けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

今年のニュースは今年のうちに

2011-12-31 22:47:32 | football
31日、今年最後のマドリーのトレーニングは、現地時間午前10時半から行われました。非公開だったようで、トレーニングの詳細なニュースは出ていないのですが、残念ながら公式から、今年最後のParte medico
ディ・マリアが右脚大腿部前直筋の筋繊維損傷(正しい日本語訳は違うかもしれませんが)を負ったとのことで、現時点で全治期間などはまったくわかりませんが、少なくとも年明けすぐのマラガ戦への出場は無理だろう、とAS。というか筋肉損傷なら、少なくとも1週間~は出場できないだろうと思うのですが……。

年明け最初のトレーニングは、1日16時から。


出しません
「ピピータ」の父親でありマネージャーであるホルヘ・イグアインは、イタリア紙「ラ・スタンパ」のインタビューに対し、自身の息子の将来について話をした。「レアル・マドリーでは、誰もゴンサロを放出したいといった話をするものはいないし、彼にも出て行く意思はない。事実、このプロジェクトは、2016年6月までの契約が満了するまでの関係として続いていくものだ。」
「もし誰かが我々に、我々が歓迎されていないと言うなら、届いているオファーは悪いものではないということだろう。」とイグアインの父親は、チェルシーやユヴェントスからの興味について語った。「2つのビッグクラブは、何であれ、2つの大きな機会だ。しかし、誰も私にそういう連絡はしてきていない。」
モウリーニが、ビッグマッチでは議論の余地なくベンゼマを先発とするように見えることが、他のクラブがイグアインとの契約に挑戦しようとする理由になっているようだ。
(後略)
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クリスマス休暇に入った辺りから、なぜかイグアインがユヴェントスに行くとかチェルシーに行くとか報道が出てきましたが、ちょっと現実味がないというか、「ないよな」という感じが。第4カピタン様でもありますし。


再開してます

2011-12-30 21:05:12 | football

マドリーの選手たちは、クリスマス休暇を終えて29日16時からトレーニングを再開しました。早めに休暇をもらったこともあってか、南米組も全員がきちんと集合。ちなみに一番早く練習場にやってきたのはクリスチアーノ・ロナウドで、練習が始まる1時間半も前。さすが。
28日のチャリティマッチでは、シーフードに当たって顔が腫れあがっていたイケルも、29日の夜には「顔が戻ったよ!(意訳)」といつもどおりに。悪化しなくて良かったですよ…。



で、本日30日は、10時からと16時半からのダブルセッション。既に午前中のトレーニングは終了しています。
昨日のトレーニングから、腰に問題があって離脱が続いていたカルバーリョが全体練習に復帰しました。今日午前のトレーニングでも問題なく全体練習を続けているとのことで、やっとトンネルを抜け出せたというところでしょうか。
逆に、全員無事に集合したトップチームの選手たちの中では、唯一セルヒオ・ラモスだけが、セビージャ戦で負った筋肉の負傷の影響で、室内での調整を続けています。国王杯マラガ戦は年明け3日。ラモスは間に合わないかも、という見方も出ていますが…ま、カルバーリョも復帰しかけているしアルビオルもバランもいるし、とりあえずセントラルには困らないかと。もちろん、早く復帰してくれるに越したことはないのですが。

ところで、この後現地では16時半から本日2度目のトレーニングがあるわけですが、明日(31日)、明後日(1日)のトレーニングはどうするのかな。日本ほど年末年始ということには拘らないみたいですが、それでも年末年始ですし。でもマラガ戦は3日。

チャリティ

2011-12-29 05:38:10 | football
「Partido x la ilusion」
カピタンイケルの名を冠した財団とレアル・マドリー財団が主催するチャリティマッチ。
グラネロ、レジェス、ミゲル・トーレス、デラレ、フェルナンド・イエロ、ファビオ・カンナバーロ出場中。今年はスペインのタレントや歌手が多いそうで、他に知っている顔はほとんどなく…。試合は7人制なのでかなりテンポよくやってます。開始4分でイケルさん3失点してるし。

ところでイケル、事前に食べた食物のせいでアレルギー反応が出てしまったそうで、なんか目の周りとか腫れてる感じが…。




バスク
エウスカディ 0-2 チュニジア
シャビ・アロンソ出場予定。後半10分過ぎ時点で、まだ出場していませんが。アップはしていた。
→後半15分過ぎに交代で出場。現マドリーのせいか、ラ・レアル出身だからなのか、バスク代表の試合に出るアロンソにはいつもブーイングの声が混じるように思う(試合会場はサン・マメス)。


12月28日
昨日12月28日は、毎年おなじみイノセンテの日…だったんですが、あんまり面白いネタなかったなあ。気をつけて見てたつもりなんですが、MARCAとかASもやらなくなったのか…。レーヴがモウリーニョの後釜に、というのはまさにイノセンテ的なネタだとは思うんですが、これ27日から出てたニュースだし。だいたいこの時期は真偽も怪しい移籍ネタがあふれているので、どこまで本気なのかイノセンテなのかさっぱりです。
個人的なイノセンテといえば、イケルがFacebookで、「今シーズンで僕のクラブ(マドリー)でのキャリアは終わる。新しいチャレンジをするつもりだよ」というネタを書いたりしてたわけですが…なんかこれもイマイチだなー。個人的には、ビクトル・バルデスの「サメに襲われなう。」の方が楽しかったです。
(→VVの結末

国王杯、日程変更

2011-12-27 07:21:14 | football
国王杯、日程変更
当初1月4日に予定されていた国王杯レアル・マドリーvsマラガの試合は、1月3日22時~に変更されました。


おまけ:リーガの選手たちのクリスマス

マドリーだと、なぜかヘリコプターに乗ったらしいベンゼマ、ビーチにいるクリスチアーノ、雪山にいるケディラ、地元に戻ったセルヒオ・ラモス…アルティントップ?(メッカですかこれ?)


監督のベンチを目指す素晴らしい世代
この間、モリエンテスが監督修行を始めたという記事を載せましたが、それと関連して、現在修行中の他の生徒たちの様子を載せたASの記事(24日付けですけど)。
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プリメーラに所属していた元選手達が監督資格コースを受けている:モリエンテス、ルケ、ソラリ、デ・パウラ、アングロ……

23人の元選手と1人のレフェリー。彼らはチャンピオンズ・リーグや国王杯、スーペルコパ、メダルなどを勝ち取ってきた。しかしそれは過去のこと、キャビネットに入れて鍵をかけた。今はピッチに近い場所での将来を見つめる。しかし内側ではなく、ベンチのことだ。今週彼らは、ラス・ロサスで行われていたRFEF主催の監督資格の第1レベル、455時間のコースを修了した。今彼らは、6ヶ月の実技を行っている。5月には再び、第2レベルに戻ってくる(565時間)。厳しいコースだ。月曜から月曜まで、9時から9時まで。2011年11月に始まって、2013年1月に終わる。それで、第3レベルを修了することだろう(UEFA Pro、875時間)。エリートのレベルで働くことができる。
今回が第4回目のグループ。ここに入るには次の3つのうち1つの条件を満たさねばならない。プリメーラで8年間、フル代表で5キャップ、オリンピック、EURO、ワールドカップなどで優勝経験があること。モリエンテス、ソラリ、トリスタン、ジェラール、セラーデス、セサル、ディエゴ、ハビ・モレノ、ビバル・ドラド…そういった24人。ピッチの上から、リーガを輝かしいものとしてきた名前だ。監督としてベンチに入ることをまっすぐに見つめる素晴らしい世代だ。
午前11時は、休憩時間。コーヒーを飲みながら印象を語る。ある者は、このコースで学んだことをフォーメーションに付け加える。他のものは、監督として、フットボールから学んだことを伝える。誰もが一致しているのは、今教えられているのは、フットボールを異なる角度から見ようとする、ということだ。より広い視点で。より完璧に。「これが僕の人生だよ。選手としては終わった。今はそれを教える準備をしたい」とルケは言う。「フォーメーションを探求している。たくさんのことを学んでいる。そういった課題は、僕たちがフットボール選手として学んできたことを完璧にするものだ」とフリオ・ジョレンテは言う。「子供達をトレーニングするんだ、一番下から始めてね。好きなものに身を捧げていること、それが僕の人生だよ。それに、そういったものはここでは違って見える…この位置では、物事を以前とは異なる見方で理解するんだ」とアングロは笑顔で言う。
モリエンテスは添削を配り、ソラリはコーヒーを片付けて、なぜ自分がここにいるのか説明する。「僕はフットボールに夢中なんだ。選手として続けていけなくても、これでつながり続けていける。」 彼は、このコースが要求するものを気に入っている。元フットボール選手として入学し、監督として卒業する。「ここのレベルは、とても厳しいものなんだ」。 「気に入っているよ。選手としては知らなかったことを学んでいるんだ」と、教室に戻ろうとするエルゲラ。モリエンテスは既に着席している。「学ぶことに集中している。たくさん学んでいるよ」。 全員が静かに集中している。戦術と試合システムを、マリアノ・モレノと共に学ぶ。フランシスコ・ヘントの教室3-Cのドアは閉められている。教壇には、毎日違う教授陣がやってくる。サンチアゴ・コカ、イニャキ・サエス、エドゥアルド・カトゥルラ。一方で生徒達のノートは、哲学、組織、法律、体育、社会学などの項目で埋められていく。教えられる内容はコースで異なる。最初の年は、子供やユースの世界へ。2年目には結果の概念が加わる。3年目は最も要求が高くなる。エリートへの最後のステップだ。
ヒネス・メレンデスは、誇りを持って生徒達を眺めている。「スペインはパイオニアだ。我々は、これを2006年にスタートした。2年ごとに、新たな世代が生まれる。この育成方法に協力できることが誇らしい」。 サンチアゴ・コカは、過去に卒業していった名前を挙げる。グアルディオラ。ポチェッティーノ。ルイス・エンリケ。イエロ。ミチェル…。彼らはまた、こういった教室から、どうやって監督の座るベンチへと移っていくかも学んだ。今、彼らは、彼らを見つめる者たちの鏡の中にいる。「そして彼らは、ここにいることを本当に誇りに感じている。ここで人は変わる。彼らに、チームに所属する24人、25人の選手達について考えることを教えている」と言う。彼は、授業を欠席しないように言っている。その行動が模範となる。それが彼らの助けとなり、ノートを取る助けになる。
12時15分、彼らはピッチに出る。2グループに分けられる。4人がコーチングをし、それ以外は4-3-3でプレイする。ボールが回っていると、彼らはピッチの上で心地よく融合し合っているように見える。まるで、人生で最も重要な試合を戦っているかのようだ。空っぽのスタンドと、2人の教授、マリアーノとヒネスの視線の前で。
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上段左から:ディエゴ、オスカル・デ・パウラ、ビバル・ドラド、ハビ・モレノ、セサル・マルティン、ディエゴ・トリスタン、エルナン・ソラリ、ホセ・マヌエル・コルメネロ、トニ・ベラマサン、オスカル・バレス、アルベルト・セラーデス、フェルナンド・モリエンテス、ジェラール・ロペス、ホセ・ルイス・サンタマリア、イバン・エルゲラ、マリアノ・モレノ
下段左から:フリオ・ジョレンテ、エンリケ・アンドレス・サンペール、ボロ、フェリペ・グレンデス、トニト、ミゲル・アンヘル・アングロ、ホシコ、アルベルト・ルケ、ファン・ベラスコ

半分くらいしかわかりませんけど……なつかしいなー。トニ・ベラマサンとかジェラールとかセサルとか。アングロさん久しぶり。あのルケが監督なんてできるんだろうかとか余計な心配もしてみたり。
もう1、2年ほどしたら、次の監督候補には…なんて感じでこの中の誰かの名前が上がってくるかもしれないわけですね。

皆でFeliz Navidad!!

2011-12-25 18:50:32 | football


毎年お馴染み、マドリーの選手たちからのクリスマスのご挨拶が、(日本時間の)25日中に間に合いました。今年はコーチ陣も(でもモウリーニョはいない)。トップチームの選手たちの中ではディマリアのみが欠席で、そのためか、カカが2回登場。ディマリア、本当ならイグアインと一緒だったんじゃないかな。
動画は今のところ公式のものではありませんが、そのうち公式がNG集と共にアップロードしてくれるのでは…と期待。Youtubeのスノーマーク押して見ると、ちょっと雰囲気が出ます。
今回は他に、バスケットボールチームの挨拶と、カスティージャ&レアル・マドリーCのカピタンたちからのご挨拶も。








年明けスケジュール

2011-12-24 10:17:29 | football
リーガ・エスパニョーラ第18節スケジュール
1月7日(土)
 18時:ラシン・サンタンデール vs サラゴサ
 18時:レバンテ vs マジョルカ
 18時:レアルソシエダ vs オサスナ
 20時:レアル・マドリー vs グラナダ
 22時:マラガ vs アトレチコ・マドリー
1月8日(日)
 12時:ラージョ・バジェカーノ vs セビージャ
 16時:ヘタフェ vs アスレチック・ビルバオ
 18時:ビジャレアル vs バレンシア
 19時45分:ベティス vs スポルティング・ヒホン
 21時30分:エスパニョール vs バルセロナ


続いて第19節
1月14日(土)
 18時:サラゴサ vs ヘタフェ
 18時:グラナダ vs ラージョ・バジェカーノ
 18時:セビージャ vs エスパニョール
 20時:マジョルカ vs レアル・マドリー
 22時:バレンシア vs レアル・ソシエダ
1月15日(日)
 12時:アトレチコ・マドリー vs ビジャレアル
 16時:オサスナ vs ラシン・サンタンデール
 18時:アスレチック・ビルバオ vs レバンテ
 19時45分:スポルティング・ヒホン vs マラガ
 21時30分:バルセロナ vs ベティス

第18節、当初はマドリー対グラナダが12時開催になるかもなんて話もでてましたが、この通りになりました。日曜は、普段はないような16時開催とか、半端な時間スタートとか…そういえば前節か前々節あたりから、日曜の開始時間がちょっとズレになり始めてましたよね。22時開催冬時間だと、月曜の朝の出勤時間にかぶって困るんだ、という日本サラリーマンの意向が多少は汲まれたのでしょうか(少なくとも私はちょっと助かる)。

第19節で前半戦は終了です。と言いたいところですが、そろそろ忘れかけていた第1節、ストライキで延期になった試合が19節の後、1月21-22日に入ります。


マドリーの年明け
ということで、マドリーの年明けスケジュールは、
1月4日(水)20時 国王杯 マラガ戦(ベルナベウ)
1月7日(土)20時 リーガ18節 グラナダ戦(ベルナベウ)
1月10日(火)22時 国王杯 マラガ戦(ラ・ロサレダ)
1月14日(土)20時 リーガ19節 マジョルカ戦(オノエスタディ)
1月18日(水)勝ってたら国王杯 バルサかオサスナ(ベルナベウ)
1月21-22日 リーガ第1節 アスレチック・ビルバオ戦(ベルナベウ)
1月25日(水)勝ってたら国王杯 バルサかオサスナ(カンプノウかレイノ・デ・ナバーラ)

CLないのにかなりタイトなスケジュールで、しかもクラシコの可能性もあるという、なかなかハードな2012年のスタートになりそうです。

国王杯1/8組み合わせ抽選

2011-12-23 18:09:37 | football
マドリーはマラガと。

バルサと当たる可能性もあるポット分けだったので、ここでの対戦は回避できたわけですが、マドリーがマラガに勝った場合には、準々決勝でオサスナvsバルサの勝者と当たることに・・・。
しかも1/8、1/4のどちらもカーサが先なんですね。うーん……。

これで冬休み

2011-12-21 07:17:48 | football
11/12 Copa Del Rey Deiciseisavos-Vuelta
Real Madrid C.F. 5-1 Ponferradina

マドリーのゴール:カジェホン(25、88)、シャヒン(45)、バラン(49)、ホセル(78)

GK:アダン(82、パチェコ)
DF:アルティントップ、ペペ、バラン、カサード(70、ナチョ)
MF:ケディラ、シャヒン、グラネロ、エジル、カジェホン
FW:ベンゼマ(77、ホセル)

本日ペペカピタン。イケル、ラモス、マルセロ、イグアインがいなくて…で、次がペペなんですね。マドリーで5シーズン目。ポルトガル人選手がキャプテンマークつけるのは、フィーゴ以来のことだとか。
約束どおりカサードが先発で出場。無難によくやっていたと思います。カサードの後はナチョが途中から出て、アダンに代わってパチェコも出て、ベンゼマの代わりに出たホセルは、入った2分後にゴール! カジェホンもグラネロも含めて、カンテラ多目な構成でした。カジェホンは、もう言うまでもなく本当にすごい、地道にちゃんと仕事して、またこの試合でも結果を出しました。縦に抜けるのとか、基本的なパスとかトラップの技術とか、しっかりしてる。グラネロは、3点目のバランのゴールのきっかけになったFK(きれいに落ちて相手GKが止めきれず弾く)、全体にも落ち着いて余裕をもってパス出せていたように思います。
それからシャヒンがマドリー移籍後初ゴール、CKからのヘディングとは意外でした。ここのところ調子が良くなかったエジルも、この試合は攻撃を作るのにうまく効いてたと思います。

選手たちのコメント、特にカンテラーノたちのコメントがいっぱい出てきてるんですが、時間がないので今はとりあえずここまで。
あと画像と


これで今年の公式戦は終わり。選手たちはクリスマス休暇に入ります。再集合は12月29日の予定。

監督修行スタート

2011-12-20 22:41:22 | football
国王杯ポンフェラディーナ戦召集選手
GK:アダン、ヘスス、パチェコ
DF:ペペ、コエントラン、バラン、ナチョ、カサド
MF:シャヒン、アルティントップ、エジル、ケディラ、シャビ・アロンソ、グラネロ、カジェホン
FW:ホセル、ベンゼマ

負傷欠場:カルバーリョ、セルヒオ・ラモス
監督判断による欠場:イケル、アルベロア、マルセロ、ディマリア、カカ、クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン
サスペンション:アルビオル

早めに休暇をもらった選手たちが何人もいて、カンテラからGKのヘスス、パチェコ、フィールドプレイヤーでナチョ、カサド、ホセルが召集リスト入り。モウリーニョは試合前日会見で、「カサドは先発、ホセル、ナチョ、あとGKが1人ベンチにはいる」と言ってまして、少なくともカサド(左ラテラル)は先発で出てくるようです。
2点リードがあるとはいえ、だいぶトップチームの選手がいないというのは、やっぱり気が抜けない感じがします。



監督への第一歩
久しぶりにモリエンテスの名前が出てくるニュース。もう1週間前のものですが、モリエンテスは現在、UEFAの監督ライセンス(B級)コースを受講中なんだそうです。監督、向いてないと思ってたんだけどなあ。やっぱりプロの世界で生活してきたら、挑戦してみたくなるものなんでしょうか。こちらもなつかしい、セラーデスと一緒に受けたインタビューを。
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モリエンテス「監督育成コースの基盤は、成功を掴むのに、とても大切なものだ」
スパイクを脱いだフェルナンド・モリエンテスとアルベルト・セラデスは、教室で面白い冒険を始めることを決めた。彼らは、UEFA監督ライセンスB級の取得に向けた集中コースに没頭している。そして彼らからは、現在身につけている最終の学びに対するポジティブな言葉しか聞かれない。

Q:なぜUEFA監督ライセンスBを取ることに決めたのですか?
モリエンテス:それが、僕たちのスポーツ人生すべてでやってきたことだし、それにスペインサッカー協会が僕たちに、集中コースに参加する機会をくれたこと、この資格を取る機会をくれたこともある。将来を考えると、監督になるということは素晴らしいものだろうと思う。
セラーデス:一番の理由は、自分がそうしたいからだね。フットボールは僕の人生であり僕の情熱だ。僕が一番したいことというのは、フットボール界の人々と共にいることだ。近くにいることで、簡単に交わっていられる。覚えておくべきことやここで教えられていることを、学んだり理解したりすることには、とても心配ではあるけど。でも、ここへ来て以前の仲間たちや高い教育レベルを持った教授陣と、この経験を分け合える決断をしたことに、すごく満足しているよ。

Q:ここの教授陣の知識や、彼らが強調する内容は、あなたにどんな影響をもたらしますか?
モリエンテス:僕たちは、キャリアの中で彼らの多くに出会っている。ホルヘ・ギジェン博士、イニャキ・サエス、ヒネス・メレンデス…。厳しいコースではあるけど、説明される内容はとても納得のいくもので、僕たちはよく吸収しているよ。現時点で、僕たちがよく知っていることもあるけれど、僕たちが見逃してきた情報も与えてくれる。僕たちは、まだ大部分が選手の肌(選手気分)を残しているけれど、教授陣は僕たちに、「チップ」を変えて(?)監督の肌を身につけなければいけないとはっきり伝えてくれている。

Q:あなた方は、エリート・フットボールのクオリティを、全生徒達でシェアする助けになっているのでしょうか?
セラーデス:僕が思うのは、僕たちの環境をより良く互いに理解しているということ。多くがロッカールームを共有したり、チームメイトだったり、年齢も同じくらいで、ほぼ全員と対戦したことがあったり、それぞれのクラブや代表、それか下部のカテゴリーで出会っていたり…。親しくなるまでのプロセスなんかいらなくて、授業(演習)もはるかに楽に耐えられるよ。

Q:これはあなた方にとって初めてのフットボール育成に関わる環境でしょうか?
モリエンテス:育成の環境に入るのは僕には初めての経験だね。フットボールを引退して、比較的ごく短い期間しかたってないけど、最初の年は体と心を休める移行期だった。あれだけ何年もプロフェッショナルとして競ってきた後だったから。そして今は、将来を考えて、監督の仕事をするためのトレーニングを始める時だ。誰にとっても驚くべきものだし、このライセンスは僕たちがフットボールの基盤で仕事をするのに、とても役立つことだろう。

Q:フットボールの監督のどんな資質を注視していますか?
セラーデス:まだ僕たちは学びを終えてはいないけど、でも元フットボール選手としての意見を言いたい。このレベルの監督は、第一に、教育者でなければいけない。人生における良いものの価値を植えつけるんだ。スポーツとは素晴らしい保護(シェルター)であると伝え、フットボールを通じて、人生でそうあるべきものを教える。フットボールはまた、多くの場合楽しいものであって、義務ではないこと、少年達に学ばせ、楽しませ、教えることにできる限り最大限の時間を利用しようとすることだ。

Q:あなたのキャリアの中でどの監督が特別に記憶に残っているでしょうか?
モリエンテス:幸運なことに、僕は多くの、そして様々な監督と出会えたから、1人に絞るのはとても難しいことだ。僕がプロフェッショナルで最初に出会ったのがヒネス・メレンデス。彼は監督であり父親のようにも接してくれて、フットボールに関わるあらゆる価値を僕に教えてくれた。それからベニト・フローロも僕に大きな影響を与えた。ビセンテ・デル・ボスケやディディエ・デシャンのような監督にも出会った。その誰とも特別な関係を築いてきた。代表でも各クラブでも、皆から多くのことを学んできた。そして今そのことは、僕が選手でいたときよりも、はるかに価値のあるものになっている。

Q:将来フットボールチームを率いるという目標はありますか?
セラーデス:そういうことは考えていない。僕が考えていることは、前進し、学び、楽しみ…。こうしたことは真面目に捉えている。でも同時に、学ぶことを楽しんでもいる。一歩ずつ進んでいきたいし、それで将来になれば何が起こるかわかるはずだ。すべてのものにはそのプロセスがあり、今日現在のところでは、監督になることに執着しているわけじゃないんだ。

Q:成功を掴むために、この監督育成コースはどれくらい重要なものでしょうか?
モリエンテス:この育成コースは、人生のどの部分においても本質となるものだ。スポーツについて以前に、ある種の知識や専門性が必要とされる。そしてそれを将来の選手達に教えるときにはいつでも、適切にそうした知識を使うことが重要だ。この監督育成コースの基盤は、とても重要なものとなるだろう。こうしたコースで学ぶことは、後で実際に使われるものなんだから…。
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おまけ:画像追加
クリスマス昼食会の画像を何枚か追加しました。
○ドイツ人は巻きもの好き
○ベンゼマのシャツが、ぴちぴちで…腹見えてる
○マルセロのシャツは良いと思う


去就

2011-12-20 00:47:27 | football
今さらですが、先日のシャルケvsブレーメン戦後に出ていたラウルのコメントを。
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ラウル「僕は本当にこの経験を楽しんでいて、これが続けばと願っている。」
「チームは十分に試合を進めていて、特権的な順位につけている。」

スペイン出身のラウルは、シャルケが5-0の得点でヴェルダー・ブレーメンを下した試合でハットトリックを達成し、再び笑顔を取り戻した。そして、ドイツのクラブを離れることは計画していないと請け合った。
「何よりも素晴らしいのはこの勝利、勝ち点3を得たこと、どのようにチームが戦ったか、どれだけファンの皆が楽しんだかということ。」とラウルは、ゲルゼンキルヒェンでの試合後に語った。この試合でシャルケは首位のバイエルンから3ポイント差の3位で、今年を終わることになる。
「僕たちの後ろにつけているチームに対する、重要な勝利だった。」 5位となったヴェルダー・ブレーメン戦について、そう話した。
ラウルは、フェルティンス・アレナに再び自身の足で活躍を見せ、3点目を決めたときは、胸のチームエンブレムを叩いて、得点を祝った。
その様子は、メディアが憶測を巡らしているように、今シーズンが終わって契約が満了した場合、あるいはこの冬の中断期間でも、シャルケを離れる可能性があるということに対して、疑問を呈するものだ。
「とても感謝しているよ。僕はこの経験を本当に楽しんでいて、続けていけることを願っている。」試合後のドイツのテレビで、ラウルはそう話している。「来月には、僕が続けていくかどうかわかるだろう。1月に話し合いを持つ予定で、そこで何があるかわかる。」
「でも重要なのは、ラウルが続けるかどうかということではなく、スポーツ面のことだ。チームは十分に戦っていて、僕たちは恩恵のある順位につけている。」
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今シーズンいっぱいで切れる契約を、延長できるか延長しないか、1月になったら話し合うんだというニュースは少し前に出ていまして、ラウルがどうしたいのかはっきりわからなかったわけですが、このコメントだと、シャルケに残りたいと思っていそうな感触。



そして、
Bildによると、シャルケはラウルを「永遠に」残したいと思っている
というのが今日のASの記事。これ、シャルケのスポーツ・ディレクターのホルスト・ヘルトがBild紙に語ったところによると、という内容なんですが……。
前にも似たようなことあったと思うんですが、減るとは、当事者同士で話せばいいことや微妙な移籍の話を、簡単にメディアに流してしまうんですよね。ラウルの代理人のヒネス・カルバハルも、そういう姿勢に不満を示すような発言もしていたと思うんですが、今度もこのとおりで。とりあえず記事によると、単に契約延長したいというだけではなくその先の先についての話も挙がっているという……
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シャルケ04は、元レアル・マドリーのラウル・ゴンサレスを、「永遠に」つなぎとめておきたいと考えているそうだ、ということをドイツ大衆紙Bildが伝えている。ラウルがブレーメン戦で活躍し、ブンデスリーガから最も愛されている選手のうちの1人だということがはっきりした後のことだ。
クラブのスポーツ・ディレクターであるホルスト・ヘルトはマスコミに対し、ラウルとの契約を延長する意図があることを認め、同紙によると、くr部からラウルへの申し出には、ラウルがキャリアを終える際には記念試合を主催することや、「大使」としてシャルケと結びつき続けていくことなどが含まれている。
「彼はトップクラスの選手で、ファンも彼を望んでいる…。彼の求めるものが何かは私にはまだわからない。しかし契約は建設的な方向に向けられるだろう。」とヘルトはBild紙に語った。
(後略)
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クリスマス行事

2011-12-19 07:16:23 | football
セルヒオ・ラモス:左大腿二頭筋にグレードIの損傷
セビージャ戦後のモウリーニョのインタビュー内で、セルヒオ・ラモスはフィジカルの問題に耐えつつ試合をコンプリートしていた、と犠牲心を賞賛するコメントがありました。その負傷がこれ。軽めの肉離れということです。
負傷したままプレイを続けていたということで、悪化してたらどうするんだと思ったりもしますが、とにかく診断は軽度で長引くようなものではなさそうで、その点だけはよかった。タイミング的にも冬休みですから、火曜の国王杯は回避して、休暇中を注意して過ごせば問題にはならないかと思います。年末にかけて、またチャリティマッチなどイベントもあるかもしれないですが…うまくその辺りは回避を。



恒例の昼食会プレゼント配り
昼食会のディステファノ爺ちゃん周りが、なんか良い。






モウリーニョには、プレゼントちゃんと持てと言いたい。


こんな画像も見つけたので、近いうちにクリスマスメッセージ動画も見られるでしょう。

その他画像

スペイン人2位

2011-12-18 11:31:08 | football




ラウル、再びハットトリック! 昨夜のブレーメン戦で、3点決めました。昨シーズンもブレーメン戦は活躍してたような気がしますが…。
といっても、実は寝坊してしまい、試合は後半からしか見ていない上に録画もまだ…あとでしっかり見直したいと思います。いつも厳しい評価ばかりされているフラドも、この試合は手放しで褒められるほどの好パフォーマンスだったようで、こちらも楽しみ。

画像はこちら


先日のビジャの負傷以降、EUROに間に合わなかった時のため、ビジャに代わるストライカーは…という話題が出ています。そこに絡めてのMARCAの記事。
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では、ラウルはどうでしょうか?
もしまだ知らない人がいたときのために、ラウルはフットボール選手であり続けているということをまた思い出させているようだ。「7番」は、シャルケvsヴェルダー・ブレーメン戦で5ゴール中3ゴールをあげた。このことで、代表でのビジャの代わりとなるのは誰かということが話題になっている今、その名前がより大きな声で呼ばれている。もしそういう議論がされているなら、ラウルを忘れるのはアンフェアだろう。スペイン人であり、フットボール選手であり、ゴレアドール。なぜだめなんだ?なぜ良いんだ?
この問題はタブーとされるべきではない。次のデル・ボスケの召集リストに載るのがソルダードか、ネグレドか、アドリアンかと我々が議論するのと同じに、ラウルが登場する可能性についても議論すべきだ。ラウルについては、データがその理由を示す。今シーズン、スペイン人の中では、2番目の得点数だ。彼を上回るのはソルダードだけ。

数字はうそをつかない
ラウルは、ブンデスリーガで10点、ドイツカップで2点、ELで1点。トータルで13ゴールという数字は、ビジャ(9ゴール)がピッチに戻るまで彼の代わりとなるだろうと、MARCA.comでインターネットユーザーたちが挙げたソルダードより、1点少ないものだ。
ソルダードが14、ラウルが13、セスク・ファブレガスとアドリアンが10ゴールで続く(セスクの場合は欧州スーパーカップでのゴールを含む)。ジョレンテ(8)、ネグレド(6)、トーレス(4)もまた、ラウルに遅れを取っている。もちろん、シャルケがブンデスリーガではより多くの試合を消化し、この土曜日で前半戦を終了したというのも確かだが。
(最後1パラグラフ略)
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もう議論に巻き込まれてラウルが叩かれたりするのは嫌なので、どうでもいいとも思うんですが…。デルボスケは極力現状維持で冒険なんてしないだろうし(ラウルを呼ぶ気があるなら昨シーズンにできていたはず)。

単独首位で2011年を終わる

2011-12-18 10:38:22 | football
11/12 Liga Espanola 1a divicion Jornada17
Sevilla 2-6 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(10、41、85=PK)、カジェホン(37)、ディマリア(66)、なんとアルティントップ(89)

GK:イケル
DF:アルベロア、ドブレアマリージャでタルヘタロハになったペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ
MF:ラス、シャビ・アロンソ、カジェホン(45)、ディマリア(67、ケディラ)、クリスチアーノ・ロナウド
FW:ベンゼマ(85、アルティントップ)

決定機を何度も作られ、ぎりぎりのプレイも多く、退場者も出すほどのボディコンタクトも多く…こんな点差になるような展開ではなかったと思うんですが、こんな点差で終わってしまいました。
何が悪かったのかなー。中盤が少し空きすぎているような感じがしてたのと、マルセロがナバスにやられっぱなしだったのと。右サイドもけっこう突かれてましたが、こちらはアルベロアやラスのカバーなどで何とかなってましたが。左右から深くまで攻め込まれると、カバーにピボーテやセントラルが引っ張り出されていくので、中の守備の対応が大変になってしまうのかな。
ということで、とにかくこの試合のMVPはパラドンを連発したイケルさんに。守備が破られシュートを打たれ、しかしイケルがスーパーセーブで弾き出しまくる…というのは、何年か前まではしばしば目にすることができた光景でした。お疲れさま。
攻撃の先発は、エジルもカカもいなくて、クリスチアーノにディマリア、カジェホンと前へ縦へな選手ばかり。その割にはうまくボールをつなごうとしたりしてた感じもあって、悪くなかったんじゃないかと思います。ディマリアがアシスト2つで、いつもと違って中に入って、良い仕事ができていたんじゃないでしょうか。ゴールも決めて義父さんへのメッセージも掲げて、良かったね、という感じです。
あとはアルベロア、復帰おめでとう。開始すぐの時間に痛んでいた時は、復帰したばかりなのに…と心配になりましたが、その後は90分をコンプリート。まったく問題なかったと思います。試合後にTwitterで
「お祝いを言ってくれてみんなありがとう。1ヶ月辛い時を過ごした後で、またチームを助けることができてすごく嬉しいよ。皆に大きなハグを!」 だそうです。






イケルさんFBより
もう飛行機に乗ってマドリーに戻る準備をしているよ。先週土曜日の敗戦の後では、僕たちにとって重要な勝利だ。今日の試合は簡単なものではなかった。難しい相手で、彼らのファンが応援していたから。僕たちは2011年のLigaを首位で終わる。クリス(ロナウド)は僕に心遣いをしてくれて、マッチボールをくれたんだ。またもハットトリックで、僕は彼が何回達成したか忘れちゃったよ。おめでとう、そしてありがとうCR!!
*それで、クリスチアーノは自己中なんだって?ハハハ ―



画像
試合関連画像をPhotobucketでまとめてみようと思います。試験的に。特に使い勝手とか問題とかなさそうでしたら続けますし、やりづらそうだったり問題があれば止めます。
ということで、セビージャ戦の画像はこちら。似たような画像があるのは、真面目に選別してないため。
※スライドショーで表示できないかやってみたんですが、うまくいきませんでした…。他のアップローダの方がいいのかな。