けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

今日は俺の日

2012-06-30 14:31:55 | football
「今日は俺の日だ」
---------------------------------
キエフの公園の栗の木陰で、2人のセビジャーノの友人どうしが、タタール風のラム・ローストのご馳走を楽しんでいる。1人は華奢で鳥の頭、もう1人は赤ひげを生やしたボクサーのような身体。前者はヘスス・ナバス、後者はセルヒオ・ラモスで、ナバスの腹心の友であり、代表での彼の個人的なチューターだ。「僕には、彼は何でも話すんだよ」とナバスは、笑顔で同僚を見つめ、準決勝ポルトガル戦での決断を思い出させる。「試合前にはもう、僕は彼がペナルティでパネンカをやるのを知ってたからね。」
スペイン代表で最も内気な男ナバスは、最も大胆不敵で、おそらくEUROでも世界でも最高のディフェンダーの庇護を受けて過ごしている。26歳になったラモスは、その素晴らしいディフェンス力によるボール保持、ボールを奪い返す能力のおかげでスペイン代表で際立った存在となり、トーナメントでその存在を確立している。ディフェンスのラインは、ピケと口笛でコミュニケーションを取るラモスの命令で前後に動く。セントラル、ラテラル、メディオセントロのシンクロは、今大会のスペイン代表が成功するキーのひとつでもある。いつでも目立つ場所にいるラモスは、天性の強固な意志を持つ主役だ。彼は人を率い、チームメイトを助けることで幸せになり、その縄張りをマークすることに喜びを見出している。
「彼は下部組織でもリーダーだからね」と、セビージャのユースチームのベテラン責任者であり、12歳のセルヒオ・ラモスを覚えているパブロ・ブランコは言う。「アレビンの頃から、彼には多くの個性があった。どのカテゴリーでも彼はカピタンだったよ。いつでも、ラインを押し上げる声を出し、チームを前へ引っ張っていくヤツだった。私は、マラガにいたティーンエイジャーの頃のイエロに会ったことがあるが、セルヒオはもっと準備ができている様子に見えたよ。」
「子供の頃から強いヤツだった」とブランコは続けた。「恐れ知らずで、この辺で言うところの顔をたくさん持つ(ツラの皮が厚い、みたいな)、ガキ大将だよ。取っ組み合いがあれば、彼が行った。チームが、誰か強いヤツが必要な状況だと、彼の役目なんだ。仲間たちは言っていたよ。「おい、こいつが俺を守ってくれるぜ」ってね。
ポルトガル戦では、本能的な縄張りのどこにでも展開していった。メイレレスとヴェローゾがチャビやイニエスタの足首を引っ掛けたのを見ると、彼の信用を証明するものを戦の脅威と共に示したし、小柄なジョルディ・アルバがナニにバカにされているのを見ると、ラモスは激高した。「おい、スーパーマン!」とラモスはマンチェスター所属のエストレーモに警告した。「俺が好きなら俺を探しにこい!」 ナニが、そう試みる必要はなかった。ラモス自身がどんなボールでも優位に立って分断し、ナニにアルミと骨の武器であるように感じさせる責任を負っていた。最初は肘、そのあとは膝、かかとにも。試合では、ナニには歩こうという意欲が失われてしまっていた。
「子供の頃から変わらないね」とブランコは、彼の恵まれたフィジカルの長所を思い起こして断言する。「彼は縄張りをマークする。強引に行くよ。ペペの方がより見栄えがするが、キックだけだ。セルヒオはもっとボディーのあちこちに行ける。同じ動きで、足、膝、尻、胸、手と…ヘディングにいくと、彼が支配している。電車を捕まえようとするようなもんだ。」
現サラゴサ監督であるマノロ・ヒメネスは、セビージャBの責任者だったことがあり、ラモスをそのカテゴリーでデビューさせた。「最初の試合は16歳で、とても自信があるように見えたよ。その試合で、ペナルティを与えてしまったのを覚えている。頭ではなく手で行ったということで。跳ね返ってそうなったんだ。しかし彼は落ち込まなかった。彼はボールを要求し、どこにでも向かっていった、強いパーソナリティで。それは、特に彼の精神的な特性からくるものだから。ポルトガル戦のような場面でペナルティを蹴るのには、非常に強い自信が必要だ。「失敗したらどうなるんだ?」なんて思ったりはしない。彼には、自分で決めるという自信があったんだ。」
大会にプジョルがいないことが、ラモスの価値を高めている。彼はラテラルからセントラルにポジションを移し、運命づけられたかのような安定感を持って守備をしている。マノロ・ヒメネスは言う。「皆、スペインの戦いを定義するのに「チキ-タカ」のことばっかり話している。でも、アルベロアとアルバがどうやってサイドを上がるか、シャビ(アロンソ)とブスケツがどうリスクをとっているか……セルヒオ(ラモス)、ピケ、カシージャスの果たす役割は驚くほど素晴らしい。プジョルの欠場によって、彼らのメリットは倍になった。彼らは、もしカウンターアタックを受けても、それが到達することはない、という信頼をチームに与えているんだ。スペインは、世界でも有数のカウンターアタックをするチーム、ナニやクリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、リベリといった選手を抱えたフランスやポルトガルと対戦したにもかかわらず、最も許したシュート数が少ないチームだ。ポジショニング、上下の動き、守備の警戒には深い感銘を受ける。」
自身の能力に自信があり、水曜にレフェリーがPK戦を宣言した時、セルヒオはリベンジを予想した。マドリーがバイエルンに敗れた2か月前、ピッチのコンディションが悪く、彼のペナルティはクロスバーを超えて行った。そして彼はナバスにウィンクし、別の大親友であるラウル・アルビオルにもそのニュースを漏らした。「今日は俺の日だ」。
---------------------------------



29日付、ASのインタビュー記事を
Q:今や間近に迫った三連覇へのチャレンジへの恐れは?
A:僕たちは、日曜に僕たちがどう戦うかということについては現実的だ。今日現在、どの国代表も手にしていないものだ。何年にもわたる仕事と自己犠牲が必要とされる。何が起こりうるとしても、僕たちはすでに歴史を作ってきた。それは終わっていない。締めくくるのはEUROに勝利すること、おそらく何人かはこの仕事に従事しないかもしれないけど、成し遂げられた仕事については、国中が誇らしく感じるはずだ。もし負けたとしても、僕たちは、顔を上げて去ることができる。

Q:既にイタリアと対戦していることは、メリットになるでしょうか、デメリットでしょうか?
A:対戦相手について、より多く知っているのはいつでもいいもの。基本的に、彼らと対戦するのは、経験が何か起こることの手助けになるから、いいものだよ。第一戦と大きく変えてくることもあり得るから、すべてが相対的になるのは確実だろう。イタリアはビッグチームで、ファンタスティックな選手たちがいるし、唯一のと言えば、アンドレア・ピルロがいる。

Q:またPK戦になると思いますか?
A:正直なところ、ノーだ。でも、そう、僕たちはすごく勝ちたいと思っているし、そのためには謙虚さと正しいことをするという意思を維持し続け、イタリアに敬意を払うことが必要だ。

Q:ピルロについてはどうでしょうか。イタリアにおける彼と、ラ・ロハにおけるチャビの比較は?
A:彼はイタリアの模範の1人、違いを作り出し、コントロールする。僕たちの代表におけるチャビとも思えるけど、彼らは2人ともにビッグプレイヤーだ。それでも僕たちは1人の選手に集中するわけにはいかない、イタリアは前線で危険な状態を作り出せるから。あのチームは、ここまで来たそのものなんだ。

Q:PKを蹴る時は何を考えていましたか? 何かを証明しようとは?
A:誰に何を示すこともなかった。もっと個人的なもの、レアル・マドリーでチャンピオンズで起きたことがあっても、自分の責任を果たさなければならない時ならね。いろいろなことが言われているけど、プロフェッショナルとして、プライドを持ってやる。でも、もし僕が何か違うフットボール選手だというならそれは、僕のパーソナリティの問題だ。フットボールにはそういうものがある。僕は普通はマスコミや報道について見たりしないんだけれど、ロンセロ(トマス・ロンセロ、プント・ペロタでセルヒオ・ラモスのメンタルの強さについて言及し、ポルトガル戦のPK戦では感極まって実況中に泣き出した)が以前にそのことについてすごくうまく説明してくれた。僕のパーソナルな面もプロフェッショナルな面も、何かに影響されたりはしない。でも僕は成長し続け、責任を負い続けていきたいと思っている。それが僕が好むことだし、そうして僕はここまで来れたんだ。

Q:元レアル・マドリーのチームメイトのカッサーノをどう見ていますか?
A:あれだけの多くのクオリティと技術を持つ選手がいるのは、もちろんアドバンテージだ。トレーニングの時でもスペクタクルを見せる。残念な身体の問題があったけれど、僕は手術後に連絡を取り続けていた。友人として彼が回復したことが嬉しいし、彼はイタリア代表のお手本だ。イタリアがもし何か危険なものを作り出すなら、それはカッサーノだ。僕たち皆が知っている「タレンティーノ」が再び見られるといいね。

Q:アンドレス・イニエスタのパフォーマンスに値するものとは何でしょう?
A:いつでも輝くような、魔法の杖で感動させる選手の一人だ。今回のEUROには素晴らしい状態で参加していて、違いを作り出している。僕たちにとっては、彼が代表に最高のものをもたらしているのが誇らしいよ。

ファイナルはスペインvsイタリア

2012-06-29 07:06:38 | football
ひととおり結果を知った後なので、落ち着いて見られましたけど、これライブで見てたらジリジリとドキドキと(イライラと)……大変だっただろうなあ。



EURO2012 Semi Final
ポルトガル 0-0 (PK2-4) スペイン

今回もマドリーの選手ばかりの画像

スペインが今大会相変わらずの、ボールをつなぎつつ攻めきらない(シュートを打たない)姿勢で、ポルトガルの方がスピードを上げて攻め込んでいく分、ゴール前の迫力があったかなと思います。ただスペインは90分間、もしかしたら120分間の展開も考えていたのかな、と。交代したせいもあるかもしれませんが、後半でも延長でもペースがあまり変わらないというか、基本的なことはできていたんじゃないかと思います。
PK戦は、安心なはずのアロンソがいきなり失敗するも、直後のポルトガルをサン・イケルが止めてくださいまして、これでスペインは気持ちが落ち着いたでしょうね。ラモスがパネンカで決めるって……。

あとはやっぱり、マドリーの選手たちのぶつかり合いを楽しませてもらいました。戦前にアルベロアが「チームでは仲間でも、代表では敵だよ」と言ってたとおり、フィールドにいる選手たち同士、こころおきなくやりあった感じで、楽しかったです。アルベロアとコエントラン、アルベロア、セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソvsクリスチアーノ、アロンソを背中から削るペペ……。クリスチアーノは削られる一方な分、アロンソにもラモスにもカードを出させたり。どちらかしか勝ち上がれないのが本当に残念。







MOMはラモスだったようです。なぜか蹴ってみたら惜しかったFKとか、パネンカPKで印象を残して…とかありますけど、やっぱり本業(ディフェンス)が素晴らしかった。クリスチアーノとやりあってるのは、ちょっとヒヤッとする部分もありつつ真剣勝負で良かったですし、アルバが上がったサイドを攻め込まれるピンチを救った場面とか、いいところが評価されて良かった。
ちなみに今大会のEURO、マドリーの選手たちはトータルで7回MOMになっているとのこと。
エジル(GLドイツvsポルトガル)
ペペ(GLデンマークvsポルトガル)
クリスチアーノ・ロナウド(GLポルトガルvsオランダ)
クリスチアーノ・ロナウド(QFチェコvsポルトガル)
エジル(QFドイツvsギリシャ)
シャビ・アロンソ(QFスペインvsフランス)
セルヒオ・ラモス(SFポルトガルvsスペイン)

8回目があるといいですね、準決勝のもう一つが終わった今となっては。
やっぱり大きい大会のトーナメントは、まずは守備がしっかりしていることが必須だなあと実感。イタリアのディフェンス、ブッフォンを簡単に破れる気なんて、まったくしない。ただでさえ今回のスペインは、シュート数が少なくなってる。ディフェンスは絶対にミスをしないことが必要になりそうです。あとは、バロテッリ他イタリア攻撃陣が爆発しないことを祈ると……。





で、ラファもう負けちゃった…(ウィンブルドン)。日曜、見にきますか。

ただいま

2012-06-28 14:04:05 | football
帰ってきました。結局忙しくなってしまって、現地ではぜんぜん記事が書けなかったです。しかもポルトガルvsスペイン戦はフライト中のこと。飛行機を降りて、携帯の電源を入れて、真っ先にしたことが結果の確認でした。そうなったかー……という試合の感想は、録画を見てからにします。
で、MARCAにモリエンテスの名前がびっくりな形で。

モリエンテス、マドリーに戻る
フェルナンド・モリエンテスがレアル・マドリーに戻る。元代表ストライカーでもあったモリエンテスは、カンテラの管理部より来シーズンのフベニールBの監督に選ばれた。エル・モロがカーサ・ブランカに戻るのは、7年半ぶりのこと、2005年1月にリバプールに移籍して以来になる。
モリエンテスは今年の初めに、ウラカン・バレンシアのカデテで監督の研修をしていた。このチームはセグンダBのグループ3で、セグンダにあがるプレイオフを戦っていた。モリエンテスは数週間にわたって、14歳から16歳の子供たちと共に仕事をしていた。来年には、国内の監督ができるライセンスを取る計画だ。
過去にサラゴサ、モナコ、バレンシアなどでプレイしたモリエンテスは、監督になることを決断し、しかしそうなるまでには準備と学ぶことが必要だと理解していた。「もしこのレベルで何かをしたいなら、トレーニングはとても重要だ。元選手であろうとなかろうとね。一番いいのは、子供たちと一緒にプレイすることだよ。」 と彼は、ウラカンで仕事をしていた頃に新聞に対して話している。
そして今、最高の場所のひとつであるラ・ファブリカでベンチに入るチャンスを得ている。モリエンテスは落ち着いて、焦らずにいくことを望んでいる。今回彼が監督をするのは4番目のカンテラチームで、ジダンの息子のエンツォや、カナリア諸島出身のエストレーモであるアゴニー、スペイン系アルゼンチン人のマルコス・レガスといった宝石を率いることになるだろう。
モリエンテスは最近コラソン・クラシック・マッチで、レアル・マドリーのベテラノスとしてプレイし、現在はウクライナで、EUROのスペイン戦のコメンテーターをしている。EUROが終わったらすぐに、カンテラの責任者たちを会い、次のシーズンのプランを立てることだろう。
さらにルベン・デラレーも、監督として独り立ちを始めるだろう。現在27歳のデラレーは、この2シーズンは、フベニールのセカンドコーチをしていたが、ルイス・ラミスのアシスタントを離れ、最も若いチーム、レアル・マドリーのカデテのチームのどちらかを直接指揮することになるだろう。
マドリーでは、デラレーの監督としての成長は、既に一人でやっていくには十分であると考え、すぐにその新しいポジションが伝えられるだろう。一方で、ラミ巣は、シーズン半ばで就任したフベニールAの監督を継続する。
-----------------------------
正直、フロレンティーノ・ペレスが会長でいる間に、モリエンテスがマドリーの組織に戻ることがあるとは思ってませんでした。フベニールBだと、17,18歳くらいか。まだ監督修行中だろうと思ってたモリエンテスですが、育成部門とはいえいきなり1チームを率いるわけですね。トップチームの、ってつまりモウリーニョの意向なんかも、チーム作りに関係してきたりするのかな。でもそういえば、カランカはモリエンテスとよく同室だったっていうし、上とのつながりもうまくやれそうな気もします。どうなることか…って、選手時代同様、監督としてのモリエンテスにまで、気をもむことになるとは。


そうだ
記事自体も一日ズレですが、もうひとつ一日ズレで。ラウルさん、35歳おめでとう。


ショックなこと
アトレチコのドミンゲスがボルシアメンヘングラードバッハへ移籍、というニュース。レンタルでも何でもないんですね。デヘアもいなくなって、貴重な生え抜きでしょうと思ってたのになあ。でもシメオネがあんまり使ってないんですよね。だからなのかなあ。残念。

100キャップ、2ゴール、準決勝

2012-06-24 07:01:22 | football
今日はちゃんと試合見ましたよ。

EURO2012 準々決勝
スペイン 2-0 フランス

スペインのゴール:まさかのシャビ・アロンソが2ゴール
画像:マドリーの選手ばっかり





シャビ・アロンソ、本日のフランス戦がスペイン代表100キャップの記念試合。そこで、なんと2ゴール。マドリーでは、シーズン1点か2点という選手なのに、記念試合で2ゴール。しかもカベッサと。アロンソのヘディングシュートなんて記憶にないですよ。PKも、うまいとこ蹴りました。
ベンゼマは…今大会はぜんぜんうまくいかなかったですね。残念だな。


ドイツ4-2ギリシャ

2012-06-23 13:40:55 | football

ケディラ、ゴラッソ!……だったそうですね。
実は今、仕事で欧州に来ております。今回のEUROに出場したものの既に敗退した国。
チェコvsポルトガル戦が終わった後に自宅を出て十数時間。無事に、試合開始前にはホテルでまったりと落ち着くことができていたんですが、移動疲れもあってか、試合開始から30分ももたずに撃沈しまして。

いやー、ケディラ、本当にゴラッソだなあ。
で、見たかったのはこのシーン。


ケディラのゴールを喜ぶメルケルさんと、



ギリシャのゴールにそっぽを向くメルケルさん。

第2GK

2012-06-21 07:10:40 | football
アダンは契約を延長しない
----------------------------------------
MARCAの記事ですが、マドリーとアダンの契約は2014年まで(つまり13/14シーズン終了後)。出場時間を求めて、マドリーを出る意思を示していたアダンに対し、モウリーニョ以下クラブ側は慰留を試みていたわけですが、契約を2016年まで延長するというオファーに対し、アダンはNoを言ったようです。

アントニオ・アダンは、レアル・マドリーからの契約延長のオファーを断った。クラブ側は、数週間前から、契約を2016年まで、現在の契約からさらに2年延長することを申し出ていた。これはアダンにクラブで続けさせ、アダンの獲得を目指す他クラブの希望に終止符をうつものであった。
アダンは現在25歳、7歳からレアル・マドリーの下部組織で過ごしてきた彼の目標は、もっと出場し、レギュラーであるというものだ。
来シーズンは、イケル・カシージャスの控えとして続けていくようだが、契約の延長については受け入れず、つまり、過去にイケルの陰で過ごしてきたディエゴ・ロペスや他のGKたちと同様に、その時が来たら出て行くということをはっきりさせたということだ。
モウリーニョは何度も彼と話し合い、彼へのサポートと日々のトレーニング姿勢への感謝を示し、新しいシーズンはさらに素晴らしいものになるはずだから、マドリーで続けるよう励ましていた。これは、彼が国王杯に出場することを意味する。次のステップとしては、クラブが契約の延長をオファーすることだったが、結果として、これはアダンを納得させるものではなかった。

現在の問題
アダンは残るが、契約は2014年までだ。来シーズンが終わると、彼には1年しか契約が残っていない状態となり、契約問題が再び持ち上がる。なぜなら、クラブにしてみれば、フリーで出て行かせてしまうリスクがあるからだ。
モウリーニョは短期間で問題を解決しなければならない。遅かれ早かれアダンは、先発でき出場時間を楽しめるようなチームを探して出て行くことになるためだ。
このことによりレアル・マドリーは、少なくともカシージャスの代わりとなれるようなところまで、ステップアップできるGKのキャスティングを考えなければいけない。少なくとも1年は、クラブには選択肢が亜3つある。ヘスス・フェルナンデス(24歳)、トマス・メヒアス(23歳)、フェルナンド・パチェコ(20歳)が、アダンからバトンを受けるよう呼ばれている。彼らはカシージャスの鏡の中に自分自身を見ている子たちであり、マドリーのコーチ陣は、いつの日かマドリディスタのチームを守るために彼らがプレイする時のために、彼らを磨き続ける。

マーケットはなにもなし
アダンが契約延長を寄与秘したことで、GKの問題は残ったままだ。シーズンの終わりには、彼を売るべきか、彼がもっと多くの出場時間を求めていると主張したことに対し別の解決方法を見つけるべきか、査定もあった。
クラブはマーケットを検討し、オファーを出す価値のあるものはないと考えた。カシージャスの控えになることは簡単ではなく、またそれは支出をも意味する。話はストップした。
アダンは続ける。そしてレアル・マドリーは、カシージャスが負傷したり、出場停止になったり、またはローテーションが必要なときに代わって出ることができるようなGKを探す猶予を得た。
アダンのケースは、シーズン終了後に再び検討されなければいけない。彼をフリーで出て行かせる前に、移籍金が取れるように遺跡をさせるかどうか、決定するためだ。2年の契約延長は、結果としては良くなるものだったが、受け入れられなかった。
----------------------------------------
2年延長して契約終わるころには、29歳。その時35歳になるイケルがどうなっているのか想像もつきませんが、もっと早くにチャンスを手にしたいというのはわかります。ポジション1個だもんね…。


C×D

2012-06-20 06:38:22 | football
フランスに首位抜けでがんばってもらって、そうしたらマドリーの選手たちのいる4か国が準決勝で顔をそろえる可能性もあったかもしれないのに……

決勝トーナメント
6月21日:チェコvsポルトガル
6月22日:ドイツvsギリシャ
6月23日:スペインvsフランス
6月24日:イングランドvsイタリア

スペインvsフランスかあ……。今のフランスがいいという感じはないけれど、かといってスペインが、胸を張っていいと言えるわけでもないし。マドリーディフェンス陣vsまだ借りてきたネコ状態のベンゼマ。ベンゼマ、下がりたがってボールもらって、でもそのあとうまくいってないというか、下がってきちゃいけないんじゃないかという…まだ調子が出てない感じで。この後どうなることやら。
でも、メネズの調子よさそうなのは気になるなー。


おまけ1:投
セルヒオ・ラモスのTwitterから。オフだったらしいスペイン代表はボウリング。


おまけ2:シルバ
セルヒオ・ラモスのTwitterからもう一枚。AS曰く、マドリーはシルバの獲得に再び挑戦しているそうで、マドリーカピタネスも本人の説得にあたっているそうである…の証拠?


おまけ3:マルセロ2世

ナバスのゴール

2012-06-19 06:43:21 | football





EURO2012 Group C
クロアチア 0-1 スペイン

スペインのゴール:ヘスス・ナバス

お疲れ様でした…。
ナバス、ゴールおめでとう。セスクからイニエスタへ、イニエスタからナバスへ、ぎりぎりのラインを狙ったパスで、やっと決勝点が生まれました。長かった、決まるまで。
ゴールシーンは良かったけど、あまりいい試合ではなかったというか、ピリッとしない、改善できそうなのに改善の手が打たれない、イライラする展開でした。ボールポゼッションもシュート数もCKも圧倒してたと思いますが、ものすごく惜しいチャンスはクロアチアにあった印象。何が言いたいかというと、ありがとう、サン・イケル。なかなか攻め込まれないで手持ち無沙汰な時間もあると思えば、一気に集中してパラドン。第1戦に続いて、チームを救った選手だと思う。
マドリーついでに言うと、ラモスも完璧に近かったんじゃないかと思ってます。いや、相手選手に危ないタックル(取られたらPK)もあったけど、クロアチアに攻め込まれてギリギリで対応したりもしてたけど、上がりたがりのピケをカバーし、タックルきっちり仕掛けてボールを奪い、良かったと思ってます。ラモス、自分も攻撃しにいきたいだろうに、セントラルだとちゃんと自重してるのが偉い。前半にミドルシュート打ってたのは、珍しくてちょっとびっくりしましたけど。いいチャンスがあったらまた試してほしいな。
前の方は…もういいや。第1戦に近いかな。つないでボールはポゼッションしても、つないでいるだけでリズムが変わらない。速攻もしない。後半、ナバス入れるならなぜ中に小柄なシルバを残したままなのか。というか、今日のできならシルバを早い時間に代えられないのはわかるから、じゃあなんでナバスなんだ。しかもシルバ下げたらセスク。そこまでしてジョレンテ、ネグレドを使わないのは何故なんだ。信用しているから代表に呼んだんじゃないの。

という感想の試合でした。勝ち抜けたわりに、すっきりしない。改善されるのかな、これから。


2発

2012-06-18 07:04:10 | football
A組、B組とグループリーグが終了しまして…




EURO2012 Group B
ポルトガル 2-0 オランダ

ポルトガルのゴール:やっとクリスチアーノ・ロナウド×2

おめでとう、ポルトガル。大会が始まる前は、死の組で、ドイツオランダの勝ち抜けとみている人が多かったと思いますが、ポルトガルがんばって抜けてきた。
とりあえず、クリスチアーノ、やっとゴールが決まりました。良かったねえ。2点目をたたきこんで、久しぶりのドヤ顔が見れたのに、ハットトリックし損ねてまたしょぼんな顔になっていたりしましたが…。でも、ナニに送った「ラブリーパス(プレミア実況風)」といい、繰り返しのカウンターの迫力といい、やっぱりチームの攻撃を引っ張る重要な選手です。マドリー組では、ぺぺもコエントランも良くやっていて、というか、この2人はポルトガル代表にとって重要な存在だなあとしみじみ実感。
ところでマドリー組といえば、お相手オランダもマドリー組(元)がたくさんで、なんとも楽しいような切ないような試合でした。ラフィは相変わらずうまいなあ。エリアの中固めても、エリア外からあそこまで正確に狙ってこれるんだから、守る方は大変です。ポルトガルの選手がタックル食らってもめごとになった時、すかさずペペを輪の外へ放り出していたスナイデルの手際のよさとか。でもオランダは、劣勢の時の、点とって、追いついて勝たないといけないという状況でも、全然ペースが変わった感じがしないというか、気迫が感じられないというか…何かが大きく足りない感じがしました。

ドイツは録画して後で見るつもりですが(できたら)、ドイツもおめでとう。勝ち負けの組み合わせ次第で敗退の可能性もあっただけに、ちゃんと勝負つけてきたのはこれもさすが、なのかな。

ドイツの決勝トーナメントでの対戦相手は、A組を2位抜けしたギリシャ。という、現在ホットな関係というか、複雑な関係というか……メルケルさん、見に行くのかな。
ポルトガルの相手は、初戦では思いもしなかったグループリーグ首位抜けのチェコ。チェコは、昔の面影はどこへ、というくらいのおっさんになったプラシルがいるので、ひっそり「がんばれよー」と思ってますが…いや、でもポルトガルはマドリーの人々がいるしなあ。


緑色

2012-06-16 15:38:20 | football


2012/13シーズンの3rdユニだそうです。GKぽいけど、フィールドプレイヤー用らしい。
緑だとは聞いてたから驚かないけど…思ったよりも落ち着いた色で良かったのかも。いつかのデポルのピスタチオ色(枝豆色?)だって緑色なんだし。いや、あれでも別に良かったかなー。

イグアインが

2012-06-15 08:11:07 | football
イグアイン「レアル・マドリーで、僕は幸せで楽しんでいるよ」
FOXスポーツのインタビューで、イグアインは、マドリーでの将来についての疑いを残さなかった。「レアル・マドリーでは、夢にも見なかったようなたくさんの事ができた。」 そしてイグアインは、バルサやアトレチコを憎んではいないと話している。

「どんな選手も、違う国や違うリーグを目指そうとするものだ。でも今、僕はマドリーにいて快適だ。幸せで楽しんでいるよ。」とゴンサロ・イグアインは、アルゼンチンで、Fox Sportsのインタビューに答えた。レアル・マドリーで続けていくことを決めてから最初の、力強い宣言だ。
「僕たちがリーガを勝ち取ったアスレチック戦でプレイして、僕はゴールを決め、自分が重要な存在だと最後には感じられた。」とイグアインは付け加えている。これまでの経験によって自身が変化したことについて尋ねられ、次のように答えている。「普通でいるように心がけているけれど、フットボールは間接的に僕を変えている。自分の国を出てヨーロッパに来たのはとても若いときだったけれど、5年間マドリーにいて、僕は大人に成長した。自分をラクにしたりはしないよ、僕には自分のキャラクターがあるから。永遠にベストを尽くして競争し続けていくこと、それがすばらしいことなんだ。レアル・マドリーでは、夢にも見なかったようなたくさんのことが実現できたし、他にも達成したい夢は残されている。」
「僕がレアル・マドリーと契約した日、父が言ったんだ。『お前はほとんどタイトルも獲れていないし、ほとんど何もできていない。でもお前は彼らと同じだ。お前がそういうもの(タイトル)を獲得できれば、それがその理由だ。いつでも敬意を持っていること、でもお前は他のチームメイトたちと同じ存在だ』と。それが心に刻み込まれている。」
リーガでのライバルについては、次のように話した。「アルゼンチン人たちは、いつでも一緒。僕たちはすごくうまくやっているよ。対立はまったくないし、暴力なんて良いことは何もない。バルセロナもアトレチコも憎んでなんかいない。どちらも素晴らしいフットボール選手たちがいる。でも僕は勝ちたいけどね。彼らと代表で一緒にやる時には、楽しむよ。でも彼らと対戦する時には、彼らがしたいことは何もさせたくない。」「バロン・ドールに憧れてはいないよ、クリスチアーノやメッシと一緒にプレイできて、それだけで嬉しい。」
国に戻ると「リーベルの仲間、ロッカールームで流れるアルゼンチンの音楽、肉、アルゼンチンのアクセント、いろいろなものが懐かしいよ。でも僕はマドリーにいる。素晴らしくて、喜びのある、快適な街だ。マドリーでは、すべてが滑らかに流れていて、ショッピングモールも人だらけじゃない。済んでいる人たちはとてもフレンドリーで、僕はすごく快適に過ごしているよ。」

Q&A式のを追加
Q:バカンスはどうですか?
A:動くようにしているよ、鈍い状態で戻ることがないようにね。だから、時々友人たちと、軽く試合をしている。ハードなシーズンを終えて、精神的にも感情的にも、平和な時間を楽しんでいるよ。ほとんど1年間、休みがなかったんだから。時間を気にしないで、なかなか会えない友人や家族、甥っ子たちとの時間を楽しめている。今日は、昼寝をしたよ。カウチにあった母のシエスタ用の毛布を持ってね。シエスタは地方独特のだよ。お客のシエスタ?いや、あなたはシエスタしないでしょ(笑)。

Q:ほかのスポーツをするリスクについて契約条項があるのですか?
A:契約条項はないけど、当然のことながら、高リスクがあるとわかっているなら、スキーをしたりそういったスポーツはしないよ。

Q:アルゼンチン代表で2勝しましたが、嬉しいことでは?
A:エクアドル戦がもう少し続いていたら、8、9ゴールあげられていたかな…。それからブラジル戦にスター選手と共に勝てたこと、メッシは僕たちの象徴だから、あれは本当に良かった。

Q:W杯予選は?
A:僕たちはうまくやっていると思うし、1試合少ないとしてもいい順位に着けているよ。タフで長い戦いになるだろうけど、僕たちはいい時期にいる。ビッグスターたちと競いあうのは難しいものだけれど、それでリラックスしてしまうことがないのがいい。いいシーズンだったよ。僕たちはリーガを獲り、僕はビルバオ戦でゴールを決めて、最後には重要な存在であると感じることができた。

Q:あなたのここまでのこと、プロフィールに疑問が呈されたことは?
A:僕は、自分のありようにとても満足している。何かを変える必要はない。僕にはなんのモデルもない、ただフットボールを戦うことに身をささげている。僕の情熱はフットボールで、それで嬉しいんだ。普通でいようと努めているけれど、フットボールは間接的に僕を変えている。自分の国を出てヨーロッパに来たのはとても若いときだったけれど、5年間マドリーにいて、僕は大人に成長した。自分をラクにしたりはしないよ、僕には自分のキャラクターがあるから。代表とマドリーにいて、コンスタントに最高のものと競っていること、それは素晴らしいことだ。マドリーでは、夢にも見なかったようなたくさんのことが実現できたし、他にも達成したい夢は残されている。

Q:他の国や他のリーグでプレイしたいですか?
A:どんな選手も、違う国や違うリーグを目指そうとするものだ。でも今、僕はマドリーにいて快適だ。幸せで楽しんでいるよ。

Q:クラシコでのスペイン人選手たちのライバル心に驚きましたか?
A:アルゼンチン人選手たちも同じだよ、ただ、僕たちは皆ですごくうまくやっているけど。対立はまったくないし、暴力なんて良いことは何もない。バルセロナもアトレチコも憎んでなんかいない。どちらも素晴らしいフットボール選手たちがいる。でも僕は勝ちたいけどね。彼らと代表で一緒にやる時には、楽しむよ。でも彼らと対戦する時には、彼らがしたいことは何もさせたくない。

Q:身近になくてさみしいことは?
A:リーベルの仲間たちとのマテ茶、ロッカールームに流れるアルゼンチンの音楽、肉、アルゼンチンのアクセント、いろいろなものが懐かしいよ。でも僕はマドリーにいる。素晴らしくて、喜びのある、快適な街だ。マドリーでは、すべてが滑らかに流れていて、ショッピングモールも人だらけじゃない。済んでいる人たちはとてもフレンドリーで、僕はすごく快適に過ごしているよ。

Q:ファンに追い回されるのは好きですか?
A:そうだね、写真を撮って、それで喜んでもらえるのはわかる。でも、僕たちがロボットではないこと、誰にでもあるように、良くない日があることを理解するべきだ。もし僕がトレーニングでうまくいかなかったら、誰とも話したくないものだろう。スペインでは、1年半同じところに住んでいるけど、近所の人のことは知らないんだ。

Q:ツイッターは使う?
A:僕はそんなにハマってないし、何でも自分がしたことを書いたりはしないよ。「チョコラテと一緒にチョコリーナを食べてるよ」とか書くのは好きじゃないんだ。それに、書いたことが誤解されたりする。

Q:あなたがマドリーに来たのはとても若い時でした。
A:レアル・マドリーと契約した日、父が言ったんだ。『お前はほとんどタイトルも獲れていないし、ほとんど何もできていない。でもお前は彼らと同じだ。お前がそういうもの(タイトル)を獲得できれば、それがその理由だ。いつでも敬意を持っていること、でもお前は他のチームメイトたちと同じ存在だ』と。それが心に刻み込まれている。

Q:上手くいかない日はどう過ごしますか?
A:うまくいかなくて、家に帰って両親がいたら、僕は閉じこもってそういうことは表に出さない。それでたぶん、一日中家にいて会わないようにする。そういうのを表に出すのが難しいみたいだ。

Q:バティストゥータに似ていると言われています。知っていましたか?
A:アルゼンチン代表にいたバティストゥータがどんなだったかすごく知りたいよ。クレスポには会って、たくさん話をしたんだ。

Q:マドリーの選手で一番オープンなのは?
A:セルヒオ・ラモスが、チームで一番おかしなやつで、一番アルゼンチン人らしいかな。彼とは本当にいい関係だよ。

Q:クリスチアーノについては?
A:クリスチアーノは、ポルトガル人やブラジル人と一緒にいる方が多いね。

Q:音楽が好きですね。何を一番聞いていますか?
A:Sabinaをよく聞くよ、大ファンなんだ。それからEl Canto del Loco、あとクンビアも。

Q:マドリーで音楽を担当しているのは?
A:マルセロがレゲトンをかける。それからセルヒオ・ラモスとシャビ・アロンソは、もっと80年代ポイのが好き。カラマロもよくかかってるね。

Q:バロンドールを取るのは誰でしょうか。クリスチアーノ?メッシ?
A:バロンドールは難しいものだ。僕はその2人、メッシとクリスチアーノのどちらとも一緒にプレイできて嬉しいよ。

スペイン-アイルランド

2012-06-15 06:42:56 | football



EURO2012 Group C
スペイン 4-0 アイルランド

スペインのゴール:フェルナンド・トーレス(4、70)、シルバ(49)、セスク(83)
El Paisの画像

普段は貶してばかりなので、ここぞとばかりに褒めようと思います。「トーレス、えらい。よくやった!」

不満続出だったピッチも雨が降って問題解決、第1戦よりもそれぞれの選手たちのパフォーマンスも上がって、いいところを思う存分見せられた試合だったんじゃないかと思います。ボールを支配して、危ない場面もほとんど作らせなかった。いい試合ができた上に、早い時間に先制点、後半早い時間に追加点と、流れも良かったし、完勝といってもいいかもしれない。個人的には、イタリア戦よりプレッシャーがない分、サイドを上がり切っていたアルベロアの貴重なシュートシーンとかゴールにならなかった惜しいアシストとか、楽しかったです。
でもこれで、これから対戦する相手は、絶対にピッチに水撒くのに同意してくれなさそうだなあ。ずっと雨ならいいんだろうけど。

ところで、ピッチの中の審判は石扱い、ボールが当たってコースが変わっても仕方がない…というのは知ってましたが、石がみずから選手を押し倒すとは思わなかったなー。


何のサイン?


おまけ:前日の試合から

ポルトガル代表、先制点のペペ。MOMだったんですね。おめでとう。