃の手詰まり感を思うと、失点しない方がいいのは当然のこと。実際今日の試合だって、ひっくり返せなかったわけだし。

この日が27歳の誕生日だったラモス。気持ちはすごく入っていたように見えましたが、相手GKのパンチングを食らったり、他にも接触プレイで痛そうだったり、イエローカードも食らったり、あまり喜べない試合になってしまったかもしれません。


試合後のモウリーニョコメントより
勝ち試合後ならカランカ登場ですが、負けor問題あり試合の後ということなのか、今日はモウリーニョが試合後の記者会見に出席。
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Q:ディエゴ・ロペスについてどう考えていますか?
A:1人の選手がシーズンの終わりまで先発し続けると言うことはできない。そういうことは言えない。私が言えるのは、また重要な試合を戦ってくれたということ。彼は、チームが結果を得るのを助けてくれている。ゴールになりそうなボールを防ぎ、マンチェスター戦やバルセロナ戦のように、多くの非常に難しい試合を潜り抜けてきた。フットボールでは、我々は、我々自身にまた我々の選手たちに対して正直でいようとしなければいけない。この流れで行くなら、彼をゴールから外すのは非常に難しいことだ。

Q:水曜にカシージャスは控えに入るでしょうか?
A:水曜の時点では、まだバックアップとはならないだろう。レバンテ戦で再び召集する。
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この日の試合でも、ポスチガのヘディングを体全体で防いだり、活躍してくれたディエゴ・ロペス。確かに、イケルが復帰できるからで即外せるようなパフォーマンスではないんですよね…難しい問題。


バランの状態
サラゴサ戦は温存という話になっていたバランですが、試合の少し前から出ていたニュース(元ネタはレキップとのこと)によると、バランは腰に強い筋肉の拘縮があり、CLガラタサライ戦(水曜)の出場が疑わしい状態であるとのこと。
とりあえず今日もトレーニングはあると思うので、そこで実際どの程度のものなのかがわかるかもしれません。ちょっと気になるニュース。

サラゴサ戦前

2013-03-30 12:57:21 | football

コエントランとアルベロア
サラゴサ戦前夜、フエラの試合恒例のサイン会担当は、アルベロアとコエントランのラテラルの組み合わせ。共通項は、元サラゴサ(アルベロアは下部組織所属、コエントランは2008年にちょっと…)。コエントランはちょっと気まずいかもしれませんが。


ということで、召集選手。
GK:ディエゴ・ロペス、アダン、ヘスス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、カルバーリョ、マルセロ、アルベロア、アルビオル
MF:ケディラ、カカ、エジル、シャビ・アロンソ、エッシェン、モドリッチ、カジェホン、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

監督判断による欠場:イケル、バラン、ナチョ(カスティージャへ)、モラタ(カスティージャへ)

GK問題で注目のイケルが召集に入らず。前日プレスカンファレンスに出たカランカ曰く、まだ最高レベルにはない、とのこと。いつ復帰になるのか、復帰の機会が与えられるのか、当分の間、試合ごとにネタになりそうです。
バランは今回召集外。初めてのフランス代表で2試合フル出場したし、CLも控えているし、休養というところでしょうか。
試合は本日20時キックオフ。今日までが冬時間、明日から夏時間になります(確か)。


おまけ:セルヒオ・ラモス、本日27歳の誕生日


おめでとうございます。

GKはどっち

2013-03-29 07:33:54 | football



全員集合
インターナショナルウィークの前、ぺぺやセルヒオ・ラモスが、全員が怪我なく戻ってこれるように、といったことを言ってましたが、その通りに。いろいろ違和感を訴えた選手もいましたが、木曜日、全員がピッチに揃いました。イケルもディ・マリアも既に負傷からは回復して復帰しているので、本当に全員。
前日は休養していたディ・マリアや、室内調整だったペペ、ラモス、アルベロア、バラン、モドリッチも、木曜はピッチへ。トレーニングは、GK、火曜の代表戦に出場した選手、それ以外、と別れて行われました。

誰も怪我なく戻ってこられたのは本当に良かったですが、代表ウィーク明けの試合が良かったことなどほとんどないので、まずはいい調整をしてサラゴサ戦に臨むこと、それからこの先も怪我人を出さないように。


モウリーニョのジレンマ、再び
イケルが回復しトレーニングも通常通りにこなせていることで、サラゴサ戦のGKはディエゴ・ロペスなのかイケルなのか、その先の試合は…というところが注目を浴びています。MARCAアンケートによると、「サラゴサ戦でカシージャスは先発するか?」というアンケートに対して、50.6%が「Si」、49.4%が「No」と真っ二つ。


PSGさんと
フレンドリーマッチの予定が1つ決まりました。7月27日、イエテボリにてPSGと。ズラがいるからイエテボリなんだろうなー。

帰ってきた水曜日

2013-03-28 07:03:25 | football

今週初めの各国代表
3月25日(月)
スペインU-21 3-1 ロシアU-21
 ナチョ(先発、56分で交代)
 チェリシェフ(先発)
ブラジル 1-1 ロシア
 カカ(先発、78分で交代)、マルセロ(先発フル出場)

3月26日(火)
フランス 0-1 スペイン
 ベンゼマ(先発、82分で交代)、バラン(先発フル出場)
 セルヒオ・ラモス、アルベロア、シャビ・アロンソ(以上、先発フル出場)、アルビオル(出場機会なし)
 イケル・カシージャス(現地応援)
アゼルバイジャン 0-2 ポルトガル
 ペペ、コエントラン(先発フル出場)、クリスチアーノ・ロナウド(サスペンション)
ドイツ 4-1 カザフスタン
 ケディラ(先発フル出場)、エジル(先発フル出場、アシスト2つ)
ボリビア 1-1 アルゼンチン
 ディ・マリア(先発、88分交代)
ウェールズ 1-2 クロアチア
 モドリッチ(先発フル出場)

スペインはペドロのゴールでフランスに勝利、グループ首位を取り戻しました。ベンゼマが相変わらずノーゴールで、あまりチャンスにも絡めず……本人のコメントは問題なさそうなんですが、何か引き摺らなければいいなと思います。バランは、惜しいチャンスもあったり失点もあり…ですが、これが代表2戦目。相変わらず落ち着いて、良くやってると思います。スペインの方で出た3人は、3人ともが自分の仕事をきちんとこなしてきたという感じで、お疲れ様でした。
後から気づいて、見ればよかったなと思ったのがアルゼンチンの試合。ディ・マリアがなかなかの活躍だったそうで…て、結局ほぼフルに使われちゃったんですね。試合中、ディ・マリアは酸素補給が必要な状態になってしまったそうですが、3600mの高地での試合、それでディ・マリアのあのいつものプレイっぷりを考えたら、まあそうなることもあるだろうと……。メッシはHTに吐いてしまったなんていうニュースもあり、相当きつかったようです。この試合サスペンションだったイグアインは、代表に帯同せず早めにマドリーに戻ってきていたわけですが、これは正解だったかもしれない。でも、とりあえず怪我人らしい怪我人はいないようで良かったです。




トレーニング再開
ということで、水曜の16時から開始されたトレーニングには、各国代表に散っていた選手全員が揃いました。ボリビア戦でくたくたになってしまったディ・マリアは、自宅で休養の許可をもらい、それ以外の選手たちはバルデベバスへ。前日の代表戦に出場した中で、ペペ、セルヒオ・ラモス、アルベロア、バラン、モドリッチは室内での調整のみ。ベンゼマ、シャビ・アロンソ、エジル、ケディラ、コエントランとクリスチアーノ・ロナウドは、ランニングのみ。それ以外の選手たちは、通常のペースでトレーニングを行ったようです。カスティージャからホセ・ロドリゲスとモスケラの中盤2人がトレーニングに呼ばれています。週末、土曜にサラゴサ戦がありますが、代表での疲労やその数日後にあるCLガラタサライ戦を見据えると、シャビ・アロンソやケディラは休養、ベンチスタートにする可能性もあるかも。

ちなみにこの週末は故郷セトゥバルで過ごし、その後ロンドンに移動してチェルシーと合意に至っただのなんだのと散々ニュースのタネになったモウリーニョですが、月曜・火曜共に、留守番組たちのトレーニングには出てきませんでした。っていうか、いつものコーチ陣も(GKコーチ以外)揃ってなかったような。ロンドンで何かしていたのか、どこかの代表戦で気になる選手でも偵察していたのか、知りませんが。





一部ペーニャでは
一部のマドリーのペーニャ(サポーターグループ)は、4月6日のレバンテ戦で、モウリーニョが来シーズンもマドリーで続けてくれるよう呼びかける活動をする模様。

対戦前日

2013-03-26 07:23:51 | football
月曜のトレーニング
週末が明けてトレーニング再開。と思ったらイケル、ディエゴ・ロペス、ヘススのGK3人だけだったようです。あれ、アダンは? っていうか、フィールドプレイヤーは?


親善試合:ブラジル 1-1 ロシア
マルセロ、最後の最後でナイスアシストでした。動きもかなりキレがあって良かったと思います。失点シーン(ロシアのゴールシーン)は面白かった。



バランのインタビュー
Q:フランス代表での最初の試合はどうでしたか?
A:僕の最初のフランス代表の試合を戦えて、とても満足している。このユニフォームを着ることは、大きな感動を生む。試合が始まるのを待ち望んでいて、国歌の間はすごく感動していたよ。ファンタスティックな瞬間だ。

Q:より大きなプレッシャーを感じていましたか? 例えばクラシコ、バルサ戦と比べて。
A:それは違うものだ。僕はマドリーでも大きなプレッシャーの架かる試合を戦った。でもそれをフランス代表での試合と比べるのは難しいよ。より大きなプレッシャーを生むというものではないけれど、でも違う感情がある。自分の国のためにプレイするというのは、何か特別なものだよ。

Q:この試合で、ご自分のプレイのどこが良くて、どこが悪いと思いましたか?
A:サコとはうまくやれたと思っている。でも、お互いによく理解するにはもっと時間が必要だ。それは当然のこと。グルジア戦のような失点を避けるため、僕たちにはまだ重要な成長をする余地がある。

Q:年齢にしては、あなたはとても成熟しているように見えますが…
A:そういうことは頭にない。僕は、自分の力を搾り出そうと試みている。責任感のあるポジションでプレイしているし、僕が良いプレイをすると確信してくれる人たちが必要なんだ。

Q:3年前、初めてランスと契約を結びました。そこから、どれだけ生活が変わったことでしょう!
A:本当だね。そしてそれは、僕がなぜ自分を守ろうとしているか、地に足を着けたままでいようとするかの理由でもある。すべてがとても早く過ぎているし、マドリーで、そして今はフランス代表で、毎日多くのことを学んでいる。自分で成長していることが嬉しいし、こういうう風にして続けていければと思う。

Q:スペイン戦でプレイしたいですか?
A:もちろん! 一度このユニフォームを身に着けると、可能な限りすぐにでも、また着たくなるんだ。それがとりわけスペイン戦とあってはね。

Q:スペインには、以前よりも望みが薄くなっているように思えませんか?
A:いや。このチームは2度のEUROとW杯を1つ取っているんだ。選手達のことはよく知っているし、以前と同じモチベーションでやってくるだろう。

Q:マドリーのチームメートたちとは話をしましたか?
A:まだだけど、でもセルヒオ・ラモスと僕は、すぐにつつき合うと思うよ(笑)。

Q:モウリーニョとデシャンの違いは何でしょうか?
A:(笑って)それは違うよ。それぞれが自分のキャラクターを持っている。でも、デシャンのことはあまり多くは知らないんだ。彼のキャラクターについて話をするには、もっと時間が必要だね。

Q:モウが、代表でのインタビューに出ないよう言ったというのは本当ですか?
A:そうだよ。ミステルは、メディアのプレッシャーから僕を守りたがっているんだ。僕が19歳だから。それは普通のことだ。モウリーニョは僕に信頼を与えてくれるし、僕から多くのものを求めている。この年齢で、このレベルでプレイするチャンスをもてるのは本当にすごいことなんだ。
Q:ベンゼマはフランス代表でゴールできていません。彼にはより多くのプレッシャーがかかっているでしょうか?
A:プレッシャーがあるというのは、イエス。でもカリムはこうしたプレッシャーに慣れているし、その中でプレイできる。厳しい時にいるけれど、でも僕たちは彼に大きな信頼を寄せているし、彼のクオリティに疑問はないよ。

バラン&ベンゼマ vs ラモス、アルベロア、シャビ・アロンソですね…。


週末が明ける

2013-03-25 07:15:15 | football
マドリーのトップチーム(の留守番組)は週末はオフをもらえたようで、どこか海岸にいるらしいカジェホンだったり、故郷でのイベントに参加して、普段のマドリーでは見られないようなリラックスした笑顔のモウだったり、なんてものが見られました。が、代表に行っている選手たちはそのまま、次の試合に向けて準備中。いくつか近況を。

イグアインは帰ってくる
下の記事にも書きましたが、先日のベネズエラ戦で警告を受けたイグアインは、次のボリビア戦は出場停止。イグアインは、サベージャ監督の許可を得てチームを離れ、週末は家族と過ごし、月曜日にマドリーに向けて出発するようです。
アルゼンチン自体調子は良さそうですし、ボリビアの高地、という負荷の高い試合を避けられたのは良かった、のかな。できたら一緒にディ・マリアも連れ帰ってくれれば…。


クリスチアーノは残る
クリスチアーノ・ロナウドも、次の試合はサスペンションとなりましたが、こちらはチームのキャプテンでもあり、アゼルバイジャンでの試合に帯同することを決めたようです。
「前の試合で警告を受けて、悲しんでいる。でも、僕がチームにいることは重要だ。飛行機で逃げて僕のクラブに帰るのは簡単なことだろう。でも僕は献身的でありたいし、僕のチームメートたちとここにいたい。」

土曜日には、筋肉の張りで代表でのトレーニングを回避したというニュースもありましたが、日曜にはトレーニングに戻れたようです。同じく土曜日にはフィジカルの違和感が伝えられたコエントランも、日曜はトレーニングできたとのこと。(MARCA


カシージャスは行く
負傷からまだ試合復帰していないということもあって、今回の代表招集に入らなかったイケルですが、火曜日のフランス戦、大一番にはスペイン代表の仲間たちと共にいることを、望んでいるとのこと。マドリー側も、本来はクラブに戻って来るべきクリスチアーノにポルトガル代表への帯同を許可していることもあり、イケルの要望も受け入れられたようです。たぶん火曜にトレーニングしてからでも現地に移動できるだろうし、水曜は他の代表選手たちも合流する日だからトレーニングは午後、夕方だろうし、そんなに問題ではないだろう、とは思います。ていうか、自分で出たくなるんじゃないか……。


スペイン代表
日曜日夜、パリに移動しました。フィジカルが完調でなく、フィンランド戦を欠場したシャビ・アロンソは、既に全体と同じペースでトレーニングができているとのこと。

代表の成果

2013-03-23 22:52:11 | football
それぞれ代表での仕事
3月21日(木)
スペインU-21 5-2 ノルウェーU-21:ナチョ(後半から出場)

3月22日(金)
イタリア 2-2 ブラジル(フレンドリーマッチ)
 :カカ(後半途中から、39分間)、マルセロ(後半途中から、14分間)
スペイン 1-1 フィンランド
 :セルヒオ・ラモス(先発フル出場、1ゴール)、アルベロア(先発フル出場)、  アルビオル、シャビ・アロンソは出場機会なし
イスラエル 3-3 ポルトガル
 :クリスチアーノ・ロナウド(先発フル出場)、ペペ(先発フル出場)、コエントラン(先発フル出場、貴重な1ゴール)
カザフスタン 0-3 ドイツ
 :ケディラ(先発、82分間)、エジル(先発フル出場)
フランス 3-1 グルジア(パリ)
 :バラン(先発フル出場)、ベンゼマ(先発フル出場)
クロアチア 2-0 セルビア
 :モドリッチ(先発フル出場)
アルゼンチン 3-0 ベネズエラ
 :イグアイン(先発途中交代、2ゴール)、ディ・マリア(出場機会なし)

マドリーの選手たちのそれぞれの代表での活躍は、全体としては、なかなかのものだったんじゃないかと思います。
まずはセルヒオ・ラモス、代表での100キャップ達成おめでとう。最年少での達成おめでとう。節目の試合でのカピタンマークおめでとう(ラモスよりキャップ数の多い人たちは欠場)。節目の試合でのゴールおめでとう。ただ…勝てると良かったですね。
スペインが次に対戦するフランス代表。バランがついにフル代表デビューを果たしました。試合の様子は見れませんでしたが、非常に良い評価を受けているようです。ただ一方で、ベンゼマはなかなか調子が出ないまま…。
少し早い時間に行われていたイスラエルvsポルトガルは、後半途中からチェックしましたが…まさかコエントランが最後の最後にゴールするとはね。敵地で苦しんでいる中で、最後に追いつく貴重な仕事をしました。
他にゴールを決めたのは、アルゼンチン代表イグアイン。やっぱり代表の方が、マドリーより数段決定力が上がっているような気が…なんでだろう? 
他は…ドイツ、クロアチアの試合も見られませんでしたが、モドリッチがチームでの調子よさをそのまま維持しているようで、代表でもいい仕事をしていたようです。エジルもアシスト1つ。

この木、金での負傷者というのは、幸いなかったようです。
あと気になっているのは、カード関連。この週末の試合で警告を受けたクリスチアーノ、イグアインは、次の試合はサスペンションになるようですが……だからといって、早めにクラブに帰ってくるわけにはいかないんでしょうね。親善試合ならまだしも、どこもW杯の予選。特にクリスチアーノはキャプテンでもあり、チームを離れるとかそういうことはないだろうなあ。






サミ・ケディラ

2013-03-22 21:07:10 | football
MARCA掲載のインタビュー。ちょっと長めですが読みやすいのと、ま、なかなかケディラのインタビューってのもないのでざっくりした感じで読んでます。まだ途中ですが、とりあえずできたとこまで。
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Q:まず何よりも、足首の調子はどうですか?
A:そうだね、ありがとう、いい感じだよ。すべて「恐れ」で済んだ。捻ったけど、完璧だよ。

Q:もっと深刻なのではと恐れませんでしたか?
A:最初はちょっと怖かった。でもこういうのは何年もやってるから、すぐにそんなに深刻じゃないとわかった。靭帯を断裂したり強い捻挫だったりすればわかるよ。それで何も深刻じゃないってわかったんだ。

Q:きっとモウリーニョも恐れたでしょう
A:ちょっとはね。でもこれは僕にとってのレッスンのようなもの。ここからモウリーニョとレアル・マドリーのファンの皆に、僕は何もリスクを犯すようなことはしないと伝えるよ。いつものように、最高の状態でプレイできるようにして、マドリーに戻るつもりだ。皆落ち着いていられるよ。

Q:あなたの負傷のニュースが入ってきて、マドリディスタたちはSNSでメッセージを送ったのではないですか?
A:そうなんだ。たくさんのメッセージを受け取ったよ。皆が寄せてくれた心配と愛情とに感謝しているよ。

Q:レアル・マドリーのファンからの愛情を感じますか?
A:うん、とても。試合ごとに増すようで、僕はすごく幸せだ。ファンの愛情を感じるのはすばらしいことだし、ピッチの上でその愛情すべてにこたえることを約束するよ。僕はレアル・マドリーのユニフォームを着て、すべての試合で全力を尽くす。

Q:評価されていると感じますか?
A:そう、すごくね。僕にとって最も重要なことは、モウリーニョと他のコーチングスタッフから評価されていると感じること。彼らは、毎日の僕のトレーニングを見て、誰がプレイするかを決めている人たちだから。それから、もしファンが僕の試合を見て僕を評価してくれているというなら、ファンタスティックなことだ。でも、一番重要なのは僕の監督達に認められること。注目が、クリスチアーノ・ロナウドやエジル、ベンゼマに向かうのは、全くそのとおりだと思う。当然のことだ、彼らはアーティストなんだから。チレーナや、フェイント、すごいドリブルをしたり。でも僕は最後まで自分の仕事をする、その努力が評価されるんだ。

Q:モウリーニョとレーヴの下で先発となるための、より良い方法はありますか?
A:僕にとってはノー。僕が満足するのは自分の仕事をすること、そして僕の監督達や仲間たちは僕に満足してくれる。それで、僕がいつもそうあるように、彼らは僕が信頼できる選手だと見てくれるんだ。僕の仕事はボールを取ること、戦うこと、ゴールをするのをサポートすること、それから可能なら、上がっていってゴールすること。僕は自分のベストを尽くそうとしているし、それが最終的には結果に結びつく。もし僕のプレイがチームがタイトルを取ることの助けになるなら、それ以上のものは僕はいらない。それで幸せだよ。

Q:今シーズンはゴールを決めていますね。なぜエリアまで上がっているのでしょうか?
A:僕がマドリーにやってきたとき、僕の仕事は何よりもディフェンシブであることだった。それが、監督が最初のシーズンの僕に望んでいたことだ。僕は守るためにいた。でも代表では、いつももっとオフェンシブだったし、モウもそれを認めた。それでピッチの中での僕のポジションが再認識されて、今はもっと自由を与えられてエリアに到達できるように、それ以上のことができるようになったんだ。すべてはチームにとって良くあるためだよ。

Q:いまキャリアの最高潮にいるのでしょうか?
A:良い感触があるよ、でも僕がいつでも考えるのは、最高のときはまだ来るということ。僕が言えるのは、レアル・マドリーに来て以来、僕はすごく成長してきているということだ。僕はもっと完璧な選手だ、でもいつでも、もっと成長できる余地があると考えているんだ。

Q:自身を、フットボール選手としてどのように定義しますか?
A:信頼できる選手、強く、勝利のための大きな意思を持つ選手。

Q:あなたのキャリアでモウリーニョはどのくらい重要なのでしょうか?
A:彼は、僕のキャリアで決定的な役割を果たしているよ。世界的なビッグクラブでプレイするチャンスを僕に与えてくれた人だ。僕はワールドカップの前やワールドカップ中に良いプレイをしていて、いくつかのクラブの注意を引いた。でも実際のところ、シュトゥットガルトの選手にとって、レアル・マドリーと契約するなんて、ノーマルなことじゃないんだ。そして何よりも、最初の試合から僕に信頼を与えてくれた。そして、こうしたことのすべてがモウリーニョのおかげなんだ。

Q:マドリーに移籍してきたときのことをどのように覚えていますか?
A:すべては、ワールドカップの後にかかってきた電話から始まった。モウリーニョだったんだ。彼は僕に電話してきて、僕にレアル・マドリーでプレイしてほしいと言ってきた。驚きだったよ。それから僕たちは顔を合わせて話すことになったけれど、どうなるのか僕には本当にわからなかった。でも2、3分話して、僕たちは完璧に理解しあった。彼は僕に、素晴らしいスポーツプロジェクトを示してくれて、僕はそれを受け入れた。本当に簡単(笑)。

Q:ケディラは「モウリニスタ」?
A:(笑って)僕はモウリーニョの選手で本当に幸せだし、マドリーでは家にいるように感じるよ。

Q:来シーズン、モウリーニョのいないマドリーをイメージできますか?
A:何が起こり得るかなんて決してわからない。フットボールは、物事がフルスピードで過ぎていく世界だから。その中にいて僕は、どんな監督も選手も、1つのクラブでのキャリアというのが本質ではない、と考える人間なんだ。なぜなら、常にチームには新しい人々がいるからね。それがフットボールだし、いつだってそうだろう。でも僕が言わなければいけないのは、モウリーニョはレアル・マドリーにとってファンタスティックな決断をしてきたということ。彼がここにいることは、このクラブにとって本当にすごいことなんだ。モウは優れた監督であり、素晴らしい人間だよ。

Q:来シーズンも続けて欲しいですか?
A:もし僕が決められるなら、モウは残るよ。

Q:ベルナベウで印象的なプレイをしていますか?
A:最初は自分の印象は小さなものだろうとは理解しているよ。特に、僕のように本当に若くて加入したのならね。でも最初に日から、僕は価値のある選手、強いメンタルがあり、マドリーでプレイする準備ができている選手なんだという考えを持ってピッチに入った。ベルナベウは欧州でも最も美しいスタジアムだ。ピッチに足を踏み入れると、伝説的なフットボールの環境が息づいている。僕にとっては、ベルナベウでのすべての試合が、喜びであり名誉なんだ。

Q:あなたのマドリーへの順応は、エジルのおかげで楽になったのでは?
A:僕たちは親友で、一緒にいることがお互いの大きな助けになっている。レアル・マドリーに来る前から友人だったけれど、ここでは最初の日から一緒にいて、友情関係は今ではとても近くなっている。兄弟だよ。この関係はロッカールームで一緒にいても素晴らしいものだけれど、でもメストは友人以上の存在だ。それに彼は素晴らしい選手でもあるしね。

Q:彼は世界最高の存在になれるでしょうか?
A:メストはファンタスティックな選手、ユニークな存在だ。これは、彼が僕の友人だからというだけじゃない。エジルはクラックで、最後は世界最高の選手の1人になれるし、もっと効果的にもなれる。僕の考えでは、これは、最高の存在の1人になるには欠けているものがあるということ。なぜクリスチアーノやメッシが最高なんだと思う?それは、彼らが素晴らしいプレイをすることに加えて、50ゴールも決めるからなんだ。エジルは素晴らしいプレイをして、シーズン全体で30ゴール。彼はもっとアシストもする、でもゴールが足りないんだ。僕がいつも言ってることを教えようか。「メスト、もっとゴールに向けてシュートしろよ。もっと自己中にならないと、もっとゴールしろよ」って。いつかこれが注意を引いてくれるといいね、何よりも素晴らしいのは、彼がすごいシュートを持っているということなんだから。

Q:2人とも生涯マドリーというのは想像できますか?
A:それはすごいことだよね、違う?

Q:マドリーと契約延長したいですか?
A:現時点では、すべてが推測だね。もしそうなら、僕にとってはファンタスティックなこと。マドリーが契約延長を申し出てくれることは、僕の仕事は素晴らしく認めてくれているということ。でもこれは、インタビューの中でする議論じゃないね。僕の代理人の話だ。デシマについて話す方が僕はいいな(笑)。

Q:デシマについて話す方がいいんですね。
A:取りたいよね。

Q:ガラタサライとの組み合わせはどうですか?
A:相手を過小評価してはいけない。彼らはQFに進出しているんだ。シャルケ04を破ってきたし、グループリーグではマンチェスター・ユナイテッドと一緒だったし、彼らにはビッグネームがいる。準決勝に勝ち上がるためには、良いプレイをして勝つ必要がある。第1戦はベルナベウで始まる、アドバンテージをもって終わらないといけない場所だ。

Q:ガラタサライをマンチェスターと同レベルに位置付けるわけですか?
A:そうだよ。もし勝ち上がりたいなら、ほんの少しでも注意を欠くことはできないんだ。

Q:モウリーニョは、マンチェスター・ユナイテッドが勝ち上がりに値したと言いました。こうしたコメントを不愉快に思いましたか?
A:なんで彼がそう言ったか僕はわかるよ。セルヒオ・ラモスのコメント※は読んだよ。そうだね、これこそが、ジョゼ・モウリーニョがどういうものかっていう本質だね! オールド・トラフォードでの試合後のような、ものすごく特別な瞬間に何を考えていたか、話すことができる人だ。僕が言えるのは、モウリーニョは試合が終わった時、全ての選手たちと同じくらい喜んでいたということ。それに、僕たちにはちょっと運があったというのも認めるよ。モドリッチのゴールが、オールド・トラフォードで僕たちの命を救ったんだ。
※ユナイテッド戦の試合後、ManUがベスト8進出に値したとモウリーニョがコメントしたことについて、もっと別の言葉を聞きたかった(要するに褒めてほしかったらしい)とラモスが発言(3月20日付)。またモウリーニョに対立する姿勢を見せている、とスペイン各紙()が報道していた。


Q:あなたはゴールでも重要な選手となっていますね。2007年にはシュトゥットガルトのリーグ戦でゴールを決め、昨シーズンはカンプ・ノウでもゴールを決めた。デシマでのゴールを夢見ていませんか?
A:いつも冗談で言うんだよ、僕が決定的なゴールを決めるって。もちろんそれが本当になるとは思っていないけど。チャンピオンズを勝ち取ることができたらファンタスティックなこと。2010年にマドリーにやって来たとき、誰もがデシマについて語っていた。僕はスペイン語も分からなかったし、それがどういう意味があるかもよくわからなかった。すぐにわかったけど。マドリーではデシマはすべて、だから、誰がゴールを決めようとそれは問題じゃない。それはクラブとファンすべての夢で、実現するものなんだ。

Q:デシマは執念になっていますか?
A:そうだね、そういう言葉だ。デシマへの執念。

Q:では、それがより大きなプレッシャーを生むことになりませんか?
A:プレッシャーはないよ。チャンピオンズ・リーグはプレッシャーではない。目標だ。でもチームにおいては、チャンピオンズを勝ち取りたいという強い欲求がある。イケルだけが唯一、ヌエベ(前回取ったCL、9個め)を獲った選手で、チームで他に取った経験があるのはクリスチアーノとエッシェンだけだ(カルバーリョ、シャビ・アロンソ、カカは……)。だからみんなが、それを取ることに狂ったようになっているんだ。

Q:ファイナルでバルサと対戦したいですか?
A:ファンにとってはすごいことだろうね。僕たちはQFに進出しているし、こういうことについて話すことはできない。でもマドリーvsバルサは、クラシコの中のクラシコ、それがCLのファイナルとなったら皆が幸せだろう。ただ、そうなってほしいとか、それが理想的なファイナルだとかを言うことはできない。僕はすべての対戦相手に、最大の敬意を払っているから。

Q:レアル・マドリーが経験している、通常とは違うシーズンをどう説明しますか?
A:何が起きたのかを言うのは難しいよ。僕たちのシーズンスタートは本当にひどくて、とても緩慢だった。でも今年の初めから、僕たちは自分たちの強さを思い出し始め、チームとして本当に戦うようになり、相手がゴールを決めても沈滞しないようになった。それに僕たちは、小さな自惚れを捨てて、それで今は再び本当のチームとなっているんだ。もしチームとなっていないなら、バルセロナに2試合続けて勝つこともなかっただろうし、マンチェスターに勝つこともなかっただろう。今僕は、マドリーは再び本当のチームとなり、それを試合の中で示しているんだと言うことができる。

Q:マドリーは、昨シーズンのチームのレベルにあるでしょうか?
A:今僕たちは、良い道筋を歩んでいると考えている。昨シーズンの感覚を取り戻して、今僕たちは、より強くなる勝利のダイナミクスの中にいる。フットボールは速いスピードで変化する。でも、僕たちは過ちから学び、今はより戦えるチームになることができていると思っているよ。
(了)
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順調に、優秀なマドリディスタになったケディラのインタビューでした。もちろん、怖い怖いスペインの新聞のインタビューだから、言葉に気を付けていたとかあるかもしれませんが、でも本当にきちんと考えていて、自分の意思があって、でも言い過ぎることはない、いいインタビューだと思います。
マドリディスタたちのケディラ評はどうなんでしょうか。将来のドイツ代表のキャプテンとなる選手だ、という誰かのコメントを見かけたことがあるように思います。前目に行くのが本来の特性で、インタビュー内にもある通り、実際今シーズンは前へ、攻撃に絡みシュートを打つケースも増えています。すこーしシュートの精度には力を入れてほしいですが、個人的にケディラの良いところは、集中力が切れないところ。集中力が切れてのポカとか、そもそも決定的なポカとか、実はかなり少ないんじゃないかと思っています。優れた足元の技術も素晴らしいけれど、特にピボーテとして、集中力を90分切らさない選手というのは、とても貴重な特性なんではないかと思います。



フィジカル情報

2013-03-21 07:01:07 | football
代表に呼ばれている選手たちのフィジカル情報
サミ・ケディラ(ドイツ)
19日のトレーニングで足首を負傷し、アイシングをしながらトレーニングを切り上げたケディラ。20日はトレーニングをせず様子を見たようですが、軽度の捻挫で、金曜日と来週火曜日の試合への出場は問題ないとされているそうです。悪化しませんように。ていうか、少なくとも金曜は回避できないか。

シャビ・アロンソ(スペイン)
同じく19日、フィジカルに問題があったのか、トレーニングを早めに切り上げたシャビ・アロンソ。20日もトレーニングをコンプリートできなかったそうです。このため、金曜のフィンランド戦は回避、フランス戦に照準を合わせて調整してくるとみられているようです。また鼠蹊部かな…。


ディ・マリア(アルゼンチン)
ディ・マリアは20日のトレーニングに不参加。サベージャ監督から許可をもらい、故郷のロサリオへ。奥様が妊娠中のため、とあるので、様子を見に行ったのだと思われます。ディ・マリアはその日のうちに代表合宿に合流するとのこと。
現時点では、フィジカルの状態はやはり完璧ではないようで、金曜のベネズエラ戦は回避、アルゼンチン代表の結果が良好ならボリビア戦も回避する可能性があるようです。完調じゃないなら、出ない方がいいんだけどなあ。












イケル、いつも通りに

2013-03-19 23:53:40 | football
イケル、通常のトレーニングに合流
休養2日間を挟んで、今日からマドリーはトレーニング再開。代表に行かない選手たちが、レアル・マドリーCと一緒にトレーニングメニューをこなしました。
その中でのビッグニュースは、イケルが他のトップチームのGKたち(アダン、ディエゴ・ロペス、ヘスス)と一緒にトレーニングを行ったこと。これまでは1人でロウトと別メでしたが、これでフィジカル的には完治したということになるかと思います。あとは試合勘、そしてモウがどこでどうやってイケルを使ってくるか。


リーガ日程
CL準々決勝に挟まれたリーガ第30節、マドリーvsレバンテは4月6日(土)18時開催に決定。


FIFAウイルスのまとめ
3月21日(木)
 親善試合:スペインU-21 vs ノルウェーU-21
3月22日(金)W杯予選
 スペイン vs フィンランド(ヒホン)
 イスラエル vs ポルトガル(ラマト・ガン)
 カザフスタン vs ドイツ(アスタナ)
 フランス vs グルジア(パリ)
 アルゼンチン vs ベネズエラ(ブエノスアイレス)
 クロアチア vs セルビア(ザグレブ)
 イタリア vs ブラジル(ジュネーブ)※親善試合
3月25日(月)親善試合
 ブラジル vs ロシア(ロンドン)
 スペインU-21 vs ロシアU-21(アルコルコン)
3月26日(火)W杯予選
 フランス vs スペイン(パリ)
 アゼルバイジャン vs ポルトガル(バクー)
 ドイツ vs カザフスタン(ニュルンベルク)
 ボリビア vs アルゼンチン(ラパス)
 ウェールズ vs クロアチア(スウォンジー)

呼ばれている人たち
セルヒオ・ラモス、アルビオル、アルベロア、シャビ・アロンソ
ペペ、クリスチアーノ・ロナウド、コエントラン
エジル、ケディラ
ベンゼマ、バラン
イグアイン、ディ・マリア
モドリッチ
マルセロ、カカ
ナチョ(スペインU-21)、チェリシェフ(ロシアU-21)、ホセ・ロドリゲス(スペインU-19)など


ディ・マリアに一言
ハムストリングの負傷が治りかけのディ・マリアですが、イグアインと共にアルゼンチンへ移動。22日のベネズエラ戦はサスペンションで出場できないそうですが、26日のボリビア戦は場合によっては出場する可能性もあるようです。試合はボリビアの首都ラパス、高地(標高3,650m)での試合になるわけで、負傷が十分完治しているかどうかに加え、高地での試合による身体的な疲労が心配される…ため、モウリーニョは、リスクを犯すようなことにならないよう、ディ・マリアに注意して送り出したんだとか。


セルヒオ・ラモス、センテナリオ
3月30日で27歳になるセルヒオ・ラモス、金曜のフィンランド戦に出場すると、スペイン代表での100キャップを最年少で達成することになるんだそう。

6分間でひっくり返す

2013-03-17 17:23:13 | football
12/13 Liga Espanola 1a division Jornada 28
Real Madrid C.F. 5-2 Mallorca

マドリーのゴール:イグアイン(14、57)、クリスチアーノ・ロナウド(51)、モドリッチ(54)、ベンゼマ(90+2)

画像

休養十分で臨んだマジョルカ戦ですが、先発はすこしアレンジがされてました。ピボーテがモドリッチとぺぺで、シャビ・アロンソとケディラは休養。今日の試合は、モラタも含めて、この間のリーガ・クラシコにちょっと似た感じの先発。で、なんとなくですが、アロンソとかケディラが、この先のCLでサスペンションになったりしたときのことを考えているでは、なんて考えたり。ぺぺとモドリッチはけっこうボールに絡むシーンが多く、個人としては良かったと思います。ま、前半はビハインドで折り返すことになったし、攻撃も手詰まりな感じではありましたが…。先制点の場面、ぺぺは積極的に前へ突っ込んでいって、粘りの体勢からラストパス、あとはイグアインが決めるだけ、という身体をはった仕事っぷりでした。でも、セットプレイというか、ヘディングで簡単にゴール割られるの、シーズン頭からずーーーーっと言われてますが、どうにかならないものか……。
アルベロアと、遠慮がちな風だったモラタとをHTで下げることにして、後半頭からベンゼマとエジルがIN。最近はこのモウリーニョの複数枚替えとか、交代策がハマりますね。手詰まりな攻撃を打開する方法が、ディフェンスやピボーテを削ってでも前に動く選手を増やす交代作の利用ってことなのか……それって解決策?と思わないでもないですが。でも、エジルがCKからクリスチアーノのゴールと、イグアインの2点目をアシストしたり、結果的に、後半開始5分ごろから6分間ほどの間に3ゴールを上げ、試合をひっくり返すどころか決めてしまうという展開になりました。
今日のゴールはどれもなかなか良かったけれど、やっぱり度肝を抜かれるというか一気に盛り上がったのがモドリッチのゴール!! ユナイテッド戦に続いて、またやってくれました。あの小柄な体からあのパワフルなシュートが生まれるってすごいよなあ。これもまた、飛び道具が1つ増えたというか、モドリッチが出て来たら相手が気にしなければいけない存在がまた1つ増えるということになると思います。モドリッチのゴールの直前は、コエントランがエリア内でスパイクをかかとから踏まれて転倒、ファウルをアピールするも取ってもらえず、ベルナベウのレフェリーへのブーイングの声が大きくなった…次の瞬間にゴール!ブーイングが一気に大歓声に変わるという雰囲気もなかなかでした。
イグアインはドブレ―テ、これはかなり久しぶりな気がする。イグアイン、ベンゼマには批判の声も上がりだしていましたが、これでちょっとケチャップで始めたよって感じで、周りをプレッシャーに思わず、うまく流れて行ってくれればと思います。今日のイグアインは先発フル出場、守備にも再三走り回っていて、良く貢献していたと思います。最後は優しいパスでベンゼマのゴールをアシスト。ウィンターブレイク後、体重オーバーだのフィジカルに問題だのいろいろ言われていた2人ですが、さすがに2人ともずいぶん引き締まってきた感じで、このまま良い状態(できればもう少し上げて)、これからのビッグゲームに対応していってほしいと思います。

ちなみに、今季リーガの試合で、クリスチアーノ、ベンゼマ、イグアインの3人がゴールを決めたのは、これが初めてなんだとか。

チームは、日曜と月曜の2日間の休養後、火曜からトレーニング再開。ただしインターナショナルウィークに入るため、多くの選手たちがそれぞれの国に戻り、W杯予選の準備に入ります。




マジョルカ戦前、日程

2013-03-16 11:43:17 | football
マジョルカ戦、召集選手
GK:ディエゴ・ロペス、アダン、ヘスス・フェルナンデス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、カルバーリョ、マルセロ、アルベロア
MF:ケディラ、カカ、エジル、シャビ・アロンソ、モドリッチ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン、モラタ

もうすぐ:イケル、ディ・マリア
監督判断:アルビオル、エッシェン、カジェホン、ナチョ(→カスティージャへ)


ベンゼマの処分
去る2月3日、マドリーの高速道M-40にてスピード超過(時速194.4km、制限を100km/hオーバー)で走行していたことが発覚したカリム・ベンゼマは、3月15日にマドリーの裁判所に出頭、罰金18,000ユーロ(200万円くらい?)と8か月の免許停止の裁定が言い渡された。

ようです。ということで、一連のスピードオーバー収監もあり?のニュースはこれで一段落になるんでしょうか。もうこれっきりにしてほしいです。ちなみに、たぶんこのせいで、ベンゼマは金曜のトレーニングに遅れて来ることになったんだとか。


CL日程
4月2日/4月10日
 Málaga(ESP) v Dortmund(GER)
 Bayern(GER) v Juventus(ITA)
4月3日/4月9日
 Real Madrid(ESP) v Galatasaray(TUR)
 PSG(FRA) v Barcelona(ESP)

こんな日程になるようです。最初はマドリーとマラガが同じ日になってましたが、たぶん同時に同国がホームゲームをする、という状態を避けたんだと思われます。でもこれで、同日同時刻にマドリーとバルサの試合、バイエルンとドルトムントの試合が行われる、ということに。

希望をもって、その後の日程
4月12日:セミファイナル組み合わせ抽選
4月23日/24日:セミファイナル1stレグ
4月30日/5月1日:セミファイナル2ndレグ
5月25日:ファイナル


マドリーの日程
今夜のマジョルカ戦後はインターナショナルウィークになるため、次の試合まで2週間空きます。

3月22日(金)、26日(火):各国代表戦
3月30日(土):L29 サラゴサ(F)
4月3日(水):CLQF-1 ガラタサライ(C)
4月6日(土):L30 レバンテ(C)
4月9日(火):CLQF-2 ガラタサライ(F)
4月13日/14日:L31 ビルバオ(F)

CL前がフエラではなくて良かったかな。でもレバンテ相手だと、またガチな試合になりそう…。代表戦もあるし、まずは皆怪我しないように…。

CL準々決勝組み合わせ抽選

2013-03-15 21:13:31 | football

CL準々決勝組み合わせ
Málaga(ESP) v Dortmund(GER)
Real Madrid(ESP) v Galatasaray(TUR)
PSG(FRA) v Barcelona(ESP)
Bayern(GER) v Juventus(ITA)

マドリーはガラタサライと。ユーベでもなくバイヤンでもなく、ドイツ勢相手でもなく、クラシコでもなく、今シーズン苦手なアンダルシア地方マラガでもなく、という結果には喜ぶべきかもしれませんが…ドログバいるのは怖いなあ…。あと、ベルナベウが1stレグになるんですよね。1stレグで試合を決めに行くぐらいじゃないと、2ndレグがinfierno galatasarayになるから…(→参考画像


トレーニング
CLユナイテッド戦でハムストリングを負傷したディ・マリアですが、今日から全体練習に復帰しているようです。良い回復ペースですね。週末の試合に出てくることはないと思いますが、次の試合には可能性はあるかな。

トンネルの先の光

2013-03-14 06:55:43 | football
イケル、47日ぶりに
水曜はトレーニング再開、だったはずですが、完全非公開だったのか公式には最低限の記事しかありませんでした。その代り、イケルが動画をいくつかアップしてくれました。手を使ったトレーニング、本格的なキャッチング練習の様子です。今月中には復帰できそうです。そうすると今度はディエゴ・ロペスとの定位置争いか。長い間イケルにはなかった経験。




今年もL.A.?
決定事項、レアル・マドリーは再びロサンゼルスでプレシーズンを行う。フレンドリーマッチの確定を除いて、すべては計画が立てられている。モウリーニョが続ける続けないに関わらず、レアル・マドリーは4シーズン続けてアメリカでシーズンを始める。サマー・ツアー2013だ。クラブ内では先んじて動いており、既にすべてが進められている。
シーズンの準備は、レアル・マドリーが毎日のトレーニングを行うことになるUCLAのキャンパスで実施される。モウリーニョが好む現代的な施設が揃っている。ビバリーヒルズに近い、ウェストウッドに位置する。広大なスポーツ複合施設で、野球場1面、サッカー場が2面、最新の設備が揃ったジム、さらには不慮の事態に対応するため、キャンパス内には病院もある。ここでおよそ10日間のトレーニングを行い、それからフレンドリーマッチを何試合か戦うため、米国内を移動する。試合はラス・ベガス、ニューヨークなどで行われるが、これも相手次第、またワールド・フットボール・チャレンジといった大会次第だ。

試合
しかしこれだけが、公式戦が始まる前に行われるフレンドリーマッチではない。マドリーはまず、バイエルン・ミュンヘンが例年戦うアウディ・カップへの参加を計画している。これは1試合だけで、アリアンツ・アレナで行うのか、あるいは前回そうだったように中国で行うのかを決めなければならない。
プレシーズンの初日には、スペイン代表とブラジル代表の選手達はまだ合流できない。彼らは6月15日~30日に行われるコンフェデレーションズカップに参加する。各代表がどこまで勝ちあがるかによって、クラブへの復帰日が決められるだろう。
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もともとLAでプレシーズンをやることになったのは、モウが気に入っていたからというのがあったんですが…記事は「モウがいてもいなくても」と断り書きしてますが、さてどうなるか。


モリエンテス:9番の悩み
元レアル・マドリーの9番であったフェルナンド・モリエンテスは、スペインのラジオ「カデナ・コペ」で、現在のカリム・ベンゼマとゴンサロ・イグアインの苦闘について、彼の考えを語った。モリエンテスは、2人のストライカーに信任の一票を投じた。
「この流れで僕が心配しているのは、彼らや彼らの気持ちに何か影響があるということ。僕もこういう状況は経験があるし、名指しで批判されるのは良いものじゃない。でも、いつでもやり過ごして終わりがあるものだ。」
モリエンテスは、批判の矢面に立つことを理解している。レアル・マドリーのゴールに見放されたストライカーに向けられている批判について議論するのに、誰よりも相応しいだろう。これは、元スペイン代表FWでもあるモリエンテスが、ロス・ブランコスで5シーズンを過ごした間に、彼自身も批判を浴びる同様の経験があったためだ。この時彼は、こういった厳しい目線が、レアル・マドリーのようなビッグクラブのためにプレイする中では訪れるものだと、受け入れざるを得なかった。「レアル・マドリーでは、9番はゴールを決めるものだと期待される。そして時にこういう事態を経験すると、それはあっという間だったり、引きずったりすることもありえる…。でも、どれだけ調子ガ良いかは問題ではない、マドリーでは完全に良い状態でなければいけないと知ること、ゴールを決めなければいけないんだ。」
それでもモリエンテスは、イグアインもベンゼマも、トンネルの終わりの光を見るだろうと確信している。「彼らは、最終的にはこの辛い時期を抜け出るだろう。自信がなくなっていると、ゴールは小さく見え、GKは大きく見える。失敗しないようにゴールポストを狙うボールもうまく調節できない。それでもゴールが入らない、でも流れっていうのはそういうものなんだ…。」
最後にエル・モロは、このFWたちが良い流れを失っていることについてあれこれ言われているのは、これまで彼らが良い結果を残してきたからだと話している。「この2人は目立つんだ、昨シーズン多くのゴールを挙げていたからね。」

La Novenaの人たち

2013-03-12 19:14:46 | football

ラウルがマドリーに
いたよ、というだけのニュースですが、ASから。12日付の記事で「昨夜」なので、11日のことだと思いますが、ベルナベウにほど近いレストランにて、フィーゴ、イエロ、モリエンテスと共にラウルが食事をしていたよ、とのことです。後からチェンドも合流したそう。ASの記事内には動画もあります。フィーゴの車、かわいい。


クリスチアーノ・ロナウド、試合中に低血糖に
気づかなかったんですが、セルタ戦の終盤、クリスチアーノは低血糖のため気分が悪くなり、ベンチに言ってブドウ糖をもらい、残りの時間プレイしていたんだそうです。
マンチェスター戦の後に風邪の症状が出ているとかで外でのトレーニングを休んでましたが、結局召集リストに入ってフル出場。やっぱり多少無理なところがあったんでしょう。今回は大きな問題にはならなかったのでそれでよかったかもしれませんが、そんなに体張って無理しなくてもいいのに……と言っても、聞かないか。それ以前に、今のクリスチアーノがいないとチームも大変なことになるし。
とりあえず、この数日間でゆっくり休めてればいいと思います。


交通ネタの余波
ベンゼマの超スピードオーバー、マルセロの免許失効状態、エジルの違反、エッシェンもスピードオーバー、それから負傷後に片手で運転していた(と見られる)イケル……と交通絡みの不祥事が続いたことが、あちこちから注目を浴びているマドリーですが、ABC.esによると、DGT(交通総局とかそんな感じ?)の局長、マリア・セギ女史は、子供たちが憧れる有名な選手たちが悪いお手本を示すことを憂慮しており、選手たちをDGT本部に招待して(というか出頭させて)、「正しいことをすることの重要性を説明する」意向を示しているとのこと。行ってきなさい。

また別の記事によると、マドリーの選手たちの交通違反を見張るため、特にサンチアゴ・ベルナベウ周辺の交通取り締まりが強化される模様。選手たちは、試合前日に自分の車でベルナベウに集合し、バスに乗り換えてコンセントレーションのホテルに向かい、試合後は自分の車で(観戦に来た家族などを乗せて)帰宅することが習慣になっていますが、この時、早く帰るためとかファンを振り切るため、Uターン違反、信号無視などが生じているとのこと。で、これを市警がみっちり取り締まろうとしているそうです。
軽微な違反ならそこそこ笑えますが、当たり前だけどやっちゃいけないことですし、何より自分の身体を危険に晒すことがあってはいけないこと(で、もちろん他人を危険にさらすことも)。厳に自重していただきたい。