カゼミロ、地図

公式発表：カゼミロ、2021年まで

レアル・マドリーC.F.とカゼミロは、同選手との契約を2021年6月30日まで延長した。

カゼミロの件も、ラモスの話が公式になる前から出ていましたね。おめでとう、カゼミロ。


Map
ずいぶん長く作ってなかったリーガマップ、15/16シーズン版です。やはりカナリア諸島があると、この遠さ感がリーガ、って感じしますね。マドリー4チーム以外は、内陸がないというのも不思議な感じ（細かいことを言えば、たとえばグラナダも街として海があるわけではないですが）。

初勝利

15/16 Liga Espanola 1a division Jornada 2
Real Madrid C.F. 5-0 Real Betis
マドリーのゴール：ベイル、ハメス、ベンゼマ、ハメス、ベイル

ベンゼマ復帰、ハメスも先発に復帰。結果、ハメス大活躍で公式戦初勝利となりました。トップ下での仕事に疑問が呈されていたベイルも、開始早々のゴールでいきなり答えを出した感じ。これが変なぎこちなさを打ち消したのか、その後も思い切りの良さが出ていて良かったと思います。最後のゴールも特に。結局のところ、トップ下といっても右-左-前線と好きなところに顔を出し、ハメスやモドリッチにうまく使ってもらうことで上手く行くのかな、なんて思います。
ベイルもさることながら、この試合は何をおいてもハメス、ハメス！　角度のない近い距離からのFK、エリア内でのオーバーヘッドと、ゴラッソの連発になりました。何かもう、どうこう描写する必要もなく、とにかくすごかったです。
もう1人「すごかった」としたいのは、ケイロル・ナバス。前半終了近くの、シュート直前まで持ち込まれたボールを掻っ攫って守り切ったシーン、そしてもちろん、PKストップ。最終日ぎりぎりまでデヘアネタは続くようですが、ナバスで十分、問題ナシではないでしょうか。
第1節に比べれば各所のボール周りも良くなり、全体に面白く見ることができました。気になることがあるとすれば、もちろん、クリスチアーノに未だゴールなしというところ。アダンがクリスチアーノのシュートに慣れていて守りやすかったから…なんて。あと一歩二歩走り切るのを、クリスチアーノが諦めている感じがあるのは気になるのですが、シュートチャンスまでは行っているので、次の試合に答えが出ればいいななんて思います。

例年のことながら、ここでインターナショナルウィークの邪魔が入ります。また別途まとめますが、マドリーの選手は悉く各国のお勤めに。良い結果が出てきたところで残念ですが、再開を待ちたいと思います。

Catch up

帰ってきました。いろいろとキャッチアップ。

2015/2016 UEFA Champions League グループリーグ組み合わせ抽選

スペインから5チームが参加、抽選前のポットの分け方のルールも新しくなったそうですが、ポッド1であろうと２であろうと、強豪チームと同グループに入るのはいつものことで……PSGか。ディ・マリアお帰り（でも活躍はしないで！）になりますね。ウクライナも強いですし、寒そうな時期に差し掛かったところでアウェイの試合というのが少し気になるといえばなります。ただ、ドネツクの本拠地は紛争のため現在使えず、ポーランドの国境に近いリヴィウでの開催になると思われます。

マドリーのカレンダーは以下の通り。
第1節：9月15日（火）：レアル・マドリー vs シャフタール・ドネツク（サンチアゴ・ベルナベウ）
第2節：9月30日（水）：マルメ vs レアル・マドリー（スウェドバンク・スタディオン）
第3節：10月21日（水）：PSG vs レアル・マドリー（パルク・デ・プランス）
第4節：11月3日（火）：レアル・マドリー vs PSG（サンチアゴ・ベルナベウ）
第5節：11月25日（水）：シャフタール・ドネツク vs レアル・マドリー（アリーナ・リヴィウ）
第6節：12月8日（火）：レアル・マドリー vs マルメ（サンチアゴ・ベルナベウ）


サードユニ「ベルナベウでの魔法の夜」

シックでシンプルな、サードユニが発表されました。ダークブルーのカラーリングは、ベルナベウで繰り広げられた数々の魔法の夜にインスパイアされたもの、だそうです。灰色よりも出番が多いのでは…（そうあってほしい）。
ちなみに公式の記事によると、昨年のピンクユニ＆双龍ユニの売り上げは、記録更新モノだったそうです。


公式発表：ルーカス・シルバ、マルセイユへ
レアル・マドリーF.C.とオリンピック・マルセイユは、ルーカス・シルバの20126年6月30日までのレンタル移籍で合意に至った。

ベニテスから早々に戦力としない扱いを受けていたルーカス・シルバには、引く手数多のオファーが寄せられていたそうですが、開幕早々にマルセロ・ビエルサ辞任→ミチェル就任となったマルセイユへのローン移籍に落ち着きました。ミチェル、というところが効いたような気がします。

ルーカス・シルバ
「ありがとう、レアル・マドリー、すぐに帰って来るよ。Hala Madrid」


イジャラメンディから仲間たちへ

「僕のもうひとつの家での最後の時。常にスペシャルであり続ける友人たちにさようならを言いに。最高のものが皆にありますように。」


ベイル、ついにスペイン語でインタビュー！

公式（日本語）。2年でここまで。がんばりましたね。


本日、リーガ第2節ベティス戦
第1節を引き分け、何よりも結果が求められる重要な第2戦。ベルナベウでの開幕戦でもあります。第1節でつま先を痛めていたベイルも、最終のトレーニングまでには間に合い、全選手が起用できる状態に。予想先発では、ベンゼマをベンチスタートとしてクリスチアーノが「9番」になる布陣、ベンゼマ先発でハメスまたはイスコのどちらかが出場、どちらかをベンチにする布陣…といくつかパターンがありますが、さてどうなりますか。
対戦相手はベティス。アダンが正GK、先のU-19欧州選手権を制したチームでも注目されていた（＆マドリーが注目しているとされる）セバージョスがいて……ホアキンの復帰のうわさが出てましたが、少なくともまだ実現はしてません。この夏に移籍したファン・デル・ファールトも楽しみでしたが、現在負傷中だとかで、出場の可能性はないそうです。残念。

公式発表：コエントラン

レアル・マドリーC.F.とASモナコは、ファビオ・コエントランの2016年6月30日までのレンタル移籍で合意に至った。
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次々と、ですね……さみしいなあコエントランいないの。いろいろ面白かったし……。

公式発表：イジャラメンディ

レアル・マドリーC.F.とレアル・ソシエダは、アシエル・イジャラメンディの移籍で合意に至った。当クラブは、その在籍期間中にイジャラメンディが示した献身とプロフェッショナリズムに感謝を示すとともに、彼の新たなキャリアにおける幸運を祈っている。
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マーケット締め切りが迫る中、イジャラメンディが……完全移籍になるんですね。ユース代表の試合で見たあの落ち着き、パスさばき…期待した時期があった分、残念です。でも、行き先が（というか帰る先が）ソシエダなのは良かったんじゃないかな。「家」に戻って、以前のような活躍を、また期待をもたせてくれるようなプレイをして欲しいです、マドリーの試合以外で。

15/16 リーガ開幕

いろいろと滞っていますが、実はこの開幕のタイミングで１週間ほどの出張に出ていまして…。マドリーの皆さんとは時差がゼロなんですけどね（緯度が違います）。
そんな状況ですが、開幕戦はひととおり見ることができました。ですが……。

15/16 Liga Española 1a divison Jornada 1
Sporting Gijon 0-0 Real Madrid C.F.

開幕からやってしまいました。点が入りません。またも、点が入りません。圧倒的に攻めまくっていましたが、ヒホンのディフェンスも堅くGKもあたっていて、最後までゴールが入りませんでした。
正直、何をしているんだ！？というよりも、ほらこうなったという気分の方が強い……。プレシーズンの試合を一通り経て、ここはこうしたほうがいいだろう、こうしないほうがいいだろう等と言っていた（現地ファンにも言われていた）部分が結局そのまま変わっておらず、そこがとにかくフラストレーションでした。右ラテラルはダニーロではなくカルバハルの方がまだまだ上、プレシーズンであれだけ機能不全だったベイルのトップ下になおも固執するのは、どこにメリットがあるのか全くわからない…というところ。チャンスを決めきれないクリスチアーノやヘセにも責任はあると言えますが、そもそもクリスチアーノに良いボール、チャンスに直結するようなボールが入る機会が激減しているように感じます。ベンゼマがいないことも大きいし、ハメスをベンチに置くのか？イスコをやりにくくさせて、チームの力を割いているようなものでは？と、疑問だらけです。

フィールドプレイヤーでは、モドリッチがベストでした。プレシーズンでは目立たない試合もあり、少しモドリッチも年齢が出てきたか？と思ったりすることもありましたが、いざ公式戦となったときの、集中力、ボール扱いの上手さ、攻撃をコントロールするアイディア、戦う意思の強さ、どれを取ってもモドリッチでした。本当に得難い選手です。
コバチッチがリーガ開幕戦にしてデビュー。イスコと交代、そうまでしてこのイーブンのタイミングで使いたいか？と采配としては疑問でしたが、初リーガの割には、無難にうまく入り込めていると感じました。モドリッチお墨付きだけあって、まずとにかく上手いですね。


ベンゼマが帰ってくる
月曜日のトレーニングでベンゼマが復帰しました。今の前線が機能しない－ボールは長時間キープできるしクロスもいっぱい入るけど、効果的な崩しにはあまりならないー状況では、やはりベンゼマが解決策になることを期待してしまいたくなります。
ところで、アーセナルがベンゼマを狙っているとか獲得間近だとか、マドリー側から見ていると、なんでそんなことが実現可能だと思われるのかわからないニュースがこの数週間出ていましたが、それに対するベンゼマの答えが今日のTwitterやInstagramに。

「僕のファンたちに何事かを信じ込ませようとするピエロたちへ。ここが僕の家だ！ Hala Madrid Y Nada Mas」

公式発表：ぺぺ、契約延長

公式発表：ぺぺ、契約延長
レアル・マドリーC.F.とぺぺは、同選手との契約延長で合意に至った。契約は2017年６月30日までとなる。


数週間前からスペイン紙で報じられていましたが、ぺぺの契約延長が発表されました。2016年までの契約を2017年まで延長ですから、１年伸びただけですが、まだまだ衰えない、むしろ安定したディフェンスを続けているぺぺがマドリーに残り続けてくれること、クラブがそれを認めたということが嬉しいニュースです。少なくとも今シーズンは、よそからのちょっかいに悩まされずに済みますし。

下の画像は、マドリー情報Twitterさんから。壮観ですね。

トロフェオ・ベルナベウ

Trofeo Santiago Belnabeu
Real Madrid C.F. 2-1 Galatasaray
マドリーのゴール：ナチョ、マルセロ

プレシーズン最後の試合、今季初のサンチアゴ・ベルナベウでの試合は、結果としては無事にマドリーが勝利をおさめ、開幕に向かう準備態勢を整えた、ということになりました。ただ内容としては…どうでしょうか。悪くはなかったと思います。フレンドリーマッチらしいところもありながら真剣に戦っていると感じられ、ガラタサライというちょうど良い手強さの相手でもあり、良いマッチメイクだったなと思います。その一方でまだまだ、と思うところも。とりあえず、前線の選手はシュート練習をすること、ダニーロはクロスの練習をすること！という……。もっともっと精度は挙げられるだろうし、決めるものを決めていれば、途中でブーイングが生まれたりしなかっただろうになあ、と思いました。クリスチアーノ……なぜあれを外す。右ラテラルのダニーロも、まだまだこれから馴染んでいけば良くなると思いますが、思い切りの良さ、攻撃参加の良さを見せつつ、どうもまだ雑というかざっくりした感じが否めず、ぎっちり献身的にプレイするカルバハルの方が現時点では上回っているんじゃないかなと思います。
なかなかゴールに至らない方にも目が向いてしまいましたが、一方で、モドリッチ、マルセロ、イスコの存在感は、マドリーの優勢を保つことに貢献していたのではないかと思います。ま、イスコにも「シュート練！」と思いはしましたが。マルセロのゴールは、もう、言うことなし。1人で持ち込み、交わし、ゴール！　さすがですね（これをセレソンに召集しないというのが、本当に不思議）。
おまけ的に。スナイデルはさすがでした。まだまだ、十分。交代で下がる際には、ベルナベウから喝采が贈られていましたね。

この日はハメスが控えで始まりましたが、週末から始まるリーガ、開幕戦はどういう面子でくるのか、そこから何試合かこなしていった先にはどう変わっていくのか、コバチッチを獲得し、最終的に誰がチームに残り誰が出て行くのか（あと10日あまり）。まだまだ動きはありそうですね。

復帰組、お披露目
試合に先立ち、チェリシェフ、ルーカス・バスケス、カゼミロ、キコ・カシージャの、カンテラ→修行の旅→復帰、のお披露目が（まとめて）行われたそうです。「まとめて」ではありますが、きちんとお披露目したということで、この4人が少なくともこの夏に動くことはない…と思うのですが。
（移籍は水物、ではありますが）

コバチッチ、お披露目
1日明けて、本日19日、マテオ・コバチッチのメディカルチェック、サイン、プレゼンテーションが行われました。コバチッチの背番号は「16」。つまり、16を付けていたルーカス・シルバは…？（おそらく基本的にはレンタルで、外に出されることは間違いないようです。EU外枠の問題もあるようです）。

公式発表：コバチッチ

レアル・マドリーC.F.とインテル・ミラノは、マテオ・コバチッチの移籍で合意に至った。マドリーと同選手の契約は、今後6シーズン。
同選手は、明日8月19日水曜日の13時より、サンチアゴ・ベルナベウのパルコにおいて、メディカルチェックに続いてプレゼンテーションを行う。その後、レアル・マドリーのユニフォームを着て初めてベルナベウのピッチに降り、さらにプレスルームにおいてメディア対応を行う。

今日はラモスの日

セルヒオ・ラモス、2020年までの契約にサイン

やっと。もう、心配させやがって。

公式より：El Top 10 de goles de Sergio Ramos en el Real Madrid

セルヒオ・ラモス（Instagramより）
「レアル・マドリーに入った日、子供のころからこんな日を夢見ていたのだと僕は語った。それが、10年間続き、まだ終わることがない夢の始まりだった。レアル・マドリーは僕の家だ。過去も、今も、そして永遠に。HALA MADRID。」

リーガ日程変更

リーガ日程変更
先日発表されていた2015/2016のリーガ日程ですが、確定版ではなかったようで、スポーツ高等審議会？（CSD）の判断によりいろいろと変更が出てきました。
一番の原因が10月28日（ミッドウィーク）に予定されていた第10節。当初は、第10節のヘタフェvsバルセロナは８月26日に移し、その代わり10月28日はバルサは、年末のクラブW杯とかち合う2月後半の国王杯1/16の試合を行う、というスケジュールだったのを、1試合だけ8月に移すなんてことをせずに第10節を１週間後ろにずらせばいい、という決定になったそうです。ということで、その後の日程はほぼ１週間ずれていくことになります。
この結果、特に影響が大きいのが、早いうちからいろいろな物事が動くであろうクラシコなどのビッグマッチ。もうスケジュール調整したり予約始めたりしている人もいたら（旅行会社は当然動いているだろうし）、大変だろうなあ…。前半戦クラシコ（ベルナベウ）は、当初予定の11月8日から、11月22日に変更に。後半戦クラシコは、4月10日に。
もちろんリーガの終了時期もずれますし、例年すべてのリーガの試合が終わってから行われることが多い国王杯ファイナルも、今年はリーガの試合を2節分残した５月７日に開催予定（ただし欧州カップ戦との兼ね合いもあり未定）。


コエントラン、復帰
火曜日、マドリーはトレーニング再開。クリスチアーノ・ロナウド、セルヒオ・ラモス、コエントランのフィジカルに問題のあった３人が、全体練習に合流しました。コエントラン、生きてたか……。
ヴァレレンガ戦で膝を…と言っていたナチョも、普通にトレーニングできているようで良かったです。

４年ぶり

International Friendly Match
Valerenga 0-0 Real Madrid C.F.

最初から最後まで全部見られたわけではないですが、だいたいは見たのでとりあえず記事にしておきます。

ゼロでした。AS曰く、２試合続けて得点が０だったのは2011年９月以来だそうで、さすがマドリーというべきか……。なので、やはり点が入らなかったのは問題視されてしまいそうです。
前半も後半もチャンスがなかったわけではないのですが、決めてくれる人が欲しいと思ったのも事実。ここへよこせとジェスチャーしながら走りこむクリスチアーノのような存在が欲しかったです。前半は、 ヘセもベイルも変に気を使って失敗しないようにうまくやってやろうとしているような（これはウーデゴールもそんな感じ） 、ぎこちない印象を感じてしまいました。同じ点が取れない結果でも、後半の方が流暢に人と人との間でボールが受け渡され、スペースを使い、そこへ走りこむ動きもあって良いなと思ったんですが、アセンシオやマジョラル、チェリシェフが開幕から先発になるかというと、そうもいかないだろうし。ベニテス就任以来、中盤も守備ラインも守備への集中はとても高いと思いますが、その分…かどうかわかりませんが、いざ攻撃となった時に、いてほしい場所に人がいなかったりする感じがします。例えばカゼミロも、守備もがんばっているけど、もっと前に顔出すような、前とのつなぎになるようなこともやってくれるといいんじゃないか……モドリッチがボール持って、どうしよう、ってなっている感じがするので。でも今のよく守れているやり方は今シーズンのチームの基本になるんだろうし、点が取れないのでやめましょう、ってわけにもいかないだろうし。クリスチアーノが戻ったらなんとかなるんでしょうか。


ナチョ
「僕たちが求めていた結果ではなかった。僕たちはゴールもチャンスも失敗してしまった。膝をひねってしまったけど、そう悪い感じではないと思う。数日様子を見てみよう。」

ファウルを受け膝を痛そうにしていたのは前半の半ば頃だったのに、結局ほぼフル出場になってしまったナチョ。他に交代できるセントラルもいなかったし、その後もいつもどおり堅実に守ってくれていましたが、ちょっと心配です。
ちなみにイスコは、前日に腹痛があり、この試合の出場は回避したとのこと。毎試合けっこう長めに使われていたので、無理をしなくてよかったとも言えるかもしれません。


何かすっきりしないまま、当初予定されていたプレシーズンの試合を終え、この後約１週間は試合なし。次は18日火曜日の、トロフェオ・ベルナベウです。


クリスチアーノ、セルヒオ
ノルウェーから戻ってきた選手たちは、月曜はオフになりましたが、フィジカルに違和感があり遠征を回避していたクリスチアーノ・ロナウドとセルヒオ・ラモスは、バルデベバスでそれぞれトレーニング。普通に走り、ボールを使い、それなりに負荷をかけている感じで、復帰も間近かと思います。

負傷者2名

ウーデゴールの母国、ノルウェーでのプレシーズンマッチです。

バレレンガ戦、召集選手
GK：ナバス、カシージャ、ジャネス
DF：ヴァラン、ナチョ、マルセロ、カルバハル、アルベロア、ダニーロ
MF：クロース、ハメス、ベイル、カゼミロ、モドリッチ、チェリシェフ、イスコ、イジャラ、アセンシオ、マルコス・ジョレンテ、ウーデゴール
FW：ヘセ、ルーカス・バスケス、ボルハ・マジョラル

負傷・フィジカル問題による欠場：ペペ、コエントラン、セルヒオ・ラモス、クリスチアーノ・ロナウド
監督判断：ルーカス・シルバ

バイエルン戦で途中交代したぺぺは、メディカルレポートが出まして、右脚筋肉の損傷と。気にしていたのは脹脛の辺りだったでしょうか。2週間程は離脱らしく、ベンゼマ同様こちらも開幕戦は微妙な状況に。さらにこの試合は、セルヒオ・ラモスも違和感により離脱、クリスチアーノも引き続き、そしてコエントランは……。試合前日のベニテスの会見によれば、負傷者と言える負傷者は、ベンゼマとぺぺの2名だけだそうですが。

試合は本日15時、日本時間22時、さすがに放送はないかも…。


公式発表：パチェコ
第3GKでチームを支えてくれていたフェルナンド・パチェコが、アラべスに移籍が決まり、公式に発表されました。マドリーは、買戻しオプションを保有しているとのこと。

守備は

Audi Cup
Bayern Munchen 1-0 Real Madrid C.F.

先発は、ナバス、カルバハル、ラモス、ペペ、マルセロ、カゼミロ、クロース、ルーカス・バスケス、イスコ、チェリシェフ、ヘセ。キックオフからおよそ15分で、ぺぺが脹脛を痛めて交代、以降はナチョが出場。
2日続けての試合という通常ではありえない日程の中、ベニテスは、若手中心、スペイン色の強い先発を組んできました。が、この試合は結局最初から最後まで、点が入りそうなチャンスがなかなか作れなかった。ベンゼマとクリスチアーノの両方がいないというのは、さすがにマイナスポイントになるようです。一番可能性が高かったのはクロースのミドルレンジくらいだったでしょうか。チェリシェフ、バスケスもアピールのチャンスでしたが、主力のバイエルン相手で緊張もあったのか、ミスもあり、本来の良さは見られなかったと思います。イスコ、ヘセも、個としての技術は見られても、チームの連携、チャンスへつなぐ、とはなかなかいかなかったですね。後半モドリッチとハメスが入った直後くらいはまた少し活性化した感じもありますが、これもそう長くは続かず。ベンゼマが怪我で開幕も微妙という現状、ヘセもFWの控えという感じではないし、ここはもしかしたら補強あるのかな。ベイルCFWってないかな…ないか。
マドリーが攻撃に苦戦する一方で、バイエルンの方がより多くのチャンスを作り、守備の方はなかなか見ごたえがありました。ベニテスが約束事を作り立て直しつつある守備は、さすがにもともと能力の高い選手たちが揃っているだけあって、チームとしてソリッドにできているのは、やはり進歩した点で自信を持って良いんじゃないかと思います。個人的には、守備の約束事等を「やり続ける」ができるかどうかが、シーズンに入ってから、特に相手が厳しい試合でのポイントだと思ってまして、そういう意味ではクリーンシートで終えたかったなあ。あと一息、あとちょっとラモスの頭でのクリアが届いていたら……というところでした。
マドリーでMOMを選ぶなら、GKナバス。再三のゴールチャンスをよく弾き出し、止め、守っていたと思います。この夏は、デヘアは取らなくてもいいんじゃないかな。あとカルバハルも良かったですね。現時点では、攻守ともにカルバハルの方がダニーロよりは信頼感があるかなと思います。ダニーロは、リーガ、マドリーに慣れるのにもう少しかかるかも。ここはうまく回していってほしいです。
結果から言えば残念なもの、攻撃の手段を増やすこともこれから考えていかなければいけない…でしたが、ミスがあったとしても若い選手たちの技術も高く、相手も良く（少々荒いところもありましたが…ってアロンソ、カルバハルにエグいタックルするな、抜かれるからってイスコ引っ張るな）、緊張感も楽しめる良い試合だったと思います。


ご予定
選手たちは試合後すぐに帰国の途につき、木曜は終日休暇となりました。金曜日に再び集合し、土曜日のバレレンガとの試合に向けて、ノルウェーに移動します。忙しいな。

しかしこの日程をこなすと、現在のところ公式には、8月23日のスポルティング・ヒホン戦までは試合の予定がないのです。スペイン紙では、8月18日（火）にトルコのガラタサライを迎えてトロフェオ・ベルナベウが行われると報じています。最近、マドリーのカスティージャにいたホセ・ロドリゲス（モウ時代にトップチームデビューしてますね）がデポルから移籍しましたね。それから…スナイデルがいる！（あとアルティントップも。覚えている方はいらっしゃるでしょうか）。
それでも、9日に試合を終えた後は1週間以上トレーニングマッチなしになってしまいます。もう1試合くらいマッチメイクできるといい気もするんですが、選手も地元でゆっくりしながら調整できた方が良いのかな。

勝利、そして本日バイエルン戦

Audi Cup
Real Madrid C.F. 2-0 Tottenham
マドリーのゴール：ハメス、ベイル

先発は、カシージャ、ダニーロ、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ、クロース、モドリッチ、ハメス、イスコ、ベイル、ヘセ。
連戦を考えてか、クリスチアーノ、ベンゼマ不在のせいか、ピリッとした試合というわけではなかったと思いますが、イスコ→ハメスのゴールは良かったですし、選手が次々入れ替わりながらもゼロで抑えられたことがチームとしては大きいことだろうと思います。プレシーズンとはいえ、誰が出てきても冷静に守備はこなせているのが、ベニテスが監督になった意義なのかもしれません。あと、アセンシオ、マジョラルの2人、トップチームデビューおめでとう。

個の選手のことを敢えて言えば……やっぱりベイルが気になる。悪い方向に。この試合では、他の先発選手が次々交代していく中、ゴールを決めるまでピッチに残っていて、ベニテスもどうにかベイルのトップ下で結果を出したい、出させたいと思っているのかと推測するわけですが、試合から消えている時間帯もあり（特に前半）、ボールを受けるにしてもポジショニングが悪いというか合っていないというか。この試合だけのことではないので、そろそろ異なる策を考えた方が良いのでは？と思ったりするのですが。とはいえ、ベイル曰く「このポジションで快適にやれている」のだそうですが。サイドの方が合ってると思うんだけどなあ…。
ベイルをトップ下で先発起用するという縛りでいくのなら、影響を受けるのが、好調を維持し続け試合のリズムを仕切っているイスコというのも、なかなか納得のしづらいところ。

決勝の相手はバイエルンに決まりました。本日20時45分、日本時間で27時45分。


ベンゼマ
公式にメディカルレポートが出ました。右大腿部の筋肉損傷、と相変わらず公式は負傷の簡単な情報しか出しませんので期間がわからないのですが、ASなどは、リーガ開幕まで復帰がずれ込む可能性を示唆しており、どの程度のものなのか、気になるところです。