けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

モドリッチ、La Decimaの後

2014-05-30 06:56:40 | football

モドリッチ
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Q:チャンピオンになりましたが。
M:僕のキャリアで最も幸せな2つの出来事は、マドリーと契約したこと、そしてこのデシマ。道のりは長かったけれど、それだけの価値がある。この勝利で満たされていると感じるし、今は、僕は選手として成功していると言うことができるよ。

Q:すごいお祝いでしたね。
M:朝の8時までね。ベイルが僕を自宅まで送ってくれたんだ。僕はもう寝るつもりでいた。でも家に帰ったら、そこでパーティをやってたんだよ(笑)。家族と友人たちがいて、結局最後は冷たいプールに飛び込んで終わった。それで、どれだけ大きな成功を成し遂げたか、実感したよ。
(早朝に終了したシベーレスのお祝いでしたが、10数名の選手たちはそのまま市内のディスコへ。この「2次会」が朝6時頃からスタートしたそうですから…。)

Q:シャンパンファイトは?
M:したよ。でも1滴も飲まなかった。その代り、ラクダのように水を飲んだ。僕は試合で15kmも走っていて、脱水症状だったからね。それから僕たちは、思い通りに祝った。大変なシーズンだったし、デシマへの途方もなく大きなプレッシャーがかかっていた。でもそれだけの価値があったんだ。

Q:今シーズンは、2回シベーレスに行きました。
M:それが、僕がマドリーに来た理由だよ! タイトルのために戦うということに飢えていたんだ。この感覚はファンタスティックなものだ。マドリーはプレッシャーを作り出す機械みたいなものだけど、勝利すれば、エクスタシーに到達できる。このチャンピオンズは、バルセロナに勝って手に入れたコパよりも良いものだね。

Q:そして今は?
M:僕は、マドリーはもっと良くなっていくだろうと確信している。ラ・デシマはクラブとファンの執念だった。本当に、膨大なプレッシャーを感じていた。今となっては、僕たちはよりリラックスして、より強くなるだろう。このチームは本当に素晴らしい。でも毎シーズンそうであるように、何人か新戦力が加われば、より強くなるだろう。でも僕はそれについては話してはいけないね。

Q:あなたは、今シーズンのスター選手の1人でした。
M:ロッカールームで、この素晴らしい選手たち全員を見つめたよ…それから思った、「お前はこの一員なんだ、ブラボー!」って。そして僕は歌い始めた。聞かない方がいいと思うよ(笑)。

Q:アンチェロッティはとても喜んでいましたね。
M:これまでにないくらい僕は嬉しかった。ものすごく大きなプレッシャーがかかっていたから…そして、監督は常にもっとだ。この試合で、なぜ彼が世界最高の監督の1人であるのかということがはっきり示されたね。後半での選手交代が、試合を逆転させた。偶然にじゃない、彼は監督として3回、選手として2回、チャンピオンズを手にしているんだ。素晴らしい監督というだけではなく、素晴らしい人間でもある。彼が監督で、僕はとても名誉に感じているよ。

Q:あなたは彼のお気に入りの1人ですね。疲れていてさえも、すべての時間でプレイする。
M:(笑って)それが彼の僕への小さな「罰」かもね。彼がPSG監督時代に僕を欲しがった時、僕は行かなかったんだ。僕たちは試合の前にそのことについて話をしたんだけれど、彼は、当時僕がPSGへ行くつもりだと約束していたのに、マドリーが獲得に現れたとたんにそっちへ飛んで行ってしまったと、僕に言ってきたんだ。だから彼に、「あなたがここに来るとわかっていたんです。だから僕は、あなたがやって来る頃には、慣れてより良いプレイができているようにと、先に来ておいたんです。」と答えたよ。

Q:それが、チームを和ませる彼の方法ですね。
M:そうだね。アンチェロッティは、クラブでの毎日の生活を、リラックスしたものにしてくれている。優れたやり方で、プレッシャーをコントロールする。僕たちに自信を与え、常に僕たちを守ってくれる。ロッカールームには、素晴らしい関係があるよ。

Q:ファイナルの試合をどう評価しますか?
M:アトレチコは素晴らしいチームだ。でも、僕たちはこの勝利に値した。あと1分というところでタイトルを逃すのは大変なことだろう。でもそれより前に、僕たちはチャンスを得ていた。僕たちは同点にできると信じていて、それで勝った。難しいものだった、でもだからこそ、その味は格別なものなんだ。皆が、特にこのクラブでの経験がある人たちが言うのは、この試合のことは今後50年間忘れられないものになるだろうと。それもデシマだからというだけではなくて、こういう勝ち方をしたから、ということでもあるんだ。
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ちなみにモドリッチは、代表に合流する前の束の間の休暇ということなのか、アンダルシア地方の海岸リゾート、マルベージャで家族と過ごしているところを目撃されているそうです。


何をいまさら
MARCA曰く、UEFAでは、累積警告が決勝に及ぼす影響を減らす案が検討されているんだとか。準決勝でそれまでの累積がリセットされて、準決勝、決勝が各チームのベストメンバーで戦えるようにする、試合中の退場のみサスペンションになる…という、FIFAの大会なんかではやっていたと思いますが。今更言いだすなら、なんでもっと前に、これまでもそういう目にあった選手はいるのに考えてこなかったのかと。


1試合だと
で、ピッチに飛び込んだシャビ・アロンソですが、1試合サスペンションという処分の可能性があり、そうなると欧州スーパーカップに出場できなくなる、そうです。それはまた困る…と思ったんですが、W杯に参加している選手たちのコンディションが、大会を終えてバカンス取ってチームに遅れて合流して…8月中旬でどんなもんなんだろう、と。公式戦ビッグマッチとなれば皆戦うとは思いますが、アロンソが1人いないから…という問題でもないかもしれないなあ、と。まだまだ先の話ですが。

落ち着いてきた

2014-05-29 07:11:21 | football
2014/2015シーズン
リーガの第1節は8月24日からだそうです。ただしマドリーさんの「公式戦」はもっと早く、8月12日。カーディフで行われる欧州スーパーカップ、セビージャ戦。そしてスーペルコパが8月20日と27日、もちろんアトレチコさんと…。


UEFAの罰則
UEFAは、CLファイナルで試合中にもかかわらずピッチに侵入したことで、シャビ・アロンソに対する処分について、協議を始めたそうです。まあそうだよなあ…本当ならピッチのどこにいてもいけないのに、ベイルがゴールした瞬間、スタンドから飛び降りてダッシュで祝福の輪に突っ込んでいくんだから。ついでにいうと、延長の始まる前にもピッチの中にいたのは許されるのか、疑問だったりするんですが…まあいいか。
処分の発表は7月17日、とだいぶ先になります。サスペンションではなく、罰金くらいで済むと良いですが。
ちなみにシメオネも、試合終了間際にピッチに侵入したことで、処分対象となっています。


6月2日
2014/2015シーズンのユニは、6月2日にお披露目となるそうです。予告ビデオのアクセントカラーがピンクなので…やっぱりピンクなんだろうなあ。誰が着てモデルになっているか、楽しみです…誰が一番似合うかなあ。


ディ・マリアと家族の1年
普段、選手たちのWAGSにはあまり触れない当ブログですが、気になるニュース、心の琴線に触れたニュースを載せるという趣旨もありますので…だいぶ情緒的な内容ではありますが、こんな記事を。
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CLファイナルは、レアル・マドリーの選手たちの間の、様々なイメージ、良い瞬間を見せるものとなった。しかし選手たちの1人にとっては、常に良い瞬間だったというわけではない。それが昨年のディ・マリア。妻のホルヘリーナ・カルドソと共に、彼らの小さなミアの繊細な健康の問題で、非常に辛い時期を過ごしてきたのだ。

幼いにもかかわらず、この小さな子は、生まれた時から生命の危険に直面していた。医師たちは”フィデオ”とその妻に、望みはないと伝えていた。1年がたった今、この2人は小さな娘とあらゆる時間を楽しんでいる。帝王切開により未熟児で生まれたこと、ICUで数か月を過ごさねばならなかったことは、この選手とその妻にとっての悪夢だった。
人生の最初の1年が経過した4月22日、母は、辛い時期を過ごしたあらゆる場面を思い出し、今現在の人生を喜んでいる。このテキストは、彼女が娘に向けた全幅の愛を、Instagramに載せたものだ。

「2013年4月22日、帝王切開は19時に予定されていた。神経質になって、不安、恐怖、ものすごい恐怖……高い確率でこの世に出てこられないということ、同時に重大な結果を招くかもしれないこと。あなたの人生はどうなるの、私の小さな素晴らしいミア!どれだけ泣いたか! あなたはこの世界にやって来た…そして、ICUでの最悪の2か月。
あなたのかわいい顔がケーブルや装置に覆われているのを見るのがどれだけ辛いことか、あなたのお父さんとお母さん以外の誰もわかりはしない。腕に何も抱かずに家に帰ること、お乳が張って痛いこと、これ以上に悲しいことはない。感染症、輸血、あなたの身に何が起こるのだろうと。毎晩枕を涙で濡らし、いつも喉が締め付けられるようだった。あなたを取り戻して、人生が解き放たれるのを待ちきれないでいた。そして次は? 私は確信している、あなたのお爺ちゃんヘルマン、私の大好きな父が、その日24時間、祝福された病院であなたを見つめていただろうということを。2013年6月13日、呪われた13というのは、神が私の父を連れて行ってしまったということ、祝福された13というのは、私の父が呪うのを辞めさせてくれたこと、私の夢のプリンセスに退院が許されたこと。(※このあたり、盛大に誤訳していたので直しました…が、大意が合ってるかもちょっとまだ自信がないです…)

私たちは、ただもう幸せで、あなたを家に連れて帰った! 1年がたって、2014年4月22日。私たちは、あなたが強くて、健康で、快活な女の子だと言うことができる。それから、この人生の素晴らしいファイターだと言うことも。あなたの人生も、私たちの人生も。あなたは、決してあきらめてはいけないということを、そして望むのであれば世界は美しいバラに彩られたものになり得るのだということを、私たちに教えるためにこの世界に生まれてきてくれた。無限に、それをはるかに超えるほどに、私たちはあなたを愛している。 お母さんとお父さんより。」

間違いなく、いくつかの言葉が示す通りの辛い思いが、彼らの娘が生まれた最初の数か月にあったのだ。しかし今、それは忘れられる。いま2人は、彼らの小さな娘をいつでも楽しむことができるし、それは多くの写真が彼らのSNSに挙げられていることで見てとれる。
これが、チャンピオンズ・リーグの「別の側面」。”フィデオ”はこの週末に喜びを経験していた一方で、昨年は、フットボールが一番重要なものというわけではなかった、非常に厳しい時期を過ごしていたのだ。
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誕生が昨シーズン、CLセミファイナルのドルトムント戦の直前で、ディ・マリアはギリギリまで奥さんに付き添ってから試合当日にドイツ入りして……。試合、遠征の繰り返し、移籍話等も持ち上がっていた渦中で、命の危険もあった小さな家族を心配し見守り続けるのは大変だっただろうと思います。先日のベルナベウで、小さな娘さんをだっこして祝福の場面を楽しめていたのが、本当に良かったです。


Hala Madrid y Nada Mas

2014-05-27 03:48:03 | football





報告
25日の夜、マドリーの選手一同は、デシマ獲得をマドリード自治州政府、マドリード市に報告、その後ベルナベウへ移動し、集まったファンに優勝報告…というか、派手なフィエスタ、お祝いをしました。州政府、市庁舎での報告からベルナベウでのフィエスタまで、Youtubeでおよそ4時間の動画がありますので、暇な方はぜひ。もう少し短くならないか…という場合は、2時間20分頃から約1時間が、ベルナベウでのフィエスタです。



画像
マドリー市への報告
ベルナベウでのお祝い
新イムノ

前日のシベーレスのお祝いが終わったのが25日のほぼ朝方ということもあってか、呑み過ぎましたという感じの選手も見たところいなくて、皆すっきり晴々とした感じなのが良かったです(だいぶ前ですが、優勝翌日の報告会に起きてこられなかった選手もいました…もっともあれは、お昼からでしたけど)。
すっきりと言えば、モドリッチが実にすっきり……何か別の小動物になってしまったような感じが……。すっきりではないですが、カルバハルのヒゲが金色に。あれ、後はもう剃るしかないだろうなあ。







ベルナベウでのファンへの報告は、新イムノの披露、選手が1人1人紹介され、ビッグイヤー登場、選手がファンにあいさつ、アンチェロッティのイムノ独唱(カラオケ)、スタジアムをぐるっと回って、記念撮影等……1日たったせいか、ちょっと落ち着いた喜びと満足感といった感じがしました。
この場でお披露目された新イムノ。前から少しずつ情報が出ていましたが、ほぼ全員に近い選手たちが参加して歌っていたんですね(いないのはコエントラン、アルベロア、ケディラ)。映像に出ていないだけで、全員参加だったのかもしれませんが。何かサムイ変な感じになるんじゃないかと多少懸念もしたんですが……意外にいい。加工されてるのかもしれないけど、選手たち(+アンチェロッティ)がちゃんと歌えているし、収録で一生懸命歌っている表情というか一体感みたいなのもいい。
で、さらに驚いたのが、このフィエスタの場でのアンチェロッティの独唱。あの場でよく歌えるなあ…と感心しました。しかも、ほぼ音程外さないで(大きい場所なのでバックの曲とずれたのは仕方ないと思いますが)。だんだん選手たちも一緒になって歌いだして、これも良い記念になったなあ、という感じでした。ま、デシマ補正で見ているからかもしれませんが……。



はー、楽しかった……。長く妄執になっていたデシマを獲ってしまい、喪失感もなくはないですが、イケルが「次は11個めだ!(ウン・デシマ)」と言ってくださっているので、そういうことで。
シーズン通じていろいろな戦いがあり、CLファイナルはギリギリのところでこういう結果になったわけですが、改めて、目標を達成できるいいチームになったと思います。円熟味を増す最盛期の選手たちがいる一方で、まだこれから、力を発揮しきれなかった若い選手も多い。リーガで勝ちきれなかったり、ビッグゲームに弱かった時期もあったり、まだまだ改善、伸びしろがある。来季も楽しみにしていきたいと思います。


そして定位置へ…
26日、「デシマ」はいるべき場所に納まりました。



Cibeles, la Decima ya esta aqui!

2014-05-25 19:59:44 | football






明け方4時過ぎくらいだと思いますが、選手たちがリスボンからマドリーに到着、そのままシベーレスまでパレードをしました。今回、女神様に旗やマフラーを巻いてキスを捧げる役は、ロスタイムに劇的同点弾を決めたセルヒオ・ラモス。相応しい役だという、イケルの心配りかもしれません。
映像はYoutubeにいろいろ上がってきてますし、バイエルン戦の時のような「Bihind the Scenes」がいろいろ出るだろうと思いますが、とりあえずマドリー公式Youtubeのパレードライブが…まだ見られれば。選手たちが映るのは45分ぐらいから。

全般にラモスが目立つのは想定内ですが、モドリッチが弾け切ってるのが意外というかなんというか……もう、今シーズンは素晴らしい働きでした、ありがとうありがとう。

一晩明けて(というかパレード終わった時点で明け方ですけど)、今日25日には、市庁舎等を回って優勝報告、そしてベルナベウで祝勝会を再び行うようです。20時30分市庁舎到着、22時ベルナベウ到着だそうですが……時間押すんじゃないかなー…スペインだしなー…。
まだまだお祝いは続きます。


ここまでの画像をまとめて
いろいろ入り混じったり重複もあるかもしれませんが。
2014年5月22日 リスボンへ移動
2014年5月23日 前日
2014年5月24日 ファイナル
2014年5月24日 フィエスタ、ピッチ上で
2014年5月24日 フィエスタ、ロッカールームで
2014年5月25日 フィエスタ、シベーレス!



アンチェの試合後会見に乱入した選手たち

La Decima!!

2014-05-25 06:23:12 | football

こんな試合になると思いませんでした・・・やりました!!

なんか…まだ十分に実感できてないですが、皆さんのたくさんの率直な喜びのコメント、嬉しいです。先発の選手、うまくいかない中で途中から出て流れを変えた選手、最後まであきらめないマドリーらしさ、120分最後まで走り続ける執念、ベンチやスタンドで戦った選手たち……。表彰され、カップを受け、ピッチで喜びを爆発させる選手たちが、本当に嬉しそうでもあり、ほっとしているようでもあり、しみじみしてしまいました…ほんと、やりましたね!!




2013/2014 UEFA Champions League Final
Real Madrid 4-1 Atletico de Madrid

マドリーのゴール:セルヒオ・ラモス、ベイル、マルセロ、クリスチアーノ・ロナウド

試合は、もう何から書いていいのやら…。
バイエルン戦から、アロンソに代わるのはイジャラだ、と言われていながらケディラが先発に。という窮余の策的な先発が分かった時点で嫌な予感がし、嫌な予感通りの何もできない前半。やはり怪我明けの選手たちのコンディションは十分に戻っているとは言えなかったと思います。クリスチアーノなんてほとんどボールに触れなかったし、走るスピードも遅く、キレもなかった。ケディラも……ボールが入ってもそうそう良いパスが出せないのを読まれてか、うまくいなされているだけという感じで。前半で失点もし、正直「この試合ではまず追いつけない、無理だ…」と悲観して後半を迎えました。
後半、比較的早い時間にマルセロとコエントラン、イスコとケディラが交代。これで流れがぐっと良くなったように感じました。ボールをキープして、前へ、攻撃の形が寄り良い形でできるようになっていったと思います。アトレチコが引いている時間も長くなっていって、これもマドリーにとっては追い風だった。ただ、ゴールに迫る機会は増えていきましたが、惜しい形が何度も作れるわけでもなく、やっぱりもう駄目なんじゃ……と思ったところで、後半のロスタイム。まさかあそこで入るとは。ラモスは何というかもう、本当にすごい。ラモスらしさ、諦めない上に、チームに責任感を強く感じているところが、本当に良い形で出てきたなあと思います。
起死回生で同点に追いつき、試合は延長へ。後は何かもう……脚が思うように動いていないクリスチアーノが最終ラインまで守備に戻っていたり、最初から最後まで走り続けて体力も苦しかっただろうディ・マリアが逆転ゴールにつながる突破とか、ラモスも最後まできっちり守って、カバーして、攻撃に顔出して…と、一体になって戦いきったと思います。
見てる方も苦しかったですし、当然選手たちもチーム全体も苦しんだろうと思いますが、最後に報われた、と思います。本当によかった…。


あと1日

2014-05-24 09:38:20 | football
もう情報の洪水になってますが、とりあえず選手の状況を。




22人が全体練習
前日練習は、試合会場であるエスタディオ・ダ・ルス、ベンフィカのホームスタジアムで、試合時間とほぼ同じ20時30分頃から行われました。通常CLでもマドリーのトレーニングはほとんど公開されないのですが(最初の15分のみとか)、マドリー公式は、ウォーミングアップにミニゲーム…と、ストリーミングでトレーニングの様子を流していましたし、マスコミ等も入っていたようです。

負傷からの回復が心配されている選手たちの中では、クリスチアーノ、ベンゼマはおそらく問題ない様子。ベンゼマはミニゲームでも、特に不安を見せる様子もなかったとのことなので、先発で行けるのではないかと思います。ただ最後までわからないのがペペ。ミニゲームにも参加していましたが、途中で(最後のシュート練習の前)全体練習を切り上げたようです。また映像では、左のひざ下からサポートを付けていたり足首にテーピングを巻きなおす様子があったりで、依然として厳しい状態にある…という感じ。

練習前には、パコ・ヘント、アマンシオ、ミヤトビッチ、イエロ、そしてラウルがスタジアムにチームを訪問(そのままベンチから練習を見ていたようです)。特にラウル、一緒にやった選手たちがまだ多くいるせいか、いろいろと旧交を温め、声をかけている様子でした。








Behind the Scenes


23人
トレーニング終了後、ロッカールームで撮った集合写真。間違いなくトップチームの23人が全員いて、感慨深いというかちょっと感動してしまいました。全員は出られないけど、全員が一緒です。Hala Madrid!

あと2日

2014-05-22 20:44:50 | football
ぺぺは厳しいか
ASによると、バジャドリ―戦でヒラメ筋(たぶん脹脛)を痛めていたぺぺは、今週月曜にランニングを再開した際に、再び痛みを感じたとのこと。現時点で土曜の試合はかなり厳しい状態。
ASが「もし慰めになるなら…」と同じ記事の中に載せていたのは、1998年のCLファイナル2日前に、ミヤトビッチが脹脛に問題を抱えていたということ……もっともこの時は、ミヤトビッチは当時の監督ハインケスに何も言わず、他の誰にも何も言わず、痛みを押して出場しゴールを決めたという……。
一方でベンゼマは、日々回復しており、明日の直前練習での様子を見て判断することになるだろうとのこと。左脚ハムストリングに張りを抱えていたベンゼマは、ここのところ毎日2回のリカバリーセッションをこなし、プールでのトレーニングも続けてきたそうです。こちらはぎりぎりでも間に合うんじゃないか…と、希望も込みで。

公式画像から、クリスチアーノは今日の全体練習に加わっているようですね。ベイルも2日目。再発がなければ、この2人はたぶん大丈夫、でしょう。


イジャラ、トレーニングと同じように
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レアル・マドリーの選手たちのモチベーションを上げようと作られたある動画が、インターネットに出回っている。その中に、シャビ・アロンソがバイエルン戦でファウルを犯し、重大なイエローカードを受けるシーンがある。「君の眼を閉じさせたい、君の兄弟のことを考えさせたい。彼は今夜君と一緒にそのフィールドに飛び出したくてたまらない。」という声が、シャビが手で顔を覆ってミュンヘンのピッチに倒れ、運命を嘆くシーンに被る。シャビは、チームメイトを勇気づけるためにこの動画をリツイートしている。マドリディスもすべてが、このイエローカードを悔いている。しかし唯一、ある人生をまったく変えるものともなっている。イジャラメンディだ。彼の役割は、二番手から、今やアトレチコとのファイナルにおける主役の1人となっている。24歳の彼が、これまでこのレベルの試合で、こんな状況になったことはないだろう。彼はとても物静かで、友人たちとは冗談を言い合い、アニマル・ドキュメンタリーを好む若者だが、明後日はマドリーの中心に、つまりこの世界の中心に立つことになる。
火曜日、トレーニングがマスコミ向けに公開された。選手たちがのんびりと引き上げてくる時、ラモスがケディラの背後からアルベロアとふざけたりするように、他の選手たちもそれぞれのペースで戻ってきていた。おそらくは、この先のことを考えながら。シャビは、このところそうしているように、イジャラメンディの隣を歩いていた。イジャラを守り、勇気づけ、自信を与えなければいけない。アロンソと同じくらい良い選手になれるのだと教えてやらなければいけない。シャビが彼の守り手、彼にアドバイスを与える役だ。アルベロアは、彼を最も元気づけているうちの1人だ。そしてカシージャスも、冗談を言ったりからかったりして、彼が快適にいられるようにしている。このバスクのメディオセントロほど皆に目をかけられている選手はいない。今のマドリーで、これほど守られている選手はいない。

「彼はフットボールをするために生まれてきた、ごく自然に試合を理解している。誰も何も説明する必要はない。」と、当紙に確約するのは、現在トレドの監督であり、レアル・ソシエダの下部組織時代にイジャラメンディを指導したイマノル・イディアケス氏だ。イジャラは、負傷していたシャビ・アロンソに代わる存在として、また彼から学ぶために、サン・セバスチャンからやって来た。現在24歳の彼は、スペインフットボール界の若き宝石の1人と考えられている。唯一欠けているのは、ビッグクラブで鍛えられること、そしてそのポジションで必要とされる個性を手にすることだ。彼がやって来たとき、OKだ、彼は素晴らしいと考える人たちもいた。しかしレアル・マドリーのようなチームでプレイすること、彼が占めるべき重大なポジションでプレイすることは、簡単なものではない。シャビがピッチにいるときは、誰も気を抜くことはできない。彼は他のポジションを操り、チームをひとつにし、中盤で攻撃に逸る仲間を押しとどめる。全員が攻撃の精神を持っているために。このクラブでここまでのイジャラは、まだこうしたことはできていない。

「トレーニングと同じように、イジャラ、トレーニングと同じだ。」これは、この数日チームの他の仲間たちが繰り返していることだ。バルデベバスで行われる、ピッチを狭くした1タッチ2タッチに制限されたミニゲームでは、イジャラメンディは他のチームメイトのほとんど誰もができないような基準を示して見せている。「彼はスペースと時間を把握している。その瞬間に正しい決断ができるようにしているようだ。」とイディアケス氏は話している。
しかし実際の厳しい試合では、そうラッキーには進んでいない。イジャラは、カンプノウでは素晴らしい試合をして見せた。ラモスに代わって出場し、チームに意味を示した。これは彼にとって素晴らしい時だった。こうした素晴らしい日があった後、彼はボルシア・ドルトムント戦でミスを犯し、ベルナベウでのバレンシア戦ではハーフタイムで交代になった。彼を知る人々は、これは「心理的な影響」で彼が「ナーバス」になっていたと言う。しかしまた、彼が本当にファイナルでプレイしたいと思っていること、マドリーにいるだけの価値があると示したいと思っていること、この12年間で最も重要な試合に先発したいと思っていることも、強調されている。最悪の時に、フットボール選手としてのパーソナリティが見える。そしてイジャラは、自身の価値を証明したいと望んでいる。「イジャラは良い感じで、落ち着いて、自信を持っているように見えるよ。」と、トレーニング後に寄せられたイジャラメンディについての質問に対し、アンチェロッティは答えている。アンチェロッティはしばしば、彼をより前目のポジション、フットボールを見るのにより負荷のかかる位置に起用してきた。土曜日はシャビの位置、トレーニングと同じだ。
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12年前、君たちは
MARCAの記事。「ノベナ(9度目のCL制覇)」の時、選手たちは何をしていたか?というのが、トップチーム全員分まとめられていました。
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カシージャス、ベンチスタートで、最後にはヒーローに
当時20歳。既にオクタバ(2000年、8度目のCL)も、手にしていた。グラスゴーでのファイナルはベンチスタートだったが、負傷したセサルに代わって出場し、決定的な仕事をした。
(奇跡的なセーブしまくりで…本当に神が懸ってました)

ディエゴ・ロペス、セグンダBのアルコルコンで鍛えられていた
当時20歳。前シーズンにレアル・マドリーと契約し、このシーズンはセグンダBのアルコルコンにローン移籍していた。

ヘスス、地元のチームでGK
当時13歳。マドリード郊外、バリオ・デル・ピラールのADアダルベでプレイしていた。

アルベロア、レアル・マドリーと契約したところ
当時19歳。01/02シーズンにサラゴサからやってきて、マドリーのカンテラ、具体的にはフベニールに加入したところだった。

カルバハル、レガネスのレマンでサイドとしてプレイ
当時10歳。レガネスのレマンでプレイしていたが、ほどなくマドリーに加入。

セルヒオ・ラモス、セビージャの下部組織でブレイク中
当時16歳。ホアキン・かパロスは、既にこのセビージャの若者に目をつけていた。トップリーグデビューを果たすのは2年後の事。

ペペ、マリティモで既に注目を集め始めていた
当時19歳。ポルトに移籍する前で、ポルトガルのマリティモでプレイしていた。その後、マドリーに移籍する。

バラン、地元のチームで楽しんでいた
当時9歳。彼は、リールのAS Hellemmesで、キャリア初期のフットボールを楽しんでいた。2002年の夏、リールからのオファーもあったものの、ランスの下部組織に加わった。

ナチョ、既にマドリーのカンテラに所属
当時12歳。マドリーの下部組織で、そのキャリアをスタートしていた。

コエントラン、リオ・アヴェの下部組織で育っていた
当時14歳。ベンフィカに加入する以前の所属だったリオ・アヴェの下部組織でプレイしていた。

マルセロ、フルミネンセと契約
当時14歳。マドリーのラテラルは、既にフルミネンセのスカウトの目に留まっていた。

シャビ・アロンソ、既にレアル・ソシエダでプレイ
当時20歳。1999年に国王杯でデビューし、既にサン・セバスチャンのチームでプレイしていた。

ケディラ、シュツットガルトの下部組織で経歴を積んでいた
当時15歳。95年にシュツットガルトに加入し、2006年にトップチームでデビュー。

モドリッチ、ディナモ・ザグレブと契約
当時16歳。ディナモは彼を獲得してモスタールへとレンタル。そこで2003年8月にトップリーグでデビューする。

ディ・マリア、ロサリオでのデビューに近づいていた
当時14歳。ロサリオ・セントラルの下部組織を騒がしていた彼は、わずか3年後にトップデビューを果たす

カゼミロ、サン・パウロに加入
当時10歳。サン・パウロは既に、偉大な将来が約束された彼と契約を済ませていた。

イジャラメンディ、ちょうどラ・レアルに加入したところ
当時12歳。ラ・レアルのトレーニング場があるスビエタにいた。

イスコ、アトレチコ・ベナミエルで魔法を作っているところ
当時10歳。アトレチコ・ベナミエルで頭角を現そうとしている子供だった。

クリスチアーノ、スポルティング・リスボンでのデビューまで3か月
当時17歳。2002年8月14日に、インテルとのCL予備予選でデビューを果たした。

ベイル、フットボールと陸上と
当時12歳。彼はサウザンプトンの下部組織でプレイし、また陸上競技にも参加していた。

ベンゼマ、リヨンのアカデミーに
当時14歳。リヨンはすでに彼を獲得していた。3年後にデビューを果たす。

モラタ、学校でゴールを決めていた
当時9歳、この若いストライカーは、エル・プラドの小学校でプレイしていた。

ヘセ、ラス・パルマスのエル・ピラールで、ゴールをしていた
当時9歳。小さな町、エル・ピラールでのいたずらっ子だった。
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こうしてみると改めて、年齢差ありますね。

静かな、あと3日

2014-05-21 22:55:49 | football

昨日の、マスコミ向けオープンデイとは打って変わって、ほとんど情報が出てこない水曜日。トレーニングはいつも通り11時から行われましたが、公式が載せている画像も少なめです。で、その画像から推測できるのは、ベイルが全体練習にいること、クリスチアーノとベンゼマ、ぺぺは全体練習にいないこと…。

昨日の選手たちのプレカンから、公式にほんごがまだ載せてないっぽい選手たちの分を。

ダニ・カルバハル
ファイナル
「今シーズン最大の試合、僕たちは勝利のためにすべてを出し尽くさないといけない。」

成長
「僕にしてみれば、8か月前に、チャンピオンズを獲るなんて考えられないことだった。でも何事もやって来るもの。謙虚な気持ちを持って、挑戦していかないといけない。ファイナルは、小さな違いで決まるものだ。最もミスが少なかったものが勝つ。」

アトレチコ
「彼らは、リーガを制した後で、熱狂と希望を持ってやって来る。タフなチームで、どんなボールに対しても戦ってくる。同じようにやっていくこと、全力で向かっていき、ボールを与えないことだ。」

これまで
「僕がチャンピオンズを手にできた時に、もし僕たちがそうできたら、その時に過去のことを考える。その時にこそ、ここまで到達できたって価値があるんだ。」

ファン
「リスボンでは、ファンが12番目の選手になってくれると確信している。僕らには、彼らが必要だ。」


イスコ
仮にベンゼマが間に合わなかった場合、(モラタではなく)ファーストチョイスになるのでは…という話もあります。

トレーニング
「チームには素晴らしい雰囲気がある。僕たちは準備ができているし、すぐにファイナルがやってくるのは、さらに良いことだ。」

ファン
「僕たちみんなが考えているのは、ファンも選手の1人にならなければいけないということ。僕たちは常にみんなの応援に気付いている、コパのファイナルでもそうしてくれたようにね。」

最近の状況
「まだ落ち着いているよ。ファイナルが迫ってくれば、ナーバスさも増していくだろうけど。デシマを持って帰れるよう、願っているよ。」

この12年間、CLを獲れなかったこと
「マドリーは、チャンピオンズのファイナルに出ていない、ということに慣れていない。今シーズン、僕たちは素晴らしいCLの戦い方をしてきた。僕たちは1つのチーム、魂を見せなければならいし、デシマをここへ持ってくることができるはずだ。」

マドリーの武器
「ビッグゲームでは、僕たちは強く、助け合うチームであらねばならないとわかっている。そしてそれが土曜の試合での鍵だ。強い野望と、謙虚さを持ってプレイする、ということだ。」

アトレチコ
「彼らがどういうシーズンを戦ってきたか僕たちはわかっている。リーガを獲った以上の士気を持ってくるだろうし、僕たちは彼らと同じだけのインテンシティを持たないといけない。」


「チャンピオンズリーグのファイナルでプレイするのは夢だよ。僕にとっても、子供たちにとってもね。僕たちは、長いこと待っていたんだ。」

ファンへのメッセージ
「行く人もそうでない人も、デシマのために僕たちが魂を示すことを、彼らは疑っていないよ。」


シャビ・アロンソ
自身の代役について
「僕は監督ではない、選手だ。全員が準備ができているし、監督が最終的に決めることだ。」

出場できないこと
「最後にはこの事実を、少しずつ消化していくことになるだろう。試合の日が来たら、少し辛い思いをすることになる。でも今は落ち着いているよ…。」
「僕たちはとても強い意欲、強い願いを抱いている。チームには、僕たちが手にしたこのチャンス、こういった大きな試合の熱狂がある。何年にもわたって「デシマ」について語られてきて、僕たちは今、必死になって手に入れるべきファイナルに到達している。とても難しい試合になるだろう。僕たちには、ファンのサポートが必要になる。」

アトレチコについて
「彼らは素晴らしい対戦相手だ。リーガでもチャンピオンズでも、今シーズンを通じてそれを示してきた。彼らには、優れたチーム精神と共に、強い信念がある。本当に強烈なファイナルになることだろう。」

クリスチアーノの登場を待ち望んでいること、勝負は中盤にあること
「中盤が戦いの場だ。守備の面でも攻撃の面でも、些細な点に意味があるかもしれない。でも、中盤を制することが、試合を勝ち取るより大きな可能性につながる。」


あと4日

2014-05-20 21:57:35 | football

火曜日のトレーニング
今週2日目のトレーニング。レアなことに今日はメディア向けのトレーニング公開日とのことで、Youtubeでは、レアル・マドリーTVの練習中継が見られました。まだ見られるかな。


月曜に室内別メ調整だった中から、ディエゴ・ロペス、バラン、ディ・マリアが全体練習に復帰しました。クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ベイルは、未だ個別メニュー。とりあえずロナウドは、ピッチでランニング等していたようですが。バランが問題ないようで、そこはほっとしていますが、ペペのニュースがない……。アンチェロッティのプレスカンファレンスでは、

〇ベイルとクリスチアーノはプレイできる
▼ぺぺとベンゼマは、今日の時点では、No
「彼ら2名はどうなるかわからない。私は楽観的にも悲観的にもならない。今の時点では、彼らはプレイできないだろうということ。最終的に決断を下すことになるだろう。このファイナルに向けて、彼ら2人の件だけが、唯一の問題だ。もしぺぺが間に合わなければ、バランが彼のポジションに入る。」

ペペ……。

選手たちのインタビューもたくさん出ています。全員分はさすがに無理ですが、何人か、いけるところまで。

クリスチアーノ・ロナウド
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フィジカルの状態
「素晴らしい感触だ。試合には、100%に戻れると思うよ。」

リスク
「ファイナルを逃したいと思う人なんていない。望まれてきたファイナル、2年にわたって求めてきたファイナルだ。重要なものだ。でももし体が許さないなら、世界の終わりにはならない。でも出場するつもりだ。十分に自信があるし、満足してもいる。」

負傷してシーズンを終わる
「そういうこともある。トップレベルの選手が多くのトレーニングと試合をこなしてきたんだ。時には体がネガティブな反応を示すこともある。残念なことに僕は問題を抱えてしまったが、それはよくあることだ。どんな選手も問題を抱えている。ビッグプレイヤーたちも負傷していた。重要なのは、僕自身が感じていることだ。」

重要な試合
「とても重要なものだ。こういった試合のために僕たちはシーズンの間トレーニングを積んできたのだし、僕は嬉しく思っている。望むのは、僕たちが頂点に立つこと、そしてファンが僕たちと共にあること。それからポルトガルの人たちも。僕には彼らが必要だ。」

アトレチコは、彼らが本命だと言っている
「彼らが、自分たちが本命だと言っている? そうだな、ピッチの上でどうなるか見ていこう。」
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本日33歳の誕生日、イケル・カシージャス
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メディア向け公開日
「今日はいつもとは違うけど、こういうのが毎年あると良いかもね。」

土曜日に向けて誕生日プレゼント
「土曜日は特別なプレゼントと言えるだろう。僕たちは偉大な相手と対戦する。チャンピオンズ・リーグを勝ちたい、でもとりわけ、マドリディスモのためにね。僕たちはかつて、またどのチャンピオンズ・リーグでも、それに値する存在だ。以前のことはほとんど覚えていないほど長い時間がたった。2度チャンピオンズを獲ったけど、僕は19歳、21歳だった。格別な経験になるけど、僕はその時よりも熱い思いを感じている。」

カップを掲げること
「特別な時になるだろうね。2つのタイトルを獲れるのは本当に素晴らしいことだし、そうなればと願っている。」

特別なこの週をどう過ごすか
「他の週と違うとは思わないことだ。でも、僕たちは試合に向けて良い形で準備をしている。特にファンの皆が祝うことができ、シーズンの最高潮にいられるよう願っている。」

マドリディスモへのメッセージ
「僕たちが成し遂げてきたことに誇りを感じてほしいと望んでいる。素晴らしいショーになることを願っているし、皆が一緒になって喜べること、それが僕たちが望んでいることだ。」

カップを掲げるのをイメージする
「この20日間、想像してきた。夢を見て、そう思うことができる。でも現実は、アトレチコが非常に強い相手であること、とても難しい試合になるだろうということ。小さなディテールがある。」

可能性は
「僕たちには、CLを獲得する50%の可能性がある。僕たちは、多くの可能性がある2つのチームで、よりうまくやった方がタイトルを手にする。」

クリスチアーノが100%ではないと思うか
「まだ日があるし、クリスチアーノがチームを助けたいと思う渇望も、彼の素晴らしい働きも分かっている。確実に僕らを助けてくれる。」
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月曜の昼食
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月曜日のシウダ・デポルティーバは、いつもと違う日だった。選手たちは朝バルデベバスにやってきて、朝食をとりトレーニングをする。しかしトレーニングと理学療法士のベッドの上でのストレッチの後、駐車場に向かい車をスタートさせる選手はいなかった。
カルロ・アンチェロッティは、バルデベバスのレアル・マドリーの施設で、昼食会を企画したのだ。イタリア人監督は、ファイナルに向けたこの週最初のトレーニングの日を、こうして準備したのだ。ピッチの中で…そして外で。
コーチ陣が目指したのは、この12年間で最も重要な週に、チームの一体感を高めることだった。アンチェロッティが望んでいるのは、チーム内に良いハーモニーをもたらし、また冗談を交わすことがリラックスを促し、これらが選手たちの間のつながりを強めるということだ。
チームはこの1週間をいつも以上に共に過ごすことだろう。なぜならこの日以降、マスコミ対応などで多くの選手がシウダ・デポルティーバで多くの時間を過ごし、木曜の午後には、バルデベバスでのトレーニングを終えてリスボンに向かうことになるからだ。コンセントレーションを行い、ポルトガルの首都にあるチボリ・ホテルで、2晩を共に過ごすことになる。
バルデベバスでのこうした昼食会は異例のことだ。コーチングスタッフたちは、通常は毎日のランチをここのダイニング・ルームで摂るが。しかし今回の機会は良いものだ。カルロはすでに3回の欧州カップファイナルを経験し、選手たちの一体感が要だと理解している。
アンチェロッティは、この種の集まりの力を信じている。シーズンを通じて、既に食事会を企画していた。選手たち同様、バルデベバスの職員たちも呼んで。ある夜には、彼自身が全員を招待した。選手たち間でも、何度も集まりが開かれている。しかしバルデベバスの外、街でも指折りのレストランでのことだった。カピタンの1人であるセルヒオ・ラモスも、チームメイトとの食事会を何度も開催している。
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負傷から、62日:MARCAの記事
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ヘセもリスボンでプレイする。グラン・カナリア出身のヘセは、土曜日のファイナルでは、試合前にはチームに付き添って彼らを元気づけ、そして、シベーレスでタイトルを掲げる願いを抱いていることだろう。
彼は試合のある土曜日にリスボンに移動し、その「3日目」のトレーニングに間に合うようにするだろう。チーム自体は木曜の午後にリスボンに移動して、試合後の土曜日の明け方まで、戻ってこないためだ。プランに変更がなければ、ヘセはこれまでそうしていたように木曜と金曜はダブルセッションのトレーニングを実施し、土曜の午前中に移動することになるだろう。
ヘセの登場は、チームの仲間たちへの精神的な後押しを意味する。膝の靱帯断裂とその後の感染症の影響で、ヘセは今シーズンのビッグゲームにはこれまでいっさい帯同できなかった。彼は、メスタージャでのコパのファイナルと、その後に続いたお祝いでの、唯一の欠席者だった。しかしアンチェロッティはヘセのことを忘れないでいた。選手たちに見せられるように、彼に(メッセージの?)動画を作ってくれるよう頼んだほどだ。またロッカールームでは、ヘセが優勝の喜びを分かち合えるように、セルヒオ・ラモスがビデオ通話で彼に連絡を取った。
このマドリーの20番が、ファイナルを前に、チームの仲間たちに言葉をかけたいと思うのは、驚くことではない。わずか数か月で、ヘセはロッカールームからの愛情を手にしていた。特にイケル・カシージャスやセルヒオ・ラモス、クリスチアーノ・ロナウドといった中心選手たちから。彼らは愛情をこめて、ヘセを「Bichito(小さな虫)」というニックネームで呼んでいる。

バルデベバスとカナリア諸島
当初は、ヘセは手術を受けたアウグスブルクのクリニックで、リハビリを行う可能性も考えていた(既に回復したケディラ、現在はビクトル・バルデスもリハビリをしている)。しかし最終的に、何度か検査に出向く必要はあるが、ヘセはバルデベバスに残ることを決めた。
2週間前に地元のカナリア諸島で10日間を過ごしたヘセは1秒たりとも無駄にしたり、朝も夜も、シウダ・デポルティーバでの約束を欠かすことは望んでいない。昨日もそうだった。炎症は完全に収まっている。今は、膝の反応、体重を取り戻して筋肉を維持すること、そして忍耐強くあることが求められている。
そのため、ヘセはこの夏の大部分をバルデベバスで過ごすことになるだろう。ケディラが、彼にとっての最高のお手本になる。このドイツ人は軍隊式の鍛錬を課され、そして既にピッチに戻っている。ケディラが膝を痛めてから6か月以内、25週間146日でのことだった。ワールドカップに間に合って、かつ1か月の余裕ができた。

息抜き…影と共に
ヘセは、夏の間の何日かはカナリア諸島に帰り、親しい人たちに囲まれ、気分を入れ替えるだろう。多くのリハビリに耐えた後で、海岸や海で、自身がグラン・カナリアの人間だと感じられるように。そこでは、過去数週間、ヘセがカナリア諸島に帰っていた間も一緒だった、常に彼が信頼するフィジオが付き添うことになるだろう。彼の名前はカルロス、ロッカールームではチャーリーと呼ばれている。

彼が戻ってくる日について考えるのはまだ早すぎるだろう。今は、ヘセは毎日のことに集中していくだけだ。そしてその中には、今度の土曜日のリスボンでの、マドリーがデシマを勝ち取る日も入っている。
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シーズン最後の1週間スタート

2014-05-20 07:15:22 | football



シーズン最後の1週間スタート
月曜日、最後の目標に向けてトレーニングが再開されました。全体練習に出てこられず、室内で調整したのは、ディエゴ・ロペス、バラン、ペペ、ディ・マリア、クリスチアーノ、ロナウド、ベンゼマ。週の初めなので、負傷が残っている選手と軽い調整に留めている選手が混ざっているのだと思います。そう信じてます。ちなみに、月曜朝にバルデベバスに入るところでASにつかまったアンチェロッティ曰く、「(クリスチアーノ・ロナウドとベンゼマ)彼らはプレイできると思うよ、どちらもね。」と、楽観的なコメント。

負傷者の状態を伝えたMARCAの記事によると、
・ぺぺは負傷から回復を続けている。問題が起こらなければ、ファイナルには間に合うだろう。
・クリスチアーノも間に合うだろう。日曜に検査を受け、深刻な問題になるような点は見つからなかった。
・ベンゼマは、より問題が大きい。ハムストリングに張りがあり、これ自体は深刻なものではないが、違和感はありファイナルまでに100%に戻るのは難しいだろう。


ヘセもファイナルへ
月曜のトレーニングについての公式記事には、実は、室内調整をしている選手たちの名前の最後に「ヘセ」とありました。地元でリフレッシュし、リハビリした後、マドリーへ戻ってきているようです。MARCAによると、ヘセも、ファイナルではリスボンを訪れてチームを応援するだろうとのこと。


おまけ
公式(スペイン語)のトップページ。ラウルがいるなあ…と。

2013/14 リーガ終了

2014-05-18 10:43:41 | football



2013/14 Liga Espanola Primera Division Jornada 38
Real Madrid C.F. 3-1 Espanyol

マドリーのゴール:ベイル、モラタ×2

試合直前のウォーミングアップ中に違和感を感じて、先発予定だったクリスチアーノ・ロナウドが離脱。イスコが急遽ウォーミングアップして、先発しました。GKはイケル、DFはカルバハル、バラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ、中盤にケディラ、イジャラ、イスコ、前目にディ・マリア、ベイル、ベンゼマ。コエントランは召集外、ロナウドの直前離脱で、アロンソが召集外から急遽ベンチ入りへ。
負傷者も多く、バイエルン戦以降のキレのなさはまだ続いている…といった感じの試合でしたが、とりあえずここまでの3試合との大きな違いは、なんといっても勝ったこと。チーム全体、試合全体としては褒められたものではないかもしれませんが、選手たち個々の働き、見た感じのモチベーションは、良さが見えてきたかなということも、とりあえず来週に希望をつなげられそうな感じがしました。不安は不安ですが。
試合はマドリーが優勢に支配していましたが、またもゴールが入らない。シュート自体減ってる感じがしますし、惜しいチャンスがあっても「ベンゼマあああ」みたいな…。前半のうちにゴールが決まっていたら、もう少しまとわりつく重苦しさや不安みたいなものも、軽減できたんじゃないかなあ…。

CLファイナルに出られないシャビ・アロンソの代わりの第一候補だと言われながら、アロンソと一緒に起用されてきたイジャラメンディが、アロンソ抜きで先発し本来のポジションである中盤底へ。最初の頃はやっぱりまだ不安なのか出すパスが消極的だったり、半端な動きをしている感じもありましたが、やがて良いプレイが見られるようになっていったのには、何というか、ほっとしました。いくつかサイドへ展開する長めのパス、前線へ突き刺すようなパスもあったし、守備でも、CBが上がったりポジションを変えると、すっとそこを埋めていたり……アトレチコ相手にどこまで耐えられるかわかりませんが、ケディラの試合勘がまだまだに感じられたりすることを考えると、これはもうイジャラでいくしかないだろうと。アンチェロッティがサプライズを用意していなければ、ですが。
もう1つ安心したポイントは、セントラルで先発したバラン。ペペの状態が微妙で、ファイナルに間に合うか起用できるまで戻るかわからない状態で、今日のバランのプレイには安心しました。今シーズンは離脱が何度かあって、ぺぺとラモスが好調を維持し続けていたのもあって、出場してもミスがあったり少しピリッとしないところがありましたが、やっぱり良い選手だなと。スピード、高さ、良いところが出ていたと思います。でも、あの失点は何だったんだろう…バランの責任ではないと思いますが。よくわからなかった。

それからディ・マリア。後半終了間際まで、カウンターチャンスと見れば前線まで疾走し、必要とあれば最終ラインまで走っていく、あのスタミナと献身性。モラタのゴール(2つとも)もアシストして…やっぱり欠かせない選手です。このタイミングで復活してくれて、本当に良かった。
同じ負傷明けのカルバハルも、前半だけでしたが積極的で良い動きで、こちらも大丈夫そう。良かったです。

あとはモラタが…モラタが…2点取ったのは良かったけど、何というか深刻そうな雰囲気にどっぶり浸かっていたのが心配です。何か思い込んでることがあるのか、ベルナベウから大ブーイングされたのが良くないのか……。


試合後のアンチェロッティのプレスカンファレンスより
クリスチアーノ・ロナウドの状態
「クリスチアーノは、ウォーミングアップ中に不快感があり、リスクを冒さないことにした。検査の結果は、筋肉のけいれん。ファイナルではプレイできるだろうから、落ち着いている。」
「クリスチアーノはここ何試合かでプレイしていなかった。昨日は通常通りトレーニングし、非常に確信があった。良い状態でプレイしたいと望んでいた。しかし今日のウォーミングアップで不快感があり、リスクを避けるために登録を外れた。」

クリスチアーノは真実を言っていないのではないか?
「問題になっているのは、ファイナルがあるなら、リスクを冒せないということ。もしこれが最終戦だったら、プレイしただろう。昨日は良い状態だったが、今日はそうではなかった。クリスチアーノはとても誠実だ。」

試合中に違和感を示して交代したベンゼマについて
「ベンゼマはハムストリングに張りを感じた……しかし、ファイナルでプレイするのに問題はないだろう。」

(一部では、ファイナルに間に合わないという報道があった)ペペについて
「良くなっている。明日ピッチでのトレーニングをスタートする。これまでのところは、治療を受けながら、ジムでトレーニングをしている。明日ランニングを開始する。彼がプレイできるよう願っている。」

選手たちのパフォーマンス
「ディ・マリア、カルバハル、ケディラ、イジャラメンディ…みんなよくプレイしてくれた。今は次の試合のことを考える。」
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またもクリスチアーノが離脱、ベンゼマも違和感、ぺぺも戻ってこられるかわからない……で、最悪の事態はいろいろ考えてしまいますが、あと1週間待つしかない。ASに、試合前に違和感を感じて引き揚げていくクリスチアーノの映像がありましたが、歩く様子に変な感じもないので、肉離れ等「やってしまった」のではなく、やはり違和感やおかしい感じがある、程度なんだと思います。後にW杯も控えてはいますが、CLファイナル、間に合わせてくるでしょう。どうしても怪しいなら、いざという時のためにベンチには入るとか、先発で時間を決めてやるとか……。とにかく、期待を持って望みを持って、待つしかないですね。


2つの欧州の王座をかけて
今日、レアル・マドリーのバスケットボールチームは、ユーロリーグのファイナルを戦い、次の土曜日、フットボールチームが、チャンピオンズリーグのファイナルを戦います。という、マドリーのバスケ、フットボール両チームが欧州のファイナルを同じ年に戦うのは、50年ぶりとのこと。
バスケの欧州の大会のレギュレーションはいまいちよくわかってないのですが、この週末にベスト4がミラノに集まり、金曜日にセミファイナル、そして日曜にファイナルを戦うということのようです。金曜日には、マドリーはバルセロナとSFを戦い、100-62という大差で勝利。3rdQTくらいから見てたんですが、3ポイントいっぱい決まるなあ…すごいなあ…と思ってたらみるみる点差がついていった感じでした(単純な感想ですいません)。
どっちも取れたらすごいこと。まずはバスケチーム、がんばれ。

で、実は同じ時間にカスティージャも試合があり、こちらもセグンダ残留のための重要な試合。どちらも、がんばれ。


アトレチコ・マドリー、優勝おめでとう
最終戦までもつれてしまいましたが、優勝に値するチームが優勝した、と思います。素直に。カンプノウのあの全方向からの圧力の中で、必要な引き分けという結果を出したチームの強さ、メンタルの強さは、今シーズンを象徴するものだっただろうと思います。
ただ、早々に怪我人を2人も出してしまい、特にジエゴ・コスタはCLファイナル出場が危ういのでは、という話も。多少の無理をしつつ試合に出てしまったのかなあ。「リスクを冒さない」というわけにはいかなかったんだと思いますが。ファイナルの舞台では、お互いフルメンバーで対戦したいところ。でも、マドリーも負傷者のコンディションがどれだけ戻るかわからないし、そもそもシャビ・アロンソがいないし…。

とにかくアトレチコ、リーガ優勝おめでとうございます。だから、CLは下さい。

揃ってきた

2014-05-16 06:55:41 | football
揃ってきた
木曜日、今週3回目のトレーニングでは、だいぶ選手がそろってきました。負傷、コンディション不良でセルタ戦に出ていなかったクリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ディ・マリア、バラン、カルバハルが全体練習に合流。ちょっとほっとしました。バランは膝の負傷が再発ではなんて報道もあったり、ディ・マリアもあの一瞬の痛がり方で最悪の状態を予想してしまったりで、本当に間に合うのか心配でしたが、全体練習できているようなら大丈夫なんでしょう。あとはペペか……。
最終節、負傷上がりの選手たちは、多少でも気がかりがあるなら無理をしないだろうとは思います。が、今シーズン何度か離脱したクリスチアーノとか、復帰試合はイマイチな感じを受けていたので、試合勘を取り戻す的な意味でも、出てくれた方がいいかなあ……。
第38節エスパニョール戦は、土曜16時からベルナベウで。


2002年5月15日
(日本時間的には1日過ぎてしまいましたが)2002年5月15日は、ジダンのあのボレー、ノベナ(デシマの1個前)から12年。12年……。



アルベロアが代表から外されたこと

アルベロア
「サポートのメッセージを送ってくれたみんな、本当にありがとう。僕にとっては本当に素晴らしい時だった。ただスペイン代表とチームの仲間たちのあらゆる幸運を願うだけだ。さらに胸に着ける星を増やして帰ってこいよ!」

グティ
「俺には、アルベロアが代表リストにいないことがすごくアンフェアだと思う。数か月負傷してたからって言うのは簡単なことだろう、だが他には?」


マルセロ15歳
マルセロがブラジルの雑誌「Panenka」に語った内容、というのを(抜粋だと思いますが)、MARCAASから混ぜて。

「マドリーの下部組織と一緒にプレイできていたら、本当に特別なことだっただろう。本当に若いころにここへやってきて、マドリディスモの内側にいると強く感じている、カンテラーノのように感じているんだ。」
「15歳の時、フットボールを辞めたいと思った。友達と遊びに行ったり、青春期に気づいていたんだ。幸運なことに、僕の祖父はそれを許さなかった。祖父は僕に、僕のボールタッチはスペクタクルなものだと言ってくれた、でも僕はそれを信じていなかった。」
「子供の頃は、消防士になりたかった。父のようにね。今でもヒーローだと思っているよ。」
「自分に才能があるとは信じられないでいた。自分に注目が集まると、恥ずかしかった。自分がするよりもチームメイトがゴールするのを見ている方がいいと思っていた。」
「僕は”10番”(トップ下)でもプレイできるんだよ。でも今はラテラルをやっていることが僕の特権。僕たちの仕事は、スペースを埋めたり空けたり、守ったり攻撃したりすることだ。」
(2014W杯)「僕たち(ブラジル)は優勝候補だよ。マラカナンは僕たちを後押ししてくれる。でもスペインを威圧できてはいない。スペインは今も世界最高だ。」


モドリッチの顔が……
先日、マルセロ、カルバハル、イスコ、モドリッチ、ベイルがNIVEA MENのイベントに参加していましたが、その5人が登場するCMがこちら。



元気が出るかもしれない事実

2014-05-14 00:41:57 | football
元気が出るかもしれない事実
「マドリーがCLを制覇した直近3回のシーズンは、いずれもリーガは失態であった」という事実。

セプティマ(1997/1998シーズン)
マドリーは早い段階でリーガの可能性を失いつつあった。第9節、ホームでバルサに2-3で敗れる。カンプノウでも3-0で敗れ、以降さらに失速。その後の5試合で4引き分け(ラシン、バジャドリ、ビルバオ、セルタ)。アムステルダムでのCLファイナルを戦う直前のリーガ3試合中2試合で敗戦(ベルナベウでのサラゴサ戦、フエラでエスパニョール戦)。この年、マドリーは翌シーズンのCL出場権を失った(当時、1位と2位が出場)。しかしCLファイナルでユヴェントスに勝利、翌シーズンもCLを戦えることになった。

オクタバ(1999/2000シーズン)
この時のCLファイナルはパリにてバレンシアと対戦、今回のリスボンでのファイナルと同様、5月24日の開催だった。マドリーはベルナベウでのリーガ最終戦、バジャドリ―に0-1で敗北、なんと5位でリーガを終了した。さらに終盤の5試合で、ベルナベウでラシン(2-4)、アラべス(0-1)にも敗戦していた。このリーガの終盤の戦いでマドリーが不安定さを見せた一方で、バレンシアはバルサに引き分け、2位で終了。さらにマドリーは、リーガでバレンシアに勝てていなかった(メスタージャで1-1、ベルナベウで2-3)。ちょうど、今シーズンのアトレチコとの対戦のように(ベルナベウで0-1、ビセンテ・カルデロンで2-2)。

ノベナ(2001/2002シーズン)
最後にチャンピオンズに勝利したのは、2002年5月15日、グラスゴーでのバイヤー・レバークーゼン戦。この時マドリーは、リーガの最後の3試合のどれにも勝利できなかった。アノエタでは3-0、ベルナベウでのマジョルカ戦は0-0、リアソールでのデポル戦に3-0(これで2位の座も逃した)。第35節が終わりまだ9ポイントが残っている時で、バレンシアは66ポイントで首位、マドリーは65ポイントで2位につけていたのだが、その後の3試合で、リーガを逃すことになった。
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リーガがグダグダだと、CLが取れる(かもしれない)。これ、自分でも最近の負けを見ていて「なんか似てきてるな…」と思っていた点でした。2冠、3冠の狙えないチームだと言われればそれまでですが…でもちょっと、元気、出てきませんか。


元気が出るかもしれない事実、2
マドリーは本日火曜日からトレーニング再開。負傷、コンディション不良、フィジカルの問題……いろいろな言い方はありますが、ともあれ、ディ・マリア、カルバハル、バランがピッチでのトレーニングを開始しました。ディ・マリアは個別メニュー、バランとカルバハルは、メニューの一部をチーム全体と一緒に実施。まだすべて他の選手と同等というわけではないですが、この選手たちの復帰ということだけでも心強いことです。


リスト
W杯に臨むスペイン代表+予備登録、合計30名が発表されました。マドリーからは、
GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、カルバハル
MF:シャビ・アロンソ

非常に保守的なデル・ボスケではどうなるか…ですが、カルバハル、ぜひ最後まで残ってほしいです。