けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

半減してQFへ

2016-06-30 20:20:33 | football
決勝トーナメントが一巡したところで、マドリーの選手たちは半減してしまいました。

イタリアvsスペイン戦は当日は見られなくて、あとから見返したのですが、あれはもう仕方ないですね。栄光を極めたメンバーが歳を重ねているのを大きく切り替えることもできず、他国からスペインに勝つにはと対策を取られている状況なのに、ではどうするかの手段もないまま。点差以上に差をつけられた試合だったと思います。キビキビと動き、早いチェック、タイミングの良いカウンターを繰り出すイタリア、比較してしまうからこそかもしれませんが、スペインは緩慢な足元足元のパス回し、フィルターのかからない中盤……勝ちあがれる内容ではなかったですね。潮時でした。というか、個人的には先のW杯で失敗した時点で、新たなチーム作りを始めるべきだったのに、という思いのある2年間でした。多少若い選手や旬な選手が入ったところで、監督もベースも変わってないわけですから。ここでさすがにデルボスケも辞めるだろうとは思うのですが、ではこれから先、どうなることか。
ラモスはお疲れ様。らしくないミス、PKの失敗など、期待されていたものではなかった…ウンデシマの喜びから1ヶ月で苦い終わり方になってしまいましたが、どこへ行っても周りを引っ張る存在だなと改めて思いました。ルカス・バスケス、イタリア戦で後半から出てきましたが、なんでもっと早く使わなかったんだろうなあもったいない、と思うほどのキレ。輝いてましたね。モラタは、日々去就問題をあれこれ言われ、大変な部分もあったかと思いますが…やっぱり決めるべきところ、決めて欲しいところでの仕事ができるようになってほしい。「モラタは絶対に残したい!」と言い切れないのは、そこなのです…。

数日前のASに、「モドリッチには28日の休み」という記事がありまして、ポルトガル戦で涙の敗戦となったモドリッチが、夏の休暇をとってチームに合流するのは、7月27日、カナダでのプレシーズン中になるだろうとのことでした。コバチッチ、そしてハメスもこの日程で戻るだろう、という予測のようです。スペインの3人もこの辺りの合流になるだろうと思います。


まずはクリスチアーノ、ぺぺから

残ったのは、ポルトガル代表のクリスチアーノ、ぺぺ、ウェールズのベイル、ドイツのクロース。今夜(明日早朝)から、QFが始まります。まずはポーランドvsポルトガル。クロアチア相手に何故勝てたかわからない勝ち方をしてしまったポルトガル、今夜はどうなるでしょうか。がんばれ。


ウェールズ、ポルトガル

2016-06-26 20:19:13 | football

決勝トーナメントがスタートしました。残念ながら、ここでモドリッチとコバチッチのクロアチアが脱落。試合自体は(眠くて、すべて見たとはとても言えないのですが)クロアチアの方が優勢だったように思いますが、何しろ延長で最後に決勝点が入るまで、どちらも枠内シュートゼロというちょっと信じられない経過。そもそもシュート自体も少なかったし、決して良い試合ではなかったような(今大会の試合が総じて保守的?な感じなのでその流れの通りといえばその通り)。それでも、あのもうPKかな?となる時間帯でも、ナニ、クリスチアーノ(この試合最初のシュートにしてアシスト)、弾かれたところをクアレスマ(この試合2本目のシュート)が、カウンターで走りきったからこそ、ゴールが決まった。試合は最後まで何があるかわからない、サッカーは思い通りにいかない、予想や試合の流れとは異なる結果にもなり得る、ということを改めて感じさせられる試合ではありました。……が……モドリッチ泣かないで……。



ウェールズのベイル。チームごと、勢いに乗っているというか、良い流れと空気の中にいるんだなと思います。4試合連続ゴールはならなかったものの、決勝点のOwn Goalをアシストですからね。

ウェールズ、ポルトガル、あと1つずつ勝ち抜いたら対戦することになります。そこまでぜひ見たいですね。

モドリッチ、コバチッチ、それから今日でコパが終わったハメス。時間はあまり長くないかもしれないですが、ゆっくり心身とも休めていただきたいと思います。


「私が指揮したクリスチアーノ」
イギリスTelegraph紙掲載のアンチェロッティの記事が、クリスチアーノについてでした。以下、日本語にしたものを。
(元記事は英語なので、いける方は、ご自分で読まれた方が確実だとは思いますが)。
-----------------------------------------------
クリスチアーノ・ロナウドが所属するチームの監督になると、違う種類の彼を見るだろう。世界の残りの人々は、彼がどう見えるかということに取り憑かれている。そうでなければ、彼が自分がゴールした時にどう祝っているかとか、物事がうまくいかない時に彼がどうリアクションするかとか。私が見たのは、常に彼自身のベストを尽くしたいと願っている男、それだけだった。

第一に、私は彼が、ロッカールームの鏡の前に立っているところとか、自分がどう見られているかを気にしているところとかを、一度も見たことがない。クリスチアーノにとって、プライオリティは常に勝利することだった。

レアル・マドリーのロッカールームには、多くの強い男たちがいた。大きな個性が必要とされること、それがあのクラブにいるための基本的な必要条件だった。

彼らの中でも、ロナウドとセルヒオ・ラモスがチームのリーダーだった。それは、試合前に彼らがチームの仲間たちに話し掛けるということを意味していた。

ロナウドはチームのことを気にかけていた。彼は、試合が終わった後もチームメイトと一緒にいて、試合で何があったか話すことを好んでいた。何がうまくいったか、何がそう良くはなかったか。冗談をいうことも、好んでいたよ。あそこでの2年間、楽しいことがいろいろあった。レアル・マドリーのためにプレイし、そして世界が毎試合ゴールすることを期待している時でさえも、それは、時々ジョークを言ったりすることもできない、という意味にはならないのだ。

時折、彼が代表戦から戻ってきた時に、ポルトガル代表でゴールできていなかったら、私は彼にこう言った。「やあクリスチアーノ、どうしたんだい? あっちへ行ってゴールできなかったじゃないか?」彼はこう答える。「ボス、心配いらない。次の試合でゴールするよ。」

だいたいにおいて、彼は実際そうした。私がレアル・マドリーを率いていた2シーズンで、112ゴールだ。すごい数字だ。私は彼に、どちらのサイドからGKを打ち負かすかを教えたと言いたいが、ああいった子の場合には、ただ彼の好きなようにやらせればいいだけだ。

彼を監督することは楽しい。私たち皆が、彼があれだけ強くなるために注いでいるトレーニングのことを知っているし、トレーニンググラウンドでの彼の完璧主義は、テクニックにも現れている。彼はまた、現代の試合で求められるトップ選手であるための多くのことを理解している。そしてリカバリーのことも。リカバリーは、試合と試合の間にするもので、多くの意味を持つ。彼は常にメディカルスタッフと話し合っていて、彼が必要とするものを実現しようとしていた。

私の最初のシーズン、彼は2月と3月の9試合に連続して出場し、その全てでゴールを決めていた。その次のシーズン、彼は8月の終わりから11月にかけて、13試合続けてゴールを決めていた。9月には、中3日を挟んだ2試合で、7ゴールを決めた。デポルティーボ相手に3ゴール、エルチェに4ゴールだ。

あの子は、試合のために生きている。全ては、試合にフィットするよう構成されている。リカバリー、何を食べたか、いつ食べたか、コマーシャル活動、プライベートライフでさえも。すべてが、彼がピッチに足を踏み入れた時に、自身のパフォーマンスが絶対的に最高であるよう、オーガナイズされていた。

試合に出るたびに常に100%である選手などいないだろう。でもロナウドは、決して大きな怪我もしなかった。なぜなら彼は、その種の問題を避けるサポートになるような予防トレーニングを、非常にたくさんやっていたからだ。

ピッチで物事がうまくいっていない場合、彼はそれを隠そうとしない。それこそが、水曜にポルトガルがハンガリーと戦った試合で起きたことで、それはマドリーでプレイしている時も同じだ。私が監督をしていた2シーズンで、それぞれ1回ずつ彼は退場になっている。最初がアスレチック・ビルバオ戦で、彼はカルロス・グルペギ、アンデル・イトゥラスペと対立した。彼らはロナウドを挑発した。多くの場合、それはうまくいかない。でもあの日は、そういう日ではなかった。後で私は彼に、私がその場面を見ている間に何が起きたか、レッドカードは彼の助けにもチームの助けにもならないということを伝えた。私たちは引き分けで持ちこたえたが、彼も、チームが彼を必要としていることを知ったのだと思う。彼はそれを理解した。

誤解しないでほしいが、他チームのDFたちによる彼への対応は、ディエゴ・マラドーナがいた1980年代によくあったような、暴力とは関係のないものになっている。ありがたいことに、その頃に比べるとフットボールは変化した。だが、そういうことは1人の選手を悩ませるものになっている。そしてクリスチアーノは常に、反応しないという防御とともにあらねばならない。

彼の本来の個性は、ケンカを面白がるというような人間ではない。むしろ彼は、ただプレイしたいだけの人間だ。彼にボールを与え、サイドを任せることだ。彼は、自身がベストの状態である時には誰も彼と一緒にはいられないことを知っている。誰が彼をマークしているのかということすら、彼が知っているかどうか不思議に感じた時期もあったほどだ。

彼はポルトガルのことをとても気にかけている。彼が決して代表の試合から逃げたことがないことからもわかるだろう。
私が指揮していた頃の、ロッカールームでの彼のベストフレンドは、他のポルトガル人選手だった。ペペとコエントランだ。もし彼がスペイン人だったら、これまでに彼はEURO2回とW杯1回を勝ち取っていたはずだ、いや、おそらくもっと多くを。

ポルトガルのためにプレイすることは、彼にとって本質的なものだ。国際大会の舞台でもタイトルを勝ち取りたいだろうが、ほとんどの人がそうはできないのだ。うまくいかない場合は……まあ、そういうものだ。
ポイントは、彼が自身の国、ポルトガルを大切にしていること、他のものと同じくらい重要なものだと示したということだ。時に、偉大な選手としてでも、そのことだけで幸せでいなければならないことがある。たとえそう望んだとしても、国を替えることができるようにはなっていないのだから。


私はよく、リオネル・メッシについて、そしてクリスチアーノが彼のことをどう気にしているかを聞かれる。真実を言うと、マドリーでの日々の全てを、メッシについて話すために費やしたりはしなかった、ということだ。

クリスチアーノは、メッシを尊敬している。とても尊敬している。私の考え方では、彼らはお互いを必要としているのだ。新たな高み、新たなゴール記録に向けて、お互いを押し上げているのだ。ロナウドは2003年にマンチェスター・ユナイテッドと契約し、最初の国際大会を2004年に戦った。12年がたって、彼は今でも最大の欧州のスターだ。これは驚くべきことだ。

仮にどちらかがいなかったとしたら、クリスチアーノかメッシのどちらかがおそらくバロンドールを8回取ったかもしれない。1人が3回、もう一方が5回というのではなくて。いや、きっと、お互いがお互いを押し上げなければ、これほどの高いところまではいかなかっただろう。監督として、ロナウドを指揮できたのは喜びだった。

彼は毎週プレイしたがったし、毎週ゴールを決めたがった。試合の前夜に、彼の準備は整っているだろうかなどと心配して眠りにつくようなことは決してなかった。

(以下略…EUROの他国の話になるので)

-----------------------------------------------

三巡め

2016-06-24 06:43:36 | football
ようやく少し試合を見る余裕も出てきたかな…というところで、グループリーグは終了し、決勝トーナメント出場国が決まりました。期待以上の快進撃、これからに備えて静かに勝ち進んできた国、どうにかたどり着いた国…とそれぞれ事情は様々ですが、マドリーの選手たちは無事に全員決勝Tまで来られました。GLでは全体に堅実な試合が多かったなという印象でした。最後のハンガリーvsポルトガルは、どうなることかと思いましたが。当然負けるわけにいかなかった試合で、何度も点を取られナーバスにもなったでしょうが、ようやくクリスチアーノにもゴールが生まれ(しかもまたえらいうまいゴールで)、3位抜けではありましたがどうにかまずは第一の目標達成ということで、ほっとしました。

決勝トーナメント組み合わせは以下のとおり。



さっそくマドリー選手同士のつぶしあいになってしまった、クロアチアvsポルトガル。モドリッチの負傷は、土曜の試合に間に合うんでしょうか。第3戦で爆発したクリスチアーノの勢いが続くのか(その前に、あのポルトガルのディフェンスではだいぶ苦労しそうな気もしますが…)。土曜日はウェールズvsノーザンアイルランドのブリテン諸島対決もありますね。ベイルは3戦連発で絶好調のようです。まだまだ勝ち進めるかも。
第3戦でクロアチアに敗れ2位通過になったスペインは、「死の山」、「右側の山」に突っ込んで行ってしまいました。まずはイタリアと。もし勝てたら、スロバキアか…ドイツか。


クロアチアvsスペインの顛末
PKキッカーを志願したセルヒオ・ラモス、見事GKに止められてしまったのは、モドリッチの情報提供があったからだとか。試合後のマドリー関係各選手たちの様子はこんなですが……イケルさんが、なんか怖い。








公式発表:モラタ

2016-06-22 06:29:51 | football


レアル・マドリードC.F.はユベントスFCに対し、アルバロ・モラタ選手を買い戻す権利を行使することを伝えました。同選手はプレシーズンからトップチームに合流し、ジネディーヌ・ジダン監督の指揮下に入ることになります。


ということで、日々スペイン紙とイタリア紙で取り沙汰されていたモラタの行方について、マドリーは、買い戻し権を行使するという公式発表をしました。おかえり、モラタ!という嬉しさはありますが、言い方は悪いですが転売…という、ここから他クラブへの移籍の可能性もあり、これですべてが丸くおさまって…ということにはならないかもしれません。モラタ自身も、マドリーに戻ってプレイするということに、あまり確信を持っていないというか、迷いがあるような感じも受けます。あとはジダンがどう受け止めるか、マドリーがクラブとしてどんな判断を下すか、そしてモラタがどう決めるか。

とりあえず、モラタ第3戦でもゴールおめでとう! グループリーグで3ゴールは、現時点で、ベイルと並んで大会得点王です。


カルバハルから

二巡め

2016-06-20 06:56:43 | football
EUROグループリーグは二巡めが終了し、最終戦へ。好調さが目に付いた一巡めとは異なり、二巡めは、マドリーの選手たちの多くにとってほろ苦いラウンドだった感じですね。またもゴラッソを決めたものの逆転されてしまったベイルのウェールズ、引き分けで足踏みのクロース(ドイツ)、モドリッチとコバチッチ(クロアチア)、クリスチアーノとペペ(ポルトガル)。同じ引き分けでも事情はそれぞれなのもまたほろ苦い…。スペインは調子を上げてきているようで、連勝でグループリーグ突破がすでに決まりました。ここは例外。
残念なのは、モドリッチの負傷。軽い筋肉(内転筋?外転筋?)の違和感とのことですが、スペインとの第3戦への出場は厳しいようです。数日しか猶予がないですからね…でも、モドリッチが負傷交代してから、クロアチアは失点しペースが狂っていったような…。
三巡めも始まっています。がんばれマドリディスタたち。


公式発表:チェリシェフ

2016-06-16 04:18:36 | football


公式発表:チェリシェフ
レアル・マドリーC.F.とビジャレアルC.F.は、デニス・チェリシェフの移籍について合意に至った。当クラブは、選手のこれまでの献身に感謝するとともに、その新たなステージに大きな幸運のあることを願う。


ということで、チェリシェフのビジャレアルへの移籍が発表されました。マドリーに戻ってきたことは嬉しかったですし、もっとチャンスが与えられたらよかったとは思いますが、なにしろコパの一件でごちゃごちゃしてしまったこと、またビジャレアルとは相思相愛であったこと、早い段階で決まってよかったと思います。ビジャレアル公式の歓迎ぶり、チェリシェフのSNSでの喜びっぷりなどみると、本当に。何だか少しさみしいですが、がんばれ、チェリシェフ。

例によってマドリー側では移籍に関する詳細情報はまったく出していませんが、ビジャレアルとの契約は5年、移籍金は700万ユーロから1000万ユーロ。将来的な移籍の際の交渉優先権、他クラブへ移籍する際に移籍金の一部を受け取れるなど、マドリーに有利な何らかの附則があるようなないような報道も。
またカスティージャ出身で、15/16シーズンをラージョでプレイしたCBのディエゴ・ジョレンテについても、ビジャレアルは交渉中で間も無く合意に至るのではと見られているようです。




チェリシェフからレアル・マドリー、マドリディスタへのメッセージ

「僕がプロフェッショナルのサッカー選手になる機会を与えてくれたレアル・マドリーに感謝します。このクラブで14年間選手として過ごしましたが、何も変わらないでしょう。紳士のクラブの価値を教えてくれたこと、人として育ててくれたことに感謝しています。心からのマドリディスタとしてこれから進んでいくでしょう。これからの幸運を祈ります。Hala Madrid.」

好調そのまま

2016-06-15 07:01:52 | football
コパ・アメリカ、EUROともなかなか観戦する時間が取れず(クロアチアの試合とスペインの試合は、どうにか)、マドリーの情報もフォローはできていてもここに書くまでに至らず……またずいぶん開いてしまいました。ご覧いただいている方、申し訳ありません…。


負傷者たちのその後とスケジュール
この10日ほどの間に、ケイロル・ナバスがアキレス腱、ダニーロがかかとの手術を同じ日に受け、どちらも無事成功して退院。それぞれリハビリをスタートさせています。ダニーロはブラジルに戻り、ナバスはバルデベバスで。ちょうど公式には、片足に固定具を付けたままリハビリに励むナバスの姿が。MARCAによれば、ナバスはこのまま6月いっぱいくらいはバルデベバスでのリハビリトレーニングを続け、一旦コスタ・リカに帰った後、チームに合流するためマドリードに戻ってくる、とのこと。

ハムストリングの怪我でEUROに出場できなくなってしまったヴァランですが、今週からピッチに出てボールを使ったトレーニングができるようになりました。完全に戻るまでバルデベバスでのトレーニングを続けた後、チーム合流まで、バカンスに入るようです。

他にマドリーでは、カルバハルと、戻ってきたチェリシェフがトレーニングを続けているようです。チェリシェフも、怪我がなければロシア代表に呼ばれてたかな…。

現在リハビリを続けているのはこの5人ということになりますが、懸念されるのは現在まだ稼働中の9人。特にハメスは、コパ・アメリカの初戦で肩を脱臼し…たものの、そのまま試合に出続けており、大会後には手術が必要になるとの報道がありました。試合に出てるくらいなら大丈夫なのでは…とも思いますが、クセになるというか肩を痛めやすい状態になってしまうので、完治させるには手術が良いということでしょうか。今シーズンも、ラモスが肩の痛みを引きずっていて、離脱することも多くなかなか本調子にならないということがありました(その後は元気そうなので良かったですが)。ハメスの肩については、大会が全て終わってからどう対処するか決められるのではないかと思います。

ということで、今わかっているスケジュール。
7月17日:チーム再集合、メディカルテスト、検査など
以後数日間はバルデベバスにてトレーニング、その後カナダ、アメリカ東海岸にて、プレシーズンの準備とフレンドリーマッチ
7月27日:PSG(オハイオ)
7月30日:チェルシー(ミシガン)
8月 3日:バイエルン・ミュンヘン(ニュージャージー)
(おそらく)その後マドリーに戻り、欧州スーパーカップの準備
8月 9日:欧州スーパーカップ セビージャ(トロンハイム、ノルウェー)


好調そのまま
EUROが始まりグループリーグも一巡しましたが、6月初旬からずっと仕事が忙しかったこともあって、フルマッチではなかなかすべては追いきれていません…もうちょっとちゃんと見ようとは思っていたのですが(試合結果、ハイライト、ニュースの見出しくらいはもちろんチェック)。ようやく腰を落ち着けて見ることができた試合がクロアチアvsトルコでしたが、モドリッチのゴラッソ…という言葉でも不十分なほどのスーパーゴールを見ることができました。あれはすごかった…マドリーでももっと打って良いんだよモドリッチ。
その他にも、ハメスのゴール、ベイルの直接FKゴール、クロースのアシスト…等、マドリーの選手たち、好調ですね…というか、大活躍ですね! CLを制したという自信や喜びが、そのまま高パフォーマンスに持ち込まれているのではないかと思います。このまま怪我なく、それぞれの国のために力を出して欲しいと思います。

マドリー公式Twitterから。各国のカラーリングにマドリーユニの選手たちを重ねるというイラストが素敵です。ただ、このイラストが出るのが、先発が発表されたと思われるタイミングのためか、今のところ、バスケスとコバチッチのはまだ目にしていない気がします…。
















志願

2016-06-06 00:59:16 | football
ウンデシマからもう1週間…まだ1週間…?
合間をみつけては余韻を楽しんだりしていますが、サッカーカレンダーは、国際大会に突入。既にコパ・アメリカは開幕しています。EUROも間もなく。ただ、少し距離感を感じるというか何というか……。ヴァランやカルバハル、ナバスの負傷による代表召集取消。ドゥンガとの確執が理由、とされるマルセロ(もったいないこと。とはいえマルセロの怪我はほぼ代表でしてくるので、安心ともいえる)、デル・ボスケの超保守嗜好の犠牲で最終の召集に漏れたイスコ(シーズン終盤は先発の出番を失っていたとはいえ他に外すべき能力、コンディションの選手はいるだろう)、ヴァルビュエナ問題で予防措置的に外されたベンゼマ……正直なところ、この国際大会期間へのマドリディスタの関与は最低限といっていいほど、不満やフラストレーションを感じてしまうことが多いような……。

スペイン代表:セルヒオ・ラモス、ルカス・バスケス
ポルトガル代表:クリスチアーノ・ロナウド、ペペ
クロアチア代表:ルカ・モドリッチ、マテオ・コバチッチ
ドイツ代表:トニ・クロース
ウェールズ代表:ガレス・ベイル
コロンビア代表:ハメス・ロドリゲス
ブラジル代表:カゼミロ


志願
MARCAに出ていた、ルカス・バスケスのインタビューより。

Q:最近は、ミラノでのファイナルを繰り返し見ていたのでは?
A:そうだよ。とても素晴らしい感覚だ。スペクタクルな試合だったし、しかも大いに苦しんだ。でも、テレビで見る分にはもっと楽しめるね、もちろん。

Q:PK戦を一番に蹴ることになったのはどうしてそうなったのでしょうか?
A:秘密にすることは何もないよ。延長終了のホイッスルが鳴った時、ジズーの副監督のところへ行って、蹴りたいって言ったんだ。それから、彼がボードを見せてくれて、僕が一番に蹴ることになった。

Q:チャンピオンズのファイナルでは、世界中のプレッシャーが圧し掛かるようです。PKを蹴るための平静をどこで手にしたのでしょうか。
A:あの時、自分がゴールできると確信していた。僕がPKを蹴りたかったのは、決まるだろうと確信していたからだと思う。そして、僕は正しかったね。

Q:ボールを受け取り、歩いて行って、そこで人差し指の先でボールを回していたのは、どうしてそうなったんでしょうか。
A:自然とそうしてたんだ。自分が何をしていたかなんて気づかない。すべては、集中するためだよ。

Q:蹴ろうとするところははっきりしていましたか。
A:走り出す前から決めていたよ。

Q:そして、マドリーのファンたちに向かって、ユニフォームを引っ張ってアピールしていた。
A:あれは激烈な瞬間だったし、僕たちのファンの側でお祝いをするためのことだ。