けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

カタール

2009-03-30 20:45:29 | football
休みの間に
levanteに載った、こんな記事。
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○週末の休みを終えて、バレンシアの選手たちは本日、17時よりパテルナでトレーニングを再開する。エメリは、ビジャ、シルバ、アルビオル、マルチェナ、マタを木曜まで指揮できない。日曜日には、バレンシアのチームはヘタフェをメスタージャに迎え、19時より試合を行う。
○バレンシアの理事会は、18時よりクラブのオフィスでミーティングを行う。非常に大きな期待がなされているのは、クラブの土地の売却に期待がもたれているため。ビセンテ・ソリアーノとハビエル・ゴメスが会見に臨むと見られる。理事たちは、事業計画を承認し、ハビエル・ゴメスの7000万の歳入プランについて話を聞く。
○バレンシアのFWフェルナンド・モリエンテスは、「ミニバケーション」を利用してカタールに赴き、グティやミチェル・サルガドと共に、アカデミー・オブ・スポーツ・エクセレンスのメンバーに合流した。
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最後のニュースに「あ?」と思っていたら、ASにもう少し詳しいニュースが。
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グティとミチェル・サルガドは、昨日カタールの首都、ドーハに向かい、ASPIREアカデミー・オブ・エクセレンスによって主宰されたイベントに、マドリーを代表して出席した。
マドリーの第2、第4カピタンは、今日の夕方まである休暇を利用して、スペインフットボールを代表したもう一人の人物、元マドリディスタのフェルナンド・モリエンテスと共に、ドーハまで移動した。彼らは、10歳から16歳までの81人のアカデミーの生徒たちと、アカデミーの代表者、Tariq Aziz Al-Naamaに迎えられ、さまざまなイベントに参加した。
グティ、サルガド、モリエンテスは、2枚のマドリーのユニフォームと1枚のバレンシアのユニフォームを彼らにプレゼントし、生徒たちの詳細を知りたがった。また同時に彼らは、既にペレやマラドーナ、ジダンといった人々のサインがされている壁に、彼らのサインを残した。
リーガの選手たちがASPIREアカデミーを訪問するのはこれが初めてではない。2005年には、ロナウジーニョが、このスクールをサポートすることを公言し、FIFAワールドプレイヤーに選ばれた後に、ドーハを訪れている。
グティ、サルガド、モリエンテスの訪問は、このアカデミーが定期的に欧州のスターを招待するというプランに合致したものである。ミランがカタールツアーを行った際には、ベッカム、カカ、マルディーニ、アンチェロッティが訪問している。
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グティにサルガド、モリエンテスときたら……ラウルも連れて行ってやれよ、と思いました。


代表交々

2009-03-29 23:16:19 | football
夏時間のお知らせ
日曜日から、欧州は夏時間です。簡単に言えば、今まで現地時間+8時間=日本時間、だったのが、現地時間+7時間=日本時間になります。
書いてる傍から、TVViのニュース見逃した…(夏時間だと日本時間22時付近にスポーツニュースが見られる)。


見慣れた風景
Fase de clasificacion Mundial 2010 Grupo 5
Espana 1-0 Turquia

スペインの得点:ジェラール・ピケ(60)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ピケ、カプデビラ
MF:カソルラ(78、シルバ)、シャビ・アロンソ、マルコス・セナ、チャビ
FW:ビジャ(63、マタ)、フェルナンド・トーレス(87、フェルナンド・ジョレンテ)

ざっくりとした感想。

○皇太子とレティシアちゃんが御臨席。
○開始から何度かピンチを迎えるスペイン。トルコ良い動き。中盤を軽く通り過ぎてゴール前まで攻め込まれ、シュートを打たれてイケルのパラドンで防ぐ。どこかでしばしば見る光景。そう、ここはベルナベウ。
○セナとシャビアロンソのドブレピボーテ、と中盤で守備寄りの人数は増えているはずなのに、中盤のフィルターが効いていない感じがする。
○カソルラが右なのか左なのかよくわからなかった。いや、左かな…というのは、ビジャが右にいたりすることがあったので。ビジャ、開くなら左だよな。
○トーレスもビジャも「本当はそうしたいんじゃないんだけど」という遠慮のような微妙な加減を感じる。ビジャ病み上がりなんだし、トーレス1トップでも良かったのでは。どちらかというと、チャンスはトーレスのほうがあったように思うし。
○そんなこんなで0-0のまま60分が過ぎ、ゴールが決まる。
○セットプレーからでした。チャビが狙ったボールはゴール前で待つセルヒオ・ラモスへ、セルヒオ・ラモス打ちそこないで膝付近でボールを跳ね返し、たところへピケ! ベルナベウで拍手をもらうバルセロニスタ。
○点が入って安心したのか、「オーレオーレ」を始めるファン。
○ビジャ交代。何気なく、マタがフル代表デビューを果たす。おめでとう。
○マタ、一応左。カソルラ、一応右。
○デビュー戦にしては、マタ良かったと思います。定着もできるんではないだろうか。
○試合を楽しんでいるらしいセルヒオ・ラモス。上がりまくりというか、上がりっぱなしというか、攻めっぱなしというか。右の大外は端から端までセルヒオ・ラモスの仕事場。これもどこかで見る光景。そう、やっぱりここはベルナベウ。
○左のカプデビラは抑え気味。トゥンカイあたりが怖かったからかな。1、2回上がった程度。
○ついにシルバも使われる。ま、残り15分程だから、調整代わりと考えれば良いか。でも、シルバが出て流れが引き締まった感じがあり、りミドルレンジからのシュートを打ったりして、鋭さも見えた。これで脚が痛んでなければOKです。
○最後にジョレンテ出動。ジョレンテとビジャの2トップ見てみたい。
○ちょっとパッとしないところもありましたが、結果は十分。



イニエスタの代わりでマタが6なのはわかるとして、なぜシルバが5に…


記録
○カシージャス、代表キャップ数単独3位:イエロの記録を抜き、キャップ数90で単独3位。目の前には、102のラウルと120のスビサレッタ。
○2006年11月15日から、30試合連続負けなし。今度のトルコ戦で引き分け以上で、ハビエル・クレメンテの代表監督時に作った記録に並ぶ。
○EURO2008のイタリア代表戦以降、ロシア戦から10連勝中。
○ビジャの連続ゴールは、6試合でストップ。


もしも
代表ウィークのお暇企画なのか、MARCAでは、「代表選手がいなかったらどこが強いでしょう」なんて記事が。フル代表、U-21、U-23代表など、今回の代表ウィークで召集されずにクラブに残った選手たちで、第29節の対戦ごとにスタメン選手を組んでいます。ま、不毛と言えば不毛な企画なんですが。
代表選手を一人も出していないヌマンシア、1人か2人しか出していないレクレ、マラガ、スポルティング、エスパニョール、アルメリアなんてクラブもあれば、バルセロナのようにもはやどのチームかわからないほど人がいなくなってるところもあり。

マドリー:デュデク;サルガド、アグス、ガリー、ドレンテ;フォベール、テバル、グティ、イグアイン、サビオラ、ラウル
あれ、メツェルダーは留守番ではなかったっけ? それはともかくとして、グティから前の豪華なこと。ああモッタイナイ。

バレンシア:セサル;アングロ、アルトゥーロ、モレッティ、デルオルノ;アルベルダ、バラハ、エドゥ;パブロ、ビセンテ:モリエンテス
バックラインが心もとないながら、十分な面子です。ていうか、守備と前線に少々怪我とサスペンションが重なったらこうなりました、って感じだ。


あと3人
スーペルから、バレンシアのスペイン人選手にまつわるネタ。リーガの中で比較的強豪とされるチームの中で、おそらく図抜けてスペイン人選手が多いのがバレンシアだと思います(ビルバオはちょっと特別)。しかもスペイン代表、元スペイン代表も多い。ということで、スペイン人選手の中で代表経験がないのは、あとはパブロとアレクシスだけ、という記事。

○トルコ戦、64分から出場したマタは、バレンシア史上53人目のスペイン代表選手。
○その前は、2007年10月12日にデンマーク戦でデビューしたアルビオル
○この10年ではバレンシアから16人の代表選手を出しているが、そのうちビジャ、モリエンテス、ホアキンは、それ以前に所属していたクラブで代表デビューを果たしている(そうか、ビジャのデビューはサラゴサ時代だったのか)
○現所属スペイン人選手のうち、代表キャップがあるのは15名。アルベルダとホアキンが51キャップで、現在最も多い。
○以下、マルチェナ(49)、モリエンテス(47)、バラハとビジャ(43)、ビセンテ(38)、シルバ(22)、アルビオル(12)、アングロ(11)、デルオルノ(10)、クロ・トーレス(5)、マタ(1)
○ゴール数は、モリエンテス(27)、ビジャ(25)、バラハ(8)、ホアキン’4)、シルバとビセンテ(3)、デルオルノ(2)

スーペルはセサルを忘れてる…。


おまけ

ベネズエラ代表に快勝したアルゼンチン代表。
○マドリーから、ガゴとエインセがフルタイム勤務。
○メッシもフルタイムだー。
○メッシ、テベス、アグエロと先発FW全員ゴール。もう1点はマキシ。
○義理息子のゴールにガッツポーズで喜ぶ義父。
○ベロンはなんであんなにブーイング食らっていたんだろう。

信頼に足る

2009-03-28 09:26:54 | football
バレンシア
シーズン中であればほとんどありえない土日丸々休み、の前日に最後のトレーニングを行ったバレンシア。

一番のニュースはホアキンがボールを使ったトレーニングを開始できたこと。しかも一部ではありますがチーム全体と一緒に。トレーニングの前半に行われたロンド(ボール回し)などをチームの健康なみんなと一緒に実施したようです。その後は別の場所に移動して、ボールを使った特別メニューとなったそうですが、月曜日には通常通りのトレーニングに戻れる見込みとのこと。よかったよかった。

ところで、この日のトレーニングのニュース、公式と他のニュースサイトでは一致しない部分がいくつか。基本的には「公式」である以上信じるべし、と言いたいところですが、なにしろバレンシアの公式は、ニュースを出し惜しみするし、クーマン時代(ソレール時代と言うべきか)は都合の悪いことを書かなかったり、ニュース自体を載せなかったりした前歴があるし(もっともこれはどこのクラブでも似たようなものか)。要するに、公式だからといって、頭から信じないことも必要なようです。ということで、何にひっかかっているかと言いますと、

公式から一部抜粋
ホアキン・サンチェス、レナン・ブリート、フェルナンド・モリエンテスは、プレパラドール・フィジコ(要するに準備をするフィジコというかフィジカルの基礎担当みたいな感じ)と共に個人トレーニングを行った。

スーペル、他各スポーツ紙
GKのレナンも、ピッチでの全体練習に復帰した。

公式より、本日のトレーニングのものと思われる画像

モリエンテスも普通にミニゲームやっていたのでした。百聞(百文?)は一見に…

この日、ピッチに入らなかったのは、ミゲル・ブリート、エミリアノ・モレッティ、ヘドウィグ・マドゥロ、アシエル・デルオルノ。公式によれば、マドゥロとデルオルノは室内でのみトレーニングを行い、モレッティはお熱で帰宅したとのこと。お休み前に熱出すなんてかわいそうに。で、スーペルによれば、全員、月曜日には全体練習に臨めるのではないか、とのことです。


エメリ
金曜日は、基本的に監督のプレスカンファレンスの日なんですよね。普段ウナイ・エメリのインタを訳すことはしないのですが(概要は日本語で公式にも出るし)、公式は相変わらず言葉少ななので、これはlevante-emvから。
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ウナイ・エメリは、バレンシアでは選手たちが「幸福な状態」でいなければならない、彼らがスペイン代表にいるときと同じような「幸せで、信頼があり、団結した状態」であると感じられなければならないと述べた。
彼の意見では、EURO2008での優勝は「高揚感、信頼、幸福感のある状態で、これは選手たちが非常に満足していると感じた状態である」とし、数年前であれば「代表に行きたがらない選手もいたほどだ」と述べた。
「我々はここバレンシアで、選手たちが絶対的に快適で満足した状態を探していかなければならないし、私はそうしていくつもりだ。代表に言って幸せだと選手たちが感じるなら、ここでも彼らがそう感じるようにしてやりたい。」
彼の意見では、「選手たちが100%の力でチームに貢献したいと願うような、信頼と団結、熱狂、情熱で満たされるような、あらゆる環境を作り出すこと」が必要だというものだ。この点について、彼の考えでは、今のバレンシアは「いくつか足りないものがある。選手たちの中にではなく、クラブの中にだ」とのことだ。
その一方でエメリは、ダビド・ビジャとダビド・シルバが翌日のトルコ戦に先発することは「彼らにとって素晴らしいこと」としている。なぜなら代表は「彼らにとっての名誉であり、楽なときもつらい時も、それを守っていくだろうから」。
先週エメリは、バレンシアでは負傷していたビジャとシルバが代表ではプレイすることについて「ばからしいこと」とコメントしていた。このことについて「あれは批判ではない。しかし実際には、不幸なことが起こってしまったということだ」。
代表監督に、ビジャの負傷再発に負荷をかけないように求めるか聞かれ、エメリは、そういったことをビセンテ・デル・ボスケに頼むようなことはしない、と指摘している。
「もし彼がプレイするのであれば、それはそうできるフィジカルコンディションだということであり、デル・ボスケがそうすることがチームにとって必要だと考えるからだろう。もしビジャがそうしたら、素晴らしいものを見ることができるだろう。」
監督は、スペイン代表とバレンシアの間にコミュニケーションが存在していることを明確にしている。クラブの医師はスペイン代表と連絡を取り合っているとのことだ。
エメリは、バレンシアには代表に選ばれるべき多くの選手たちがいる。一方で、例えばセビージャには「十分にはいない」ことが、アンダルシアのクラブからスペイン代表に選手が言っていないことの例だと述べている。
最後に、スペイン代表の選手がバレンシアに偏っていることは認めながらも、代表は選手たちにとっての「名誉」であり、クラブにとっても何か良いものになっているとしている。

(プレスカンファレンスではなく、前日のイベントでのコメントなどについて)
エメリは、クラブにはしばしば嫌がられるような決定を強いられることがあるとしている。たとえば、重要な選手たちを売るということだが、これによって今クラブが直面しているような厳しい状況に打ち勝ち前に進むことができるともしている。
「現在の状況はデリケートなものだと私は理解している。これによって、どんな場合でも、嫌われるような決定を強いられることもある。しかしこれらは、1歩下がることで2歩進むことができる、というような解釈ができる。」
このコメントは木曜日に行われた、バレンシアとカステジョンの経営マネージメントスクールの75周年を祝うカンファレンスでのものだ。
エメリはバレンシアの偉大さを「我々を取り巻く、クラブの外の偉大な重みの認識」と強調し、ファンに対しては「既に持っている以上のプライドを感じること、夢を持ち続けること。今の状況に加えて実現するだろうから。」と励ましている。
監督は常にスポーツ上の心理学の重要さ、さらにフットボールについては「それぞれが持つスピードと強さ」を強調した。
「疑いなく、エリートのフットボール選手であっても、心理面は最も重要な部分だ。周囲の環境から受けるプレッシャーの中で強い希望とモチベーションを持つことが、ポジティブな態度を示すのに必要だ。」
話をしている間、また質疑応答の際に、エメリは自身の仕事を「偉大なグループ」と共に行っていることを強調し、その重要さはカンテラであってもベテランであっても変わらないとした。そして、願うことは、結果の調子をできる限り回復し、良いフットボールをすることが、来シーズンのチャンピオンズリーグへの出場権となる順位で、シーズンの最後を締めくくれるだろうとした。
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長いわりに面白いかと言われるとそうでもないかもしれませんが…。
選手が満足するように幸福感を感じられるようにと言ってはいますが、それはその通りなんだけど、エメリ就任後に追い出された選手たちやほとんど虫干しされない選手たちの存在を考えると、ちょっとなー…とおもったり。
嫌がられるような決定をしても~の辺りは、ビジャやシルバを売るのはクラブが前へ進むためには仕方ないこと、とも受け取れる言い方で、引用した記事ではそこをそのまま記事タイトルにされてしまっています。これも間違った言い分ではないけど……今のタイミングで言うなよ。

調整中

2009-03-27 07:00:46 | football
今週末はF1がシーズンインするし、代表のニュースもあるけど移籍ネタで盛り上がるほうが楽しいし……といった感じの各紙。チームのトレーニングの様子が載るだけありがたいような気がします。

26日のバレンシア。
負傷が長引いているホアキンとミゲルは、やはりまだ別メニュー。来週末、次節はヘタフェ戦ですが、これに間に合うようにと、フィジコと共にリカバリーをがんばっているようです。ホアキンは、ランニングとフィジカルメニュー。まだボールは使えていないようです。ミゲルは、しばらくトレーニングした後、ヒネル医師としばらく話してからロッカールームに引き上げてしまったということで…まだ厳しいのかな。離脱してからもう1ヶ月以上です。遅刻したり、夜遊び帝王だったりのミゲルですが、休養日もパテルナに来ているし、早く治りたいだろうなあ……。
木曜日、他に別メニューだったのは、モリエンテスとグアイタで、ピッチでランニングした後は室内でトレーニングを行ったとのこと。マドゥロ、レナン、セサルは軽いフィジカルの問題で、ピッチに入らず。
それからビセンテがクラブの許可を得て、この日のトレーニングを欠席。理由はまもなくお父ちゃんになるため。おめでとう。


ということで、スペイン代表選手たちがいない上に、これだけ全体練習に参加できない選手がいたわけで、9人の下部組織の選手たちがトレーニングに参加しました。だいたいGKからして、セサル、レナン、グアイタと3人全員がいないのです。これは水曜日も同じ。水曜日はグアイタがバレンシア・メスタージャの試合(セグンダB)に召集されていたし、セサルとグアイタはフィジカルの問題。ホアキンとミゲルは長引いているし、モリエンテスまで別メになってしまった。中断期間だから、緩めの調整もできる、と楽観的な見方をしておこうかと思います。
マドリーは水曜日に下部組織(マドリーCなので、カスティージャのさらに下)の選手たちと練習試合をしていましたが、ラウルは参加せずに別メ。以前も、下の選手たちと練習試合をしたときに、ラウル(そのときは確かイグアイン辺りも)は参加していなかったんですが、これも特にフィジカルに問題があるというわけではなく、負荷をかけない、というだけのことだと思うので。ゆるゆる調整で良いです。

バレンシアは金曜日もトレーニングをした後、土日は休養。
マドリーは、金曜日から3連休らしいです。いいなー。


ひげ

2009-03-25 07:02:40 | football
新ユニお披露目
火曜日、スペイン代表がマドリーに集合しました。で、今年夏に行われるコンフェデレーションズカップ用のユニフォームのお披露目が行われました。トルコ戦でも使うのかな。MARCA TVで、プレゼンテーションの様子と、CM


にゃー



ヒゲ?



ジョレンテとレイナ


11名の選手がヒゲ書かれました。ヒゲは、エキップメント提供がADIDASだからでしょうか。一番似合うのはレイナだろうと思ってたのですが、個人的にはカソルラが一番しっくりきました。ジョレンテ@ビルバオは、ヒゲ書かれても男前です。ビジャは自前のヒゲにプラスアルファ。


マタ
マラガ戦で負傷したイニエスタに代わり、マタが召集されました。おめでとう。いきなりトルコ戦の大一番ですが、今度こそ出場できると良いです。


返さないのか
夕方には初トレーニングがスタート。ピッチでのトレーニングに参加できなかったのは、セルヒオ・ラモスとチャビ。セルヒオ・ラモスは、大腿部の筋肉の過負荷のため室内トレーニング。チャビは右脚のアキレスの踵(たぶん比喩的な意味ではなく本当にアキレス腱からかかとへの部分だと思うんですが)の問題をひきずっており、理学療法を受けたとのこと。
で、気になるビジャとシルバですが、やはり通常通りのトレーニングは無理だったようで、25分間のみの参加。他にバルサのピケが、インフルエンザからの直り賭けということで15分のみのトレーニング。

今のところ代表チームのドクターの見立てでは、どの選手も土曜日のトルコ戦に間に合うと見ているようです。が…ビジャは月曜のバレンシアでのトレーニングでもほぼ回復していたようなので大丈夫かもしれませんが、やっぱりシルバが心配。月曜もランニングだけだったのに。シルバ自身は出たいと言うかもしれませんが、まだ手術した部位に絡んであちこち筋肉に問題が出ているのに無理をして、良いことがあるように思えない。


さっそくマタ合流



最後のひと休み

2009-03-24 21:40:59 | football
マルセロ
実はまだ後半途中までしか試合が見れてません。でも調子に乗りまくりのマルセロは見ました。右脚のゴラッソ、その後も、ミドルレンジからいくつかシュートを試みる。調子良いですね。そんなマルセロのコメント記事。ブーイングについてイケルに励まされた辺りの話が良いです。
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レアル・マドリーのブラジル人選手マルセロは、アルメリア戦で決めたゴールが、苦手な右脚だったことにジョークを言った。

「俺はレフティで、右脚でボールを扱うのは難しいんだ。でもトレーニングのおかげだ。これはペペとのジョークだよ。なぜなら、以前彼が僕に、右脚でゴールするだろう、って言ってたからね。予言だね。ボールが飛んできたから、強く蹴ったんだよ。」
「事態がこうなって俺はすごくうれしいし、ゴールにも満足している。なぜなら、チームは再び勝ち点3を手にしたし、俺らはバルセロナを負かすために戦い続けているからだ。」

マルセロは、レアル・マドリーの中での自身の状況を振り返り、イケル・カシージャスと会話したことが、自チームのファンたちからブーイングを受けるという悪い状況を乗り越えるための助けになったということを認めている。
「俺はイケルと話した。彼は俺にこう言ってくれた。マドリーのファンは、ジダンやロナウドのような選手、それに彼自身にもブーイングしたんだと。ああいう偉大な選手たちにも彼らがブーイングしたのなら、俺にもそういうことが起きるのはノーマルなことだ。人々を納得させ、再び彼らが俺にブーイングしないようにトレーニングをするよ。」

ファンデ・ラモスは、マルセロのポジションをエストレーモにチェンジし、彼の価値を見出している。マルセロは、バルセロナが彼らの時を楽しんでいるのは認めつつも、彼らに勝てる可能性を見ている。
「バルセロナを狩るのは難しいことだろう。しかし、俺たちは落ち着くという意識を取り戻している。なぜなら、俺たちはそれを勝ち取るために力強くトレーニングしているkらだ。今、代表戦による中断期間が入るけど、すぐにまたバルセロナを頑固に追い続けていくだろう。なぜなら、このやり方を俺たちが続けていけば、俺たちが勝てるとわかっているからだ。」
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カウントダウン

MARCAより見安そうに思えたel mundoの順位表。28節終了時。

週末と次の水曜に代表戦を挟むので、リーガは1週間お休み。だいたい毎年この時期になると、最終ステージを前にした総括の記事が出るような気がします。今シーズンもおもしろそうです。
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リーガの中の3つのリーガ
・10試合を残し、リーガは大きく3つのエリアに分裂してきた
・下位では、11チームが降格を免れようと争っている
・バジャドリのみ、どこにも関係なし

リーガ・エスパニョーラの終了まで10試合を残し、各クラブは何のためにこのシーズンを戦っているのかを理解し始めている。順位表は、3つのエリアに分断される。タイトルを争うエリア、欧州を目指すエリア、そして下位。プリメーラ・ディビシオンのカウントダウンが始まる。

●マドリーは、上を目指す意思を維持している
いくつかの恥ずべき数字、他のシーズンならリーガはもうポケットに収まっていただろうが、バルセロナ(69)とレアル・マドリー(63)は、ほとんどミスを犯すことなくタイトルを争っている。グアルディオアラのチームは、5試合を残した34節で、サンチアゴ・ベルナベウを訪れなければならない。この試合が、エル・ブランコの希望の炎を生き続けさせている。
チャマルティンでは、この試合に首位との差を3ポイント以下に縮めて到達したいという目標を描いている(現在6ポイント差)。これは、アスール・グラナに、リーガ・デ・カンペオネスとコパ・デル・レイへの責任を失うことなく、その一貫性を維持することを強要している。

●ヨーロッパ行きは大変だ
セビージャ(54)の勢いは、上位につけて3位を狙う他のチームを引き離しているようだ。マノロ・ヒメネスのチームは、シーズンの最後までこのリーガのみに集中していくだけだ。ただし、マドリーやバルセロナと同様に、最後まで5試合になったところで、エル・マドリガルでビジャレアル(48)と戦わなければならない。
ペジェグリーニのチームは、後方からの追撃を無視することなく、前を見る。実に4チームが勝ち点43で並び、ビジャレアルから5ポイント差につけ、黄色ちゃんたちの失敗を虎視眈々と狙っている。アトレチコ・マドリー、バレンシア、マラガ、デポルティボは、チャンピオンズを夢見ることをわすれないようにしながら、それぞれUEFA杯の2つの椅子を狙って戦うことになるだろう。
キーとなるもの? それは有名になった、リーガの「エベレスト」だろう。ロヒブランコたち(赤白=アトレチコ)は既にトップ4との対戦を済ませたが、バレンシアはリーガの最終段階ですべてのチームと顔を合わせなければならない。マラゲーニョたち(マラガ)とコルニェセスたち(コルーニャ、デポルのこと)は、半分を済ませた。まだ半分残っていることになるが、この2チームは、プレッシャーを受けることなくプレイするだろう。

●3つの椅子に11チーム
下位がこんなに混雑しているシーズンを知っている人はいないだろう。ラシン(10位)からエスパニョール(最下位)まで、実に11チームが首に縄をかけられながら、セグンダへの降格を回避しようとしている。ペリキートたち(ペリコちゃん、エスパニョール22)とソリアの人々(ヌマンシア26)は、やや下に位置する。しかし残りの1つには、わずか4ポイントに集中した8チームのどこかが当選する(ラシン33、ヒホン33、マジョルカ33、ヘタフェ31、ビルバオ31、アルメリア31、ベティス30、レクレ30、オサスナ29)。他のシーズンであれば、数字上の安全圏は43ポイントになる。しかしこんなにも多くのチームで混戦状態であれば、地獄を見るかもしれない……あるいはそれを皆が望んでいるかもしれないが。

●で、バジャドリは?
20チームからなるプリメーラ・ディビシオンの中で、唯一レアル・バジャドリだけが、今シーズンを締めくくるに当たり目標がない状態のようだ。降格圏まで10ポイント、UEFA杯まで4ポイント。メンディリバルのチームは、この先の数試合で仕切りなおし、ヨーロッパ行きの列車にしがみつこうとするだろう。

カレンダーの気まぐれは、リーガのファイナル・ストレートラインが始まる前に、現状を整理したいと望んだのか。リーガは代表戦のおかげで1週間休みである。ボールが再び回り始めるまでの14日間という数字。そしてカウントダウンが始まる……。
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タイトルはバルサとマドリーの一騎打ち。リーガ一本になったマドリーが有利か、CLも国王杯もとモチベーションを上げているバルサか。バルサは少しけが人が多いのが気になるところでしょうか。ていうか、イニエスタ大丈夫…?
マドリーまで9ポイント、ビジャレアルまで6ポイントのセビージャはひとり旅…いや、6ポイント差はわりにあっさり縮まるものだと思います。でも、CLを残しているビジャレアルはこの先が苦しいだろうなあ。ビジャレアルを5ポイント差で追う43ポイントの一団は…どうみてもバレンシアが一番苦しいじゃないですか。確かに、セビージャ、バルサ、マドリー、ビジャレアルと前部残してるなあ…。ちなみにマラガは、現在エベレスト越え真っ最中。先日はバルセロナで遭難。
下位は…ペリコ、現時点でこの差はちょっと厳しいかなあ。マドリーファン的にはお友達だと思っているので、ぜひがんばって欲しいのですが。あと個人的に肩入れしたいのは、オサスナ。先日は、猫のおかげで勝ち点3ゲット。


補足

2009-03-23 21:50:56 | football
今朝のバレンシアの試合について拾ったニュースをあれこれと。

動画

見つけられたのは今のところこれだけ。



前半
悲惨だったらしい。バレンシアのシュートは、1本とか、0本とかいう噂も。


アレクシス
後半開始27秒で2枚目のカードを食らって退場になったアレクシス。各所で「アレクシスへの2枚目の判定は正当ではない」という記事を見かけました。不幸でした……。


災い転じて
ところが、各所の記事が同様に言っているのが、「10人になってからバレンシアが盛り返し始めた」。確かに、パブロの名前なんて前半はほとんど聞かなかったけど、後半はパブロパブロパブロって……最近の試合、前半ダメダメですよね。なんでだろう


ゴール
速攻だったんでしょうか。左右に揺さぶった、ダイナミックなゴールでした。ヨシヨシ。


嘆く人
上に貼った動画の最後の方、アルビオルが軽~~いプレイでペレイラを引っ掛け、ペナルティを宣告された瞬間、エリアに入った辺りで頭を抱えこの世の終わりとばかりに嘆き座り込んでしまったバレンシアの選手がひとり。かわいそうに、誰だこれ……。


緊張が解けたら怒りが倍増
下の記事では、朝出かける前にとりあえず見つけた画像を適当に貼ったわけですが、その後よくよくニュースを読んで、画像が意味するところを理解しました。これはあれですね。言い争い中なんだな、アルベルダとアルビオルが。

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バレンシアの元カピタンダビド・アルベルダとDFラウル・アルビオルは、ラシン・サンタンデールがペナルティを失敗し試合が終わった時点で、言い争いをしていた。セサルが両者を引き離しに割って入り、その後他のチームメイトたちがセサルを助けにやって来た。

既に冷静になった後で、ラウル・アルビオルは言い争いの内容については内密とし、この件を重視しようとしなかった。
「何ということはない、試合が終わったときの論理的にありえる緊張状態だっただけだ。僕とダビドの間には何もない。彼にはチームメイトとして感謝している。僕は彼とすぐにハグした。妻と話すつもりだけど、彼は僕の娘の名付け親になるだろう。」
とアルビオルは試合後にジャーナリストたちに語った。

争いの原因は明らかにされなかったが、それは、ラシンのセラーノが決めそこなったペナルティに端を発する。アルビオルがこの試合のロスタイムの最後の瞬間に与えた最大の痛手、これがアルベルダのこの反応を引き出した。2人の言い争いは数秒間強い調子で続いた。アルビオルとアルベルダがいさかいを起こすのはこれが初めてのことだ。アルビオルと同様に、他の選手たちもこの試合の緊張感が、最後の問題を引き起こしたのだと指摘している。
見たところ、ロッカールームに引き上げるトンネルの中で、2人は既に和解し、握手をしていたようだ。ペナルティに関しては、アルビオルはこうコメントしている。「あれは失敗するだろうと思った。なぜなら、僕たちが勝利を経験してきた中であれは正当ではないと思っていたからだ。」
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ということで、これは下の記事でmiyoさんにコメントしていただいた通りの内容、試合後にアルビオルとアルベルダが言い争いをしていたということです。というかアルベルダがアルビオルに怒った、というのが正しいんだろうな、あの展開から言えば。
ただしこの衝突は長引かず、速攻で2人は和解した模様です。これはアルビオルがアルベルダを常日頃から尊敬しているせいだろう、とはMARCAの記事にコメントした事情通バレンシアファン。だからこそ、試合後のアルビオルは、ちょっと唐突だけど「妻が良いなら、アルベルダに娘の名付け親になってもらいたいと思う(娘さん、生まれたばかりらしい)」なんて発言が出たんでしょう。でもとにかく落ち着いてよ頼むから。あのペナルティのシーンだって、無理にペレイラに触りにいかなくても大丈夫そうだったのに…。

あと、この試合でおそらく一番がんばったであろうセサルさんに、試合後にまで世話焼かせるな。



ベンチでも戦う
ペナルティが宣告されたその頃、バレンシアのベンチでは、クーロ・トーレス、カルレト、モリエンテスが、ベンチの裏に陣取ったラシンファンと口論を繰り広げていた模様。

RTVVのニュースで、ベンチの様子を映していました。
後半ロスタイム4分が表示され、そわそわし始めるベンチ。選手たちは座っていられず立ち上がる。ベテランのモリエンテスは、ピッチでまだ戦う仲間たちに向かって「落ち着いて落ち着いて」という仕草。
しかしここで、まさかのペナルティ宣告。天を振り仰ぐ選手、ベンチに座り込む選手たち…と絶望に包まれかけるところに、背後のラシンファンから野次か何か飛んだ模様。ちょー簡単にキレて激昂するクロ・トーレスやカルレト。他のスタッフたちに宥められる。
そんな中、ペナルティはバーを叩き外れる。大騒ぎ大喜びの控え選手たち。ベンチを飛び出すモリエンテス。そのままファイナルホイッスルで、ラシンのファンと口げんかしながらロッカールームへと消えていく、クロ・トーレスをはじめとした選手たち。

いやもう、熱い。本当に、大きな勝ちでしたよ。


記録(数字はだいたいです)
○約1ヵ月半ぶりのリーガ勝利
○約4ヶ月ぶりのリーガでのフエラ勝利
○約19ヶ月ぶりのリーガでのビジャ抜き勝利
○23試合ぶりの完封


エメリ満足
勝ち点3をあげたことに加え、我々のもう1つの目標であった無失点も達成した。前半、我々は良くなかった。しかし不当な退場があった後、私の選手たちは強い怒りをもって試合を勝ち取りに力を尽くした。これを考えれば十分な満足といえる。ペナルティに関しては、セサルが止めてくれるという自信があった。アルベルダとアルビオルの件は、ニュースではない。ニュースは、このチームが団結して皆が身を寄せ合っているということだよ。


笑顔
そんなこんなでバレンシアに帰ってきた皆さんは、今日は回復トレーニング。明日以降、代表選手はそれぞれドナドナされていき、それ以外の選手は数日間休暇となるはずです。スーペルから雑に要約。

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負傷によりラシン戦を欠場したビジャとシルバは、火曜日には2010年W杯予選対トルコ戦を戦うスペイン代表に合流予定。その回復状態が注目されている。
ビジャは、膝の負傷からの回復の最終段階にある。月曜日のトレーニングでは、ピッチに入ってチームメイトと共に、ウォーミングアップのロンドと、ピッチを小さくしたゲームの前半に参加した。さらに、フィジコと共に、ボールを使わない特別の回復トレーニングも実施した。
一方でシルバは、筋肉の違和感を引きずっている。この日は別グランドで30分間ランニングを行った。

ラシン戦に先発した選手のうち、アレクシスとマヌエル・フェルナンデスを除いた選手たちは、緩やかな回復トレーニングを行った。アレクシスとマヌエル・フェルナンデスは、より負荷をかけたトレーニングを希望し、他のチームメイトと共にトレーニングを行った。ビセンテはピッチに入っていない。
負傷中のホアキンとミゲルは、それぞれの回復メニューを続けている。GKのレナンは、長期間プレイを妨げていた負傷から回復したが、この日はピッチに入っていない。

6試合ぶりの勝利の翌日ということで、ウォーミングアップをする選手たちの間にはジョークが飛び交っていた。選手たちは1日半の休暇を楽しみ、水曜日からトレーニングを再開する。
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勝利の効き目っていうのはすごいもんです

逃げきった!

2009-03-23 02:54:38 | football

08/09 Liga Espanola 1a division Jornada 28
Racing Santander 0-1 Valencia C.F.

バレンシアさんの得点:ファン・マヌエル・マタ・ガルシア様(77)

GK:セサル
DF:アルビオル、マドゥロ、アレクシス(いなくなる)、モレッティ
MF:バラハ、エドゥ(46、アルベルダ)、マヌエルフェルナンデス、パブロ、ビセンテ(72、マタ)
FW:モリエンテス(60、ミチェル)

勝った!勝ったよ!しかも完封だよ!
前半からボコボコに攻められまくりとか、後半開始早々アレクシスが退場とか、最後の最後でアルビオルがPK献上とか、なんかいろいろ障害だらけだったけど勝ったよ!!

…ラジオでこんなに手に汗握ったの、いつ以来だろう…

今日の試合は、同時間開催がマドリーとかプレミアの試合とかいろいろあったせいか、動いている映像はなし。RTVVのラジオで観戦。聴戦?

前半。ひたすらセサル。
とにかくシュートはろくに打てずチャンスもなく(たまにビセンテの名前が出てくるくらい)、一方で攻められ続け、マドゥロがまごまごしている様子が伝えられる。バラハとアレクシスにアマリージャ。
こんな瀬戸際な試合なのに、なんでマタをベンチなんだろうなあ。なんでそんなにトリボーテにこだわるんだ、エメリ。失点が怖いからと3人ピボーテ置いてるのかもしれないけど、現実はボロボロに攻め込まれてるようなのに。
後半。エドゥに代わってアルベルダがIN。なおもトリボーテを崩さない姿勢のエメリ。が、予想外の展開で、それが崩れた。後半開始、即、アレクシスがアマリージャ2枚目で退場。なんですの、それ。アルベルダが最終ラインに下がっているらしいことが伝えられる。
後半の攻撃面、名前が聞こえてくるのがパブロパブロパブロ…パブロがんばってるなあ。
得点は、どこかで映像が見られるかもしれませんが、パブロからマタだったようです。何でもいいです。入れば。マタありがとう。
77分、という残り少なくなってきたところで得点が入ったので、後はバレンシア、ひたすら逃げる。セサルが大活躍している様子が伝わってくる。耐えているらしい様子が伝わってくる。
ロスタイム、実況のおっちゃんのテンションがヒートアップ。ヘタフェ戦以来勝利なし、フエラでずっと勝利なし、と負の記録を数え上げては「ついにこれが止まる!!」と叫ぶおっちゃん(少々脚色入ってますが、だいたいそんな感じのはずです)。

と、おっちゃん、「ペナルティィィィ」。ラシンに、と。そんな、ロスタイムまできて、そんな…。「アルビオルがうにゃうにゃ」とおっちゃん。またアルビオルなのか。またなのか……。仕方がないので、後はセサルに祈る。セサル、止めてください止めてください。

「フエラフエラ!!」

止まった! というか止めたわけではなく、オスカルセラーノが外したわけですが、もう何でもいいですよ。失点してないなら。
そんなこんなで手に汗握ったラスト15分余りなのでした。

次節、マルチェナとアレクシス抜きでどうするのかな。ミゲルが復帰できれば、マドゥロとアルビオルがセントラル……他にいないよなあ。今日のラジオでは、どっちも相当デンジャラスだったんですが、代えようがない。

ていうかモリエンテス、点入れてください。

監督判断

2009-03-22 00:56:29 | football
今節のマドリーは、日曜17時にベルナベウにアルメリアを迎えて……バレンシアと試合時間一緒か。どうせ某WはON AIR!(ライブで放送しているフリをした録画放送。録画ならハーフタイム挟むとかアホな放送しないでほしい)

召集選手が発表されています。

GK:イケル、デュデク
DF:ペペ、メツェルダー、セルヒオラモス、カンナバーロ、エインセ、ミゲルトーレス
MF:ラス、ガゴ、スナイデル、マルセロ、パレホ、ロッベン、ファンデルファールト
FW:ラウル、イグアイン、フンテラール

前節から見ると、サスペンションからガゴが復帰、負傷からカンナバーロが復帰。今週に入ってフィジカルに問題があったラスとイグアインも、召集に入りました。
が。
グティがいない。前節のビルバオ戦を負傷欠場したグティでしたが、今週はチームに復帰していた。負傷による召集外はサルガドのみで、他のコディナ、ハビガルシア、フォベール、ドレンテ、サビオラ、グティは「監督判断による」召集外です。

なんでだ。

Ganar o Ganar

2009-03-21 22:47:50 | football
ラシン戦召集選手
日曜17時キックオフ、ラシン戦の召集選手が発表されています。

GK:セサル、グアイタ
DF:クーロ・トーレス、マドゥロ、アルビオル、アレクシス、モレッティ、カルレト
MF:アルベルダ、バラハ、マヌエルフェルナンデス、ビセンテ、アングロ、エドゥ、パブロ
FW:ミチェル、マタ、モリエンテス

数日前からの報道どおり、ビジャ、ホアキン、ミゲルが間に合いませんでした。シルバも間に合わず、欠場。デルボスケ、これでもビジャとシルバを連れて行く気か。
マルチェナが2試合サスペンションなので、最終ラインは苦しいです。アルビオルを右ラテラルに、セントラルをマドゥロとアレクシスで組むという予想が多いようです。一応クーロも入ってますが。
ピボーテはおそらく2枚、前目に4枚ではないかなあと思います。というかそうしてほしい。トップにマタとモリエンテスを組ませ、左からビセンテ、右からパブロで。パブロ、前節みたいな良い方のパブロでありますように。


Ganar o Ganar
ラシン戦に臨むバレンシアの現状を、選手のコメントを織り込んで概括したASの記事を訳。

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「どんな試合も落とせない、贅沢は許されない。今の流れは非常に長引いているが、できるだけ早くこれを断ち切らなければならない。つまり日曜日に、我々はサンタンデールから3ポイントを持ち帰らなければならないということだ。勝つこと、または勝つこと。それ以外の結果では意味がない。」
これはアレクシス・ルアーノのコメントだが、日曜日のエル・サルディネロでの戦いに重要性を求めるのは、バレンシアのロッカールームから出るどの人物の言葉でもある。

バレンシアの選手たちは、この試合がネガティブな統計(11月9日以降フエラで勝っていない、2月1日のアルメリア戦からリーガで勝てていない)から離れるための曲がり角となり、戦いに勝つことを誓っている。セサルは次のように語っている。
「日曜日、我々はきわめて重要な試合に臨む。そのために、我々は自分たちに関わっているあらゆるネガティブなものから離れ、限りなく勝利を求めて進まねばならない。」
同様のことは、日曜日の試合でセントラルとして先発すると見られるヘドウィグ・マドゥロも口にしている。
「この何週間かの間に僕たちが関係しているあらゆるスポーツ上の問題を前に、我々にできる唯一のことはラシン・サンタンデールに勝つことだ。もちろん簡単なことでは到底ありえないことは理解している。明日の試合では出場しないであろうジギッチやチテ、ムニティスといったフォワードたちの個人の力を超え、彼らは団結を基にした非常に困難なチームだからだ。」

明日の試合で先発に復帰すると見られているもう1人がフェルナンド・モリエンテスだ。彼は、ブランキネグロのチームに訪れている悪い流れを断ち切るためのささやかな貢献をするために、先発の11人に復帰できると信じている。
「ラシンに勝つことは、我々の将来において短期的に絶対に必要なことだ。この試合が終わっても、リーガにはまだ10試合が残っているのは確かだ。しかし、我々と同じものを目指した多くのチームも、同様に戦っている。敗北は我々に大きな痛手を与える。しかし、我々がしなければならないのは、ポジティブに考えていくことだ。なぜなら、我々は勝てると信じているからだ。そうしていけば、我々を取り巻いているあらゆる疑いを晴らすことができる。」

モリエンテスと同様、明日の試合の先発と見られているのがパブロ・エルナンデス。前節の後半30分間プレイしたパブロは、その試合に活気を蘇らせた。パブロは、その良い面を見せ、ゴラッソを決めた。エル・サルディネロでは、負傷中のホアキンに代わり、右のエストレーモを務めるだろう。彼の目標も、他のチームメイトと同様だ。
「ラシン戦が、我々が求めるような試合になるよう望んでいる。良い流れを想定している。なぜなら、今の悪い流れは、元の目標から我々を遠ざけているからだ。でも良い結果によって元に立ち戻ることができる。そのためには、我々はラシン戦に勝たなければならない。」

バレンシアがエル・サルディネロで勝つことは、2つの価値がある。それによって2つのネガティブな流れを断ち切ることができるからだ。その一方で、2月1日のアルメリア戦の勝利から、バレンシアはリーガの試合で勝てていない。さらに悪いことに、バレンシアはフエラの試合で勝てていないのだ。メスタージャから離れたリーガの試合では、実に4ヵ月半勝利がない。最後に勝ったのは、11月9日のヘタフェ戦だ(0-3)。それ以来、6敗(バルセロナ、レアルマドリー、アスレチックビルバオ、マジョルカ、オサスナ、ヌマンシア)2分け(セビージャ、デポルティボ)。この結果、バレンシアの目標は、先日アルビオルが言ったように「2倍のもの」になっている。
「3ポイントを取ることは、非常に重要だし、それがフエラであるからなおさらだ。勝つことは難しい。しかしメスタージャを離れては、より難しくなる。」

バレンシアの最大の目標は、来シーズンのチャンピオンズリーグ圏内入りで、明日のサンタンデールの試合次第で、その目標はより近づきもするしより遠ざかりもする。
「おそらく最終的な順位について話すのは早すぎるだろう。それでも、上位に食らいついていくためには、非常に重要な試合になると言える。」というエドゥの説明は、アルベルダの意見に賛意を示している。アルベルダは、チャンピオンズのQFが始まるのを見て、新たな見方を付け加えている。
「ビジャレアルはチャンピオンズを戦い続けており、QFが始まる。我々がリーガで彼らに接近すれば、彼らは慌てるだろう。」

バレンシアの選手たちは勝利を必要としているが、対戦相手のことを考えると非常に難しい課題であることも承知している(前節5-0で勝利したラシンは非常に良いモチベーションで来るだろう)。またエル・サルディネロのスタジアムは、この数シーズン、バレンシアにとって良い場所ではない。
「非常に難しいピッチで、バレンシアが勝利するにはいつも多大な労力を費やすことを求められる。それを心においておかなければならないが、恐れる必要はない。なぜなら、我々は勝利できるからだ。」とマタは言う。
こうして、バレンシアニスタたちは、ただひとつの目標を持って、サンタンデールに向かう。その目標は、若手のミチェルが言うとおりだ。
「勝つか、あるいは、勝つか」。
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ようやく何か記事を訳す時間が取れました。相変わらず切ないというか、必死さのにじみ出るバレンシアのニュースです。記事内であげられている2つの悪い流れ(フエラで勝ちなし、リーガで勝ちなし)に加え、ビジャもいない、シルバもいない、ホアキンもいない…と良いニュースは皆無に近い状態です。それでも勝つしかない。変な方向に力が入らなければいいと不安もありますが、モチベーションが高まっているのは間違いなさそうで、良い結果につながれば建て直しの良いきっかけになりそうです。


シルバの足首
SUPERから、シルバの状態について。
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選手が手術室に入り、手術を受ける。それは、その選手が、手術が回復するための唯一の方法だと考えるからである。特に左足首への内視鏡手術のような重大なものであれば。この話題の中心は、ダビド・ヒメネス・シルバである。長いリハビリ期間に入る前には、その頭に復帰するときのことが多くあったことだろう。シルバの場合、ピッチから離れていた3ヶ月、気持ちは揺れていたことだろう。そして以前と同じ感覚を取り戻せていない今、疑問がわき始めている。

シルバの「マジック」は、ある日を境に、そのベストの状態を未だ取り戻せていない。良い時には、いくつかの試合で、他のチームメイトたちから飛び抜けていた。しかし安定性を欠き、以前に比べて足首に同じ力を感じられない状態で、シルバは今週、9月16日に彼の足首を手術した、バルセロナのラモン・クガット医師を訪ねることになった。医師はシルバに対し「落ち着くんだ、ダビド。君の状態は良い」と告げている。
クガット医師の確約があるにもかかわらず、シルバはこの数週間、良い感触を持っていない。左足首に強い打撲を受けたことが、骨浮腫の原因となっている。シルバは足首が以前と同じ感触でないと感じているが、医師によれば、それは回復の過程の一部分であり、時間を経ていくことで、再び足首が強く感じられるようになるということだ。つまり、ハムストリングの違和感や、今回の内転筋の違和感は、足首の問題と関係がある。ただし重大なものではなく、治療を受ければ短期間で消えていくはずである。シルバの今すぐの考えは、フィジカル的に回復し、チームを助けること、方向性を正すことにある。しかし数日前、シルバの代理人はバレンシアでフェルナンド・ゴメスと会談しようとしていた(これは直前になって延期された)。シルバ自身は、あらゆる交渉ごととは無縁の場所にいる。
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やっぱり大きな怪我をした後、手術をした後というのは、なかなか元に戻らないものなんでしょうか。12月終盤に復帰して以降、負傷状態でなければ、ほぼ先発で長時間出場を続けてきたシルバですが、完全な状態ではなかった。今は、筋肉のあちこちに無理が出てきているのも、原因は足首の手術からの回復。今週は別メだったり全体に合流したりでトレーニングしていましたが、結局ラシン戦への出場は無理でした。あせらずに、適切な治療を受けながら完全な回復を待ってほしいのですが……この後は、代表戦に連れて行かれる。
昨日、代表召集リストが出た後にエメリがインタビューに答えた中で、「現在負傷中のビジャとシルバがバレンシアでプレイせず、代表でプレイするのは馬鹿らしいことだ。それが偶然であるにしても、我々にとっては不幸だ。」と答えていました。私もこれに同意見で、なんで負傷者を供出しなければならないのか、この状態でプレイさせられたら、悪化して帰ってくる可能性も十分にあるのに、と考えていました。
でも驚いたのが記事についていた読者のコメントで、何を言っているエメリ、代表には出してやるべきだろう、選手を売るショーケースでもあるんだから、といった意見が多かった。インターネットだからどこのクラブのファンでも書き込めるとは思いますが、バレンシアファンらしきコメントでも、こういう意見がある。今のエメリに不満で、その意見に賛意を示したくないのかもしれませんが、相変わらず、選手への敬意を示せないバレンシアファン(一部だと思いたい)には辟易としてしまいます。

飛車角落ち

2009-03-20 12:20:19 | football
木曜日のバレンシアのトレーニングは、例によって「puerta cerrada=非公開」で、なかなか情報が入ってこなかったし、公式にもトレーニング関連のニュースは、ホアキンが器具を使った室内トレをやっている様子のみです。他の様子はテキスト記事頼み。MARCAから。

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バレンシアのダビド・ビジャ、ホアキン・サンチェス、ミゲル・ブリートは、それぞれのフィジカルの問題を引きずっており、日曜日に行われるラシン・サンタンデール戦に回復が間に合うのは「難しい」。またダビド・シルバも、この試合への出場が「疑わしい」。
クラブのメディカルチームによると、ビジャ、ホアキン、ミゲルは、それぞれ好ましい回復を見せているが、ラシン戦でのプレイは難しいとのこと。

膝を痛めていたビジャは、回復トレーニングを続けており、ボールを使ったトレーニングも始めた。ホアキンは腱炎で、1週間治療を受けた後、好ましい回復を見せていることが、水曜日のMRI検査で明らかになった。
ミゲルの回復については「良い」ものの、ラシン戦でのプレイはまだ「尚早」とみられている。ミゲルは臀部の筋肉に問題を抱えている。
他にフィジカルの問題を抱えているのはシルバで、内転筋の過負荷によりこの数日別メニューでトレーニングを行っている。フェルナンド・モリエンテス、アシエル・デルオルノ、ルベン・バラハ、ビセンテ・ロドリゲス、ヘドゥイグ・マドゥロが、通常通りのトレーニングを実施できなかった。しかしこの5名については、少なくともウナイ・エメリ監督の戦力となるだろう。
GKのレナン・ブリトは、数ヶ月に渡った筋肉の負傷から回復したが、「フィジカルの準備」期間であることから、まだ召集とはならないだろう。

バレンシアは、木曜日のトレーニングは非公開であった。金曜日も、ラシン・サンタンデール戦に向けたトレーニングを続ける。土曜日には再び非公開でバレンシアでのトレーニングセッションの後、サンタンデールに向かうことになる。
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ビジャ、間に合わないか…。木曜日時点で「ボールに触り始めた」なんていっているようでは、さすがに無理でしょうか。それでホアキンも無理、シルバも微妙って…相変わらず厳しいなあ。パブロいるしミチェルいるし、と若い力に期待。モリエンテス、いい加減に点決めてください。次の就職先にも響くよ。ということで年寄りにも期待。

Change

2009-03-19 07:01:23 | football
テキストを書いている余裕がないときは、都合の良い画像でごまかす。MARCAに「こんなにチェンジした!」という感じのコンセプトの画像集がありました。選手だけではなく監督も含まれています。一部会長も。
何人かの選手については、子供のころの写真を見たことがあるので、それと比べたら当然ながら面影はあるし、髪型が変わったくらいが大きな変化といった感じですが…ま、皆さん若いです。



タムードかわいいなあ(12年前)



ムニティス、ぴちぴちだなあ(11年前)



イケル細い(9年前)



ホ…(8年前)



アルベルダ@ビジャレアル時代(11年前)



モリエンテス、しわ増えたな…(11年前)



眉。(9年前)

楽しく

2009-03-18 06:31:12 | football
ちょっと今週は忙しくて、あまりじっくりニュースを追いかけている時間が…いや、時間がというより、ネガティブ寄りな内容が多いニュースなど追いかけている気持ちの余裕があまりなく…ま、言い訳を長くしてもしょうがないので、短くトレーニングのニュースだけ。


土曜日の試合の後、2日間のお休みを満喫した、かどうか知りませんが、火曜日からトレーニング再開のバレンシア。
その前日、月曜日はお任せの日みたいな感じで、パテルナで調整する選手が9人いたそうです。ビジャとホアキン、ミゲルは負傷からの回復中、その他に、レナン、カルレト、アルベルダ、マルチェナ、ウーゴ・ビアナ、モリエンテス。

で、火曜日。特筆するような重大な事態が起きたこともなく、トレーニングの内容が興味深かったこともなく…。
ビジャとミゲルは、まだ全体練習には合流できず、個別にランニングなどのメニューをこなしたそうです。ホアキンはピッチには出てこず、室内で理学療法など受けていた様子。それ以外の選手は元気に…してたら、途中でデルオルノがリタイア。腹部に問題とあったけど、外傷なのか内臓的な問題なのかはよくわからないです。

終わっちゃった。

90周年記念のイベントや関連ビデオなど、見ておくべきものはいろいろありますし、火祭りのニノットも見てないし(ビジャとシルバがドナドナされていくニノットは見た)…手が回りません。ていうかイベントしてる場合か?と思ってしまうからいけないんだろうなー。

移籍するな国内と言っていたビジャは「バルサでプレイしてみたい」とかなんとか言ったらしいとか、ホアキンが「バレンシアにとって一番良いのは、ビジャとシルバを売ることで…」なーんて発言してるとか、シーズン後にバレンシアからは16名の選手が出て行くだろうとか…。このニュースの中では、いなくなる人々の筆頭にモリエンテスの名前が出てますが、これは契約が切れる上に更新の見込みがないから。まあそうだろうな。ていうか、お金が残せない選手ですみません、て感じです。
そんな感じでスーペルネガティブニュースなら山ほど転がっておりますバレンシア。トレーニングの様子が楽しそうなのが救いです。




兆しが少し

2009-03-15 23:41:46 | football

08/09 Liga Espanola 1a division Jornada 27
Valencia C.F. 1-1 Recreativo Huelva

バレンシアの得点:パブロ(55)
レクレの得点:カムニャス(83)

GK:セサル
DF:アルビオル、アレクシス、マルチェナ、モレッティ
MF:アルベルダ、バラハ(61、パブロ・エルナンデス)、エドゥ(68、ミチェル)
FW:ビセンテ(75、モリエンテス)、シルバ、マタ

クラブ創立90周年を祝う試合で、記念シャツ作ったり、歴代お偉いさんが揃ったり。仕切りなおすには良い試合だったはずなんですけどね……。

前半は眠かったです。攻められてる場面が何度かあったし、眠かったくらいだし出来が良くないな…と思った記憶が…ちゃんと見てませんすみません。ビセンテが良かったような記憶がうっすらと…。
でもなあ。4-3-3って、有効なんだろうか。中盤を厚くしてボール保持を高める狙いとかあるのかもしれませんが、いくつか現地のマッチレポートを見ても、特に前半は良くなかったようだし、戦術として適しているんだろうか、というのは疑問。どのフォーメーションにしてもダメなのかもしれないけど。後半に入って、パブロとミチェルが入って、それでわりとうまく回るようになった感じがしました。
失点の場面。カムニャスもうまく入り込んだとは思うけど、ディフェンスが2人ついているのに、ドタバタとコケたあげく押さえ切れてないっていうのが、また情けない失点でした。
さらにマルチェナがアマリージャ2枚で退場し、1点ビハインドなのに数的不利、という絶望的に近い状態。でも、だからこそ、追いついたのはえらいし大きかった、と言いたい。途中出場で流れを変えていたパブロが右寄りでドリブルから持ち込み、大きめなループシュートでゴラッソ。この試合、良いプレイをしていたパブロ、結果につながったのは何よりでした。
でもその後、勝ち越せなかったんですけどね。この試合、バレンシアにチャンスがなかったわけではなく、前半からマタやビセンテ、シルバには、何度か惜しいチャンスがあった。後半の終了間際には、モリエンテスの頭にどんぴしゃのクロスが飛んできて、モリエンテスどんぴしゃで合わせたのは良いものの、叩きつけてしまって…決めてたら勝ち越しだったのに。

モリエンテスの出番は残り15分でした。もうそれほどプレスのかかるような時間帯ではなかったこともあってか、ポストの仕事、ゴールチャンスに絡む等、その時間帯でするべきことはしていたと思います。ただ、モリエンテスが出場する前、前半でも、サイドから良さそうなクロスが入るシーンがいくつかありまして、ああもったいない、と思った次第。ビセンテと交代ってのもなあ……。
試合前には、モリエンテスは90分間は無理だろうという記事も見かけたので、先発でなかったのはそのせいもあったんだと思います。ですが、やっぱりエメリが攻撃陣の選択を、効果の出そうな組み合わせではなくて、優先順位的に選んでいる(俗ぽくいうなら上手い順)ように見えてしまうのが、すっきりしないところです。前半45分間機能しなかったのは、選手たちが監督の思うとおりに動かなかったともいえるけど、選手を思うとおりに動かせず結果を出せなかった監督も、修正すべきところはあるんじゃないかなと思うわけです。
でもま、後半はチームとして良くなっていたと思いますし、カーサでぎりぎり面目を保てた。少しは建て直しの芽も出てきたでしょうか。と、思いたい。


悔しがる人





08/09 Liga Espanola 1a division Jornada 27
Athletic Bilbao 2-5 Real Madrid C/F.

ビルバオの得点:ヘインセ(36=p.p.)、ジョレンテ(45)
マドリーの得点:ロッベン(22)、エインセ(34)、フンテラール(47、61)、イグアイン(85=PK)

GK:イケル
DF:セルヒオラモス、メツェルダー、ペペ、エインセ
MF:ラス、スナイデル、マルセロ、ロッベン(67、フォベール)
FW:フンテラール(78、パレホ)、ラウル(64、イグアイン)

サンマメスでの試合らしく、良い加減に荒れた試合となりました。なんでジェステへのロハに文句が出てるんだろうな。正真正銘どついてるじゃないの、イケルを。

先発交代は上に書いたとおりですが、ラウルはまたいつものように不思議なポジションで、ピボーテ付近からサイドのサポートにトップまで、とこなしておりました。ラスの相棒ラウルは、ある意味間違いではなかった…。カピタン、ちょっと疲れていたような感じはしましたが、ここぞというところではしっかりボール(もしくは人)を追い掛け回すのは、本当にお疲れ様です。
下がってくるラウルも含めて、スナイデルとマルセロ、ロッベンも、比較的、いつもよりポジションを入れ替える様子があった、と思います。ロッベン右に張り付いてそれっきり…よりは、少し柔軟性があったような…でもやっぱりロッベン右だなあ。

立ち上がりから先制点が決まるまでは、少し重いような感じがしていました。なのは、CL敗戦後だからというこっちの意識もあるからだろうか。それでもわりと早いうちに先制点が入ったのは、大きかった。スナイデルからの縦パスで、ロッベンがエリア内まで入りシュート。ゴールが決まったあとは、一目散にミゲル・トーレスのところへ。ずっと調子が良くなかったスナイデルが、やっとコンディションを取り戻しつつあって、セットプレイも可能性を感じさせるようになってきているのも良い。
2点目エインセは、立て続けに2ゴール。あっちとこっちと。どっちも豪快に。さらにエインセのp.p.(プロピアプエルタ)のどさくさにまぎれて、ジェステがイケルに乱暴を働きまして、気づいたときにはご退場。ビルバオ荒かったなあ。お互い様で、マドリーの選手たちも、それぞれ各所でそれなりのお返しをしていたようですが。「お」と思ったのはフンテラールで、初めのほうこそ、ガシガシ当たられ削られ大変そうでしたが、ちゃんと身体張ってやり返したり、試合の中で対応できてます。
というかフンテラール良いじゃないですか。後半開始早々に決まった得点は、ラウルの優しいパスから、ゴラッソ。時間的にも良いゴールだったし、やはりFWらしい力はあるなあと思う。さらに4点目は、ロッベンからのプレゼントパス。ロッベン、パスできるじゃん。

交代で出てきたのはイグアイン、フォベール、パレホ。それぞれ、一生懸命だったなー、と思います。イグアインは結果出すのに必死。その分、仲が良いマルセロのPKゲットは良いプレゼントでした。パレホは、中盤に下がり目のラウル、といった感じがするなあ。パスいいですよね。入って早々の豪快なファウル&アマリージャは、そこもひたむきさの表れだと思っています。残念なのはフォベールで、未だにどんなふうになれば生きるのかがわからない……。

マドリーはこれで良いのかと聞かれれば、本当はもっとああしてこうして…となるかもしれませんが、CL敗退の後に、フエラの中でも難しいスタジアムでの勝利。厳しい時期を乗り越えるためのステップとしては、悪くない滑り出しとなったように思います。


手取り足取り引き起こされる。スタンドからモノが飛んできたりしていたので、安全確保のためと思われる。