けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

Fly High!

2014-10-30 21:28:55 | football

2014/2015 COPA del REY DIECISEISAVOS-Ida
Cornella 1-4 Real Madrid C.F.


アンチェが宣言した通りの11人でスタート。決して良い試合ではなかったと思いますが、飛び道具で点を取った前半、立て直した後半に追加点、カスティージャ招集組も使い…と、ある意味効率的な試合でした。
試合開始からコルネージャはしっかりプレスかけてきて、気を抜いたらボールを奪われてしまう…という、シリアスな展開。テストだったのか、左ラテラルがカルバハル、右ラテラルがアルベロアで前半を戦ったり、イスコとハメスが一定時間、左右入れ替わったり……慣れない面々というのもあったのかもしれません。これはゴールに手こずりそうだなあ…なんて思ってたんですが。前半10分過ぎにハメスのCKから高く飛んだバランのヘディング、ゴール! 文句なしに美しいゴールでした。
これだけで余裕をもった展開…となれば良かったんですが、約10分後、ディフェンスの寄せが甘くなったところをうまくもっていかれて、失点……。試合のコントロールは握っていても、思うようにはいかない時間が続いていた印象でした。なにしろ、ベンゼマとチチャリートがほぼ行方不明で、ボールタッチが極端に少ない。途中でベンゼマは、中盤まで下がってボール触ったりしてましたね。でも、そんなところでも、飛び道具が再び炸裂。今度は反対側、イスコのCKから再びバランがゴール。
ハーフタイムで修正したのか、後半からはチチャもベンゼマも試合に組み込まれたようで、前線のゴールに近い位置でチャンスができてきました。間もなくチチャリートのゴール。ハメスに代わって出場し、左の中盤に入ったマルセロが最後のゴールを決めて、1-4。その後、ラウル・デ・トマスがトップチーム公式戦デビューを飾り、メドランも出場し……こういう状況での国王杯としては、十分な結果になりました。

この試合、ベンゼマが試合開始からカピタンに……この先発11人の中では、トップチーム在籍期間が一番長いということです。その割に、特に前半は存在感が出せなかったのは、ちょっと残念でしたが。
相変わらず好調を維持しているのはイスコ。ボール扱いのテクニック、動きに、しばしばスタンドから「イースコ、イースコ」のコールがかかっていました。







ハメス、たくさんしゃべる
29日、ハメス・ロドリゲスがCadena SERのEl Largueroに出演し、数々の質問に答えました。かなーり長いのですが、難しいことを話してはいないので比較的読みやすい(とかいって、誤訳があったらすみません)。とりあえず半量程度を載せていきます。
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Q:少年が、マドリーでプレイする男になりました。
A:僕はいつでもここに来たいと思っていた、強く夢に見ていたよ。3、4歳の時から、ここにいることを夢見ていたし、長い間ここにいたいと思っている。この夢を続けるために、死ぬまで戦いたい。自分には才能があったと思う。でもフットボールでは、幸運であることも必要なんだ。

Q:夢をかなえるためには何をするものでしょうか?
A:第一に、はっきりした目標を持たないといけない。それからそれを追っていく。目標があれば、そこへ向かうのはより簡単になる。

Q:子供の頃は辛い経験でしたか?
A:父が僕たちを置いていったのは3歳の時だった。でもいつでも母のことを思っている。戦う母、模範になる人だ。いつも僕と一緒にいて、僕のために戦ってくれた。今日この場所にいられるようにね。

Q:お父さんがいないと気づいたのはいつですか?
A:本当のことを言うと、義理の父のファンカル(Juan Carlos Restrepo)ができたのは幸運なことだった。彼はいつも僕と一緒にいてくれて、最初に僕にフットボールの才能があると見ぬいてくれた人、5歳の僕を初めてサッカースクールに連れて行ってくれた人だ。いつも僕をサポートしてくれた。

Q:コンピューターの勉強をしていたのですか?
A:そうだよ。その勉強をスタートしたんだけど、やめなければいけなくなった。今はまたやりたいね。

Q:どのようにしてフットボール選手として、スタートしたのでしょうか?
A:僕はいつもフットボールをしていたし、義理の父が、僕が他の人とは違うタッチをすると見抜いてくれた。5歳から、スクールに通ったよ。

Q:フットボールのせいで、勉強の時間が無くなった?
A:そうだね。いつもパスはしていたけど、良い成績じゃなかった。両親は僕を助けてくれていたけど、少なくともパスはするように、と言っていたね。僕が言っていたのは、僕はフットボールでベストにならなければいけなかった、ということ。そういう条件はあったんだ。

Q:子供の頃のアイドルはバルデラマでしたか?
A:そう、彼はコロンビアにおける僕のお手本だ。国では誰にとってもアイドルだったよ。

Q:子供時代、コロンビアにいた時、もうマドリーという存在を知っていましたか?
A:もちろん、レアル・マドリーの試合を見ていたよ。たくさんのスターがいた。

Q:あなたは14歳で、プロフェッショナルとしてデビューしました。あなたよりはるかに年上の選手たちとプレイするのは怖くなかったですか?
A:そうだね、僕は子供でたくさんのプロフェッショナルたちと一緒にプレイした。もちろん怖かったよ。コロンビアでは、選手たちがすぐにデビューする傾向がある、しばしば15歳とか16歳で……こことは違うね。彼がやっていたのは、ボールにタッチして走ること、インテリジェンスと才能があった。他の選手たちと接触するプレイはだめだった。プレイしては怪我して、プレイしては怪我して。

Q:そして16歳でアルゼンチン、バンフィエルドに加入した。
A:そう、初めてのテストで6ヶ月間、1人で行った。あの時はひどかった。子供なのに、大人の男のことをしようとしてた。泣いてしまったよ。新しい国で1人きりで、本当に若かったから。でもそれから、素晴らしい選手と対戦した。リケルメ、アリマール、アルメイダ、ガジャルド…すごい経験だった、すべてが情熱だった。

Q:コロンビアに戻ってきたときは、もう有名になっていたのですか?
A:僕がコロンビアで知られるようになったのは、ポルトと契約した時だよ。

Q:ポルトに移籍した際に、奥様と出会ったんですね。
A:そうなんだ、友達の紹介で16歳の彼女に会って、19歳で結婚した。

Q:孤独が怖い?
A:1人でいるのは嫌いだよ。いつでも友人や知人たちと一緒にいるのが好きだ。

Q:ポルトはすごいチームでした。
A:そう、すごいチームだった。ファルカオ、グアリン、ルチョ・ゴンサレス…僕たちはたくさんタイトルを獲ったよ。僕自身楽しめていた。ポルトのファンはとても要求が高い。勝者のメンタリティを持ったチームであり、それが勝利を獲るために使われていた。

Q:モナコ時代には、チャンピオンズのマドリーの試合を観戦に行きましたね。
A:僕はマドリーファンだよ。ジダン、ベッカム、ロベルト・カルロスがいたころから…ビッグスターたちだ。それから11年たつけれど、いつもマドリーのファンで来た。オフの日にミュンヘンに行って、バイエルンとの試合を見たんだ。ミュンヘンでは、クリスチアーノ・ロナウドと写真を撮ることもできたよ。代理人が一緒だから、数年前から彼のことは知っているんだ。

Q:彼と一緒にプレイできると考えましたか?
A:そうだね、彼らがバスに乗ったのを見ていたのを思い出すよ。「クリスチアーノ、クリスチアーノ、ラモス、ラモス…」そういう声が聞こえた。それで自分自身に言ったんだ。いつかあそこにいたい、あのバスに。そして今を見てよ。僕はいつもそのために戦ってきた。

Q:そしてワールドカップがありました。既にトップレベルにあると感じましたか?
A:チームにとってもそして個人のレベルでも、思っていたよりも良いワールドカップだった。ワールドカップのような大会でゴールを決めるのも、夢だったからね。ブラジルに敗れた時の落胆は本当に大きかった。

Q:レアル・マドリーからのオファーを初めて知ったのはいつですか?
A:ワールドカップの前から話をしていたんだ。僕はフランスを離れたかったし、良いワールドカップを過ごせればそうできるとわかっていた。メンデス(あの代理人)は僕に、落ち着いていなければいけないと言ってくれた。うまくやれる大きなモチベーションがあったよ。ビッグクラブに行けるんだから。初めてフロレンティーノ・ペレスと話をしたのは、契約の時だった。

Q:ベルナベウを知っていましたか?
A:以前試合観戦をしたことがあるんだ。マドリーvsエルチェ戦だった。マドリーに来たのはファルカオと一緒で、ポルトでのオフの日を利用したんだ。

Q:チームメイトたちの中ではシャイですか?
A:シャイじゃないよ、距離関係に敬意を払っているんだ。こんなチームメイトたち、ビッグスターたちと一緒にプレイできて名誉だよ。

Q:最初は、あなたは交代要員か、あるいはプレイしないかでしたが…どう過ごしていましたか?
A:落ち着いていたよ、慣れていかなければいけないとわかっていたから。でもトレーニングが僕のレベルを上げてくれたし、まだ向上していけるとわかっている。僕はゴレアドールではない。クリアなゴールを決めるのはすきだけど、でもスコアラーではないんだ。僕はクリスチアーノ・ロナウドのような、シーズンに60ゴールも決める選手ではないんだよ。

Q:レアル・ソシエダに敗れ、奇妙な空気になっていました…。
A:あれはおかしな試合だった。コントロールしていたのに、何があったか説明がつかない。あの雰囲気は奇妙なものだったし、大変なものだった。そう、普通は……ここには常に勝ちたいという気持ちがあるけど、でも僕は落ち着いていた。ただ毎日トレーニングしてより良くなっていきたいと思っていた。

Q:アンチェロッティの言う犠牲精神ですね…彼は何と言いましたか?
A:アンチェロッティは本当に物静かな監督だけれど、でも僕たちは一体にならねばならない、と言っていた。アンチェロッティは偉大なチームで経験を積んできた監督だ。ここで僕がもっと走っているのは確かだけれど、でも僕は幸せだ。理想のクラブにいるんだから。

Q:いちばん好きなポジションは?
A:どこであれ、監督の言う場所で。僕は常にどこでもいける。エリアに近いメディアプンタでやるのが一番好きだ。中央から前なら、どのポジションもやったことがある。

Q:アトレチコに敗れた後、チームは変化しました…
A:僕たちには、勝利の精神を持った選手たちがいる。常に勝利を望んでいるし、常に戦うことを望んでいる。そう、あそこから、新たなレアル・マドリーになったんだ。
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U.E.コルネージャ戦、召集選手

2014-10-29 20:41:52 | football
U.E.コルネージャ戦、召集選手
GK:ナバス、パチェコ、ルベン・ジャネス
DF:バラン、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ナチョ、ハイメ
MF:ケディラ、ハメス、イスコ、イジャラ、メドラン、ルーカス・トロ
FW:ベンゼマ、チチャ、ラウル・デ・トマス

負傷欠場:ベイル、コエントラン、ヘセ
休養:クリスチアーノ、イケル、ラモス、モドリッチ、クロース
サスペンション:ペペ

(現地)今朝行われたプレスカンファレンスで、アンチェロッティは、クリスチアーノ、イケル、ラモス、モドリッチ、クロースに休養を与えることを明言しています。さらに先発も公開。

GK:ナバス
DF:カルバハル、バラン、ナチョ、アルベロア
MF:ケディラ、イジャラ、イスコ、ハメス
FW:チチャ、ベンゼマ

けっこう本気な感じですね…いくら若いといっても、イスコやハメスがハードな連戦を続けているのが心配ではありますが、気を抜いたら怖いのが国王杯。対戦相手のコルネージャはセグンダB、教師やキッチンコーディネーター、下部組織の監督…等の職業がありつつ、モチベーションを持って臨んでくるわけですから。アルコルコン、と一言となえれば、国王杯には常に存在する(ようになった)不安感はご理解いただけるかと思います。普段出場機会が少ない選手たちも含め、しっかりやってほしいです。
試合は現地20時、日本時間明日午前4時、Power8スタジアムにて(エスパニョールの、コルネージャ・エル・プラットのことです)。


キャプテンベンゼマ

国王杯は水曜20時

2014-10-29 07:03:20 | football



国王杯は水曜20時
クラシコの後、チーム全体は国王杯に向けて、月曜からトレーニングを再開(出場がなかった/少なかった選手の一部は、日曜もトレーニングに来ていたそうです)。火曜には、イベントの関係で、ベルナベウでトレーニングが行われました。カスティージャから4人が参加。
国王杯ではそれなりのローテーションを行うはずですが、クリスチアーノ・ロナウドは既に外れることが確定しているようで、月、火と2日間にわたってトレーニング免除。またラモスも、トレーニングには参加していますが、AS曰く国王杯には欠場だろうとのこと。トレーニングの様子を見ると、ベイルの姿がまだないようですね……コエントラン、ヘセも。


IPIC
International Petroleum Investment Companyと提携した、ということで、ベルナベウで選手全員も出席した式典が開かれました。全員が揃った写真を載せておきます(クリックで拡大)。


バロンドール・ノミニー
バロンドール候補23名が発表されました。マドリーからは、現所属で6人。ベイル、ベンゼマ、セルヒオ・ラモス、クロース、ハメス、クリスチアーノ・ロナウド。それからアンチェロッティが、年間最優秀監督候補に。



クラシコ勝利

2014-10-26 08:46:31 | football


14/15 Liga Espanola 1a division Jornada 9
Real Madrid 3-1 Barcelona


勝ちました!しかも、まだ何点か取れそうな感じの、良い余韻を残して。
試合前は、やっぱり休養がまるまる1日少ないこと(しかもイングランド帰り)や、怪我人がいること(ベイルとか…)等、不安な要素もありました。開始早々に、フワフワした感じのまま簡単に失点、しばらくは重そうな、あちこちに綿が挟まってるようなもどかしい感じもありました。でも、バルサ相手にしても、ボールをつないで畳み掛ける攻撃もできていて、不安はありつつ、無得点で終わることはなさそうだな、という感じがしてきました。バルサはリーガ無得点試合をつづけていましたけど、いけるんじゃないかな、と。同点がああいう形のPK(ピケ、GKじゃないんだから…)というのは意外でしたが、それでもクリスチアーノがきっちり決めて、後半へ。
前半は最終ラインと中盤の間に妙な感じのスペースがあったり、サイドの守備がて怖い…と思うこともありましたが、後半は修正してきたんじゃないでしょうか。セットプレーから早い時間に点が取れたのも良かったです。クラシコとか何かというと揉め事の中心みたいに扱われているペペが、あそこでゴール決めたのは嬉しかったですね。ぺぺもマドリー長いですし、苦しんだ試合の記憶もあるでしょうから、なおさら。
リードしたことでカウンターのチャンスが増えましたし、カウンターだけのチームというわけでもないですから、つないでサイドを崩して…という形もあり、そして早い攻撃から3点目へ。圧巻というか、上手さ強さを印象付けたゴールだったと思います。イニエスタからボールを奪ってうまく交わすイスコ、間に入りボールを流すクリスチアーノ、簡単そうにでも絶妙のタイミングでボールを出したハメスから、最後はベンゼマがGKの手の届かないところへシュート。最高。
どの選手もそれぞれに良かったので個々にコメントは難しいのですが、若い選手新加入の選手が、心理的にやられることなく力を出せていたのが良かったです。ネイマールや左から上がってくるマテューによく対応して、かつしっかりボールを奪って攻撃につなげていたカルバハル、マルセロとうまくバランスを取りあい、ボールを運ぶのも取るのも攻守に効いていたイスコも。クロースも落ち着いて良くやっていたと思います。逆にベテランの選手たちも。左から何度もチャンスを作った…というかむしろやっぱり攻撃の起点になってるマルセロ、怪我上がりなのにまったくそんな気配を感じなかったセルヒオ・ラモスの頼もしさ、クリスチアーノは調子があまり良くなかったのかもしれませんが、その分チャンスメークをスマートにこなしていた感じ。とにかく皆よかった。お疲れ様でした。







ラウル、デビュー20周年
実は、ラウルがこの日ベルナベウを訪れていました。プリメーラデビュー20周年の記念ということで、記念ユニ(現選手全員のサイン入り)と記念品を受け取るセレモニーがあり、オマージュビデオがスタジアム内に流されたそうです。いつ帰ってきてくれるのかなあ、ラウル……(まだ現役続けるそうなので、待つしかないですが…)。

クラシコ前のミステル

2014-10-24 21:11:03 | football
23日、Cadena SERでのアンチェロッティのインタビュー
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Q:アンフィールドで、クリスチアーノに交代するか聞きましたか?
A:いや、聞いてないよ。驚いたね(笑)。

Q:ハーフタイムにも?
A:ノー。試合は終わっていなかったからね、交代することは考えていなかった。その後で、彼がよく走っていたから、交代させることにした。

Q:リバプールに勝って1日たちましたが、どうですか?
A:チームは回復に努めていたよ。プレイした選手たちは、プールでトレーニングをした。他の選手たちはピッチで。何よりも重要なことは、ラモスがトレーニングできたことだ。

Q:彼は出場しますか?
A:もちろん。もし完全に回復すればね。チームには大きな変化は必要ないだろう。休養したカルバハルが出て、それからセルヒオでチームができる。

Q:クラシコは良いタイミングで来たのではありませんか?
A:バルサと対戦するのはいつでも難しいものだ。しかし、チームは良いプレイをしてくれると確信しているよ。

Q:カシージャスはどうですか?
A:彼は強い意志と熱意をもって戻ってきて、より良くなろうと努力しているし、よくやっている。多くの批判を受けているが、理解できないことだ。彼にミスはないのだから。彼は落ち着いた男で、怒ることをしない。自分の仕事に集中している。非常に良くトレーニングをやっている。しっかりトレーニングをしていないなんて言うことができる人間はいないだろう。

Q:リーグ戦はカシージャス、カップ戦はケイロルですか?
A:ケイロルはカップ戦でプレイするし、エルチェ戦のようにリーガでプレイすることもあるだろう。

Q:クラシコでプレイするセントラルは?
A:ペペは打撲を負っている。1人はラモスだ。もしペペがその打撲から良い回復をすれば、彼がプレイすることになる。

Q:なぜイスコにはもっと出場時間がないのでしょうか?
A:選手には経験を積んで成長することが必要な時期があり、イスコはそのすべてを楽しんでいると考えている。1人の選手がマドリーにやってきて定着していくというのは、本当に大変なことだ。

Q:クラシコで中盤の変更はしますか?
A:ケディラが解決法になるかもしれない、非常に良い回復をしてきたからね。私は、6ヶ月間プレイしていなかった彼を、チャンピオンズ・リーグのファイナルで起用した。不確かなことも言っておかなければね(笑)。

Q:もし私がベイルだったら、プレイするでしょうか?
A:もちろん。良い状態なら、ベイルはプレイする。

Q:バルサvsアヤックス(CL)を見ましたか?
A:見たよ。私は他のチームを見る時には、多くの欠点を探そうとしている。しかし私は幸運ではなかったね、多くは見つけられなかったから。

Q:ボールを止める準備をするには時間が少なすぎますね。
A:ボールを止める練習というのは、ペナルティの練習をするようなもの。ひとつの状況がピッチの上で繰り返されるものではないのだから。対戦相手は、練習でボールを止めた時のように、攻撃してくるわけではないんだよ。

Q:あなたのトレーニングは特別ですか、伝統的ですか?
A:そう、特別なやり方を取っているよ。

Q:多くのゴールが決まるクラシコを見ることになるでしょうか?
A:スペクタクルな試合になるだろう。このクオリティで行われる試合は、世界のどこにもないだろうから。だから、なぜ18時キックオフになったのか理解できない。

Q:今シーズンのバルセロナは、より強いモチベーションをもっているようだと言っていましたね。
A:そうだ、昨シーズンより非常に良くなっている。数字的なことを言えば、彼らはリーガで失点していないんだ。

Q:(バルセロナ側から?)クラブの人間と言われたことにはどう考えていますか?
A:名誉だね。選手たちに練習させ、彼らは監督に喜びを与えてくれる。でも私はマドリーのために働いている。

Q:会長たちについて、何か言いたいことはありますか?
A:フロレンティーノをベルルスコーニと比べるのは好きだね。彼らはどちらもファンだから。チームを買ったアブラモビッチやアルケラフィとは違って、その時代のファンなんだ。

Q:永久契約を結ぶ相手は?
A:フロレンティーノとだ。私と彼の関係は、とても好きだよ。最初から彼は私に愛情を示してくれたし、意見が一致していた。

Q:先発について指令を受け取ったことは?
A:ないよ。ベルルスコーニは電話をしてきたから、誰がプレイするか伝えたら、理由を聞かれたが……

Q:あなたの秘密は?
A:全員の話を聞き、決断をすること。話を聞くのは好きだ、時にはそうやってアイディアを得る。ピルロをメディオセントロにというのは、彼から言われた。上手くいっていなかったからね。

Q:マドリーでポジションチェンジを訴えた選手は誰かいますか?
A:セルヒオ・ラモスが、ストライカーをやりたいって言っているよ。彼は前の方でプレイするのが好きだし、そのクオリティがあるからね。ある試合ではメディオセントロにしてみたことがある。土曜の試合でも変化があるかもしれないよ(笑)。

Q:監督のバロンドール(たぶん欧州最優秀監督賞のこと)を受賞すると思いますか?
A:私は人生で多くのものを得てきた。マドリーで監督をするのが好きだ。ここより良い場所はないから。一生懸命仕事をして、ここに長くいたいね。

Q:マドリーのファーガソンになりたいと思いますか?
A:このクラブに24年間もいるというのは想像がつかないね。しかし私のキャリアをマドリーで終えたいと思っているよ。

Q:パコ(ヘメス)か、シメオネか、バルベルデか? (リーガの最優秀監督賞候補)
A:選ぶのは難しい。シメオネはリーガを獲った。バルベルデはCLを戦っている。ラージョ(パコヘメス)はファンタスティックな試合を見せている。私が人に、ラージョの試合を見るべきと言っているのは、彼らがファンタスティックなサッカーをやっているからだ。ラージョは勇猛で、スペインサッカーを説明するのには最適な方法だ。

Q:バルサから獲得するとしたら?
A:メッシ。

Q:バルセロナで監督をやることは?
A:私がマドリーで監督をやるなら、バルセロナで監督をすることは決してないだろう。自分の履歴と、私が監督をしてきたクラブの歴史を、私は尊重しなければいけない。

Q:では、監督してきた中で最高のGKは?
A:世界最高のGKたちと仕事をしてきたが、17歳の時のブッフォンほどのものは、他に誰も見たことがないよ。
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ラモスをアタッカーに……。


本日はクラシコ前日ということで、既に前日トレーニングとプレスカンファレンスも終わっています。アンチェロッティはその中で、

・ぺぺはOK、ラモスも大丈夫なので、この2人が先発セントラルの見込み
・ベイルは間に合わない
・クリスチアーノに交代するか尋ねなかった、という部分は、ルイス・エンリケへの皮肉や批判のつもりはない(メッシの件ですね)
・クラシコの先発可能性についてカデナセルで話しすぎた…と実際に思っているのかそう見せかけてるのか
・サプライズの可能性もにおわせている

そうです。サプライズはやめて。落ち着けアンチェロッティ。


アンフィールドで

2014-10-23 06:54:55 | football



14/15 UEFA Champions League
Liverpool 0-3 Real Madrid

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ×2

アンフィールドで、よく苦労してた印象のあるイングランドで、しっかり勝ちました。しかもクリーンシート。ゴールは、「それが入っちゃうかー」って感じの、クリスチアーノやベンゼマの上手さ、タイミングの良さなどが重なったため…という感じもしましたが、決めるべきところを決めたとも言えるかな。ミスや疲れがある感じもしましたが、全員がそれぞれちゃんと仕事をして、(マドリーなりに)堅実な試合ができたと思います。ゴールした2人はもちろん、イスコやクロースなんかも良かった、クオリティを見せられていたなと思います。古巣との試合で出番が来たアルベロアの安定感も嬉しかったです。

さて、クラシコだ。




CL第3節リバプール戦、召集選手

2014-10-21 19:51:54 | football
CL第3節リバプール戦、召集選手
GK:イケル、ナバス、パチェコ
DF:バラン、ペペ、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ナチョ
MF:ケディラ、クロース、ハメス、モドリッチ、イスコ、イジャラ、メドラン、ジョレンテ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、チチャリート

負傷等による召集外:セルヒオ・ラモス、コエントラン、ベイル、ヘセ

バランとベンゼマが復帰し、カスティージャからメドラン、ジョレンテと中盤を厚めにして、20名の召集リスト。ラモスは間に合わなかったようですね。コエントランは、この間全体練習に復帰してたのに…まさか…。

選手たちはすでにイングランドへ出発、現地20時(スペイン時間19時)から案フィールドにて最終調整を行うようです。


アルベロアが「Back to England! God save the Queen!」というキャプションをつけてましたが、ひょっとしたら全員プレミア経験者、になるのかな?


アルベロア、公式のインタビュー
(やっぱり日本語にしてくれないので)
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Q:チャンピオンズ・リーグでのレアル・マドリーのシーズンをどう分析しますか?
A:僕たちはとてもよくやっている。最初の2試合に勝利した、それが僕たちの目標だった。グループの行方がかかっているリバプールとの2試合を、まだ戦わなければいけないということはわかっている。良い試合をして、グループ首位になりたいね。

Q:リバプールとの2試合を戦わなければ、ということに言及されましたね。アンフィールドに戻るというのは、どんなものでしょうか?
A:5年を経てリバプールに戻るというのは、本当にスペシャルなものになるだろう。僕はアンフィールドで戦っていた。だから、素晴らしいものになるはずだ。でもそれは僕だけのことじゃない。チームの仲間たちにも、アンフィールドでの試合をできる限り楽しめと言っているんだ。チャンピオンズ・リーグ・ナイト、そしてアンフィールドでの今回のようなビッグゲーム、とても特別なものだ。最後まで戦いすべてを出し尽くそうとするチームと、僕たちは対戦することになる。彼らも勝ちたいわけだからね。

Q:リバプール時代のあなたをどう評価しますか?
A:選手としても人間としても、大きく成長したよ。素晴らしい2シーズンを過ごし、新しい文化に親しんだ。

Q:カンプノウでのバルセロナ戦で、リバプールでの先発デビューを果たしましたね。その試合でどんなことを覚えていますか?
A:先発になった最初の試合であり、初めてのチャンピオンズ・リーグの試合だったんだ。レアル・マドリーの下部組織で育ってきて、カンプノウでデビューし、そこで勝つ以上に、求められるものなんてあると思うかい? あれはマジック、スペシャルナイトだった。素晴らしいクラブのために戦い、欧州王者となったユニフォームを守る。ファンタスティックな試合だった。

Q:リバプール、スペイン代表、レアル・マドリーでは、2番か17番のユニフォームで戦ってきましたね。この2つの番号に、何か特別なものがあるのでしょうか?
A:17番は僕が最も信頼するもの、僕自身を意味づけるものだ。僕はいつも17番と共にあったように思う。でもリバプールとレアル・マドリーでは、17番は先に付けられていた。リバプールの時はベラミーが付けていて、彼が去るまで待たないといけなかった。ラファ・ベニテスは、僕に2番をつけるように言ったよ。それで何の問題もなかった。ここレアル・マドリーで17番をつけていたのはファン・ニステルローイだった。だからまた2番をつけた。右サイドバックという僕のポジションに合ったものだったからね。でも、もし特別な試合に何番をつけて臨むかと聞かれたら、いつでも17番で行くよ。

Q:レアル・マドリーで既にしばらく過ごしていますが、何がこのクラブをそこまでスペシャルなものにしているのでしょうか?
A:簡単だ。世界で最も重要なクラブだから。だからスペシャルなんだ。これ以上のクラブはない。最も多くのタイトルを獲得してきたクラブ、それがすべてだ。

Q:昨シーズンは、チャンピオンズ・リーグのファイナルをベンチから経験しました。あれほどのビッグマッチに関われなかったのは、辛いことではなかったですか?
A:あの試合があった時、僕は負傷から復帰したばかりのところで、ドクターたちは出場は無理だろうと言ってきた。そういうことがあったとしても、あそこにいて、ベンチにいて、ロッカールームにいたことは素晴らしいものだった。もう言ったけれど、負傷に苦しんでいた時は、すごく懐疑的になっていた。でも一生懸命トレーニングして努力を重ねて、最後にはあの場所にチームの仲間たちと一緒にいることができたんだ。

Q:2007年のファイナル敗北をリバプールで経験しているあなたにとって、昨シーズンのファイナルはより大きな意味があるのでは?
A:ラ・デシマは、何よりも重大なトロフィーだ。あれを勝ち取ったことで、不安なく自分のこれまでを振り返ることができる。僕はセミ・ファイナルでの敗退を4回経験したし、アテネで失ったチャンス(ACミランとのファイナル)をいつも思い出していた。

Q:このクラブの選手として成功するカギは何でしょうか?
A:カギは一生懸命トレーニングすること。この仕事に対して、一貫した態度でいること、野心的であること、楽しむこと。何か趣味のように見えるかもしれないが、結局のところこれは僕たちの仕事だ。僕は、毎朝笑顔で目をさまし、何か自分の好きなことをやっているんだと気づくことができる、本当に幸運なそういう人間だ。それに、もう言ったことだけれど、一貫した態度でいなければいけない。

Q:あなたはクリスチアーノ・ロナウドと共にプレイしています。選手としての彼のクオリティについて、あなたは何が言えますか?
A:疑いなく、クリスチアーノは現在世界最高の選手だ。彼は素晴らしいプロフェッショナルで、毎日向上している選手だ。彼が何をしているか、誰も想像がつかないだろう。彼と一緒にトレーニングしプレイすることは、人を成長させ向上させるものだ。僕たちにしてみれば、クリスチアーノが僕たちと共にあるのは僥倖だ。

Q:フットボールについてのあなたの最初の思い出は?
A:いつでも特別に思い出すのが、ジダンが決めたファイナルでのあのゴールだ。僕がレアル・マドリーに加入した年のことでもあったからね。あの試合、ラ・ノベナ(9個目)を獲得したあのチーム、ファンタスティックだったよ。

Q:あなたのキャリアに置いて最高の瞬間は?
A:1つだけ選ぶのは難しいな。誰もが、デビューした時のことを覚えているだろう。ジダン、フィーゴ、ラウル、ロナウドのレアル・マドリーでやったこと…すごいことだよ。そういった選手たち、僕のアイドルだった選手たちと一緒にプレイしたのは、本当にスペシャルなことだった。

Q:では最もつらい瞬間は?
A:怪我で苦しむのは辛いよ。でも僕にとって最もつらい瞬間の1つは、リバプール時代にアテネで戦ったファイナルで敗れたことだ。

Q:観客として最も楽しんだ試合は?
A:前に言った通り、レアル・マドリーがラ・ノベナを獲った夜だね。でも、このチームの歴史と偉大さは、チャンピオンズ・リーグで重ねてきたタイトルをベースにしているわけだから、この大会のファイナルで得られてきたどの勝利も、語りつくされるに値するものだ。
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「なぜマドリーはスペシャルなクラブか?」と聞かれて、「簡単だ、世界最高だから。」と答えるアルベロアはさすが。ちょっと気を遣う人だと、「世界最高のクラブの1つ」とかいう言い方をするんだと思いますが、そこはやっぱり、アルベロアだから。

ベイル、離脱

2014-10-20 21:00:13 | football
ベイル、離脱
最近はメディカルレポートを出し渋るマドリー公式ですが、ベイルの負傷情報が出ました。右の錐体筋(梨状筋?)の損傷、回復を待つ。とのこと。
錐体筋(梨状筋)は股関節付近の筋肉のようです。離脱期間は不明ですが、スペイン各紙は15日程度の離脱を見込んでいるようです。リバプール戦はもちろん、クラシコもおそらく出場は不可なのでは……。


ベンゼマとバランは復帰
レバンテ戦を体調不良で欠場したベンゼマ&バランでしたが、本日のトレーニングは問題なくこなせたようです。





イスコの結果

2014-10-19 20:48:58 | football

14/15 Liga Espanola 1a division Jornada 8
Levante 0-5 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:クリスチアーノ×2、チチャリート、ハメス、イスコ

前日のアンチェロッティの宣言通り、イスコが先発。そのイスコが良かったですね。ボールへのタッチ数が多く、後ろと前をつなぐ役割、エリア周辺での決定的なシーンの演出…と、目立っていました。クリスチアーノのゴールにつながったドリブルでの持ち上がり、自分のゴールにつながったシーン等、抜群の上手さと共に力強さも感じられて、とても良かったと思います。イスコだけではなく、クロース、モドリッチ、ハメスと、中盤の働きは全般に良かったと思います。それぞれにシュートチャンスもあり、ゴールも決め、カウンターに絡んで得たゴール真正面ドフリーのチャンスを外してガックリするモドリッチも見れましたし……。
試合全体としては、やはりインターナショナルウィーク明け、特に開始からしばらくは動き、パスが合わなかったり、クリスチアーノが決定的場面を外したりと、心配な感じもありました。が、チチャリートが得たPKをクリスチアーノが決め、とりあえずほっと。守備で危ないシーンもありつつ、終わってみればゴールを重ねて、5-0という結果に。終盤には、インターナショナルマッチのなかったイジャラとアルベロアにも出番があり(本当は先発でも良かったと思ってますが)、カスティージャのメドランもトップチーム公式戦デビュー(メドランも、試合に余裕があったせいもあるかと思いますが、うまくボールを持て馴染めていたと思います)。重大な試合を前に、中断前のペースを取り戻すには良い試合にできたんじゃないでしょうか。


イスコ、試合後のコメント
「ゴールも、チームの働きもすごく喜んでいるよ。代表戦での中断後はいつも難しいものになるから。でも僕たちは良い結果を出したし、良い流れの中にいる。」
「僕はまだ若い。まだたくさん成長しなければいけないし、出場時間を得て良くなっていかなければいけない。監督が出場時間をくれて嬉しいし、シーズンの残りで重要な存在になっていきたい。そして僕たちには案フィールドでの重要な試合がある。」

アルバロ・メドラン、試合後のコメント
「とても嬉しかったし、夢がかなったよ。チームを助けるんだという気持ちでいて、コーチングスタッフがいけると見て、時間をくれた。チームの皆が祝ってくれたし、夢がかなって本当に嬉しい。この思いをずっと持って行くつもりだ、だって記念すべき日だからね。」


負傷者
試合終盤に足を痛めて交代したモドリッチについて、試合後のプレスカンファレンスでアンチェロッティは、症状は打撲で深刻なものではないだろうが、数日様子を見る、といった内容のコメントを出しています。また、珍しくベンチスタートでそのまま試合を終えたベイルも、打撲の症状があったため無理をさせないことにしたようです。
とりあえずリバプール戦も重要ですが、やっぱりクラシコ……いや、目の前の試合に、集中。
あとは、体調不良のバランとベンゼマの復帰、セルヒオ・ラモスが間に合うか、コエントランの完全復調、そしてヘセ……期待しています。




レバンテ戦、召集選手

2014-10-18 02:41:26 | football
レバンテ戦、召集選手
GK:イケル、ナバス、パチェコ
DF:ペペ、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ナチョ、ジョレンテ
MF:ケディラ、クロース、ハメス、ベイル、モドリッチ、イスコ、イジャラ、メドラン
FW:チチャリート、クリスチアーノ・ロナウド、

負傷等の欠場:セルヒオ・ラモス、バラン、コエントラン、ベンゼマ、ヘセ

代表ウィークが終わり、選手たちが帰ってきた・・・と思ったら、バランとベンゼマが離脱。2人とも発熱だそうですが、フランス代表、何か流行してたのか。
セルヒオ・ラモスがまだ回復していない上にバランが欠場ということで、セントラルは、ペペ&ナチョというちょっとレアな組み合わせになりそうです。そうしかなりようがないというか。でも、ナチョにはいつも期待してますので、出番があるのは嬉しい。
好調のベンゼマが欠場という前線の方も心配ですが、アンチェロッティの前日プレスカンファレンスからは、イスコが変わって先発では、という見方ができそうです。

そしてもちろん、ケディラが復帰。


国王杯、組み合わせ
17日、プリメーラのチームが合流した国王杯の組み合わせ抽選会が行われましたんでございますけれども、


偏り過ぎじゃない…?

間もなく

2014-10-15 17:27:07 | football
負傷欠場:ヘセ、コエントラン、ケディラ
ここしばらく、マドリーの召集リストというと、この3人の名前が負傷者で並んでいましたが、ようやくそれぞれに動きが出てきたようです。

コエントラン
9月13日から出場できないことが続いていたコエントランでしたが、今週に入って復帰が加速。月曜にピッチで個人トレーニングをした、というニュースが出た後、火曜からは、代表召集されていない元気な選手たち(アルベロア、ナチョ、イジャラメンディ、マルセロ)と共にトレーニングを始めることができたようです。実戦復帰が今週末になるかはわかりませんが、もう大丈夫そう。

ケディラ
左大腿部の筋肉損傷で離脱していたケディラ。9月頭の代表招集時のことで、マドリーの責任か代表でのせいかと、ゴタゴタもありました。
ケディラは、負傷当初は(ずっとお世話になっている)ドイツのドクターの下で回復に努めていたようですが、今週月曜にはマドリーの「ナイキアカデミー」でトレーニングをする様子が。マドリーのメディコやアンチェの許可も出ているとのことで、こちらも復帰間近のようです。

ヘセ
上の2人の記事よりさらに数日前のことですが、MARCAが「ヘセが帰ってくる」という記事をのせています。それによると、今週にもチーム練習に合流するだろうとのこと。ただし長期離脱の後ということで、まずは部分的に、そして徐々に付加の高いトレーニングまで進めていくことになる、ようです。
膝の靭帯を断裂してから200日以上。10月復帰とは言われていましたが、調子が上がり出場時間が増えるにはまだかかるかもしれません。それでも、待ちに待った選手が帰ってきます。もうすぐ。


インターナショナルマッチ各種
じつは今仕事でクロースとケディラの国におりまして……昨夜のクロースのゴールはテレビ観戦しました。
ハメスの振り向きロングシュートゴラッソ、終了間際のクリスチアーノのヘディング決勝点、モドリッチもゴール、バランがフランス代表史上最年少キャプテン・・・等、いろいろなニュースの断片は入ってますが、特に代表ウィーク後半の試合は、ほとんど見られなくて残念。
あと、スペインU-21の欧州選手権予選敗退(五輪出場不可)が、ちょっとショックです





France 2-1 Portugal

2014-10-12 11:01:57 | football

International Friendly Match
France 2-1 Portugal


開始早々にベンゼマがゴール! フランスが試合を支配しているような前半でしたが、以降は意外になかなか点が入りませんでした。後半はむしろポルトガルが持ち直し、フランスはやや停滞。ところが、選手交代が続いたところで均衡が崩れたのか、フランスがベンゼマのアシストからポグバのゴールで追加点。残り時間が少なくなって、クリスチアーノが交代で下がった直後にポルトガルがPKを得て、1点返し、結果2-1で終了。、

やっぱりマドリーの選手が4人も出ていて、しかも敵味方と別れていると、見ていて楽しいですね。今回は、ゴールしたベンゼマ、クリスチアーノを抑えたバランと、個人対決でも、スコア通りフランス組の勝ち。特にバランは、クリスチアーノを抑えたり、特に後半ピンチが増えたところでも、落ち着いて対処していたと思います。すっと相手より先に身体を入れるのとか、本当に上手。ま、クリスチアーノを抑えつつ、ボールを(偶然にも)手でコントロールしてしまった場面がありましたが。それとは別の場面で、クリスチアーノと「ボール手に当たった?」「体にくっつけてました」って感じのやりとりなんかもあり、ちょっとほのぼのと。
ベンゼマは、やっぱりフランス代表の中心選手ですね。ゴールも取るし、周りもひろく見えている感じ。クリスチアーノは、ボールに触る機会が少なかったですね。特に前半。ポルトガルがクリスチアーノ依存でなくなったってことなのかもしれませんが、もったいない。後半の惜しいチャンスは、マンダンダにセーブされてしまいました。ぺぺは2点取られてしまいましたが、ペペ自体は良かったというか、いつもどおりというか。安定していると思います(と思うにつけ、なぜW杯で自爆したのか…)。




フランスの2人

2014-10-10 07:03:01 | football

フランスの2人:ラファエル・バラン
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ラファエル・バランは、ジダンの手によってレアル・マドリーに加入した。モウリーニョの下で1年間順応した後、ペペの負傷が先発への扉を開いた。初のクラシコ、CLユナイテッド戦の2試合は素晴らしいものだった。その後、膝を負傷。手術を経てリハビリの時期が続いた。
しかし彼は負傷に別れを告げることができ、ペペの欠場から再び姿を現し、最近の4試合でアンチェロッティは彼を戦力にカウントしている。現在20歳、彼はより多くのものを求めている。
「続けて試合に出ているのは良いこと。継続は僕に自信とリズムを与えてくれる。でももっと一定性があったらと願っている。僕には成長することが必要だから。」

バランはちょうど契約を延長したところ。彼のお手本の1人であるベンゼマ、彼もまた難しい時を過ごしてきた。
「彼の技術のクオリティとマークを外す動きを強調したい。それこそが、彼をこれほど強くさせていることだ。いつでも素晴らしいポジショニングをしているし、ボールの最初のタッチがすごいんだ。」

バランは、マドリーではカリムを9番、しかし代表では10番として見ているが…。
「僕は彼を9.5番として見ているよ。彼にはパスを配球するクオリティも、ゴールを決めるクオリティもある。この2つをうまくやっているんだ。いつでも仲間のために動き、スペースを空け、さらにゴールも決める。パスを出すこともゴールをすることも、どちらも楽しんでいるよ。」

バランはレアル・マドリーで幸せだ。特に、契約延長にサインをしたばかりだ。
「皆に常にサポートを受けているし、マドリーで本当に快適にやれている。素晴らしい選手たちがいる素晴らしいチームがある。今シーズンも重要なことをやり続けていきたい。」

彼は、土曜日のポルトガルとの親善試合に、先発の予想である。
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フランスの2人:カリム・ベンゼマ
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カリム・ベンゼマは、いつもバランの傍にいる。ロッカールームでは、彼はすでにベテランだ。マドリーでの6シーズン目に入り、契約も延長した。ベンゼマは、この白の家で書記の時間を過ごしていた頃の、彼の同郷の仲間には、最高の道標だった。
ベンゼマはいつも、このセントラルのクオリティを主張していたが、試合の中でその成長が見て取れる。
「彼が来てから、彼には大きな地震があり、大きなところでプレイできる条件を備えていた。順応する時間は必要だったけど、既に素晴らしいセントラルであることを示してきているよ。」

カリムはバランが、現代の最高のセントラルの域に達していると信じている。
「彼は最高の選手たちの中に入っている。ワールドカップ出は素晴らしい戦いをした。クオリティがあり、世界で最高のクラブでプレイし、失われていたリズムを取り戻している。負傷する前でも既にその才能を示していたし、今はそのレベルを取り戻している。時間が必要だったのは当然のことだ。」

あらゆるクオリティの中で、ベンゼマは特に、その頭脳を主張する。
「彼のインテリジェンスが好きだよ。ピッチの上では本当に賢くて、あれほど重要なポジションでは、それはアドバンテージだ。いつも集中していて、ヘディングも素晴らしいし、後ろからすごく簡単に、すばやくボールを奪う。」

ベンゼマは、腰部(臀部?)の違和感を引きずっているが、ポルトガルとの試合への出場が期待される。
「相手は素晴らしい代表チームで、フレンドリーマッチであったとしても、僕たちみんながプレイしたいと思っている。クリスチアーノは、いま絶好調だということを示しているし、確かに彼を止めるのは難しそうだ。僕たちの長所を生かして、彼らを止めたいね。」
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オリジナルのインタビューは別にあるようです。探して読む余裕があれば、また。


ラモスの復帰は?

2014-10-09 07:00:00 | football
International Duty
スペイン代表:カシージャス、カルバハル
 9日 EURO予選 スロバキア
 12日 EURO予選 ルクセンブルク

ポルトガル代表:ペペ、クリスチアーノ
 11日 親善試合 フランス
 14日 EURO予選 デンマーク

フランス代表:バラン、ベンゼマ
 11日 親善試合 ポルトガル
 14日 親善試合 アルメニア

ドイツ代表:クロース
 11日 EURO予選 ポーランド
 14日 EURO予選 アイルランド

クロアチア代表:モドリッチ
 10日 EURO予選 ブルガリア
 13日 EURO予選 アゼルバイジャン

ウェールズ代表:ベイル
 10日 EURO予選 ボスニア・ヘルツェゴビナ
 13日 EURO予選 キプロス

コロンビア代表:ハメス
 11日 親善試合 エル・サルバドル
 15日 親善試合 カナダ

メキシコ代表:チチャリート
 10日 親善試合 ホンジュラス
 12日 親善試合 パナマ

コスタリカ代表:ケイラー・ナバス
 10日 親善試合 オマーン
 14日 親善試合 韓国

スペインU-21代表:パチェコ、イスコ
 10日、14日 U-21欧州選手権予選 セルビア

ナバスはアジア歴訪、ハメスが北米、チチャリートが自国での親善試合で、移動距離が多い。ハメスが一番帰ってくるのが遅そうです。
負傷中がコエントラン、ラモス、ケディラ、ヘセで、いまマドリーでトレーニングできているのはアルベロア、イジャラ、ナチョのみ。ドゥンガに呼ばれなかったマルセロも、トレーニングできる人たちに入っているはずなんですが、ここ数日所在が不明なような……。


セルヒオ・ラモスの復帰は?
ビルバオ戦で右脹脛の筋肉を痛め、スペイン代表も辞退したセルヒオ・ラモス。が言う灯火所の筋肉の微小亀裂、ということですが、MARCAによると、多くのトラブルを招く可能性もあり、復帰に向けては注意深くあらねばならない、とのこと。離脱期間の見積もりは、1週間程度というものから2週間程度まで、やや幅もあります。
ラモスの負傷が注目されているのは、日程の問題が大きいようです。インターナショナルウィークが明けて、18日がリーガレバンテ戦。その次の水曜日がCLリバプール戦、その次の週末がクラシコ。どのタイミングで復帰できるのか、ということですね。クラシコは絶対にはずしたくないが、CLリバプール戦も重要な試合。ここから復帰できたら……。

ということなんですが。でもぺぺとバラン、ナチョがいる。まずは、無理をしない、焦らないことだと思ってます。
いずれにしても、他の代表選手たちも、全員怪我なく帰ってきますように……。


通算22回目

2014-10-07 07:03:37 | football





14/15 Liga Espanola 1a division Jornada 7
Real Madrid C.F. 5-0 Athletic Bilbao

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウド

リーガ7節にして、今季3度目のハットトリック。あのシーズン後の休養が良かったのか、一気に調子が上がって上がりっぱなしですね…すごすぎる。チーム全体としても、良い試合ができたと思います。ビルバオが思った以上に元気がなかった…ということもあるかもしれませんが、ディフェンスはクリーンシート、悪かったという選手もいなく(ベイルのゴールが延々決まらない、というのはあるとしても)、それぞれが自分の仕事を良い連動でこなしていたように感じました。
まだまだ議論の対象になるかもしれませんが、この試合のハメスは良かったですね。いろいろ仕事の幅を増やしているところなのかもしれません。特に、前目からボールや人にプレッシャーをかけていくのが、何度も高い位置でボールを奪うことにつながっていて、これがどの試合でも一定のペースでできたらすごいことだと思います。ゴールチャンスにも何らかの形でかかわっていることが多いですし、これからもがんばれ。
ここしばらく気になっていたのが、出場が続いているマルセロの、良かったり悪かったりなところ。やっぱりマルセロサイドを突破されて「うわあ」となることがままありますし、あと、攻撃が持ち味とはいえ、高めのクロスばかりで雑に見える時と、動きが多彩で中央まで切れ込んでいったりする時と、波があるように思えることもあり……ですが、この試合はマルセロも良かったですね。後者のマルセロだったと思います。

試合後のインタビューでクリスチアーノが、ベンゼマについて、
「彼のために喜んでいるよ。彼はリーガでも最高のストライカーだし、世界最高の1人でもある。批判を受けるのは、プロフェッショナルのフットボールの一部だし、僕たちはそういうことを乗り越えなければいけない。」
とコメントしてまして、うん、ベンゼマ良かったなあ。ゴールにこだわらない、柔軟でエゴイストでない、視野の広い多彩な動きができるベンゼマは、今のマドリーにベストマッチなんだと思います。


負傷者
調子が上がったところで、またも代表ウィークに突入です。召集された選手たちはそれぞれ各国代表に合流しましたが、既に負傷離脱が。ビルバオ戦で途中交代したセルヒオ・ラモスは、脹脛の筋肉を痛めているとのことで、結局スペイン代表を離脱。また欠場が続いているコエントランも、「膝の痛みの症状」があるということで、やはりマドリーに戻ることに。筋肉系は時間をおけば回復する印象なんですが、膝だと何がどうなっているのかわからない分、心配だなあ。コエントラン、既にずいぶん欠場が続いていますし(良かったと言っていいかわかりませんが、左のラテラルで出ずっぱりのマルセロが、ブラジル代表に入ってないので休養できそうなのは、マドリー的にはホッとするところかと)。